2024年、我が家の高校受験

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都立高校受験が終わった。皆さま、お疲れ様でした。今頃、一般受験をした多くの凛々しき受験生は、解答速報を血眼になって見ているのだろうか。
さて、今回はしばらく登場していなかった次女の高校受験について、記録しています。「普通」の枠から飛び出した彼女が、今、どんな生き方をしているのか、どんな成長を遂げているのかを備忘録として綴りました。

※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。

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序:偏差値競争から逸脱して生きていく

どーも。ごデぶさたしておりまして。すんません。
ブログに書けることが最近なくて。っつーか子供の写真やらブログ記事を書かれることは、プライバシーの侵害であるのだと、次女が言ってたのでね、色々とオブラートに包みながらやっているわけであります。

身バレしない程度に、ママ子の内心だけをおっぴろげ、これからも細々と続けていきたいこの子育てブログ。

もうさ、ママ子は過去のママ子じゃなくなってしまったしね。過去に「偏差値至上主義」やら「学歴至上主義」を振りかざしていたママ子は、死んだわけでありまして。
もはやうちの子たちに、そんな事望んでないし、将来は、うまく社会に馴染んで幸せに自立していってほしいって。心から思ってんの。
<参考記事> 14歳から、子育てのやり直しをしています

なんかもう、子供が思春期迎えると、本当に親って自分の事見直す時期になるっつーか。ママ子がママ子の仕事だったり、好きな事を見つけてソッチに集中できるようにならないと。

マジで子どもへの依存になっちゃうもんね。

昔から言ってるんだけど、本当に子供の邪魔はしたくないモンだよね。ほーんとさ、年取ると、色んなことに諦めがついて、生きやすくなってる気がする。

アンチ1
アンチ1

典型的な毒親の日記としては良いモデルだと思うぞw

アンチ2
アンチ2

全てが行き当たりばったりですものね。反面教師として拝読させていただいております

アンチ3
アンチ3

そのうち娘に毒親として訴えられるぞ。ところで、ブログの閉鎖はいつだ?

ちょっとアンタたち!!💢勝手にブログの閉鎖をほのめかさないでよ💢
ママ子の生きざまはまだまだ続くよ!
実はとある事に挑戦してる最中なのよ、ムフフ。食べ物と楽しく生きることには貪欲なママ子。今日も元気にいってみます。

アウトローな道を選んだ、我が家の爆弾娘@次女の高校受験のお話です。

波乱万丈の中学時代!

詳しく書けないのでお察し頂きたいのですが、
我が家の次女は、中2から学習指導要領で示される9教科の勉強が完全に止まっておりまして。

本当に一般社会の人たちとは、違う生き方を2年間過ごしてきたわけです。
ゲームととYoutubeとアニメとSNS、オタ活…その他諸々、「インターネット依存」や「SNS依存」なんて叫ばれる世の中だったら、親が我が子に「絶対にやってほしくない」ことのオンパレードを一通りやってのけた。スマホ利用のルールなんて、ぶち壊して。
 <過去記事>中学1年生。対人恐怖症と、SNS(ネット)依存問題

マジで波乱万丈な日々。

優等生だった次女。中1の時点で、中学校3年間でもらう賞みたいなものを総ナメした。色んな分野で活躍してたっけ。でも、頑張りすぎてプツンって糸が切れちゃった。

ママ子は「もっと頑張らなくちゃ」って、偏差値の良い高校に入るための準備を進めようとして、次女が求めているものに気が付くことができなかった。
それに相まって、学校でのいじめ問題も深く彼女の心を傷つけた。
<関連記事>受験の不合格から50日経過⇒近況といじめ対策の一例

色んな辛い事があった。マジで死の淵まで行っちゃってた。いじめ自殺のニュースを見ると、心が痛くてたまらない。明日は我が身だと思って、毎日ママ子は、後悔と恐怖で泣いていた。2年前。

新しい世界を見つけて、少しずつ回復

次女には、休養が必要だった。通院した。新しい世界に足を踏み入れた。

とにかく、今までの人生全てが辛かったというのが彼女の本音だった。

そんな目に遭わせたのは、ママ子だ。ママ子のせいでこの子が病気になった。ママ子はここで自分を殺そうと決意した。過去の自分を殺して、死んだ気になって、もう一度赤ちゃん時代から、次女と向き合っていこうと思った。次女が許してくれなくても、それでも彼女の幸せを回復を願って、全身全霊を尽くそうと思った。
<関連記事>14歳から、子育てのやり直しをしています

ママ子が変わると、家族も変わった。みんなが優しくなった。家族の仲が、前よりもっともっと良くなった。

ほんの少しずつ、次女も変わった。笑顔が増えた。部屋から出て来た。ご飯を一緒に食べてくれた。新しい居場所も見つけた。

赤ちゃんみたいになって甘えてくれる時もあった。生きなおしみたいな感じで…乳児期→幼児期→学童期みたいな感じの変遷だ。しばらくすると再び退行する時ももちろんあって、幼児期に逆戻りして甘えることもあれば、急にブチ切れて思春期さながらの「不機嫌オラオラ期」になることもあった。

ママ子は、提案することを辞めた。次女が自分からやりたいという事だけ応援した。

勉強したら?」「受験どうするの?」とか、そういう話を全て辞めた。アンタもうね、そんな事言ってる場合じゃないのだ。こっちは、世間一般の「普通の中学生」とは違う世界に生きてるんだから。

ぶっちゃけ、今だから思う。

この期間。この2年間は、ママ子にとって、とても学びの多い、深く価値観を変えてもらった素晴らしい期間であったと思う。次女に地獄を味あわせてこんな事を言うのは、本当に酷い親なのかもしれないけれど、
本当の次女」に改めて関わることができて、良かったって思う。ママ子は愚かな親だった…今思うと、本当にね。

んで、高校受験、どうすんの?

マジで、この話題を避けて1年ほど経過したある日、次女から高校受験の話が出た

「私も、中学3年生か。受験生だよ!」という言葉が出た。

ママ子、内心ウォッヒャー(゚д゚)!だったけど、

表面上は「どうしたい~?見学とか行きたいところあったら教えてね~♪」という、寛大な親を演じた。その当時ママ子は、5科目試験を受けて、「普通の高校」に行ってくれる事を淡く期待していたわけだが、現実問題、前述したとおり「そんな事言ってる場合じゃない」んで、すぐに我に返った。

志望校に関して、次女は「どこでもいい」「どうでもいい」という言葉ばかり言ってた気がする。もしかしたら、この頃の次女は人生を投げやりに考えていたのかもしれない。

とりあえず学校見学に行こう!

行ける高校は、ぶっちゃけ限られてた。偏差値や成績なんて「おかまいなし」の学校である。

それが、本人の意思で、学校見学を始めてみると、高校っつーのは、それぞれ校風が全然違うんだよね。
ママ子は今回、これがマジで面白かった。昔、斎藤由貴が先生役でやってたドラマ「はいすくーる落書」みたいなね、THE BLUE HEARTS の「 TRAIN-TRAIN 」が流れてきそうな学校があって、田舎のヤンキーな先輩たちを彷彿と思い出して…心が震えたよ。

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しかし、次女にとってはそれが恐怖というか脅威というか、絶対にこんな所に入学するのは嫌だと思ったらしい。「学校の雰囲気が本気でヤバかった(語彙力💦)」という理由で、高校選びに積極的になった。っていうか、選択肢が狭いながらも、自分が「ここだ!」という学校をチョイスすることとなった。

ママ子的には、ㇹっとした…って言うとまたアレだけどさ。未来に希望の光が少し見えた気がしたんだよな。

結局、何回も同じ高校に行って、バッチリ授業も見学して、文化祭も行ったんだ。不安が無いわけじゃなさそうだけど、次女本人が決めた、ってことがもうスゴイことだから。ママ子、嬉しかったよ。

中3の2学期から高校受験の準備を始めた

とにかく、目的が決まったら早いんだわ、うちの次女サマ。
もしかしたら、将来どうなっちゃうのか、本人が一番不安だったのかもしれないね。
そんな不安を拭い去るように、自分で受験の準備を始めた。何度も言うが「成績がお構いなし」の学校を選んでるので、完全に5教科の勉強はナッシングである。

功績や検定の欄は埋めつくせるほどバッチリ書くネタがあるが、それを高校に提出することもない。
元・優等生の彼女は、その他の受験に必要な準備をコツコツと5カ月かけてやってきた。

居場所の先生には「次女チャンを落としたら、その高校が後悔するよ」と言わしめるほどに、完璧に仕上げて試験に臨んだ。

過去のママ子だったら、ぶっ倒れるけどさ、マジでNO勉で生きていけるんだな…って実感したもんなぁ。
勉強って何なんだろうって、改めて考えさせられる。
学習指導要領どおりに学校で勉強してトップ校に入っても、劣等感に苛まれて鬱状態になる子もいる。
<過去記事>進学校あるある「劣等感」との対峙

成績至上主義な場所でデキる子、デキない子を差別して。
本当に、こんなやり方で勉強させんなよ、ってマジで思う。

勉強って、学びの本質ってなんなんだよ。悔しさがヒートアップしてきた。
マジでこんなクソみたいなうちの中学校みたいな場所もさ。「普通」しか認められない排他的な場所でさ。いじめだの、足の引っ張り合いだの引き起こして。

あ、脱線してごめん。

併願校無し。一発勝負の高校受験。

そうなのよ。

併願校も無し。

次女に併願校の話をしたら「受けなくていいや…」って言ったので、一発勝負の受験となった。

こんな受験、過去のママ子なら、怖くて怖くてこっそり私立に願書提出してただろうけど…今は本人の言うとおり、志望校一本に絞って、本人なりに頑張ってきた。目的のために頑張るという事は、100点満点だったと思う。いや、点数なんかつけなくてもいいんだよね。

ママ子はずっと見てたもん。

悩んで苦しんで、葛藤した日々を。

頑張った結果が出るといいな。
桜が咲くと良いな…

結果は、後日ご報告します。

※結果記事デス⇒ 2024年、高校入試(一般受験)の結果。

コメント

  1. 良い報告しか期待してませんよ。絶対合格や!

    • ママ子 より:

      ・フンメルノート様

      うぅう、泣けるお言葉、ありがとうございます!!
      私も、次女、絶対合格してると信じています。

      高校生活は、もうね、楽しんでくれたら御の字です。
      それにしても…発表まで長いですよね💦
      大学入試も…長い(泣)、ダブル受験はドッキドキです。
      良いご報告ができますように!!