ママ友:「塾に行かせちゃえばいいじゃん!」

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ママ友さんから頂いた言葉にショックを受けた、エピソードを記録しています。

いつも元気なママ子であるが、他人の前だとどうもそうはいかない。
カッコつけるし、見栄張るとこもあるし、
そんな事したってバカと貧乏は滲み出てバレているのに
そういう事しちゃうアラフォー主婦、ママ子。

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ママ友とランチ

ママさんとのランチや飲み会などに出席することが
ほとんどないママ子であるが、
たまにママ子とランチしてくれる優しいママさんもいるのである。
達観してるっつーか、
ママ子もすごく尊敬しているママさんだし、大好きな人なのだ。

子育ての色々な事を話せる、数少ないお友達である。大事な人だ。

そのママさんに言われた一言で、グッサリとママ子は、心に毒矢が突き刺さった。

ママ友:「もうさ、塾に行かせちゃえばいいじゃん!

塾の良さ。
(そのママさんは、わが子を塾に通わせて受験させる事を決めていた)
塾に行かないとやっぱり無理だろうか、など、不安を口にしてこの流れになったのだ。

そのママさんも、
ママ子がhanaを塾に行かせれば、
受検の悩みや不安から解放されると思って、言ってくれた言葉である。


当たり前だ、ママ子は不安な気持ちいっぱいの中、
塾に行けずに一人でわが子を教えようとおもっていたのだから、
それを見かねた友人が口にするのは、
親切心だし、本当にそれがいいと思って言ってくれたのである。

ママ子:「そ・・・そうだね・・・それが一番いいんだろうけど・・・」


カリキュラムも組めず
(組んでもその通りに行かないし、間に合わなくなる)
ダラダラと勉強しているフリをするのは、もう疲れた。
でもだけど・・・

お月謝を払い、わが子が何やってるかわからない時間を過ごすのと、
目の前でわが子が勉強しているのを一緒に見ているのと、
どっちが安心かというと、
やはり、目の前で勉強やってくれている方がママ子も安心なのかもしれない。

・・・

「おいおいおい、その前に月謝、払えんの??

そ、それが大問題なの。払えないでしょ。nanaもいるのに、どうやってお月謝工面すんの?ママ子、働きに出られない理由があるんだよ。在宅で仕事しなきゃなんないのもあるし。

人には人の事情ってもんがあんの。本当に。

ママ子:「やっぱり、自分の子がどうやってできるようになっていくか、見たいんだよね。自分でどこまで教えられるか不安なんだけど、自力でどこまでいくか、やってみたいの」

そんなカッコつけてんだかなんだかわかんない返答でこの話題は終了した。

金が捻出できねーんだよ!!」なんて、言えなかった。

貧乏だから、塾に行けないのです。

絶望、失望、自己嫌悪。

お宅は羨ましいです。
塾に任せられる財力があって。
そのお金を捻出できるくらい外で働けて。
本当に羨ましい。
なんて崇高なお考えなんだろうか、
子供の人生に、必要な時に必要なお金をきちんとかけてあげられて

最初からわかっている事なのに、金持ちに対して僻む
羨むことしかできない自分が一番嫌いだ。

我が家は、月に何万もお金を出せない。
何度も考えた。
塾に行かせてあげられたらどんなに良いか

だがしかし、塾に行かせたら私立中学併願せざるをえないのだ。
我が家は私立中学に行かせてあげられるお金がない。
しかも姉妹二人とも。
無理すぎるのだ。
だから都立一本。
そうなると、やはり、塾に行かせても不合格の可能性もあるわけで・・・

そうであったら、中学や高校に入った時の塾代を貯めてやる事のほうが重要なのではないか。
果たして今ここで、落ちる確率の方が圧倒的に高い都立中受験のためにお金を、
大切な我が家のお金を使うべきなのか。

大学まで進学できるようにしてあげるには、どこでお金を使ってあげたら一番良いのだろうか。

非常に難しいのである。

悩んでる時間がもったいない。このブログを書いている時間ももったいないのかもしれないけれど。

もしこの世のどこかにママ子と同じ境遇の人がいたのなら・・・

わが子が「受験したい!」って言ってくれてるのに、
塾のお金も出してあげられない無念を抱えている人がいたのなら。
少しでもお互い頑張ろうって気持ちになってくれたら。
いや、ママ子が、ママ子自身がね、
世界のどこかに、同じ境遇で一緒に頑張っている人がいるって思いたいのかもしれない。

この貧乏の情けなさ、悔しさを

絶対に泣き寝入りはしたくない!

バカで貧乏で怠け者のママ子だけど、愛する長女、hanaのためなら死ぬ気で頑張れる。だから、諦めない。

どんなに苦しくて悔しくて、わからない事だらけでも、きっと見つけてみせる。諦めない。

過去問を全部解いて、全部理解してやる。

ママ子、悔しいと思うとやたら頑張る事ができるど根性タイプなのだ。
あたしはやる。やるしかない。
塾に行かせてあげられないけど、
塾に行くよりもずっと、ずっと、自分で勉強する楽しさをわが子に教えてあげたい。

【進研ゼミ小学講座】進研ゼミの基本情報

難関私立中学合格するご家庭が羨ましい

テレビで桜陰学園に合格した女の子や、
開成中に合格した男の子の特集をしていた。
立派な家にお住まいで、我が家とは別世界だ。
豪邸の中ってこうなってるんだな・・・

ママ子は目を皿のようにして、ワイドショーの番組を見る。

お父様が医者だと?教授だと?なんと素晴らしい御家族。

あの子たちと同じ土俵に立つには、ママ子が勉強して教えてやらなければならない。
あの子達と同じ土俵に立たせてやるのが最終目標だ。

このサイトのアドレス、[mezaseto-daiドットコム]なのである。

貧乏だけど、塾に行けないけれど、頑張ろう。

貧乏だからといってすべてを諦めるのか?
んなわけないだろう。
人生は夢を見て進んでいかなくてはいけない。何の罪もない子供が、こんなに若いうちから絶望なんて味わってはいけないのだ。

ママ友ランチは、生活格差を目の当たりにする。悔しくて悲しい瞬間が毎回訪れる。だけど、ママ子は孤独を再確認したあと、やっぱりこうやって悔しさをバネに頑張る事ができうるのだ。

貧乏に負けちゃだめだよ。きっと、絶対。諦めたら負けるだけ。貧乏に負けるだけ。hanaには、希望をもって生きていってほしい。

学ぶ楽しさを知って、幸せになって欲しい。

 【貧乏】塾代で夫婦ケンカ【教育投資】

コメント

  1. チビの母 より:

    こんにちは。
    早速来ちゃいました(^。^)
    最初に書いておきますが、今日のコメントは長くなります。すみません。

    ママ子さん、まず、報告です。
    チビは不合格でした。
    わかってはいたけれど、1分近く掲示板の前から動けずにいました。
    涙も出ました。

    チビはとても中途半端な時期に塾に行くことになりました。
    6年生の夏からです。
    そこからどれだけ伸びたか、正確にはわかりません。
    ただ、着実にできることは増えていました。
    不合格だから言うわけじゃないんだけど、塾じゃなくてもできたことも多かったと思います。
    実際に、作文を速く書く、という練習は自宅以外ではしていません。

    ママ子さんの言うように、塾に行かせている時間は何をしているかわかりません。
    我が子の理解度、進捗を把握するにはママ子さんの方法は正解だとわたしは思っています。
    そしてとても共感できるのが、塾に行かせると私立と併願したくなります。
    その先、私立の学費が払えないと分かっていても、その気持ちは残ってしまいます。
    特待生だったらいいんじゃないか?とかね(笑)

    でも、チビは私立は頑なに拒否しました。
    ビンボーな家の子は「お金がかかる」という言葉にこんなに拒否反応するんですよ~っていうくらい。
    私立中に行くなら地元の区立でいい、と。

    チビが不合格だった学校、チビはすごく行きたがっていました。
    高入もありな学校です。
    ですが、チビはもうここは受けません。
    その学校と同じ、もしくは少し上の高校を狙い、そこから行きたい大学に行くそうです。
    志望校からも、その大学には50人以上進学しています。
    チビは別の高校からでもその大学に進学できれば「勝ったことになる」と言っています。

    チビの2年半の準備期間は、都立中合格には結びつかなかったけれど、これから始まる
    「都立高校受検への3年間」の模擬体験ができました。
    チビは、今と変わらず週6で水泳を続け、全国大会を目指しながら都立高校の受検準備をします。
    都立中を受ける子たちがお休みしてしまうハードな練習もやってきているチビだから、ほかの子ができない「高校受検前なのに練習休まないポジバカ」ができると思っています。

    途中から完全にチビの話になってしまいました(*_*)
    ごめんなさい。

    • mamako より:

      ・チビの母さま

      まずは、受検、本当にお疲れ様でした。
      コメントを読みながら涙が出てきました。読んでいるとき、買い物中だったので、激安スーパーで涙するという不覚。
      どこまでもママ子は貧乏で、どうやったって、教育にかけるお金は限られている。ママ子ほどではなくても、チビの母さまもこの状況を理解してくださっているのだと勝手に共感しながら。

      週6で水泳しながら(しかも全国大会目指す本気のやつ)、ここまで頑張って来れたチビちゃんは、本当に強く強くなったのだと思います。精神的にも、人間としての成長も。
      「ポジバカ」なんてとんでもないです。
      学習指導要領が変遷していく中で、これから求められていくのは、「自分で困難に打ち勝ったストーリーを持っている子」だと思っています。「一点を争う絶対評価の試験」ではなく、「答えのない問題にぶつかって、どう解決していくかを考える試験」に変わっていくんです。

      だから、チビちゃんの経験は、これからの強い味方になってくれます。
      辛い気持ち、頑張った日々は、誰にも負けないチビちゃんだけのものです。

      高校受検、頑張ってください。我が家も同じ道をたどる気がする。
      四年生から塾に通って頑張っているお金持ちの皆さんに負けるかもしれない。
      でも、それでも、諦めないです。子供にも、諦めてほしくない。

      チビちゃん、行きたい大学決めてあるんですか?
      いいですね!楽しい大学生活思い描きながら、中学校生活も、高校生活も楽しんで欲しいな・・・
      頑張って欲しい。
      負けないで欲しいです。

      また遊びに来てくださって、本当にありがとうございます。

      そして、辛い中での報告まで・・・・チビの母さまにはもう、感謝感謝。。感謝しきれません。

      バカがワーワー言ってるだけのブログで申し訳ありませんが、また是非遊びに来てくださいね。