逆転勝利?直前にD判定だった大学に合格!

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2024年、大学に合格した長女。実は、直前期の模試の判定は、D判定でした…。受験は最後まで何が起こるかわかりませんっ!なぜ長女は、D判定の大学に出願したのか。そしてどうやって合格できたのか。
我が家の大学受験体験記として記録していきます。

※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。

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序:ダブル受験の余波…入学手続き後に燃え尽きた母

我が家のダブル受験も終わり、平和な春休みを送っております。ドスにちは。ママ子です。

あのさ、今だからこうやってブログ書いてられっけど、とにかく入試の後、合格の後の入学手続きがもうね、大変だったわけ。合格した我が子は立派だよ?だけどアンタ、こんな無能のデブに正確さとスピーディさを求めるなよ。

マジで死ぬかと思った。しかも我が家は貧乏だから、奨学金やら給付金やらの申請も本気のヤツで勝負しなきゃなんないの。そういった証明書類の用意と申請用紙の記入もあって、二人分の手続き終わった後に体調崩した。

なんかもう、色んな事が終わったと思ったら、ドッと疲れたんだよね。燃え尽き症候群ってやつ?
我が子をto-daiになんて入れようとした8年前。ちょうど受験ブログを書き始めた頃からずっと、なんだかんだ言って、ママ子も必死で駆け抜けて来たからさ。

アンチ1
アンチ1

そろそろこのブログも潮時だな。書くこと無くなったんだろ?

アンチ2
アンチ2

入学手続きくらいで体調崩すんですか?やはり社会復帰は諦めてください

アンチ3
アンチ3

結局有益な情報は一つも無いブログだったな。アクセス数も毎日1ケタw

ブヒョー!アンタ達!!失礼な事言わないでよ💢
ママ子のブログは閉鎖なんかしないよ!!毎回この閉鎖ネタやってると場末の商店街の「閉店セール」のやり口じゃん。

ママ子の母親人生はこれからも続くんだよっ!なーんつって、今日も元気にいってみまーす)^o^(

今回は、大学受験時の長女裏事情。ドッキリした話。本当に受験って最後までわからないんだよね…

大学に合格した長女の裏事情

長女は、東大受験を高3の1学期ぐらいで完全に諦めると宣言していた。
高1の頃は、模試だとC判定だったんだけどねぇ…
東大レベルには、絶望的に届かないと本人が思っていたのをママ子も知ってた。

ママ子は、
ぶっちゃけ、長女の大学進学を諦めても良いと思った時期もあった。
実は、学校を辞めることを覚悟した時期もあった。

そんぐらい、長女は超エリート進学校で、劣等感に苛まれ、自己肯定感が下がっていたのだ。
<関連記事> 第一志望校に合格した後の、悲しい話

おまけに次女の事情もあって
<関連記事> 14歳から、子育てのやり直しをしています
       2024年、我が家の高校受験

マジで長女には、家庭でも精神的な負担がかかった時期でもあった。

毎日、学校に行くのが苦しそうで苦しそうで、毎朝玄関で「行ってきます」と言う長女の沈んだ顔を見るのが、切なくてね…ママ子も辛かった。どうにかしてやりたい、ってずっとずっと、思ってた。

「学校、休んでもいいし、大学に行かなくてもいい。学校を辞めてもいいんだよ」って、何度も言ったけれど、真面目な長女は、そんなわけにはいかないって、思ってたんだろうな…ギリギリまで頑張ってた。

計算して休みながら、学校に在籍

高2の3学期になって、いよいよ具合が悪くなった長女。腹痛を訴える日も増えた。

マイナス思考のスパイラルにはまって、悪い妄想も始まる。友達との距離も開いて、自分から孤立していったんだと思う。今思うとね。

次女のこともあって、長女が学校に行きたくない気持ちを尊重することを決めたママ子。
「とにかく卒業だけはしておきたい」と言う意思確認が取れたので、

「行かなくて良い日は休もう」と決めて、ママ子は平気でウソの連絡を学校にした。
昔のママ子なら、学校をサボるなんてご法度だと思っていただろうけど、今のママ子は何よりも娘の心を守る事が一番大事だと思ってたから、モラルなんてクソくらえだった。

英検準1級の取得で、少しだけ自信を取り戻す

高3になった長女。苦しい中で、長女は最後の賭けにでたのかもしれない
ずっとね、本人は、勉強ができなくなった事にも悩んでた。
高2の頃から、記憶力が落ちて集中力も落ちて無気力状態であったと。後から思うと鬱状態だったんだろうね。

長女は「できる勉強しかしない」というスタイルで、自分の受験に必要な勉強だけを最低限頑張ることに決めていた。だから学校での授業を聞かなかったらしい。睡眠の時間だったり、内職だったり、学校の先生からしたら「イケ好かない生徒」だったのであろう。あからさまに長女を嫌う態度の先生もいたって、本人が言ってた。そりゃ不真面目な生徒がいたら、先生だって不快だもんなぁ…💦

そんな苦しい中、英検準1級に再チャレンジする決断を下した。このチャレンジには、正直、ママ子も驚いた。
<関連記事> 2023年第1回英検準1級一次試験の結果(高3)
       2023年【高3】英検準1級2次試験の結果

英検準1級に合格して、ほんの少し自信が持てた。
「高校での自分の功績は英検準1級がとれたことだけだ」ってママ子に言ってた。

そんな事、全然ないのに。もっと色々な事を頑張っていたのにさ。

辛い日々を支えた塾通い

本当に綱渡り状態の高校3年生だったが、高2の後半からようやく通いはじめた塾通いだけが本人の命綱だった。我が家の困窮した家計を気にしてくれた長女は最低限自分が必要だと決めた2科目だけを選んで受講していた。それ以外の教科も受けたかっただろうけど、自力で頑張ってた。

学校が大嫌いだった長女は、塾で大好きな先生の言葉だけを信じて頑張って来た。
彼女は塾を「素敵な大人の言葉が聞ける場所」だと言ってた。
勉強を教わるのではなく、長女の心の羅針盤が塾だったのかな、って思う。

だから、塾で教わらなくてもなんとかなりそうな、「共通テスト」対策に力を入れていた。

国公立大学進学も、共通テストでどれだけ点数がとれるかが勝負だった。

ちなみに、12月半ばからは、塾を辞めて大学受験勉強をしていたツワモノだ。

その後は、ブログに書いたとおり、共通テストで命拾いしたんだよね。
<関連記事> 共テ→自己採点→志望大学決定!

衝撃の事実が発覚!受験直前はD判定?!

共通テストから一週間が過ぎて、出願大学も決めてさ、だいたいママ子もホッと一息ついたのよね。

長女は、教材やらプリントやら散乱していた部屋を、週末にまとめ片づけをするって言って、休息DAYの週末(共テの一週間後)に自分の机まわりを片付けていた。

次女とワチャワチャ楽しそうな雰囲気。久しぶりに可愛い姉妹のやりとりを聞いて、ほっこりしていた矢先…

長女:「わ~!見てよこの模試の結果!あたし直前D判定だったわ!!」などと大声で話している声が聞こえて来た。

な…なぬ?!

人生に絶望し、学校に通うことすら苦しくなっていた長女。
<参考記事> 大学受験生の秋…全部E判定という現実
ママ子はもう、前述したとおり、成績とかどうでもいい、生きていてくれさえすれば、高卒だって、なんだっていいんだ!って思っていたから、長女の模試の結果を見せてもらわない日々が続いても、気にしていなかったのよ…

模試の結果をほぼ知らされてなかった親…

んとね、何度か見せてもらってたのよ、その、前にもブログに書いてたけどE判定だった模試とか…ネ。

そのあの、三者面談の時に担任の先生から見せてもらった模試の結果とか…ネ。

でも、本当にその2回ぐらいで…あとはもう、本人に任せてたっつーか、マジでどの大学に行ってもいいって思ってたモンで…長女の受験の実情を知らなかったのヨ…

まさか、そんな切羽詰まった状況で出願することになってたなんて、ママ子マジでびっくりした。

大学受験生の親って、こんなもんなの?
世の親御さんは、もうちょっと関わってたよねぇ?志望校の相談とか、してたよねえ??

いや、我が家も志望校の話をしたことはあったけど…
まさかそんなチャレンジングな受験になってたなんて、ママ子知らなかった。

だけど、本人はもう、前期試験は第一志望の大学を受験すると心に決めて頑張り始めてたわけで…

やっぱりママ子、何も言えねえ…

直前でD判定でも、第一志望の大学に出願した理由

一応、ママ子なりに長女を観察していて、なぜそんなチャレンジングな出願をしたのか、思い当たる理由を書き出してみた。

・共テの結果が思いのほか良かった

・過去にC判定だったこともある

・学力が上がってきている(直前期の確変

この三つが挙げられた。

共テの結果が奇跡的であった

自己採点なので、これでマークミスなどが発覚した場合は絶望するしかないのだが、、

自己採点の結果が奇跡的に良かったのである。模試の時や、共テの過去問では取ったことの無い点数を叩き出していたらしい。

そこで下駄を履かせてもらえたので、二次試験に少し自信が無い場合でも、頑張れば合格できるのではないかという、希望が生まれたのは、かなり大きかったと思う。

過去の模試ではC判定も取っていた

なんつーか、ギリギリのラインではあるが、C判定をとっていたこともあり、完全に絶望的な状況ではなかったと思ったんだろうね。(←ママ子は全く知らされてなかったけど💦

模試は、とにかく乱高下するのがデフォルトだと思ってた方がいいよ。
だって、受験って運みたいなところもあるじゃん。

得意な分野が出題されればラッキーだし、すっげー苦手な分野が出題されれば撃沈。
苦手な分野探しをするのが模試なわけだから。どんどん間違えて苦手潰しをしていくのが良いんだ。少なくとも長女は、模試の解きなおしをすっげー頑張ってた。

それでも、共テの過去問の数学が50点いかない時もあるって泣きべそかいてたらしい。

長女は、塾で塾長の先生にアドバイスをいただいて、(もちろん東大以外の)第一志望大学を決定した。

今だから言えるけれども、その第一志望大学でさえ、その塾の辛口だが長女が大好きな先生に「無理だからやめとけ」って言われてたんだそうだ…😨

後から聞いて、ママ子は顔が青ざめたっけ。

後日談は怖い話がどんどん出て来て、ママ子も心臓がハカハカしっぱなし💦

直前期の確変(学力の急上昇)は、本当にある!

あのさ、今頑張っている受験生は信じて欲しい。
諦めないで頑張ってきた人なら、きっとこの時が来るんだ。ただ、その時期が適切であれば合格するし、少しでも遅れてしまうと不合格になる。

マジで、高3の最後の模試が終わった後、直前期の確変があるってことを、長女は身をもって体験したんじゃないかな。

共テが終って、共テ利用の私立大学の合格がほぼ確定して、第一志望大学への出願が決まった時に長女が言った言葉…

「あれ?数学、やけに簡単に解けるなぁ…って思ったんだよね」って。

共通テスト中に、そう思ったんだそうだ。

長女は試験本番、マジで当日ギリギリでそれを体感した。

ちなみに、中学受験の頃は、確変が起こり始めた頃(急上昇の途中)に受験当日が来てしまい、不合格になった。直前期まで死ぬ気で頑張ったが力及ばず、という悲しい現実も経験した。
⇒ 奇跡は起こらなかった。実録!不合格の受け止め方。

だから、確変が起こるタイミングに合わせる受験勉強も大事なんだろうね。

そこまで想定して学習計画立てたつもりであっても、予定どおりに進まない事もあるから、本当に受験って残酷なんだけどさ。

めざさなくて良かった、東大。

高1からしっかり塾通いしていたら、東大に合格していたかもしれない、ってチラリと思う事もあったが、長女はその意見を真っ向から否定した。

無理だよ。部活やりたかったし、学校の勉強だけで精一杯だったし、私にはキャパオーバー」なんだそうだ。

東大合格できる子は情報処理能力が高い子だと林先生が言っていたが、本当にそうなんだろうな。

めざさなくて、良かったよ、東大。うちの娘が、「違う」って言うんだから、そうなんだよ。
なんの未練もない。マジでうちの子が行く場所じゃなかった。それが正解。

ママ子は過去の自分の愚かさを、悔いて悔いて悔いて、それでも悔やみきれない。東大にこだわった毒親のせいで、子供達の自己肯定感を下げて、鬱状態にまで陥らせて…本当に申し訳なかった。何度でもいう。このブログのドメインは呪いだよ。今のママ子にとっては一生背負っていく十字架だ。

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信じて諦めないことと、ご縁(運)。

脱線しまくってゴメン…💦
結局、何が言いたいかって言うと…

受験って、運だったり、ご縁だったり、そういう部分も少なからずあるってことだ。

合格を信じて死ぬ気で頑張ること、諦めない事も絶対大事なんだが、それプラス、運やご縁があるということは、悲しいかな、仕方のない事なんだよな。

E判定とっても、D判定とっても、受かる時は受かる。落ちる時は落ちる

そういうギャンブルみたいな、一か八かみたいなのがさ…
鉄緑会では「インフルエンザになっても東大理Ⅲに合格できるほどの力をつける」って言われてるけど、やっぱり受験当日に交通事故に遭ったりなんかする確率だって、0%じゃないわけだものね。

受験結果が全てじゃないって、受験勉強を頑張る全ての受験生に、贈りたい言葉だよ。
まあ、こんなバカ親が偉そうな事言える立場じゃないんだけどさ。

今頑張ってるあなたが、それが真実なんだと。

本当に心からそう思う。頑張った事実は消えないんだから。
合格だろうと不合格だろうと、死ぬ気で頑張った自分を、我が子を、どうか称えて欲しいと。

ママ子は「受験」ってものに、8年間向き合ってきて、すごく思った。
自分のために頑張った自分が真実なんだ、って。
受験が良いとか悪いとか、日本の教育がダメだとか、偏差値主義がどうだとか、金持ちだとか貧乏だとか、そういうのじゃなくて。

自分のために頑張った自分を、大事にしてほしい。ずっと、ずっと。

だからママ子は、みんなにバカにされるような偏差値のFラン大出身だけど、そんでも大学って場所に行きたくて、受験期にメンソレータムを目に塗りながら、バカなりにモーレツに頑張った時期を、愛おしく思ったりもしてる。今だから、それが言える。

頑張った我が子達を、過去に悔し涙を流した我が子達を見たから、それが言えるんだ。

無駄に長くなっちった💦

ここまで読んでくださった方がいたら、本当にありがとうございます。

また貴重なお時間をムダにさせたこと、お許しくだせぇまし。

コメント

  1. フンメルノート より:

    なんでそんなにも努力家なんだろう。
    素晴らしいことです。
    そして結果的には親孝行。
    もう充分なほど。
    ほんとにほんとにおめでとうですね。
    そして自由に!好きなことを!
    楽しいことを!

    • ママ子 より:

      ・フンメルノート様

      そんな風に言っていただいて、ありがとうございます。
      遺伝の要素が見られない、突然変異で生まれて来たような娘です。
      マジで、親孝行ですよね…
      親としてなんの甲斐性もなく、申し訳なく思っています。

      たぶん25歳ぐらいになったら、ギャンギャンの思春期の反動や反抗期が訪れるんじゃないかと、今からビクビクしてるんですが(^_^;)

      長女の春休みはもう、アニメや漫画、バイト、お友達とのお出かけなど…好きな事を沢山やっています。アニメやユーチューバーなんてあまり見たことがなかったので、次女に教わりながらオタク界の扉を開けて楽しんでますよ(笑)
      もう自由ですよね。色んな呪縛から逃れて、好きに生きて欲しいです!
      大学生活、楽しんでほしいです~!