2021年、次女nana:中学入試の結果と備忘録

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2021年、2月3日。公立中高一貫校を受検した、次女nana。
併願校無し。貧乏受検のため、塾の利用はほんの少しだけ。
入試前後の様子と、入試の結果を記録しました。

※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。

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序:2021年、2月。入試前夜の子どもとバカ母の様子

2021年、2月2日の夜。

次女nanaの様子は、ハタから見ていると、いつも通りだ。

たまに、

nana:「ホントに…明日、受検本番なんだよね。ヤバ!」

などと、つぶやく程度。

受験前だというのに、
「あ~、どうしよう!!」
などと、悶絶する様子もなく、淡々と入試直前のチェックや勉学にいそしんでいる。
この子は、感情を表に出さない。必死な時こそ、感情をひた隠しにする。そういう子だ。

それに引き換え、緊張と混乱でトランス状態のママ子。

一週間ほど前の、長女hanaの推薦入試不合格という現実も重なって、乱れに乱れるメンタルのヘルス。
⇒ 2021年 都立高校推薦入試の合格発表・結果


悶絶しまくって、落ち着いていられない。誰かたすけて。
なんかもう、全力で叫び出したい、暴れたい。
往年の「尾崎豊」の曲が頭の中を駆け巡る。
「盗んだバイクで走り出すゥッ♪ 行く先もわからぬままァ~」
・・・つって、ママ子がやると、完全に認知症の疑いを心配されるお年頃となってしまった。

ママ子:「あ、あ、明日は入試だってことは、さ。親がギンギンに意識すると、子どものストレスになるよねえ?」

パパ男:「あのさ、こんだけ部屋中に新聞の社説やら時事ニュース貼り付けて、合格祈願の飾りつけしといて、意識すんなって方が無理じゃね?」

呆れ果てるパパ男。

そう、もうね、部屋中がウザイこの状態。オサレなインテリアとか完全に無視した室内。
もちろん、娘達には大不評である。ママ子の乱れたメンタルを映し出すかのような室内。

夜ご飯のメニューは、質素。
油、肉、揚げ物、高カロリーを一切排除した、ヘルシーメニューを準備した。

ママ子だって、本気出せば肉と油無しの食事、作れるんだからっ!
そして、普段の家庭の雰囲気を、穏やかなナチュラル感を重視したい。
なんとしてもリラックスしてもらって、今までの努力を(できれば10倍ぐらいアップさせて)発揮してほしいところである。

・・・

「不合格の要因を集結したような家庭だなw」

「いい加減にしてください。入試直前に邪魔ばかりして…同じ母親として、信じられません」

「あーあ。このブログ、受験大失敗ブログとしては天下一品だな!!」

ちょ、チョーっと!!アンタ達、酷いこと言うね!

ママ子、本気で必死で死ぬほど怖い思いをしながら、愛する我が子をサポートしていたのに…(涙

今回は、次女nanaの中学入試の記録と、結果発表の記録です。

希少な読者の皆さま、お待たせしてしまって申し訳ございませんでした。

次女nana、最後まで頑張りました。

入試の結果発表。本当は、少しだけ期待していました…

もう、何度もこのご報告するの、身を切られる思いなんですが…

結果は、不合格

次女nanaは、志望校に、合格できなかった。

ママ子は、3年前を思い出す。
⇒ 2018年受験終了~合格発表。見に行く?

あの頃は、全てが初めてであった。手探りであった。
合格発表も、人生全てかけてやってきた努力が玉砕…なかなか受け入れることができなかった。

志望校との距離感と、入試の手ごたえ

2021年の本番に向けて、「中学入試は親の受験である」という言葉を胸に、
ママ子は、長い間すんげー頑張った。

次女nanaには、三年前の反省を生かし、データ作成から、解答用紙作成、類題収集など、事務的サポートを中心に、だいぶ効率の良いサポートができていたハズである。

模試も右肩上がりで、長女hanaの時よりもずっとずっと、志望校との距離が確実に縮まっていた。
作文添削では、ほぼ合格レベル。
過去問や初見の問題も正答率が上がって、
数学系の問題を「解くのが楽しい」というレベルに達していた。

入試の出来栄えも、本人が「けっこうできたかも。」という手ごたえ。

この次女nanaの「できた!」は、昔からアヤシイところがあるのだが、
そんなの忘れて、ママ子は、ほんのり期待してしまった・・・

もしかして・・・合格しちゃうかも?!

なんて、、おこがましくも、思ってしまった自分がいた。

我が子に、不合格の事実を伝えた 一部始終

そして、次女nanaが下校し、不合格を伝える瞬間がやって来る。

いつも、いつもツライ。

3年前は、自殺したいほど辛かった。
でも、今は、
我が子の努力を称え、励まし、抱きしめるのがママ子の役割
であると自負しているので、絶対に自殺なんて考えない。

ママ子は、なるべく静かに伝えたいと思った。

ついに、不合格の事実を伝える瞬間がやって来る

nana:「ただいま~」

いつもより、少し小さな声で帰宅。ママ子の顔を見ない。

ママ子:「お、おかえり・・・」

完全に”察してくれ”というような、小さな声で、次女nanaを迎えた。

どうだった??と聞かない。すがるような目で、ママ子のことを見ることもしない。

「そっちから言いなさいよ」

って、言われてるみたいだったので、ママ子、意を決して、次女nanaに不合格を伝えた。

ママ子:「nana、ごめんね、〇〇中学校、不合格だった」

nana:「フーン…」

そう言って、宿題のノートを開くnana。

ママ子:「ごめん、合格させてやれなくて、ごめんね。でも、本当によく頑張った。アンタは、すごかったよ。ママ、見てたから。アンタのこと、尊敬するよ。本当に誇りに思う。」

ママ子は小さい声で、ありったけの思いを伝えた。

nanaは、こらえきれず、フっとうつむいて、泣きだした。

驚いた。

こんなにシクシク泣くnanaを、初めて見た。

いつもは悔しいのを我慢し、顔をあげ、眉毛をキリっと上げたまま、
怒ったような顔で涙をポロリとこぼすnanaが、両手で顔を覆って、シクシクと泣いている。

どんなにか、無念なのであろうか。

全て、ママ子の戦略が甘かったのだ。ママ子のやり方が、悪かったのだ。ごめん、ごめん、nana。

ママ子は、nanaを抱きしめると、首を振り、絞り出すような声で、

nana:「ママは、悪くない・・・」

と、言うと、また、シクシクと泣き出した。

なんとも可愛く、弱弱しく泣くんだろうと、
張り裂けそうな心の中で、
ママ子はnanaを、

心の底から愛しいと思った。

都立中受検の得点開示に行くか・否か。

合格発表の前は、

nana:「絶対に得点開示するから!!

と言っていた次女nana。

長女hanaが不合格だった時は、得点開示をする気も起こらなかったので、しなかった。
当日の点数は、闇に葬られたのだった。

次女nanaは、どうだろうか。

ママ子としては、得点開示しない派である。
落ちた現実を、もうこれ以上つきつけないで欲しい。
傷つきたくないし、ママ子一家にとって、必要の無いデータだと思うのだ。

うちの子を落とした学校のことなんて、今すぐ忘れたい、というのがホンネだけどさ。

ママ子:「ねぇ、nana、得点開示、する?? ママは、別にしなくても良いと思うなあ。惜しかったからって、もう志望校とのご縁は無いし、過去は振り返らずに行きたい。でも、nanaが、きちんと現実を受け止めて今後の参考にしたい!って言うなら、一緒に得点開示しに行こうよ」

nana:「・・・いかない。行きたくもないよ。」

nanaは、うつむいて、そう言った。
ママ子はホッとした。
もう二度と、あの学校の門をくぐりたくない
ママ子、正直に、そう思った。

恨みつらみではないけれど、ご縁が無かったのだ。
サヨナラ。
後悔させてやるわよ。
こんな良い子を振っておいて。
失恋から立ち直るのは、断然女の方が早い。
すぐに忘れてやるわよ。
この子、絶対にイイ女になるの。
そして、もっと良い学校を目指して高校受験を頑張るんだから!!

不合格への免疫がついちゃったみたいです。

あのさ、もうね、こんな免疫イラナイ。

なんつーの?そんなに凹んでない自分がいる。

いや、絶望してんのよ? 一応してんの。
だけど、デジャヴ感っつーか、既視感っつーか。
完全にこう、鮮度下がってるっつーか。
初恋とかセカンドとかそういうアレとはまた違うかもしんないけど。

これはもう、次女nanaと長女hanaとの思い入れの違いとかじゃないのよ。

両方全力でね、人生かけてやってきてんだからさ。こっちもね。
そうじゃなくて、なんつーか、

こんだけ落ちて、不合格経験してると

・・・慣れた・・・・よね?

”不合格慣れ” っつー、最悪の経験ジャンジャン積んじゃって。

なんなのよ、
この「不合格オバサン」って、ネーミングも良いなぁ・・・
なんて一瞬ブログネタに丁度いいぞ、つって
ムフっちゃった自分、なんなのよーーーーー!!!!

そういえばママ子、
高校時代も大好きな男子に何度もフラれまくって、
フラれることが全然怖くなくなったという、図太いメンタルの持ち主であった。

なんかもう告白イベントを計画するのとか、電車で会う作戦立てるのとかに、燃えちゃって。

全然成就しなかったけど、「好きでいること」が、めちゃクソに楽しかったっけ。

相手はすっげー迷惑だっただろうなぁw

次女nanaの、底力!不合格を受け入れて、乗り越える。

あのね。

不合格ホヤホヤなのに、
こんなにママ子が明るいのは、どうしてだと思う?

次女nanaが、凹んで落ち込んで、不合格を受け入れられない状況だったら、こんなアヒャってないよ、ママ子だって。

そう

次女nanaには、先を走る姉、hanaがいた。
中学受検が不合格でも、楽しそうに通塾する優等生の長女hanaを、間近で見ているのだ。

「あたしも、絶対にそうなる」

信じて疑わないnanaであった。

こーゆー思い込みが激しいとこ、ママ子に似てて、本当に良かった部分だよね。

思い込みって大事だよね。「できるか、できないか」って悩むより

「できる!」って思い込んじゃった方が、絶対に前に進めるよね。

実際問題、ダブル受験。凹んでる暇もなく、合格ラッシュと戦うnana。

不合格の数日後には、長女hanaの高校入試。一般入試がはじまる。

ママ子は、落ち込んだ次女nanaのメンタルに細心の注意を払いながら、
長女hanaの入試に備えなければならないという、無理ゲーに突入することになる。

次女nanaは、すごく我慢していた。
週が明けると、クラスでは合格ラッシュ。
三年前も、長女hanaは、残酷な現実を突きつけられた。

 合格ラッシュ VS 不合格の娘。

週明けに、合格組であるクラスの女子に、暴言を吐かれたnana。

以前から、nanaに嫉妬し、嫌がらせやイジワルを繰り返して来た女子だ。

彼女も、中学受験をして、私立の学校に行くんだそうな。
勉強はあまりしてなかったとのことなので、なんていうか、相応の偏差値の学校に進学されると聞いていた。

そのイジワル女子の暴言は、
口に出すと、自分が汚れそうで、あまりに短絡的で残酷な言葉であった。

同じ人間として、そのクラスのイジワル女子のことを、ママ子は可哀想に思った。
どうしてそんな酷い事を他人に言えるのだろうか。
あなたは、人の心をグシャグシャに潰す事が、そんなに楽しいのか。

nanaは、心の中で殺意を覚えたんだと言っていた。
そのイジワル女子の暴言を聞いていた別の不合格女子(Aちゃん)が泣き出したので、
被害者張本人のnanaは、ずっと彼女のことを抱きしめて慰めていたそうな。

Aちゃんも、nanaとは別の公立中高一貫校を受検。
併願校の私立は合格していたが、地元の中学校に進学することになっているのだという。

男前だな、nanaは。

学校での「中学受験合格祭り」や周囲の「ご新規スマホゲット祭り」に取り残され、

嫌がらせをされながら、苦しさと悲しさをグッとこらえて、
帰宅後に

nana:「うああああああ!!!あいつ、超ムカつくーーーーー!!

と、吐き出す。

ママ子:「あーあー、よしよし!!良く頑張った。アンタは偉い子だねぇ、もう、最高だよ。ホレ、このお菓子すげーウマいよ、食べなよ!!ホレ!!」

ママ子の腕の中で、nanaは、嬉しい言葉を発したよ。

nana:「ママ、あのね、Aちゃんと、仲良くなったよ。高校受験で、絶対に見返してやるんだって、二人で誓ったよ。ママ、私ね、Aちゃんがいてくれて、私、本当に嬉しい。良かったよ。」

受験生の母、不合格の悔しさを受け入れて、やっと泣けた。

次女nanaの言葉を聞いて、ママ子はようやく、大声で泣くことができた。

うわあああああああああ・・・・(←ママ子の慟哭の音)

ママ子は、泣いた。本当はずっと、こうやってワアワアと泣きたかった。

頑張ったnanaを不合格にした学校に、
なぜ、どうしてって、うちの子こんなに頑張ったのに
っていう思いが溢れて。

それから、この子が、成長していることに。

そして、Aちゃんとの友情に。

無宗教だけど、神様、ありがとうっつって。

nanaのことを守ってくれた、見えないチカラに、
周囲の友達に、nana自身の心に、
nanaを取り囲む全ての人たちに、

「ありがとう」と思った。

心の強さは、作れる。

どんなにか、辛かっただろうに。まだまだ、きっと、辛いだろうに。
nanaは、もう、
nanaは、もう、前に進んでいる。

「ハァ? もう凹んでないし。」

そんな風にクールに言い放つ次女nanaは、男前で素敵女子である。

そんなnanaを、ママ子は、心から、誇りに思っている。

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コメント

  1. 残念で悲しい。あんなに頑張ってたのに。

    でも使い古された言葉だけど、この体験は、合格しか経験してない人間には絶対わからないメンタルの強さと強い意志と、なんといっても人の痛みを解る優しさを持った素晴らしい人間への階段登っていると言うことです。

    このブログ、まだ一度も合格を見ていない受験ブログなんだけど、めっちゃ貴重。これが僕なら心がポッキンしてますσ(#)Д`) 

    大人になった二人に改めて読ませる時が来るから、絶対保存しててくださいね。ママ子さんの二人への想いと愛、身に染みることでしょう。

    赤点取らなきゃいいや程度しか考えない野心も根性も競争心も無い愚息とそれを育てた我が家と比べてもしょうもないけど、素敵な子育てしてますよ。

    でも悔しいなぁ。そんなこと思っとる真っ赤な他人のおっさんもいるんだ、と思ってください。
    で、次の話題でガッツポーズできますよね?きっと。

    • ママ子ママ子 より:

      ・フンメルノート様

      もう、もう、なんと嬉しいコメントでしょうか・・・
      ありがとうございます。
      本当にありがとうございます。

      そんな風に一緒に悔しがってくださる方がこの世の中に存在しているだなんて。
      ママ子、本当に心から有難い事だと思っております。

      ママ子のバカな操作で消えてしまわないように、このブログは大事に大事に育てていきたいと思っています。

      チラチラと出て来るご子息の話題ですが、ママ子はフンメルノート様のご子息への愛をすごく感じます。

      完全に主観でブログ書いているママ子の子育ても、毒親でウザがられるダメな子育てですよ。一般的に見ればww
      子どもが100人いれば、100とおりの子育てがありますものね。
      ママ子は良いだとか悪いだとか、子育てに評価なんてできないんじゃないかな、って思うんです。
      そりゃ、極端な話になると別ですけど。

      フンメルノート様から頂いたアドバイス、実践しました!
      入試当日、周囲の視線をモロともせずに、愛する娘の後ろ姿を写真におさめました。

      仰る通り、写真に残せて、本当に良かったです。
      なんだか斜めのピンボケの写真ですが、ママ子はこの写真を見ながら、毎日毎日、合格発表の日まで、乗り切りました。

      更新まで、もうしばらくお待ちくださいね。
      いつも本当にありがとうございます。

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