小学3年生、次女nana…
なななんと、学校のカラーテストで、45点という、凄まじい点数を取ったことが判明。「優等生」として頑張っている次女nanaに何があったのか…とりあえず、凹みました。
※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。
序:小学校3年生の12月。ママ子、食欲無くす…
師走。あのさ。12月ってもうちょっとワクワクテカテカしてるモンだよね。
…今、ママ子は肉の事も考えられない。イモの事も考えられない。
なんでこうも、成績に囚われて生きていかなきゃなんないんだろう。マジで気が狂ってるんだよな。自分がさあ。
過去への旅~中学受検を振り返って。
12月にあのね、まさかこんな目に遭うなんておもわなかったんス。
タイトルでもう予想ついていると思うんですが、我が家の爆弾娘、nanaさま。
自分のバカさを棚に上げてワアワア騒ぐなよw
ママ子さんの遺伝子を一番に引き継いでいる次女さんですね。溺愛するのも納得ですよ。
テストの点数が悪くてここまで暴れるママ子こそ毒親だな。
もう、ママ子、本当に思い悩んで眠れなかったってば。
本当に、ママ子みたいな人生歩んでほしくないんだってば…
どうしよう、nanaを、どうやったら守ってやれるんだろう。
学校では優等生を演じる爆弾娘、nana
我が家では、本当に傍若無人の爆弾娘、ギャーギャーワーワー。
「おなかすいた!」
「hana(長女)だけずるい!!」
「やだ!疲れた!寝る!!」
↑
こんな子なのに、
家の外に一歩出ると、ものすごーーーく優等生な女子に変身するらしい。
学校の先生から頂いた言葉には、
先生:「nanaさんは、もう優秀すぎて…言う事ありませんよ。お友達にもとても優しくて、お友達に勉強も教えてあげているんです!」
なんて、おいおい、マジかよ、人違いじゃないか??、っつーのもあったりして。
そんな事言われたら、ママ子も安心しきっちゃうっていうか、外で良い子チャンやってるぶん、家で発散してんだろーな、ぐらいに思っていたんだよね。
しかも長女hanaの受検もあったし、nanaの学校の勉強は「そこそこオッケー」とか思ってたのが間違いだった・・・
お友達からの問い合わせで発覚した事件
そんなある日の夜、nanaのクラスのお友達ママさんから連絡が来た。
お友達ママ:「うちの子、連絡帳書いて来なかったのよ~!しっかり者のnanaちゃんに教えて欲しいんだけど、良いかしら?」
少し遅い時間に連絡に気が付いたママ子、nanaが就寝した後なので、ランドセルから連絡帳を取り出す。
ははーん、オーケーオーケー、連絡帳ね、うちのnanaがしっかり者だなんて、お友達ママさんたら~ウフフ♪
なんて、ランドセルの中を見てみると…学校からのプリントを入れるファイルが、やたら膨らんでる…
ん?なんだこれ??
つって…
開けてみたら…
・・・
・・・
があああああああああああああああん!!!!!!
テストの束だった…おびただしいテストの束。
おまいさん、2学期からのテスト、全部溜め込んだよな?
しかも、ほとんど悪い点数。
100点のテストだけ、ママ子に見せていたらしい。
その中に、45点のテストを発見!!
え??
目を疑う。何かの間違いかと思った。夢だよね??
どどど、どうしよう・・・・
ママ子:「ぎゃあああああああああ!!!!」
大声で叫んでしまった。
パパ男:「なんだなんだ、どうした??」
hana:「ママ、何?ゴキブリか何かいたの??」
慌てて子供部屋に駆け込んでくるパパ男とhana。
nanaは、熟睡中らしく、起きてこない。
ママ子:「うわわわわーーん!!ゴキブリであって欲しいよ、
もう、こんな点数に出会うんだったら、ゴキブリに出会いたかった!!」
半泣き状態で取り乱すママ子。
hanaは勉強を終えて寝ようって時だったのに、
目が覚めてしまったようで、テストを見て呆然としていた…
hana:「学校のテストでこんな点数取るなんて…nana、本当に大丈夫かな。実は、宿題も全部答え見て丸写ししてたの、見た事あるんだよね。いつもそれやってたから、勉強わからなくなっちゃったんじゃないかな。」
本気で心配している
悪い点数を隠していた娘と、どう向き合うか
んとね、ママ子も、寛容な部分あった。
以前60点のテストを放置していたことも、「きっと復習すれば大丈夫」などとタカをくくっていた…偉そうに、そんな事言って、申し訳なかった。
ガーン!60点?!~ランドセルの底に、ぐちゃぐちゃに入っていた答案~
まさか。
まさかここへ来て、学年上がっちゃって、こんな、45点を取って来るなんて…本当に深刻。
せめて、一般の学力レベルは、あって欲しかった
なんつーのかな。
そんなね、「最高レベル」とか、求めないけどさ。
さすがに…「普通レベル」までは達していて欲しいという、親心。
ママ子:「答え丸写し・・・ああ、具合悪くなってきた・・・hana、ねえ、これ、どうしたらいいの?
たたき起こしてテスト見せて怒るとか、あの子には効かないような気がするんだよ。
ねえ、私、本当にあの子と向き合って行けないよ。
子育ての自信なくした・・・
こんなに頑張って来たのに、なんであの子はああなの!!!!
うわああああん」
パパ男:「もう遅いから、明日にしなよ。ね。」
ママ子:「もう、もう、眠れない!
けど、hanaは寝て!アンタは受験の事だけ考えて!!」
hana:「ママ・・・そんな事言ったって、
こんな大問題見せられたら眠れないよ。目が冴えたよ…」
hanaにとっても、衝撃的な点数、見たこともない点数を見せられたのだ。「まさか、あのnanaが・・」という思いであろう。
ママ子:「とりあえず、一緒に布団に入ろう。一晩ママ子考えるから、落ち着いて対処しないと。
この問題をどうすべきか、考えないと・・・」
テストが悪かった時の我が子への対応…眠れずに考えた結果
ぶっちゃけ、大声で怒鳴りつける方法は逆効果だ。
ずっと前からあったのだが、nanaには虚言壁がある。
そう、昔のママ子に似ているのだ。
「優等生を演じる」…自分がバカなのをひた隠しにして、外面だけ優等生のフリをするっつー、カナシイ事をママ子はやってきたのだ。
まさか、nanaもそんな事をしているんじゃないか・・・しかも、ママ子、学校のテストだけはほぼ100点だったぞ…それなのに45点を取るだなんて。
ママ子の昔よりもバカなくせに、優等生のフリをするなんて、ハタから見ても、ものすごくカッコ悪いんだけど。そして、そのぐらいnanaは、歪んでしまっているんだろうか・・
何故そうなってしまったのか⇒原因はママ子。
《 ママ子に怒られたくないから 》
ママ子は怒ると声もデカいし、
迫力あるし、
本当に恐いんだと思う。
だから、nanaは、ママ子に怒られないように嘘を重ねて来たんだ。
悔しい。ママ子は、ママ子の父親と同じ立場になってしまう。
いや、nanaがこうなってしまった以上、ママ子も、ソフトバイオレンスだった、父親と、同じことをしてしまっていたと、認めざるを得ないよな。
怒ってはだめだ。
怒らずに、
・現実を見せて、
・今、自分がどんな状況にあるのか、
・優等生を演じる必要なんて無いって事
を教えてあげなくてはならない。
ママ子の二の舞になんて、絶対にしちゃだめ。
nanaだって、きっとすごく辛かったんだ。
翌朝、nanaのテスト答案の隠蔽を暴いた
一晩中考えて、朝になった。すっかりママ子は落ち着いた。
少し早めにnanaを起こす。
抱きしめて、いい子イイ子って、頭をなでて、耳元で
ママ子:「nana、あのね、昨日、ママ、nanaのランドセルの中見ちゃったの。それで、テストいっぱいでてきたんだよ」
そう言うと、寝ぼけたnanaが・・少しずつ現実を把握して
ヤバいと感じている様子がスローモーションのように見て取れる。
とにかく優しく。優しくしよう。
ママ子は、努めすぎるほど努めて優しくした。
そうして、子供部屋に連れて来て、テストを見せる。
nanaは、ずっと黙ったままだった。
泣く事もしないで、ずっと黙っていた。
伝われ、親の思い・・・
ママ子:「nanaも、辛かったよね。
勉強わからなくて、本当に辛かったよね。
ママと一緒に少しずつ取り戻してみない?
・・・それとも、勉強するの嫌になっちゃったかな。
それはそれで、最低限学校の宿題さえすれば、
ママは、何も言わないよ。nanaが決める事だと思うから。」
nana:「・・・勉強・・・やる・・・100点取れるようにする・・・」
ママ子:「100点だけが目標じゃないんだよ。
nanaが自分に嘘ついて、
わからない問題をそのままにしている事が一番ママはツライよ。
将来お医者さんになりたいって言ってたからさ、
勉強せずに大きくなって、
本当にお医者さんになりたいって思った時に、
苦労するかと思ってさ。勉強を応援してきたけど、
nanaの好きなようにしていいんだよ。
ただ、点数誤魔化して、自分で自分の首絞めるような辛い事、
辞めて欲しいだけなんだよ。」
必死で話す。
結局これも、「ママ子のお説教」となってしまうのではないか。
こんな小さい9歳の子に、「勉強は何ぞや」なんて、
どーでも良い事に決まってる。
わかってくれてないんだろうな。
話していて、少し絶望した。
<関連記事> 「ママは100点取らないとすごく怒るんだよね」in 義実家
伝わったかどうかは、不明のまま。
それでもnanaは、勉強する、取り戻す。と言い、
結果的に45点を取ったテストをはじめ、
その他のボロボロのテストを解き直しして、
わからない所を明確にする作業を始める事になった。
基本的な問題をネットで探してプリントアウト。
優しい問題から、少しずつ解いていくようにする。
戻ったって良い。とにかく、今のnanaがこれ以上嘘つかなくて良いようにしたい。
果たして、、ママ子の気持ちが伝わったのか。
心を入れ替えて、復習問題に取り組む小3次女。
自分が今、どういう状況にいるのか、
nanaにとって、これが良い事なのかどうか。
わからない事だらけなんだけどね。
nanaは、じっくりと復習問題に取り組むことになった。
妹に優しく解き方を教える、長女hana。
長女hanaは、
丁寧にnanaに筆算の方法やその他の問題を優しく教えてくれた。
自分の勉強もあるのに、、、、申し訳ないことだった。
だけど、不思議とママ子が教えるよりも、お姉ちゃんが教えてくれた方が、すんなり、次女nanaの頭に入っていくようであった。
その後、まだテストは返却されていないので、状況が改善されるには、少し時間を要するであろう。
二学期の通信簿は、覚悟して受け取らなければならない。
「もう少し」が何個あるかな。
すっげー怖いけど、
「今で良かった・・・」
っていう思いもある。
結論:真正面から我が子と向き合う。
とにかく、悪い点数を持ち帰って来た時は、
子どもの前では、取り乱さない方が良い。
ママ子の場合は、発見が夜中だったから錯乱状態にならずに済んだ。
しかし、昼間だったら、
そうとう意識しておかなければ、子供に悪い叱り方をしてしまう。
そして、
親としての思いを、真正面から伝えてみる。
・今の状況と、
・この先どうしたら良いのか。
幼い我が子と向き合うのは難しいかもしれないけれど、
真剣に伝えてみる。
こうやってわが子が成長していくんだな、って。
二人目だからかもしれないけど、
冷静に判断できるようになった気がする。
ああ・・・
でも、それにしてもさぁ。
本当にショックな出来事だったなあ…
コメント
こんにちは。
お久し振りな感じです(*^^)
nanaちゃん、喜ぶママの顔が見たかったんでしょうね。
子どもってそういうところありますもんね。
うちは、チビ姉はそういう素質が1mmもなく、正直と言えば正直なのですが、がんばったらお母さん喜ぶかな♡ということは一度もありません。
反面、チビはnanaちゃんのように、そういう気持ちに充ち溢れていて困るときもあります。
早く気がついて良かったのかも知れません。
きっと、ラッキーだったんですよ(*^_^*)
・チビの母さま
お久しぶりです~!
ありがとうございます。
ぶっちゃけ、そうとう凹みました・・・自分のカナシイ過去とリンクしてしまって。
でも、そうですよね。きっと、早く気が付いて良かったんですよね。(泣笑)
そして、nanaの立て直しと、hanaの受検と、両方でこんがらがって、ママ子がぶっ壊れそうでした。
なかなかブログを書けなくてすみません。
チビの母さまに頂いたコメントを読んだら、辛い自分から少しだけ目が覚めました。
ありがとうございます。
書きますね。今から(笑)