小5時代のhanaの塾無し中学受験勉強。
我が家に、でっかいホワイトボードを購入しました。
効果抜群だと感じたので、
ママ子流、ホワイトボードの活用法を記録しています。
※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。
序:ずぅーーっと欲しかったアレ。
更新が滞って・・・ごめんなさい(←何回目だろ、これ言うの)
・・・
「放置プレイと暴飲暴食だけは得意みたいだな」
「更新頻度も乏しい状況ですので、非公開ブログにして頂いた方が良いかと」
「まさか借金して塾に行かせ始めたんじゃないだろうな?」
ご推測ありがとうございます。
塾に行けるモンなら行きたい我が家ではありますが、
もちろん財力もなけりゃ、特待生になる学力も無く(泣
限りなくマイウェイ。
我が家の中学受検は、ゴーイング・マイウェイ。
さて。ママ子、新しい試みとして考えた。また試行錯誤。
やらずして不可能を語るわけにはいかない。
今回は、ホワイトボード学習についてレポート。
ずぅーっと、ずぅーっと欲しかった、
巨大なホワイトボードが我が家にやって来たからね。
ホワイトボードの設置場所
設置場所は、もちろんリビング!
えっへん。塾の一か月のお月謝の5分の1でアンタ、すんげーの買えるよ!!
貧乏でもね、やろうと思えばできんの。ね。
勇気出して買っちゃったぜ。
しかも壁掛けなので、場所も取らない。
壁に設置するだけ。
賃貸ボロ家を借りていてよかった。
壁に釘売っても怒られない。
大家さんも太っ腹。借り主に寛大。「好きにしてちょんまげ物件」である。
受験界のご法度を覆す!親が授業をやるのだ。
「誰が?」
ママ子が。
「ごっこ遊びかよ」
「もうこれ以上子供達の負担になる事はやめてください」
お叱りの言葉をパソコンの向こうからビンビンに感じながら。
言うなれば、塾ごっこ。
もうね、受験界のご法度だよね。「親が勉強を教えるな!」っていう、アレ。
世間一般では、
「親が子どもに勉強を教えると、親子関係が悪化する」
「親がストレスで病む」
「教育虐待に発展するおそれがある」
って言われている。
「だから、塾に行きましょう!」ってか?!
そんな事言ってらんない!!
塾に通うお金が無いんだから。貧乏なんだから。
子どもに悪影響だと?教育虐待だと?なんとでも言いやがれ。
それでもいい。
通塾できないママ子にとっては、試行錯誤の道しか残っていないのだ。
hanaの憧れの塾を開講してやる。
教えるの下手な先生の塾なんて、
マイナスにしかならないかもしれないけれど、
hanaを合格させるためには、誰よりも必死なママ子先生である。
何か変わるかもしれない。
受験勉強に効果的な、ホワイトボードの活用法
ホワイトボードの実践的な活用方法について、我が家の使い方を説明します。
1.学習スケジュールの明記
我が子が低学年だった頃は、大変役に立った。
朝に、その日の学習プランをホワイトボードに記入。
「やることリスト」を明確に示しておくことで、子どもが
「今日はこれをやるぞ!」
って、意識を持って学習をすすめることができる。
これは、我が子が毎日、
達成できた!って思えることがたいせつ。
いう小さな成功体験を積み重ねるのに非常に効果的なのだ。
※注意点→ムリな計画を示さないこと!
僭越ながら、アドバイスとして申し上げておくと、
「少し少な目かな?」ってぐらいの分量を明記しておくこと。
早めに達成できた場合は、達成できたことを全力で褒めて、
気持ちを乗せたところで、もう少し課題を出して頑張ってもらう!ってのがポイント。
2.「難しい」問題を解く時に利用する
これは、特に算数の問題になるのだが、
難問と呼ばれるややこしい問題は、表や図を書いて解くことが重要となる。
不思議なことに、大きいホワイトボードに書き出して、
みんなで考えて解くと、
・・・解けた!
というミラクルが発生する場合が非常に多かった。
※ホワイトボードに書き出すと「解ける」理由
つるかめ算・規則性・ニュートン算…
中学受験のあらゆる難問が出て来た場合に大事なのは
「どこまでは解けたのか」
ママ子の分析
「どこからわからなくなったのか」
ということを、明確にすることだ。
大きく書くことで、問題文や条件のひとつひとつを丁寧に分解して、把握することができる。
だから、解けたのだ!
※しかし、注意点としては、超難関私立高校の問題など、
解説を読んでも、どう考えても難しい問題は・・・ありました。
3.子どもが「アウトプット」する機会が激増する
問題を解くうえで、「解ききれない問題」に常にぶち当たる我が家。
課題を継続させて、試行錯誤をくりかえしていくと、
子ども自信が、アウトプットする機会が格段に増えるということです。
・前日に解けなかった問題が、ホワイトボードに残されているため、常に問題が視界に入る
・リビングにホワイトボードがあるので、考える機会が激増する
・ふと、わかった!と、ひらめく幸運に出会う事もあれば、
「ああでもない」「こうでもない」と試行錯誤して悶々とする場合もあるママ子流ホワイトボード活用法:3
・解法を思いついたら(間違っても全然オッケー)、家族に説明(アウトプット)する!
これはもう、本当に効果的だった!
嬉しそうに解き方を説明するhanaの顔がキラキラしていて。
※留意点→100%間違えていても、絶賛して褒めまくるのがたいせつ
解き方が正解か、間違っているか、なんて、絶対に気にしちゃダメ。
まず
・「わかった!」って宣言したところで、承認して褒める
・我が子に「解き方説明して!!」と、懇願し、説明にチャレンジしたら褒める
「間違えても良いんだ!」という雰囲気作りは、絶対にたいせつ。
みんなに説明しながら解くと、
順序だてて考えながらアウトプットする力が身につく。
hana:「あれ?ちょっとまって!ここが違うなぁ」
などと、
アウトプットしながら自分で自分の間違いに気が付くという、素晴らしい発見が何度もあった。
「塾ごっこ」的なやり方で、ホワイトボードのメリットを生かす
ママ子も、過去問とにらめっこ。
さあ、授業すっぞ!つって。
・・・・・
・・・・・
・・・・・
ブッハー、絶対無理だよぉ・・・こんなの教えられるわけないじゃん!!
そう思うんだけど、図に書いて説明するのには、ドデカいホワイトボードが役に立つ。
細かい文字だと意味不明なものが、
文字を大きく書くだけで、問題がクリアになる!
難しい問題は、説明するというよりも、もはや、
一緒に考える方向で授業をしていくことにした。
時間がかかるけれども、とりあえず今は、問題に慣れろ、だ。
とにかく、時間がかかる。こんなの45分でやれってか???
問題処理能力、どんだけだよ??
ブーブー文句を言いながら、とりあえず授業準備をした。
初日のママ子の授業は、
「受験への心得」みたいなかんじ。(←かろうじて説明できそーなやつをチョイスw)
説明する流れだけは作って夜を迎える。
夜・・・満を持して、ママ塾開講である。
ホワイトボードに合わせてテーブルをセッティング。
テーブルの向きを変えて、完全に塾モードにする。
先生と生徒。
狭いボロ家なのに、奇跡的にピッタリな空間が出来上がったのである。
hana:「ママ!すっごい!!本当に塾みたいになったね!!」
nana:「わーい!わーい!!やるやる!nanaも授業やりたい!!」
子供達、大喜びである。
ママ子:「ブハハハ、どうだ、すごいっしょ。
いいよ、どんどん授業やりな!
アンタたちが先生になったっていいんだよ。」
ママ子:「パパに感謝しなよ。買ってくれたのパパなんだから。」
ほんのりパパ男の存在アピール。
だって、本当にそうだよ。
ママ子の我がままを聞いて、部屋のインテリアを完全無視した、
ドデカいホワイトボード買う事に、躊躇なくオッケー出してくれたんだもん。
初日は、ホワイトボード授業で大盛り上がり。
ママ子:「はーい、皆さん、どこの塾に行きたい?」
hana:「サピックス!!日能研!!」
ママ子:「ハイ、じゃあ、今日はマピックス、明日はママ能研ね」
nana:「栄光ゼミナールがいい!!」
ママ子:「ハイ、じゃあ、nanaさんはママ光ゼミナールね」
hana:「早稲アカ!」
ママ子:「ママ田アカデミーだってば」
・・・
こんな事言いながら、刻刻と時間が過ぎていく・・・
盛り上がってる・・・夜更け・・
買って良かった!ホワイトボード学習で「考える力」アップ
ホワイトボードを買って、本当に良かったので、購入後の使い方やレビューも含め、
話が前後する内容となったことをお許しください。
何より一番良かったのは「自分で考える力」が備わったことと、
「アウトプット」の機会が激増したことだ。
ホワイトボード購入後、初日のママ子の講義は、
「受験勉強の心得と、問題に対する考え方」
「志望する学校が求める人材」
についての授業をやってみた。
ぬっふん、なんとなく「ソレ」っぽい。
心得は大事である。
きちんと目標を定めるにしても、
自分の勉強の方向性をしっかり見据えるためにも大事だと思うの。
・・・
「早く勉強させてやれよ・・・」
「一問でも多く問題集を解いて下さい。ただでさえ出遅れ感ハンパないんですから」
「お前ら、中学受験する気無ぇだろ!!」
だよね・・・
と、とにかく、子供達のやる気は十分に上がったわけ。
ホワイトボードでモチベーション、大幅にアップ!
順調ッス!
(ズコー!)
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