2020年3月更新。
今読んでも自分のバカさ加減に、愕然とします・・・
↓
あーあ
楽して難関校合格できないかな。
あーあ
貧乏でも難関校合格できる学力つく方法ってないかな。楽して。
寝ころんでボリボリとお腹を搔きながら雑菓子を山ほど平らげる昼下がり。
・・・
「借金してでもhanaを塾に行かせろ。 今 す ぐ に だ 」
「悪い事は言いません。受験諦めてください」
「こんな保護者と同じ中学とか、本当に嫌です」
去年の学校説明会での衝撃をレポ
秋は、学校説明会のラッシュだった。手あたり次第に色々行って来た。
見て来た。
疲れた。疲れすぎた。
頭の良さそうな親子が、よくぞここまで集まったな、っていう、会場。
メガネ率の高さ。もう、メガネばっかり。マジでメガネすごい威力。頭良さそうなアイテム。
我が家も伊達メガネかけていきゃあ、良かった。
・・・
「「レジャー気分でふざけてるの、やめてください。」
「ちがうよ、マジで勉強してんだよ、その子達。」
「アンタんとこと、違うんだよそ、そうだよな。めんごめんご。
学校説明会って、ものすごく緊張する。だって、未来のライバルが目の前にわんさかいるんだもの。
気分は、天下一武道会。ヤバイ。雰囲気にのまれそう。
変に気合入れたから余計悪趣味になってしまったファッションとアホ面で会場をウロウロするママ子。
hana:「ママ、そっちは立ち入り禁止!こっちだよ!」
ぐいっとママ子を引っ張るhana。
ママ子:「おー、hana、アンタすごいね。来たばっかなのにもう学校の中の事わかんの?」
呆れるhana。
こんな親元に生まれてこなけりゃ、もっとまともに、スムーズに受験して、スムーズに良い学校に入れたものを・・・ごめん、hana、マジでごめん。
今度は毒親が居眠りしてます。
説明会を聞いているうちに、眠くなってウトウトしてるママ子をよそに、hanaは必死でメモをしていた。
いつもそうだ。朝、無駄に早起きするので、中途半端な時間になると、ママ子は眠くなるのだ。
「hana、アンタはそうやって、自分で道を切り開くんだ。」
受験は、通過点だ。
もし万が一落ちたとしても、それまでの努力は絶対に無駄にしてはいけない。
情報収集、試行錯誤、勉強・・・
ガクッ、ガクッと睡魔と闘いながら、ママ子は心の中でそう思っていた。
そして、学校内には、案内係?生徒会?の、在校生もいたりする。
学校見学をさせてもらう時に、その在校生の先輩たちに、お話しを聞く事ができた。
実録!志望校の先輩に質問をしてみた。
旅の恥はかき捨て。学校説明会の恥もかき捨て。ママ子、血眼で先輩たちを捕まえて、すんげー鼻息と共に質問。
ママ子:「中学受験する際には、やっぱり塾に通われていたんですか??」
という質問に 全員がイエスキリスト。「イエス」である。
まさに・・・100%の確率で通塾していた!!!
う、うそだろ?
誰か一人くらいは、
「いやあ、塾には行きませんでした。独学ですよ?」
と答えてくれると期待していたのに・・・
だ、誰もいない?
さらには、
先輩:「私立受験して、落ちてしまったので、この学校に来たんです」
などと、正直に話してくれる先輩方が多数。
公立中高一貫校は、ほとんどが私立などの第一志望に行けなかった子達が入学している!!!
この事実って・・・
マジかよ・・・
ガックリきちゃってさ。
いや、わかってるんだよ。なんで周囲がこんなに通塾して必死になってるかって。
そうでもしなけりゃ、本当に合格は、難しいんだ。
わかっていたハズなんだけど、またしても分厚すぎる壁を突きつけられ、愕然とした。
周りのお友達は全員通塾を始める。
最近、hanaと遊んでくれていたお友達も、みーんな塾に行く。
お友達に、
お友達:「塾、良かったらhanaちゃんも一緒に・・・どうかな?」
って言われたんだって。
hanaは
hana:「うちは・・・お金がないから塾に行けないと思う」
と言ったらしい。
ポストに入っていた、日能研の冬期講習のチラシ。
五年生・・・標準コースが・・・¥35,532・・・無理だっつーの!!
大好きなスナック菓子やめて、ビールもやめて・・・
激安アクセサリーの衝動買いもやめて、白髪染めも我慢・・・
これ以上節約して・・・
ううう、無理だよなあ。
塾でガツガツとしっかり勉強した生徒。家柄も立派で優秀な生徒。
公立中高一貫校も、たぶん、そういうエリートな生徒を求めているのであろう。
名門私立に行けなかった、優秀な生徒を集めて、さらにエリートを育てていく。。。
格差社会は、埋まらないじゃないか!
すんげー狭き門だよな?!
どうする?
全然上がらない学力とにらめっこしながら、途方に暮れたママ子でした。
それでも、諦めないで、頑張る。
最後まで、頑張ってみる。
貧乏に負けてたまるか。
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