塾を辞めた後→成績が落ちる子を静観できるか?!

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中学受験不合格で、地元の中学に進学。部活と両立できずに塾も辞めた。成績の下落が止まらない。そんな時、どうするか。このまま、転落人生を歩ませて良いのだろうか。母親としての葛藤と、現時点での我が子の学習状況について、記録しています。

※「序」はご挨拶文です。お急ぎの方はスル―してくださいませ。

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序:グッバイ、「お勉強」。

拝啓。師走の候、皆さまご健勝のこととお慶び申し上げます。

貧乏暇無しのママ子、久しぶりに仕事から開放され、この場所に戻って参りました。

さて、受験ブログを引っ提げて、もうすぐ6年になります。このブログ。ママ子は、我が子の将来のため、バカ&貧乏ながらに必死こいて「教養」と「叡智」を養うべく、子育てをしてきた。

身を粉にしてって言ったら大袈裟だけど、もう、我が子のためなら情報収集して、色々な体験させてあげよう!っつって、科学館や博物館、美術館、公園で運動だって・・・。

 ⇒ 文武両道に育てたい~育て方のヒント~

  ↑
こーんな、ドヤったブログまで書いちゃってアンタ、もう、ママ子、恥ずかしくて黒豆煎餅の中に埋もれちゃいたいたい気分だよ。

そんな我が家の可愛い娘たちも、今や高校生と中学生。特に、中1の次女nanaとの関係は悪化し、今やウザがられ度が、ハンパない。
もう、ママ子がしてあげられることは、何もないんだ。
ママ子はもう、何十年も生きて来て、先が見えるから「あれこれ」口出ししたくなっちゃうけど、うちの子は10年ちょっとしか生きてないの。

だけど、その10年、ママ子が関わって来ちゃった。悪い遺伝子と、学歴コンプレックスの毒親の教育虐待によって、可哀想な目に遭わせてしまった。だから、ママ子は、子どものための「お勉強」に、グッバイ宣言したい。

そう、ママ子は「グッバイ宣言」を聴いてジンジン来ている40代のバカオバサン。
マジで今のオイラは虚無ってる。

アンチ1
アンチ1

子どもに悪影響を及ぼしてるバカな親のブログは、ここでぃすか?

アンチ2
アンチ2

身分相応というものがありますからね、貧しくても幸せに生きてる方は沢山いらっしゃいますよ

アンチ3
アンチ3

お前がこのブログとグッバイ宣言しろ!このバカ親が!!

あー、今日も絶好調にディスってくるね、アンタ達!!
今回は、塾を辞めた後の次女nanaの様子と、学習状況、テストの点数に撃沈する母親の葛藤を記録しています。

塾を辞めて1か月、衝撃的な結果が出ました

我が家の次女nanaは、やっと自分の思いを親に伝えて、塾を辞めました。

 ⇒ 中学1年生・次女nana、塾を辞めました。

部活と塾の両立がきつくて、忙しくて、もう自分の目標だとか、学力だとか、考えることもできなかったと言っていた次女nana。

基本的に、塾無しでの家庭学習は、

・学校の勉強と、
・英検・漢検、できれば数検
・スタディサプリ(学校でわからない所を復習するのに使っているらしい)

スタサプ

の3つを起点に勉強することにしている。

塾を辞めてから2週間は、笑顔を取り戻した

少しだけ、親子関係が良くなったかに思われた。少しだけ、次女nanaに笑顔が戻ったと思った。

忙しかっただけでなく、心の底から、塾通いを「イヤイヤ」行っていたのだな、ということがわかる。無理をしていたんだね。ママ子の期待に応えようと、無理をしていたの。自分の気持ちを押し殺して。

だから、休憩させてあげたいと思ったんだ。ママ子も、「今までお疲れ様」という気持ちでいっぱいだったよ。

だけど、2週間を過ぎると、学習に関しての雲行きが怪しくなってくる・・・

塾を辞めて、3週間。完全に崩壊した学習計画と、家庭学習。

さて。3週間目に入ると、nanaの様子は、通塾時代の殺伐さから完全に抜け出して(っつーか、忘れて)、ぬくぬくとした雰囲気を楽しめるまでに、ハタから見ると、元気になった。

今まで塾に行っていた時間が、まるまる空くわけでしょ。
学校のテストに期待しちゃうママ子。
塾がだめなら、せっめて定期テストの勉強などに集中して、今度こそ学校のテストの点数を上げて、内申点ゲット!っていう下心のママ子。

だけど…

学習計画を立てている様子もなく、また、「見せかけ」の勉強のような形で、ママ子が部屋にいる時だけ「勉強してますよ~」という雰囲気で、ペンを走らせている。問題集が、いつも1ページ目なので、進んでいない事は明確である。

「ちゃんと勉強しなさいよ!!」って言いたい。

我慢、我慢。。。

忍耐、忍耐。。。

心ではわかっているのに、

ここで口を開いて「ちゃんとやってるぅ~?」などと聞いてしまう、
母親として完全にアウトな声掛けをしちゃう、バカママ子。

チリチリと、nanaを責めるような、嫌な空気にしてしまうのだ。

nanaの不機嫌な顔を見届けてから、後悔することを繰り返して。

ママ子は、なんて、ダメな親なんだろう。

退塾後4週間で、完全に学習時間の削減と、学習レベルの低下を確認。

退塾後1か月、衝撃的というか、当たり前の結果であるが、我が子の学習時間が大幅に削減され、学習レベルも低下したことを確認した。

もちろん、自分のペースで検定の勉強もしているので、今の時点で結果を下すのは早いのだが、明らかに、塾辞めたてホヤホヤの今の状況は、ママ子としては、塾を辞めさせて後悔の念がムクムクと生まれてきた。

ママ子の「学校のテストさえ、良い点をとってくれればオッケー!」という、高望みな要望は、見事に打ち砕かれた。

塾での勉強が、完全になくなり、学習の指針は、スタディサプリだけになってしまったのだが、そのスタサプすら、一日に3分とか、2分とか、1分とか・・・

スタサプは、1回5分の授業なのに、学習連絡で報告されるメールには、1分って・・・

もう、泣きたい。問題の正答率も低め。解き直しや、演習もやってる気配無し。

そりゃ、学校のテストはボロッボロですよ。

テストの点数を見せない、中学1年生女子。

さあ、定期テスト。

姉妹を比べるのは良くない。だけれども、
どうしても長女hanaの時代の中学校生活を基本にして考えてしまう。経験って、たまには邪魔になっちゃうときってあるんだよね。

定期テストが返却されたとき、長女hanaは、良い点数を取っても、悪い点数を取っても、ママ子に見せてくれたのだ。悪い点数の時は、涙を流して、テストを見せることもあった。

しかーし!

次女nanaは、塾を辞めた途端に、定期テストの点数を完全に見せなくなった。

テストを隠したり、見せないというのは、次女nanaの常套手段であるが、もはやそんなのどうでも良い。許されるのなら、勝手に志望校を決めてもらって、勝手に高校受験してほしい。
都立であれば、もう、どこの学校に入ってくれてもいい。

しかし、面談などで、学校の先生には

担任の先生:「志望校や成績について、ご家庭でお子様とよく話し合ってください」

などと言われると、このまま放っておくわけにもいかない・・・んだよなぁ・・・
ここへ来て中学校でもテストの点数に悩まされるとは・・・

⇒ ガーン!60点?!~ランドセルの底に、ぐちゃぐちゃに入っていた答案~

言いたくないことを、言わなくちゃいけない。
ママ子は、散々悩んだ挙句に、nanaに、声をかけた。

ママ子:「テスト全教科返ってきたら、一応、見せてね。先生との面談の時に把握してないと困るしさ。」

nana:「はーい・・・」

と、低い声で答える次女nana。

もはや、ママ子はどんな点数を見ても、ガッカリしたり、取り乱したりしないように、表向きだけでも、冷静に対応しなければならないと、心に決めた。

塾を辞めて、我が子がどう動くか。どこまで親は静観できるか。

塾を辞めて、1か月。

我が子の学習時間は、めざましい勢いで、激減した。
学校の成績も下落。
正直、ここまでわかりやすく変化が現れると、逆に、
今までのママ子の子育てがいかに間違っていたのかがわかった。

あー、そっか。nanaは、本当に勉強するのが嫌だったんだなぁ・・・

そんな風に実感した。嫌いな勉強を自分に嘘をついて、続けていくって、すごくツライことだと思う。

ママ子は、nanaに、申し訳ないことをしていたんだな、って、本当に、心の底から申し訳ない気持ちになった。ごめんね、nana。

もう少しだけ、我が子を信じたい。

しかし、完全に勉強を辞めたわけでもなく、
ママ子の前だけでも検定の勉強をしているところを見ると、やっぱり

「nanaは、勉強することの大切さに、きっとどこかで気が付いてくれる。」と、

信じたい気持ちが残っている。塾を辞めて一か月だもの。まだ心がざわざわしてるのかもしれない。
もう少し長い目で見てあげたいな、って思う。

もう、オールマイティに頑張って欲しいとか思っているわけではない。

何か、一つでも「面白いな」とか、「興味が湧いたなぁ」とか、思えるような学びに出会って欲しいな、って思うのだ。

学ぶことは、喜びだ。
ママ子は、母親になってようやくこの事に気が付いたんだから、10歳ちょっと過ぎたぐらいの次女nanaには、全然実感できない事だろうけれど。

いつか、きっと。

ママ子が死んだあとでもいいから、nanaが、学ぶことは楽しい、幸せだ!って思える日が、来るといいな、って。
今はそう思って、そういう願いを心の中に秘めて静観していかなくちゃ。

ドイヒーな点数をひた隠しにする次女nanaを、やっぱり愛しく、愛しく、思うし。

見守っていくしかないんだよね。

あー、、、母親って、色々大変だぁ。疲れるねえ。

 次女nanaの中学受検勉強

追記:思春期、子どもも親も笑えない現実が待っていました

2023年のママ子です。

皆さま、お子様の成績に一喜一憂する日々、いかがお過ごしでしょうか。

いや、崇高なご家庭の親御さまたちは、我が子の成績に一喜一憂なんて、しないですよね。

ママ子は、完全にこの子育てで我が子の心を傷つけておりました。過去の自分にバカやろーと言ってやりたい。我が子を大切にするっていうのは、そうじゃないだろ。愛するってのは、そうじゃないだろ。子育てってそうじゃないだろ、って言ってやりたいです。

 14歳から、子育てのやり直しをしています

子どもの未来なんてどうでもいいから、目の前の我が子をしっかり見てみろよ。そう言いたい。

次女がこうなったのは、ママ子の責任です。後悔してもしきれないほど、申し訳ない子育てをしてきた。死ぬほど泣いた。嗚咽した。申し訳ないという言葉では片づけられない。

だけど、
今、次女は少しずつ立ち上がって歩んでいます。いばらの道を頑張って歩んでいます。

ママ子は、変わった。考え方が変わったし、一回母親として死んだ。

これからは、何があっても次女の味方。彼女の人生を尊重して、生きていきます。

コメント

  1. あ~。ご近所だったら、下のお嬢さん、週1回90分だけ、私の生徒になっていただきたいです。どこでもドアがあれば・・・。特に変わった指導はしませんが。毎週 学習塾専用文法教材の基本例文を5~7つほど暗唱してきてもらう。やってこなければ、その場で覚えさせる。で、文法問題を演習させる。そこまでで50分。残りの時間で、教科書の本文を読んで訳させる。本文の穴埋めプリントを覚えてきてもらう。(フレーズを暗記)

    本当に家庭で毎日5分 教科書の同じページを3回音読するだけで良いのに。(3回×7回=21回)誰もそれをやってくれない・・・。教科書ガイドのコピーを渡しているのに・・・。すみません。愚痴ですね。一人だけ穴埋めプリント暗記、やってきてくれた子がいて、中3の期末テスト92点でした。

    塾に行かなくても、英語はきっちり覚えて、学校ワークを完璧にやれば、出来るはずなんですが。みんな、うろ覚えで教科書見ながらワークやっているから、テストで点数がとれないんですよね。

    • ママ子 より:

      ・yocchiさま

      あ゛~・・・ほんっとにyocchiさまがいらっしゃったら即入塾させたいですよ~(泣
      いつもためになるコメント、本当にありがとうございます!!
      もはや、ママ子は、次女nanaの学習には口出しできない立場になってしまって、完全に「自分のペース」の勉強をやって迷走しています…
      以前も話して頂きましたよね。音読…その音読の方法、本当にうちの子にもやらせたい…
      完全にうちの子は、リアル中二病でして、ママ子がアドバイスしても全く聞いてもらえない状況です。
      親子でないほうが、素直に聞いてくれるんですよね。
      おまけに頭の悪い親の言うことなんて、ますます聞いてもらえません。

      ダメ元で、娘にもう一度話してみようかと思います。

      英語も前回よりも20点も下がって、どんな魔法よりもあっという間に結果が出て、びっくりしています。
      塾代が高くても通わせる意味があるんですね。
      貧乏人ママ子、痛いほど実感しています。