中学1年生・次女nana、塾を辞めました。

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超優秀な姉を持つ、我が家の爆弾娘、次女nana。部活動との両立も難しい、塾の成績は下がる一方…ついに、塾を辞める決断をしました。

※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。

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序:思春期の爆弾娘との関係に悩むママ子…

次女nanaが中学生になって、ブログの更新が減ってしまった。

ママ子も子どもの成長とともに、色々慌ただしい生活を送ることになったことも1つあるのだが、もう一つの理由は、次女nanaの思春期、いや、子育てが、辛くて苦しいものになってきたこともある。

愛する娘に向き合う事が、辛くなる日が来るなんて、ママ子は、考えもしなかった。いつも、いつも、我が子が好きすぎてウザがられることは、あっても。
まさかこんなにnanaとの関係に悩む日が来るなんて。
たぶん、ママ子は正真正銘の毒親になってしまったのかもしれない。

nanaには、きっと、嫌われているし、怖がられている。
ママ子は、nanaを、傷つけてしまう存在になっちゃってるんだろうか。

アンチ1
アンチ1

自分がバカなくせにトップ高狙わせてるんだから毒親決定だろ

アンチ2
アンチ2

そうですね。遺伝子が絶望的ですので、娘さんには無理させないであげてください。

アンチ3
アンチ3

完全にnanaは親ガチャに失敗してるからな。非行に走る前になんとかしろよ。

アンタたち…今日も容赦ないね。こっちは深刻だっつーのに…😿

今日は、中学1年生の次女nanaが、塾を辞めた話です。

めざせ!東大!なんて言う親こそ毒親。

ん-っと。

あからさまにこんな事書いてますが、このブログ開設した頃は、まだ次女nanaが小学校の低学年で、赤ちゃんでヨチヨチだったんだよね。そんな時代から、バカで貧乏な親が、金もないのに「めざせ東大!」とか…
毒親以外の何モノでもないな、って正直思うわけ。

最近もうさ、後悔だらけで。

nanaなんて、幼少期は素直な天使だったからさ、信じ込んで、ママの言うとおりに勉強しようとするんだけど、バカ遺伝子のせいで、先取り学習の理解がスムーズにいかない。
知識が詰め込まれない。

ある日、パパ男と長女hanaに、叱られて目が覚めたんだ。

hana:「ママ、このままじゃ、nanaが壊れちゃうよ。本気で〇〇高校行きたいわけないじゃん」

パパ男:「せっかく良い雰囲気だったのに、なんですぐ勉強の話題出すの?
ママ子ちゃん、言ってる事とやってる事、逆だよ?」

そう、教育虐待をする、毒親は、このママ子であったのだ。

退塾の理由:やってもやっても、勉強が上手くいかない。

nanaは、とっても良い子だ。天使だった。地頭も良い。

いつしか「ママが喜ぶことを先読みして行動」するようになった。
その場限り、一瞬の母親の笑顔をつくる事に必死になる娘、って、すげえ可哀想だよな。

嫌いな勉強を、ママのために無理して楽しんでやっている風に見せることが精いっぱい。

こんな、自分に嘘つきながら勉強してるフリしてたって、身に着くわけないよね。

nanaは、自分を責めながら、難しい問題にトライしては、絶望することを繰り返していた。

塾に入った直後は、勉強する時間があったから、成績は最上位。

しかし、部活を始めるとともに、成績は急降下。
塾では順位が丸見えなので、どんだけ劣等感に苛まれていただろうか。

部活で勉強時間が減って、やってもやっても難しい問題が解けない。

こりゃ、精神が崩壊するのも時間の問題だよな。

最近、やっとママ子は気が付いた。

誰のための勉強なのか・・・もう一度考えて欲しい

nanaは、違う。
明らかに、長女hanaと同じ思い(リベンジ高校受験!)で、勉強をしているわけではない。
ママ子のために、親のために勉強しているのではないか。

いや、絶対にそうだと、確信したんだ。

やめてくれ。

ママ子が一番望んでいない事である。親の見栄のために勉強してきた、ママ子である。ママ子の二の舞にさせたくなくて、必死で子育てしてきたのに、なぜ、同じ過ちを繰り返してしまうの?

<参考記事>ママ子の高校受験と父と母。

ママ子の子育てが、間違っていたんだ。絶対にそうだ。結局自分も、毒親の連鎖を繰り広げようとしてきたんだ。

ママ子は、全て、終わりにしよう、って思った。今までのnanaの苦しみは、如何ほどであったろうか。

なんて可哀想な目に遭わせて来たんだろうか。

ごめんね。nana。もう大丈夫だからね。

塾を辞める決断を、した日。

正直、塾の偏差値とかズタボロ。

学校の成績も、数学なんか特に、通塾しているとは思えない点数を叩き出す始末。

もう限界だった。

パパ男:「次のテストであまり酷いようだったら、やっぱり塾は辞めさせた方がいいかもね」

そんな事を毎月話しながら、ダラダラと続けてしまっていた。

「塾を辞めたらバカになる」by. 次女nana

どんなに悪い点数をとっても、

nana:「塾は辞めたくない

というnanaだった。
本人の希望がそうならば・・・という理由で、ダラダラと通塾を続けさせた。

部活もあるのに。

部活終わった後の塾なんて、最悪だよな。
眠いし疲れてるし、集中できるわけないのに。

しかも、楽しい通塾ならまだしも、難しい問題に取り組んで絶望する日々。どんなに辛かっただろうか。

nanaは、どうしてそんなにツライ塾を辞めなかったのか。長女hanaだけが、理由を知っていた。

hana:「あのね、nanaは、塾辞めると自分がバカになると思ってるみたいだよ。頭の良い子はみんな塾に通っているから。」

な、なにその理由・・・

確かに塾には魅力的な先生や、知識の豊富な先生がいらっしゃる。そこでコミュニケーションを取ってもらって、「頭の良い大人」と交流することで、我が子のバカ遺伝子が薄まるのではないかという、かすかな期待は、あった。ママ子としては、正直、あったよね。

ママ子のバカさを、こんなに忠実に引き継ぐだなんて、遺伝子ってすげえ。nanaのバカな思い込みも、すべて、ママ子の思考を受け継いだものである。

絶望っつーか、もう、しょうがねえな!!

とにかく、塾に行っているだけで頭がよくなるわけでもないし、塾辞めたからといって、バカになるわけでもない。

このことを、nanaにしっかり理解してもらわねばならない。

本来、学業とは、自ら学んで然るべき。

塾に行きたい!という子に、「塾やめろ!」っつー親なんて、毒親なのかもしれない。

しかし、次女nanaが、苦しんで苦しんで、身も心もボロボロになってまで通塾を続けることは、ドクターストップならぬ、ママ子ーストップである。

hana:「あの子が自分から塾やめるなんて、言えるわけないじゃん、ママ。もう、やめてあげて」

hanaは、泣きながらnanaのことを守ろうとしてくれた。

ああ・・・そうだ。ママ子が悪かったんだなぁ・・・成績の事も色々言ってしまって。我が子を苦しめて、何やってたんだろ。
呆然とした後に、やっと決心がついた。

我が子に退塾の相談をする前の準備。

今度こそ、志望校に合格させてあげたい!

将来の夢につながる学校に行かせてあげたい!

高校生活を素晴らしい仲間と過ごして欲しい!

こんなママ子の思いは、結局、親のエゴであったのだと。
良い学校に行かせて自分が「安心したい」だけだなんて、思いたくないけれど、
親として、そんな思いもあったのかもしれないね。

塾を辞めよう!の、話の前に代替案を準備しておく

とにかく、ね。

いきなり塾やめろ!っつっても、本人が納得しないのは、わかってんの。

だって、「塾行かないとバカになる」って思ってるわけだから。

だから、ママ子は、しっかり代替案を用意した。

それは、検定の取得と、勉強スペースの確保スタディサプリ

1.検定の取得の提案

現時点で、英検4級、漢検3級を取得しているnanaである。
ここに数検を組み込もうと考えた。

塾に行かずに、ひたすら検定の勉強をして、学校のテストを頑張れば、もしかしたら推薦入学の希望が見えて来るかもしれない。

もしも、推薦がだめでも、資格を取得した!という、実績はきちんと残る。

もう一つの理由は、nanaは、検定の試験の勉強方法が「楽(ラク)」だと言ったことがあったのだ。決まったことをやっていれば受かるという、この安心感。

頭を使わなくとも、範囲通り勉強して、合格ラインを超えるときちんと合格できるというこのシステムが気に入っているらしい。

だから、うちの子にピッタリかなあ…って思ったんだよね。

2.勉強スペースの確保

通塾できなくなったら、勉強できるスペースが、我が家には無い。

子ども部屋は、hanaに占領されているので、我が家ではnanaは、未だにリビング学習である。

 リビング学習のデメリット

だけど、さすがに塾辞めてからは、学習スペースを確保してやる義務は、親にあるよな。

ママ子は近隣の図書館や、無料の貸しスペースも考慮に入れつつ、有料の自習スペースのサイトもいくつか発見した。

近隣よりも少し離れてしまうが、そういうスペースを通塾の代わりに使うことを本人に提案してみる。

月額を見ると、ちょっとびっくりする金額だ。高い。正直、高すぎる。
中学1年生の今だと、「enaさま」に通った方が安い???っていう疑問が残るのだが、

あくまでママ子が推進したいことは「自学自習」。
自分が自分のために本気で「勉強しよう」という気持ちがなければ、「学ぶべからず」と、現在は思っているくらい、自分の意思を尊重して欲しいのだ。

自分のペースで学習し、自分のやりたいように学習してみる

っつー、ちょっとしたチャレンジ企画である。

ここまで、ママ子の提案を、パパ男に相談して、オッケーを出してもらう。
なにはともあれ、塾代の支払いがなくなれば、パパ男はとにかくオッケーなのだ。

さあ、準備ができた。塾を辞める話を、しようか。

3.スタディサプリの導入

とにかく、教えてくれる人が誰もいなくなる恐怖を考えると、非常に不安であるが、スタディサプリの月額1980円のプランなら、ママ子もお支払いできそうだ!

わからない部分は、5分間の動画を見て、何度も復習してもらう。

基礎学習と、英検等のための先取り学習(高3までの範囲はどの講座も視聴オッケー)として、

スタサプを導入することにした。

うちのnanaには、1回5分という、ショートタイム動画が非常に有効に思える。
飽きっぽいし、nanaは授業ノート取るのが好きだから、
動画をいちいち止めて、結局長い時間かかっちゃうからね。

スタサプ

「塾をやめよう!」⇒最初は否定。最後はママ子の作戦勝ち

いつものように、塾から悪い成績を持ち帰ってきて、元気のない次女nanaに、ママ子は、話があるから聞いて欲しいと言った。

nanaは、「また怒られる」って思っただろうか。

ママ子:「nana、今までごめんね。ママ、酷かったよね。hanaとパパに、怒られたよ。nanaが、壊れちゃうって、お姉ちゃんも、泣きながら言ってくれてね。」

ママ子:「もう、終わりにしよう。塾に行かなくても良いよ。」

nana:「・・・」だまって、首を振る、nana。塾を辞めたくないという、精一杯の表現であろうか。塾を辞めるとバカになるという呪縛から逃れられない。

ママ子:「大丈夫だよ。塾辞めてもバカにならないから。もう、今まで頑張ってきたでしょ。もう、無理しなくていいんだよ。」

nanaは、困った様子で、ママ子を見た。

バカな自分がどんどんバカになっていく恐怖・・・その気持ちが痛いほどわかるママ子だ。

ママ子:「人生100年、今勉強嫌いでも、50歳近くになって勉強したくなる人もいるよ?ママみたいに!」

というと

nana:「それはちょっと、遅すぎる・・・」と、バッサリと突っ込んできた。

ママ子:「んでさ、いきなり塾辞めると不安になるだろうから、別の方法で高校受験をめざしたり、効果的に勉強できないかなーって、ちょっと考えてみたんだ。聞いてくれる?」

ママ子は、上記の代替案を説明した。

最初はうつろな目をしていたnanaであったが、洗脳されて(w)「イケるかもしれない!」って思ったらしく、途中から、目を見開いて、活気がみなぎって来た。

ママ子の提案を最後まで聞くと、ツツーっと、ふっくらしたほっぺに一筋の涙を流して、こう言ったんだ。

nana:「うん・・・こっちの勉強の方が、合ってるかもしれない」

イエッス!!!やったぜ!!交渉成立!!

ママ子の作戦勝ちってことで、オッケー??

ママ子:「うん!このやり方で、頑張ってみようか!塾に行かなくても大丈夫にしてあげるから!!」

nana:「うん。ママ・・・ありがとう。」

nanaは、泣きながら言った。

nana:「いつも…いつも一つが終わればもう一つに追い立てられて、すごく苦しかった…

そうだったのか…

塾を辞めて、感じた事。一番たいせつなもの。

ママ子:「ごめん、本当にごめんね。アンタに悲しい思いをさせたくない。もう大丈夫だよ!ママはアンタの笑顔のために生きる。一番大事なのは、アンタの心だよ。ハート!!だから、無理して勉強することはやめなさい!検定だって、自分のペースでやっていいんだからね!!」

普段、泣かないnanaは、この時ばかりは、赤ちゃんのように泣いた。
ねえ、そうやって泣いていいんだよ。

辛かったよね。

いっぱい泣いて、苦しかった気持ちを、全部吐き出してくれたらいいのに。

ママ子は、そう思いながら、我が子を抱きしめた。
可愛い可愛い、ママ子の爆弾娘は、こうして、塾を辞める事を決断しました。

その後、事態は最悪の結末に…なりました。

 受験の不合格から50日経過⇒近況といじめ対策の一例

 コロナで増加。陰湿な「いじめ」対策の一例。

 14歳から、子育てのやり直しをしています

 

コメント

  1. おはようございます。残念ながら通塾の成果が上がらない子は結構います。教材のレベルが合っていなかったり、塾の時間や部活などの生活サイクルが合っていなかったり。塾なしでも、英語なら教科書20回音読(教科書ガイドのCD買って)して本文丸暗記して、何も見ずに書けるようにする。後は学校ワークするだけで高得点が取れるはずです。数学は、私は専門じゃないけれど、毎日最初の10分で「前日に間違えた問題をもう一度解く。」ことでかなり効果があるかと。

     私が毎日読んでいるブログに「happy-○○-lucky 心地いい~コツ」があるのですが、その方の息子さん中1で塾辞めて親が勉強見て、また中3から?塾行っていたようです。都立高校から一浪東大なので、モデルケースになるかと。娘さんも都立高校だったようですし。中受には手を出していないご家庭です。

    下のお嬢さんを一人っ子だと思って接するのが大事かなと感じます。

    • ママ子 より:

      ・yocchiさま
      絶望感いっぱいで露頭に迷っているママ子に、いつも的確なアドバイスを・・・本当にありがとうございます…(号泣&嗚咽)

      英語の音読、やってくれると良いのですが・・・提案してみます。(←前から音読は提案していましたが、なかなか実践してもらえずにおります(;^_^A
      数学「最初の10分で、間違えた問題を解く」って、すごくシンプルで良いですね!
      そちらも、提案してみます。

      素敵なサイトまでご紹介いただいて、感激です。早速拝見させていただきました。ママ子が模倣するにはあまりにハイレベなお方のブログですが、指針として最高でしたし、全て有益な内容なので、毎日閲覧したくなりますね(*^^*)
      あと、一人っ子だと思って接するって、目から鱗でした。
      姉妹は姉妹で平等に・・・って合言葉でやってきたので、常に「お姉ちゃん」の存在がありました。nanaに、申し訳なく思い、反省しました。

      色々思いかえすと、本当に反省ばかりの日々ですが、nanaの人生に光が差し込むように。頑張ります。
      本当に、ありがとうございます!!

  2. 千之助 より:

    ママ子さん、ご無沙汰してます。
    ママ子さんの英検奮闘記、凄いなぁと思って読んでいました。
    が、そこにnanaちゃんの退塾の記事…
    読んでいて涙が溢れました。

    どうかどうか自分を毒親だなんて思わないで、、
    子供の幸せを願うのは普通の親ですよ。
    子どもより長生きしてる分、どうしても人生のアドバイス?口出し?はしてしまいます。
    親の言うルート以外は認めないのは毒親なのかも知れませんが、ママ子さんは全然違います。
    nanaちゃんは、尊敬するママ子さんの喜ぶ顔が見たかった、それだけでも良いじゃないですか!
    毒親だなんて、責めないでください。
    まだ自分で目標までの手段を複数用意して選べるだけの年齢ではありません。
    nanaちゃんにとっては、通塾が1番最良だと、その瞬間は思ったんです。
    今ママ子さんが別の手段を伝えたのですから、きっと大丈夫ですよ。
    だって、ママ子さんのお子さんですもの。
    最後に見事結果を出してくれると思います!
    いつも陰ながら応援してます。

    我が子も来年は中学生。
    私はママ子さんの様に子どもを信じられるか分かりません・・・・。
    ママ子さんが毒親なら、私はスーパー毒親の自信ありですよ笑
    お互いに悩みながら一緒に頑張って行きましょう!

    • ママ子 より:

      ・千之助さま

      お久しぶりです!!
      コメント、ありがとうございます。
      そして、一緒に涙を流してくださっただなんて…
      ママ子のこと、そんな風に優しく慰めてくださって、なんてお礼を言ってよいのかわかりません。
      ありがとうございます。

      本当に子育てって一筋縄ではいかなくて、最近では、考えれば考える程、苦しくなるという日々でした。
      子どもの成長とともに、悩みは変わってきますよね。

      来年からは、千之助さまのお子様も中学生かぁ・・・早いですね!
      ママ子は、我が子を信じるっていうか、諦めの境地に達したんだと思います。もちろん良い意味で!(笑)
      こんなに優しいコメントをくださる千之助さまが、スーパー毒親なわけありませんよ。

      千之助さまが、心の中でママ子と一緒に頑張ろうって思っていてくださるなんて、本当に救われます。

      あ、ちなみに、英検奮闘記は、玉砕してるんで、そちらの記事もお楽しみに!!(←爆死 (;^_^A

      いつも応援してくださって、ありがとうございます!
      私も千之助さんを応援してます!!