中学1年生:スマホを持つ時の家庭のルール

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通塾中の非常事態に備え、次女にスマホ(激安)を持たせることとなった。
我が家では長女hanaの時に本人と話し合って、スマホのルールを設定している。
今回、中学1年生となった次女nanaのルールの決め方、親子の話し合いの方法を記録しています。

※「序」はご挨拶文です。お急ぎの方はスル―してくださいませ

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序:スマホ必携の時代に、取り残されておりマス!

コロナ禍。
学校に行く機会も減り、社交性ほぼゼロのママ子にとって、学校のママさんとの関わりが、激減。
長女hanaの時代は、必死こいて育児してたし、保護者の交流の機会もあったので、顔見知りになるチャンスがあったのよ。今でも仲良くしてくださるママさんもいて、本当に有難いことだ。

一方、次女nanaの時代は、出会いの場が激減。
コロナ禍以前でも、やはり「長女の予定」に合わせて行動していたので、次女の時代のママさんとお知り合いになるチャンスが、かなり少なかった。

そんな中、子供の情報を「鵜呑み」にしなければならない恐怖。

「みんなスマホ持ってるよ」の、「みんな」が、ある意味1~2名だったりすることもあり得るわけ。

「みんな」のアバウト力、ハンパねえんですよ。

しかし、ママ子が保護者にリサーチした結果(卒業式で、また聞きも含め、クラス9割)
問いかけた全員が、
「子どもにスマホを持たせている」と回答。

ぎゃあああああ、うちだけ?うちだけ持たせてないの?!

長女hanaの時代は、「スマホを持たせていない」というご家庭が、あったのよ。確かに一定数いらっしゃったの。

しかし、次女nanaのジェネレーションでは、ほぼ全員が小6の時点で、スマホを持たせていると。

ママ子、本気でスマホ必携の世の中になっていることを確信。

ああ・・・そっか・・・

共働き世代、セキュリティ、通塾、子どものおねだり、ゲーム…などのさまざまな理由から、やはり
スマホを持たせることは、当たり前
という判断になるんだよね。

あーあ、マジかよ、うちの田舎の親、まだ黒電話使ってッけど…

・・・

「背伸びするなよ、貧乏には貧乏なりの生活があるんだから」

「小学校中学年から持たせております。セキュリティ上当然の事です。」

「ママ子以外の家族メンバーがLINEでママ子の悪口大会やること必須だなw」

ぎゃあああ、やめてよ!!!
家族内で”SNSいじめ”なんて、ママ子、想像しただけで泣けてくるよ~。
あ、でも、よそ様にご迷惑にならなきゃ、いいのか?!(←身内からの悪口に屈しない人)

今回は、貧乏な我が家もついに全員がスマホユーザーになる事が決定。

中学1年生の次女nanaが、スマホを使う時のルールについて、家庭で話し合ったので、記録しています。

中学1年生、ついに次女にも激安のスマホを持たせます!

「貧乏なくせに、スマホを持たせるだとぉおお?!」

という声が聞こえてきております。

すんません、ごめんなさい。

本当は、3年前の長女hanaの時と同様、新年度のスマホブームが落ち着く夏頃に買い与えるつもりであった、スマホ。

急遽、予定が早まっちゃった。

だって…期間限定で、すっげー安かったんだもの!!
本体価格が、2000円ぐらいで。旧型のやつだろうけど。
もうさ、ゴメン。食いついた。貧乏人だもの。
激安には、わき目も降らずにダイブしちゃう。貧乏人だもの。

そんなわけで、この春、次女nanaに、スマホを持たせることになりました。
もちろん家族割の激安プラン。

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中学1年生、スマホを持たせる理由

ママ子は、子どもにスマホを持たせることについて、基本的には

持たせたくない

と思っている。
トラブルに遭ったりや依存傾向になるリスクがあるからだ。

しかし、世の中の流れには、ある程度乗っかっていくことも、必要である。
意地になって「スマホは害悪!」などと喚き散らす気も毛頭ない。だからスマホを持たせることはやむを得ない決断となった。

我が家が次女nanaに、スマホを持たせる理由としては、3つ。

・遠方(電車使用)の通塾をする(セキュリティ)

・部活等の連絡網で使用(必要性)

・孤独感の排除(コミュニケーション)

以上。

上記2つは、容易に説明が付くが、最後の「孤独感の排除」の部分だけ、記録しておく。

中1女子:「スマホを持っていない」ことの孤独感

前述したとおり、学校でママ子が聞いた保護者の皆さまほとんどが子どもにスマホを所持させているという現実。
次女nanaは、お友達関係でかなり寂しい思いをしたこともあって、友達との仲・距離感について苦悩している。

 コロナで増加。陰湿な「いじめ」対策の一例。

小6のクラスでは、前日の夜のLINEの話題に入る事ができないことも多かった。

さらに、次女nanaを除く家族がスマホを所持しており、
「取り残されている」という孤独感をずぅーっと感じているらしい。

気が付かない間に、4人でテーブルを囲んでいる時(食事時以外)に、
nana以外のメンバーがスマホをいじる、という事態も起こっていたらしい。

そりゃ、寂しいわな。

そんなわけでスマホを(予定より早くなっちゃったけれど)購入したのだ。

中学生の子どもと決めるスマホのルール

我が家が、子どもにスマホを持たせるときに大切にしていることは、

基本的にルールは子どもが決める

ということだ。

ちなみに、長女hanaは、現在高校一年生。
中学校時代の3年間、自分でルールを設定・試行錯誤・調整したことにより、
高校生の今は、課金しないという一点を除いては、NOルールである。

家族会議をして、ルールをきちんと紙に書く

スマホを持たせる」ということは、大変なことなのだ。

少なくとも、毎月お金を支払う義務が発生することでいうと、我が家にとっては、大変な出費となるのだ。それに、ネットトラブル等の大変なリスクを負う事も伝えたい。

だから、家族会議をしてきちんと紙にしたためておく、この「スマホを持つ事への大ごと感」は、我が子にも伝えておきたい。わかっておいて欲しい。

紙とペンを用意して、どんなルールにしたらよいか、考えさせる。

nana:「うーん・・・時間は、hanaの時と同じ30分でしょ?」

    「悪口は書かない。」

    「トモダチのLINEには、しっかり返信する・・・っと。」

ママ子:「え?!アンタ、そのしっかり返信の部分は、アンタの匙加減だからルールにしなくていいんじゃないのー?!」

ママ子:「テスト前はどうする??hanaの時は、けっこう早めにスマホの電源切る期間作ってたよ。」

nana:「うーん、そっか。じゃあ、hanaと同じにするー!」

面倒なのか、よくわかってないのか。
長女と違って、
次女は、既にあるレールに乗っかって要領よく「親とのめんどくさいやりとり」を乗り切るスキルが身についている。

長女hanaの時のスマホルール 
⇒ スマホ・LINE問題。我が家のルール。

子どものスマホ利用の管理は、長女hanaと同様、Googleのファミリーリンクというアプリを使用。

親が「足りないな?」と思う部分や、組み込んで欲しいと思うルールは、
やんわり提案して、なぜ必要なのかを説明し、
我が子にしっかり納得してもらってから、

我が子の言葉でルールを書かせる

紙に書いて、明確&見える化しておくことで、本人にもしっかり自覚してもらうのだ。

次女nanaが決めた、スマホのルール

自分で決めた、次女nanaのルール。まあ、長女hanaのやり方とほぼ一緒なんだけどww

本人はこのルールに満足しているみたい。

・使用時間は、基本的に1日30分。(延長が必要な場合は交渉できる)

・グループLINEには入らない(部活は例外)

・悪口は言わない・書かない

・メリハリをつける

・テスト2週間前からスマホを使わない(塾の日は連絡用に使う)
塾のテスト前は、自己管理

※成績が下落した時のペナルティは、テストの結果が出た時にルールを再設定することになった。

※使用時間等は、必要に応じて交渉権アリ。

以上。

中学1年生@次女nana「スマホ所持に関する家庭のルール」

親の意見を素直に受け入れてくれる話し合いの方法

とにかく、親の思惑(意見)を聞いてもらうためには、素直に我が子が話し合いしてくれるという雰囲気作りもたいせつ。

だから、親の思惑(意見)を受け入れてくれるために、子ども側の意見の尊重することを大事にして家族会議を開いた。

家族会議の主導権は、次女nanaにある。

nanaが、どのように使えば、トラブルを回避できるのか。

nanaが、どのように使えば、成績を維持していけるのか。

nanaが、どのように使えば、依存状態を避けられるのか。

など、

自分のためのルール」なんだよ、ということをわかってもらいたかった。

正直、女子のお友達関係で経験しているが、グループLINEや、LINEでのいじめやトラブルは、すんげーコワイ。マジで、この先どんな危険な目に遭うか、ママ子もヒヤヒヤである。

しかし、そうやって学んで、経験していくしかないのだ。

どんな風に使えばよいのか、
先を見通して自分の頭で考えることへのサポート
が親としての役割だと、ママ子は思うのだ。

不思議と、家族の真ん中で、白い紙に自分の言葉でルールをしたためる次女nanaは、
とても楽しそうだったし、親からの忠告や提案にも、素直に耳を傾けてくれた。

ルールを守って、楽しくスマホを活用しよう!

家族会議をして、ルールを設定したことで、nanaは不思議と気持ちよくスマホを使ってくれている。

nana:「マジで、今ドキ1日30分とか、短すぎんだけど!!!」

って、言いながらも、きちんと分量を決めて、1日30分のルールを守ろうと試行錯誤している。

少しずつスマホの生活に慣れていく。

弊害が多いスマホだけれど、これからの時代、スマホを便利に楽しく使いこなしていくことも大事なんだよな。

スローな生活も尊重しながら、スマホの「流れが速い」生活にも乗っかるという、バランス感覚も育んでいけたらいいね。

可愛いnana。

楽しそうに家族のグループLINEに、憧れの「スタ連」をしている。

nana:「わははー!アタシ、スタ連して暴れちゃった~!!」

ママ子:「アンタ、LINEのいたずらは、家族LINEだけにしてよ~!!」

我が家の家族LINEは、現在、nanaの「無意味なひとり言」と「いらすとや」のスタンプで大荒れ状態である。

 あっさりとLINEを辞めた、受験生。

 LINEなんて許さなければ良かった・・・?

コメント

  1. yocchi より:

    今年度から、英語の教科書にQRコードがついて、スマホがあれば、ネイティブの音声で英語の音読練習が出来るようになったのは、ご存じですか?昨日 生徒に新しい教科書を見せてもらって感動しました。私の住む市では、sun shine からnew horizonにかわったのですが、各ページにQRコードが。今まで塾の教室長に頼んで、教科書ガイドのCDを買ってもらって、生徒に音読練習させていました。スマホがあれば、QRコードで正しい音声が確認できます。ただ、「音読しよう」とスマホを取り出し、ちょっとだけ動画をみようなどと勉強以外の事に時間を使ってしまわないか心配ですが。

    • ママ子 より:

      ・yocchiさま
      さすが、yocchiさま!!
      音読って、物凄く効果絶大だと、ママ子、英検の勉強をしていて痛感しておりました。

      実は以前、新年度の教科書を見せて頂く機会がございまして、QRコードの件は存じておりました!
      すごいですよね!!
      実際にスマホで撮影して音声聞いて「おおおおお!」と、びっくらこきました。

      都立高ではスマホで授業なども行っているので、小中学校もスマホ所持が当たり前になるのは時間の問題でしょうか。

      あとは、教科書をデジタル化して、パッド一台にしてくれると、
      我が子の腰痛も良くなるんだが・・・と思うんですが、実現するころには、子どもは成人しちゃうかな(;^_^A

      デジタル化が進む一方で、欲望との葛藤や、コミュ力の不安などもあり、、親としては、ハラハラするんですが、見守りが大切なのでしょうね。
      どうにかバランスよく使いこなして欲しいモンです。