【不合格でも】中学受検のメリット【やってよかった】

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2021年2月、中学受験不合格を経験し、地元の中学校に入学した次女nana。
不合格の絶望を経験し、中学校に入学して1か月が経過した次女nanaの心境と、学習・通塾を踏まえて、中学受検のメリットについて、不合格体験記として記録します。

※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスル―してくださいませ

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序:緊急事態宣言延長に伴う、ママ子の収入激減。

ぎゃあああああ

死ぬ、死ぬ死ぬ。マジで死ぬ。

緊急事態宣言延長のせいで、仕事が、仕事ができねぇし、収入が激減してる!!
激減してんのに、金が入らない事ばっかで大忙し。
もともと貧乏な上に、追い打ちかけてアンタ。

進学した娘二人の下着を全部新調したら、一気にお金が無くなった。
意外と女子の下着って、お金かかんのよ。本当に、思春期女子の下着、侮れないからね。

ママ子、自分用のボロボロの下着の買い換えもできない。
別にアンタ、誰に見せるってわけでもないけどさ。
下着がボロい&色褪せてると、女性の「じょ」の字も無くなっちゃったような、本気の廃人になった気がするよ。

アーん、なんかもう、ステイホームで、どんどん自分が腐ってく気がする。

アンチ1
アンチ1

汚ねぇな!!その黄土色のシャツ、もともとは白かったんだよな??

アンチ2
アンチ2

下着は体型維持の必需品なので、常に新調すべきです。手入れすれば長持ちしますよ

アンチ3
アンチ3

見栄張って買ったⅯサイズのパンツも、履き古して3Ⅼのダルダル穴あきパンツか…捨てろw

ちょっと!アンタ達、全国ネットでママ子のタンスの中身を暴露しないでよ~!!!(泣
本気で日本の経済が崩壊してる今、ボン&ビーの我が家はダイレクトに被害受けてるからね。

絶望の淵から(←切実)、久しぶりにブログの更新です。
今日は、地元の中学校に入学して1か月経過した、次女nanaの近況と、中学受検をすることへのメリットを、記録しました。

地元の中学校に進学⇒環境の変化に救われた

小学校時代には、女子のお友達関係トラブルや、いじめ等を経験し、
どっちかというと、学校嫌いの次女nana。
ママ子は、正直、nanaのことが、入学後が、すごーく心配だった。

・受検不合格の傷が癒えてないかもしれない

・またイジメに遭うかもしれない

・学校に馴染めないかもしれない

・先生から嫌われるタイプかもしれない

・お友達ができないかもしれない

もうね「かもしれない」オバケが、ママ子の胸の中に棲みついて。
怖くて心配で、仕方が無かった。

しかし、イジメの主犯格の女子が私立中に進学し、接点が無くなった今、入学後には、びっくりするくらい、平和な日々が続いたのだ。

本当に、イジメって、交通事故みたいに、突発的に起こるものなのかもしれない。今まで一緒になって次女nanaの悪口を言っていた女子達は、何事も無かったように、nanaに優しくせっしてくれるようになった。

ウソみたいに。

通塾開始⇒ いきなり絶好調。

貧乏な我が家は、経済的な観点から、この先、大学受験まで、ずぅーっと塾に通わせてやる事はできない。
そこで、的を絞って、中学時代の通塾を重点的に行う戦略なので、長女hanaの時と同じように(ここは平等に)、次女nanaも、中学校の通塾も開始した。
運動部に所属して、通塾もやって、たぶん、しょっぱなからだいぶハードな生活なんだと思う。

入塾後・・・もうすぐ1か月だが・・・

びっくりしたんだけど、塾のテストで、なんだかもう絶好調な結果出しちゃって。
ってゆーか、超優秀な、結果でした・・・塾長もひれ伏すような…
まさか、爆弾娘の次女nanaが、あんな立派な結果出すなんて。

次女nanaの、スタートダッシュがマジで。
たぶんこれも、中学受検を本気で頑張ってきたから、そのスパルタな日々と頑張りがまだ残っていたんだろうね。

どうやら、「不合格の悔しい気持ち」へのリベンジ感つーか、
この、「クソー!このやろ、あたしのこと不合格にしやがって、今にみていろ!!

という、底抜けの敵討ち感が、我が家の女たちには備わっているようでして…(;^_^A

まあ、部活がけっこうハード系なので、ずぅーっと絶好調なわけにはいかないだろうけれど・・・

そんでも、nanaは、すっげー喜んでいた。

nana:「ママ、すごいよね!!こんな成績取るなんて、みんなに拍手されちゃった!自分でもびっくりしちゃった!!嬉しいよ!!」

と、はちきれんばかりの笑顔を見せてくれた。

ママ子、その笑顔を見て、死ぬほど嬉しかった。
何よりも、我が子が前向きに頑張ろうって、楽しんで通塾していることが、本当にもう、良かった、って、安堵したし、元気をもらったよ。

習い事のスポーツが役に立った!部活動が楽しすぎる!

習い事っつったってアンタ、次女nanaには、優等生の長女hanaへの劣等感を払拭してあげようと、1,2年間、ちょっとしたスポーツをやらせていた時期があった。

ガッツリではない。どっちかっていうと、ストレスのはけ口になれば良いかな、と思ったのがきっかけ。ママ子としては、次女nanaに、「自分はありのままで良いんだ」と、自分を受け入れて欲しいという気持ちがあったから。

その、そのスポーツがだよ?

いま、すっげー役に立っちゃってた。

入部したら、ものすごーーく楽しいんだって!!

やっぱり、習ってたこともあって、すんなりと馴染めたことと、先輩達がめちゃくそに優しいということもラッキーポイントであった。
nana:「ママ、あたし、学校がこんなに楽しいの、生まれて初めてかもしんない!」

学校嫌いの次女nanaが、部活動のおかげで、こんなに楽しいスクールライフを送れることになったなんて。

環境の変化が、子どもに与える影響

本当に、思春期の、感受性の高い子どもにとって、環境の変化が吉と出るか凶と出るか、マジで、すっげーギャンブルなんだと思う。

恵まれた人間関係、学習環境、そういうのって、
子どもが選べるわけじゃないから、いわば「くじ」みたいなモンだよな。。って思う。

だから、そんな運みたいな状況で、すっげー不公平だけどさ。
ツライ目に遭った時は、不運に対応するスキルを身につけなくちゃならないし、最高の環境だったら、思いっきり楽しい青春を送る。

そうやって、十人十色の人生、歩んでいかなくちゃならないんだよな。

今はまだ始まったばかりだけど。

今後、環境が悪くなった場合は、乗り切る強さ、かわすスキル、環境を変える勇気など・・・自分たちで選んで、生きていくスキルをどう身に着けるかを、親子で考えていかなくてはならない。

おっとっと、話がズレたんで戻します。

不合格でも、中学受験を経験することのメリット

正直、我が子の精神的な状況を考えると、「中学受検の不合格」っていう、あんな壮絶でカナシイ思いをさせたことを、後悔することもあった。
しかも、ママ子の場合、2回も同じように娘を不合格に導いてしまったわけだから。

だけど、本気で…本気で合格に向かって頑張った結果、
地元の中学に入学してから、ものすごーく、中学受検を経験したことのメリットを体感したのだ。

だから、不合格になったとしても、決して絶望的な挫折だと思わなくていい

2回の不合格を経ても、中学受検を経験して良かった

マジで、2人の愛する娘を不合格にしたっつー時点で、戦略ミスだし、親として最低なんだろうけど、まず、それを含めてもやっぱり、親子で中学受験を経験して良かった点を、挙げさせていただく。

勉学の習慣が身についている

・我が子の経験値・成長…挫折の耐性がついている

先を予測した行動ができる

<塾無し受験だった場合のおまけのメリット>

・通塾の有難みをモロに感じるので塾代を無駄にしない根性がある

本気でやったぶんだけ、身につく学習スキル

そりゃあ、ガチンコで中学受検やってきたわけだから、学習の習慣は、バッチりついていると思う。

通塾をほとんどしていない我が家は、学習計画から、データ収集など、全てママ子がベースを作って、次女nanaと相談しながら自分の進捗状況、成果を見える化しながら行って来た。

だから、「逆算してどのくらい勉強すれば良いか」

というザーっとしたスケジューリングのスキルは、身についたようだ。

中学の定期テストについては、もう少し細かく一緒に見てやろうと思うんだけど。

一応、本人は姉のように、推薦入試も視野に入れているみたいだから(←なぜかいばらの道を歩もうとする人達…(;^_^A)、学校の成績もしっかり取っていかなくちゃならないんだよね。

塾に行けることは、贅沢だ。~塾代を無駄にしないために~

我が家の貧乏が、唯一、役に立ったことといえば、

「通塾=ぜいたく」

という図式が、痛いほど子ども達の中に備わっていることだと思う。

とにかく、我が子達は、小学校から通塾に憧れた。日能研やサピックスに通う同級生を、本気で羨ましく、羨ましく、羨ましく思っていたのだ。。

通塾は、憧れだった。

「金持ちしか行けない場所」=「塾」

であったのだ。

だから、通塾を始めた中学校時代なんかもう、マジで、
ディズニーランドの年間パスポートでも手に入れたような喜びっぷりであった。

さらに、ママ子は娘達に

ママ子:「頼むから、本気で勉強したくなければ、塾行かなくていいからね。頼むから、イヤになった時はすぐに言って!!なるべく〇日までだとお月謝次の月まで払わなくていいから!!」

という切実な願いを訴えた。

塾に行ってるだけで安心などという、悠長な裕福な家ではないのだ。
生活費削ってまで通塾させてんだから、勉強がイヤになったなら、いつでもやめてくれ、という親の思いだけは伝えている。

あくまで、自分の意思で通塾を選択していることは、常に意識してもらっている。

不合格の挫折感から立ち直るための親の対処法

二人の娘の不合格を体験し、さんざん泣いた結果、ママ子が思う、
凹んでいる子への親の対処法は、
我が子の存在を、認めること
我が子の人生を認めること。
我が子の、気持ちを受け入れること。

だと、思った。

そして、親自身が立ち直れない時は、いっぱい泣くこと。
親も、自分の気持ちを、自分で受け入れてあげることが大切だと思う。

はじめての不合格のとき

ママ子の場合、我が子の挫折感と同時に、いや、それ以上に、こっちのメンタルのヘルスが爆撃されてしまった。

もうね、長女hanaの時は、浮上するまで、半年ぐらいかかった。
マジで、全身全霊で受検に打ち込んだし(親が)
マジで、本気で受かると思い込んでたし(親が)
マジで、受かったら人生変わると思ってた(親が)

踏ん切りつかなかったよ。

1校しか受検してねーのに、そこまで本気で受かると思ってたの?!(わらわら)

って、思うでしょ?

でもねぇ。バカママ子は、猪突猛進、思い込み激しいタイプ。
我が子を溺愛しすぎて愛は盲目、バカ親の目はフシ穴。

中学受検というものを知っている方々から見たら、
プロから見たら、
バカ親を持つ可哀想な子がバカな受検して不合格になった」というゴミみたいな真実を、

瞬時に客観的に把握されちゃうんだろうけど。わらわら。

無知は、弱者だと思った。

勝利を勝ち取るためには、成功するためには、もっともっと、強くならねばならぬ。
知識を身につけなければならぬ。

そう思って、臨んだ次女nanaの受験も、結局不合格になっちゃって。

結局、公立中高一貫校を受検させることは、我が子にとって、結局残酷なことやらせてしまったんだと、そう、思った。

そんでもやっぱ、中学受検を経験したことは、とっても良かったと、今、改めて思っている自分がいるんだよ。

ママ子の最近の格言は「トライ&エラー」

失敗上等。

トライ&エラー。

失敗しても、失敗しても立ち上がる。そんで、もっと強くなる。

トライ&エラー。

人生、100年だもん。何回失敗したって、やり直しはきくんだよ。

「失敗は成功のもと」は、たぶんホント。

今まで、中学受検を経験して、我が子の勉強を、学習を、組み立てたり、そばで見て来て思ったことは、「失敗は成功のもと」っていう言葉はホントなんだな・・・って、改めて実感した。

本気でやったら、その、やったぶんだけ、肉付いてる感じ(贅肉かwww)

なんだかすげーー力がついている。そんな気がする。

ママ子自身、いや、バカはバカだし、貧乏なままだし、全然エリートレベルになれてないんだけど・・・

ママ子、子育てぐらいしか真剣にやってこなかったんだけど、そんでも。

なんだかこう、未来が見えて来たっつーか「仕事につかえる」と思う材料が増えて来た。

なんかこう、必死で生きて来て、ガムシャラに子どもの事色々やってたら、結果的に自分の老後の収入につなげられそうなものを、蓄えているような気がするんだよ。

「もうちょっと、あとちょっと」

って、そう思いながら、100も200も失敗を繰り返しながら、ママ子自身も成長しようと思ってる。

トライ&エラーが、今のママ子の座右の銘ッス。

あ、ちなみに、何度も言うけど、今のママ子、エラーばっかりだかんねw

その後、次女は、壮絶な人生を歩むことになります…

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