我が家の愛する長女hanaの推薦入試の合格発表の朝の記録。そして、結果も綴っています。
※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。
序:内心ちょっと期待してた、推薦入試の合格発表
だってだって…
うちの子、すっげー良い子(←親バカ)。
ママ子から産まれたとは思えないほど、優等生。
ママ子みたいにすぐに怒って怒号飛ばさないし(おだやかな性格)
ママ子みたいに短絡的なバカじゃないし(客観的で冷静な視点の持ち主)
ママ子みたいに欲望にまみれた堕落的な生活ぜんぜんしてないし(そうとうストイックな性格)
あーあ。
もう、さすがに高校の推薦受験だってさ、
「合格してるかも…?」なーんて、期待しちゃうじゃん。ねえ?
・・・
「お前マジで、受験生の親失格だな。」
「推薦入試には推薦入試の対策が必要です。推薦入試に挑む生徒たちは、みんなしっかりと対策を取っているのです。甘くみないで頂きたい。」
「また高望みしてムリムリな学校受験させたんだろ?バカは学習しないな。」
ギャー!!酷い事言わないでよ!!
まだ始まったばかりなんだから!!
しかも、頑張って推薦入試の準備だって、頑張ってやっていたよ…(ラスト1か月ぐらいだけど)
今日は、我が子の推薦入試の結果について記録しています。
2021年・都立高校推薦入試の合格発表は、インターネットで。
hanaは、はじめから「合格発表はネット見ればでいいよ」と言っていた。
参考:2021都立高校推薦入試の記録。入試前の最終チェックリスト
落ちるのがわかっていたから、
インターネットで結果を見て、
そして、また一般受験に向けて勉強を続けるという、hanaである。
その日の朝、ママ子はすごく早く起きてしまった。
不合格だとわかっていたから、メイクもしないで。
出かける準備もしないで。
朝ごはんを早く作りすぎてしまい、どうしようもなく時間が経つのが遅かった。
朝の8時30分という時間帯を、こんなにも持て余すだなんて、初めてである。
2021年・都立高校推薦入試の結果発表
結果は、
お察しのとおりでございました。
不合格。
やっぱりな、という、3年前の中学受検の合格発表にも痛い目に遭ったのに、
やっぱり不合格。
どんだけ我が家は、不合格ばっかり、かき集めてしまう運気を持っているんだろうか。
どんだけ前世で悪い事しちゃったんだろう、ママ子は。
合格発表の朝の一部始終。長女hanaの反応
朝の8時30分。
hanaに、インターネットで確認をさせる。
ママ子と次女nanaも、すぐそばで、
ゴクリ・・・と息を吞んで見守っていた。
ネットを開く。PDFファイルを開く。
結果発表・・
インターネットのページに目をやる。自分の番号を探す。
数秒後に、
hanaは、「ないない、・・・ないや!」
初めて自分の合格発表を経験し、そして不合格を目の当たりにした。
3年前の中学受検の合格発表では、ママ子が一人で見に行ったからね。
ちらっと番号を確認して、すぐに視線をはずした。
ママ子:「え?早っ!!うそうそ、もう一回見てみようよ!!ちょっと、ちゃんと見たのぉ??」
などと、ママ子はパソコンにかじりつく。
やっぱり・・・無い。
nanaは、姉の様子をじっと見ていた。
いつも、うるさいほど元気なnanaは、
お姉ちゃんが大好きなnanaは、
その時、声が出なかったのだ。
かける言葉が見つからなかった。
hanaの受験番号は、掲載されていなかった。
絶望する。何度も番号を確認するも、無いものは、無いのだ。
不合格を受け入れる。くやし涙は、少しだけ。
hanaは、スッと立ち上がった。
hana:「さ、私立の過去問やらなくちゃね。勉強続けよっと。」
切り替えが早い。
ママ子は、何と声をかけて良いかわからないが、
もうね、この雰囲気に乗っかるしかないよね。
ママ子:「よ、ヨシ!!偉いよ、その切り替え!!落ち込む必要なしだよね!!落ちるのわかっていたもんね!!」
などと、何事も無かったかのように、その場をやり過ごす。
部屋に戻ったhana。
泣くのをこらえているであろう。hana。
そっとしておいてやるべきなのか、hanaのいる部屋に行って、抱きしめるべきなのか。
迷った挙句に、後者を選択した。
案の定、hanaは、泣いていた。静かに静かに、泣いていた
hanaがいる部屋にいってみると、泣いているhanaがいた。
もちろん想定内だ。
ママ子:「本当は、アンタ、自信あったんでしょ。合格、してると思ったよね」
hana:「そうでは無いけど…」
ママ子:「今だけは泣こう。一般で受かる実力は、つけてきたんだから。絶対に、次は大丈夫!!」
hana:「…わかってる。」
ママ子の胸に顔をうずめ、hanaは、泣いた。ママ子は、ずぅーっとこのまま、抱きしめていてあげようと思っていたのだけど・・・1分もしないうちに、ママ子から身体を離したhana。
えぇっ?!
もう、終わりなの?ママ子の役割、もう終了?
もっと慰めさせてよ。
ママ子、こういう時にしか役に立てないんだからさ。このボヨンボヨンで肉厚の胸板を、最大限に活用してよぅ~(泣
ママ子:「チョッ・・・アンタ、もう大丈夫なわけ?もっと泣いていいんだよ。悲しい気持ち吐き出して、次に繋げようよ」
hana:「うん、もう大丈夫。時間もったいないから、過去問やるね。ママ、もういいよ、ありがと。」
・・・
ドッヒャー、すんげーあっさり。
な、なんだよ…そんなにすぐ切り替えられるの?!
推薦の不合格は、真の不合格ではない。
なんだか拍子抜けしたママ子ではあるが、長女hanaは、それだけ努力をしてきたということだ。
一般入試で、絶対に受かる!
という、強い意志が感じられた。
それだけの努力は、してきたんだ。まさに、血の滲むのような努力をしてきた。
ママ子は、それを、3年間、ずぅーっと見て来た。毎日毎日、勉強ばっかりの日々だった。
全ては、志望校への合格のため。
その努力を見て来たんだ。
この子は、hanaは、3年前より、すっげーー強くなってる。
負けない。絶対に負けない。
推薦入試の不合格は、真の不合格ではないのだ。
まだ、チャンスはある。
一般入試に向けて、頑張るのみ。
推薦入試の結果を引きずる毒親
それなのに、不合格を目の当たりにしたママ子は、我が子のことを思うと気が気じゃなかった。
我が子を信じる気持ちが無いわけじゃない。
ただただ、不安だったのだ。万が一のことを考えると、プロい妄想力を発揮し、すっげースパイラルに陥った。
もしも・・・我が子が併願している学校に、落ちたら・・・?
万が一、コロナだとか、インフルに罹ってしまったら・・・?
我が子が試験当日に、急に体調を崩して、ペンを持てなくなってしまうことを考えると、怖くて怖くて、どうしようもなく不安になる。
これから1か月以上も、この、蛇の生殺し状態をすることになるのだ。
さらに、次女nanaの中学受検の直前期である。取り乱す自分の姿を子ども達に見せてはいけないのに。
苦しい苦しい我慢の時を、母親として、我が子にストレスを与えずに、どうやって過ごせば良いんだろうか。
隠し事が下手なママ子は、表情がモロバレしていたらしい。
hana:「ママ…そんなに凹んでるの?まだ受験終わってないよ、むしろ、これからでしょ?」
ママ子:「そそそ、そんな凹んでないよ~!ヤッダー、アンタ、アハ!アハハ!!」
hana:「そこまで凹まれると、すごく申し訳ない気持ちになるんですけど…」
ママ子:「ご、ごめん!!凹んでない!凹んでないから!ね!許して!ね!」
何を許すんだか許さないんだか、互換性のない言葉で我が子に不安を与える毒親ママ子。
唯一、言える事は、hanaは、一般入試で絶対に受かるという気持ちが強いということ。
それだけが、救いである。
頑張れ、hana!!
役立たずの親で、ほんとにごめん!!
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コメント
はじめて。
いつも参考に読ませて頂いています。
hanaちゃん、とても優秀ですね。
私にも子供がいますがhanaちゃんの足元にも及びません(((^^;)
hanaちゃんならきっと第一志望高校の合格を勝ち取るんでしょうね(^-^)
これからも読ませて頂きます、応援していますね!
・ももこ様
コメントありがとうございます!!
参考にしてくださっているだなんて、すんげー恐縮です。
あ、バカの反面教師として、ご活用くださってるんですね!!
ありがとうございます、とても嬉しいです!!
hanaは、ママ子から見るとすっげー優秀ですが、きっと世の中に出たら、「並み」として埋もれちゃうかもしれません。
だけど、ママ子にとっては、カワイイ可愛い、優等生なんです。
主観ばっかで、本当にすみません。
ももこ様にもお子様がいらっしゃるのですね。
hanaの足元にも及ばないだなんて、とんでもございません!!
全てのママさんの一番は、絶対に我が子ですもの。
きっと、ママ子が我が子を思うように、ももこ様もお子様を大事に思っていらっしゃるんでしょうね。
ブログを再開し、あたしたちの受験を忘れないうちに綴っていきますので、どうぞまた、息抜きに遊びにいらしてくださいね。
ママ子は、いつも。。
子育てに苦しんで悶絶して、暴れております(*^-^*)