都立高校志望者の、模試の受け方~合格可能性~

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 いよいよ、中3の冬休み。
中学受験の時とは違って、模試の結果と偏差値や内申点で、志望校を決定する高校受験。

高校受験はすごくシビアだよね。合格基準に届くか届かないか。データが全て。
志望校決定の際に、みんなが一番参考にしているのが、模試の「合格可能性」〇%だ。

今回は、我が子が通塾していて感じた「模試の受け方」と、
合格判定の受け止め方」についてをレポート。
塾無し派の模試の受け方も、併せて綴りました。

※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。

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序:受験生を抱える家庭のクリスマス

♪ドッスる(ジングル)ベール、ドッスるベール いっも(芋)とぉ~ 肉ゥ~♪

愛すべき微少な読者の皆スン、メリークリスマス!

夜はご馳走だよ!
キャー、何食べよう?! 
献立は、フライドチキンにフライドポテト、エビフライにコロッケ!
生クリームたっぷりのケーキはハズせない!!
なのに…

今年は我が家がダブル受験とあって、クリスマスも「そぞろ」に終了する予定。

hana:「勉強時間削りたくないんだけど、1時間は確保できるよ、ママ…」

nana:「ご飯だけは豪華なのがイイなぁ~!楽しみだけど、勉強あるから早めの時間に始めよう!」

もはや、1時間内に
・ガッツリ食べ、
・ワイワイし、
・パパサンタのクリスマス企画まで終わらせるという、
スピード重視のクリスマス会になりそうである。

・・・

「絶望的に頭が悪くなりそうな献立だな。」

「野菜のテリーヌや有機野菜のサラダを食卓に上げるべきです。
受験生の健康管理を怠らないでください。」

「おえっぷ…殺人的な揚げモンパレードで、不合格決定だな。
子ども達の健康を考えろバカ親!!」

ギャー、愛する我が子達の健康を脅かすことはしたくないよ!!
業務スーパーで冷凍野菜買ってこなくちゃね!(キラーン)

今日は、長女hanaの志望校の話。
都立高校を第一志望としている我が家の、

模試の受け方を綴っていまぁ~っす!

って、明るく振る舞っているけれど、親としては、ストレスまみれ。
受験生の親って、本当にストレス溜まるよね…トホホ

都立高校を第一志望として考えた時の模試の受け方

模試の受け方は、色々な選択があるだろうけど、

1つの種類の模試を受け続けるのが、何よりたいせつ。

ただし、併願として難関私立を受ける場合は、
タイプの違う私立向けの模試をもう一つ、継続して受けるのが良い。

我が家は、この貧乏な家計から判断して、都立高校が第一志望となる。
そして、第一志望としては、進学指導重点校・進学指導特別推進校の中から選択している状況だ。

公立の大学をめざしているので、進学指導をガッチリやってもらえる学校をチョイス。

第一志望校の偏差値や合格基準が高い!となると悩むんだよね。

都立高校(上位校)を第一志望とするときに受ける模試

参考までに、一般的な模試をご紹介

・Ⅴ模擬(自校作成含む)

・W模擬

※前述のとおり、Ⅴ模擬かW模擬どちらか一つをチョイスするのがベスト

併願校(私立高校)を決める目安となる模試

・駿台模試

サピックスオープン

以上!

最難関私立を受験する場合は、サピックスオープンも受験する方が良いかな。

今年は、コロナ禍ということもあって、「在宅模試」が多かったよね。
在宅模試は信ぴょう性が少ないので、私立高校の個別相談などのときに、判断基準が低くなるそうな。
だから、2学期に受けた模試も、私立高校に持って行って、私立の個別相談をしたよ。

参考:【確約?】個別相談と併願優遇【合格基準】

※緊急事態宣言で休校中だったときには、臨海セミナーの無料模試も、在宅で受けました!
参考: コロナ禍で志望校判定!模試の情報と自宅(在宅)受験を検討。

高校受験に向けて、模試を受け始める時期は?

模試を受け始める時期について。

だいたい、通塾派の場合、
都立高校を第一志望として考えている生徒は、受験に対する準備が整う、中3の二学期が好ましい。

なぜなら、全範囲を網羅したうえで、模試によって欠けている知識や、苦手箇所を確認できるからだ。

あくまでも、実践演習をしながら弱点を潰す、というプラス思考で模試を受験しないと、メンタルがやられます。(←我が子の偏差値で、壮絶なまでに一喜一憂した経験アリ

しかし、ママ子としては、学力試しのために
塾無し派はもう少し早く模試を受け始めても良いんじゃないかな、って思った。
※中1や、中2のうちに受ける生徒も大勢います!

特に、難関を第一志望として考えているご家庭は、
自分のレベルをこまめに確認しておいた方が良いと思う。

しかし、サピックスオープンは、

中1の5月から模試を実施しており、
難関私立の志望校別の模試(早慶)も、中2から実施しているし、

駿台模試も、中1から「駿台学力テスト」が行われている。

自宅(在宅)受験と、塾無し派のデメリット

今回、コロナ禍であったため、「自宅受験」の模試が多かった。
やむをえず、自宅受験をチョイスしなければならない苦しい状況。

在宅受験のデメリットとして、
用紙に「自宅受験」と明記され、「カンニングのおそれ」や、「時間管理の甘さ」から、
信ぴょう性が低くなってしまう可能性もある。

また、悲しいことに、

通塾している方々は、塾で模試を受けられることに対し、

塾無し派は、自宅受験をチョイスせざるを得ないことも、デメリットだった
と申し添えなければならない。

ママ子、塾無し派の思いは、ものすごくよくわかるので、こういう時、
塾無し派がスムーズに会場受験できるようなサービス
提供してくれる塾や教育関係の会社が出て来るべきだと思う。

「合格可能性」に一喜一憂。高校受験は、データがすべて。

すっげー思う。中学受検とは違う。
「高校受験は、公立中高一貫の受検とは全然違う!」って、心の底から思う。

通塾してて、模試をバンバン受けると、「合格判定」・「合格可能性」が常につきまとってくるよね。

とにかく、志望校選びの時に必要なのは、データ
・通知表の数字・基準点だったり、
・模試の偏差値、
・資格の有無
などが最重要ポイントになる。

その基準に届かない場合は、受験しても不合格になる可能性が高いから、

三者面談の時に
「志望校を再検討してください」

おさえの私立高校をもう一つ用意してください」

と、言われる方もいらっしゃる。

ママ子は中学受験の不合格の経験から、
模試で良い結果が出ていても、やっぱりすっげえ心配だし。
偏差値が乱高下することも、もちろんあるから、そのたびに一喜一憂してた。

「合格可能性」や「合格判定」の結果は、100%じゃない。

20%、40%、60%、80%・・・

合格判定に100%が無いってことは、
たとえ合格可能性が80%でも、不合格になる可能性があるってことだよね?!

当たり前のことだけど、100%受かるって補償もないし、

合格判定が20%でも、100%落ちるってことは、無いの!

可能性の問題として、冷静に模試の結果を受け止めるって、実はすげえ大切だな、って思った。

もちろん、志望校の判断基準にはなるんだけど、もしも、すっげー熱い思いを志望校に持っているとしたら、その学校を受験するかしないかは、
「合格可能性」を受け止めた上で、

行きたい学校を、子ども本人が決定すべきだ。

都立上位校を目指す場合の模試は2種類のチョイスが◎

上記をまとめると、都立の上位校を目指す場合は2種類の模試を受けるのがおすすめ。

①Ⅴ模擬もしくは、W模擬(自校作成の場合は自校作成向けの模試)のどちらか一方を継続して受けることと、

②都立高校志望でも、上位校を狙うのであれば、併願私立校対策のための模試、
「駿台模試」若しくは、「サピックスオープン」をチョイスすることをおすすめします。

模試を受けて、一番大事なのは、弱点の発見。見落としの発見だよね。
模試を受けっぱなしにしてしまっては、5000円、6000円が、無駄になっちゃうでしょ?!

ママ子としては、そっちの方が大問題だよ。

解き直しが絶対に必要だし、
何度も何度も解いて、弱点を克服することが模試を受ける効能だったりするんだよね。

って、偉そうに言ってるんですが、我が家も凡ミスで悔しい思いをしています・・・
本当に気持ちを引き締めて模試を受けて欲しいよぅ…(←金銭面のダメージばっかw)

都立高校の入試まで、あと2か月も無いよね。

みんなで頑張ろう。

ラストスパート!みんなの桜が咲きますように!!

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