中学受検不合格体験記から、2年が経過している。それでもまだ、夜中に不意に泣いてしまうhana。
立ち直って、新しい生活が充実していても、フラッシュバックは、たまーにやってくる。
我が子に、不合格の悲しみが押し寄せた夜、親として、どんな対応をしたのか。
ママ子の思いと長女hanaとの関わり方を記録しています。
※「序」は駄文(ご挨拶文)です、お急ぎの方はスルーしてくださいませ。
序:ドレミの唄。
♪ 「ドー」は、ドラム缶ン~ボディーぃ
♪ 「へー」は、ヘルス(←健康の意)のへーぇ
あー!お天気が良いと、心も晴れ晴れするね!
ドッスモーニング!
皆さま、お元気でしょうか。
ママ子、今日も天気だけで絶好調!
わざわざ「健康の意」って書くと、ますます下劣な歌だな
こんな下品で低レベルな替え歌を、
インターネットで全国に披露する感覚が理解しがたいです。
ドレミの歌の替え歌にもなってないだろーが!!バカ!!バカ!!
んもー、鼻歌ぐらい好きに歌わせてよ♪
あー、天気が良いと洗濯物が乾いて嬉しいね!!
今日は、不合格から2年。
今も夜中にフラッシュバックが押し寄せて涙を流してしまう、
我が家の愛する長女hanaちゃんのお話です。
不合格がトラウマになっているのか。
そんな子供をどうやって支えて行ってあげたら良いか。
対応や関わり方などを、記録しています。
2018年冬。愛娘は、都立中不合格でした。
冬になると、やっぱりあの頃の記憶が蘇る。
うちのhanaが不合格になってもう2年が経とうとしている。
不合格体験記: 奇跡は起こらなかった。実録!不合格の受け止め方。
何度も都立中の不合格を言うことは、このブログに書く事は、ママ子としてはちょっと胸が痛い。
だけど、hanaのやってきた努力は、誇れるものだ。
あの受検勉強を乗り越えて、結果不合格であったとしても、
ママ子はhanaの努力を、今でもずっと誇りに思っている。
時が経っても不合格の悔しさが消えない
たまに、hanaの目が赤くなっている事がある。
一人で泣いているのだ。
トラウマとなっているのかな。
ふと、不合格だった時のことを、思い出してしまうらしい。
絶対に何故泣いていたのかは教えてくれなかったり、
何か別の理由を言って、適当にごまかされてしまう。
フラッシュバックの症状・トラウマ。
我が子の場合の「症状」などを、記録してみます。
フラッシュバックの症状
・とにかく、「急に来る」と言っています
急に思い出して、急に、どうしようもなく悲しくなって、
急に泣き出してしまう。
その時のことを、色々思い出してしまうのだそう。
とにかく、我が子の場合は「悲しくなる」、というのが症状。
フラッシュバックの時間
その時になってみないとわからない。
というのが、正直なところ。
・思い出して、ぐーーーーっと深く悲しみに落ちていく時と、
・突発的に涙が出て来ることもある。
でも、我が家の場合は、一瞬の事の方が多いと思う。
※ゆっくり思い出す時は、時期が2月付近が多い。
やっぱり、入試当日の事を思い出すのは、やりきれない。
ママ子も、不合格の当日のことは、今でも思い出すのが辛い。
フラッシュバックから回復までの時間
「急に悲しい」と言って泣き出してから、
泣きやむまでは、数分だが、
ニコニコの「大丈夫」になるまでは、
時間を要する。
※hanaのフラッシュバックを察知したママ子は、全力で対応する。そのままの状態にさせておかない。
フラッシュバック時の対応、関わり方
現時点で、「通院するレベル」に達していないと、
ママ子が判断しているので、通院はしていない。
だからママ子が全身全霊で対応している。
とにかく、学校でもたまーに泣き出してしまうことがあるので、
(ママ子が知るところでは年に1回くらいだと思う)
すぐに飛んで行って抱きしめることはできない。
だけど、そばにいる事が出来る時は、全力で対応する。
パターンがその時によって、違うので、
ある日の出来事を例にして、ママ子の対応を記録しておきます。
とある日の夜の、フラッシュバック時の関わり方。
目を赤くして帰宅したりすることもある。
ママ子に仕事や予定が入り、バタバタしていると、
そのまま少し、hanaの対応ができず、時間をおいてしまうこともある。
対応してあげられる時間は、限られているし、
タイミングだって、合わない時もある。
だからこそ、そのフラッシュバック時に一緒にいられることが、
ラッキーだな、って思う。
ファースト・アクション
でも、hanaの表情を見て、
「何かあった」と感じた時は、ママ子は
ママ子:「hana,何かあった?どうしたの~?」
と、聞く。
もう、反射的。
我が子の表情から、何かを察知した時は、いつもそうしてる。
hanaは、首を振ったり、「大丈夫」などと言うことがほとんど。
※原因は、フラッシュバックだけでなく
、学校で起きた事もあるし、テストの点数が悪かった時などもある。
思春期、色々あるよね。
その後、様子を見て、対応が必要かどうか、色々判断する。
ママ子とhanaの心の交流はお布団の中
しばらく様子を見て、笑顔が戻らなそうだった場合は、さらに関わりを持って行く。
ウザがられれば、ママ子はそっとしておくけれど、
hanaの場合、喜んで受け入れてくれるので、ママ子も有難いよ。
hanaは、お布団の中でいつも本音を漏らしてくれるので、
ママ子はバカ話をしながらその瞬間を待った。
夜更かし覚悟だ。
hanaの笑顔が見られるなら、こんなこと全然苦にならない。
むしろ、こんなチャンスが舞い降りて来て、嬉しいくらいだ
。最近は、hanaは自分で全て勉強するようになったし、
ママ子が次女nanaの勉強についている事が多いから。
ママ子は、hanaのことをお布団で待っていて、
一緒に「ねんこ」する。
「ねんこ」とは、小さい頃からママ子が使っている言葉。
「ねんねこ」の略のつもりだ。
ママ子:「hana、一緒にねんこしよう」と、声をかける。
hana:「うん・・・」
少し嬉しそうにお布団に入るhana。
冷たい手、冷たい足先。
hanaは、いつの間にか、いつも手と足が冷たい子になっている。
昔はふっくらと温かいお手てだったのに。
白魚のような長くてきれいな指だし、足はママ子よりずぅーっと長いのだ。
貧乏なママ子の寝室が4畳半なので、布団は3枚敷いて、
パパ男⇒一枚
hanaとママ子とnanaで、三人で二枚。
ママ子はいつも、布団の間の溝に寝ている。
床が硬くても、全然平気だ。
可愛い娘達に挟まれて寝る幸せは、何にも代えがたい。
本当は、ある程度の年齢になったら、
親子は別に寝るべきだと、育児書等には書いてあるけれど、
実質問題ムリなので(部屋が無い)、四人で四畳半の部屋に寝ている。
母親は全力で子供の気持ちを受け止める
hana:「やっぱりね・・・今でも泣いちゃうの・・・落ちた事」
ママ子:「え?!〇〇に落ちた事?そっかぁ、、そうだったのね。」
また涙を流すhanaの頭をゆっくりなでながら、
ママ子はいつも、hanaに、自分の今の正直な気持ちを話す。
・hanaは地元の中学で立派な成績を取り、沢山の経験をすることができたのは、受検を本気で頑張ったからだと。
・hanaは、どんな高校に行っても、どんなところに行っても、これからの人生、すごく楽しい学びに出会う。
・どこに行っても、素晴らしい出会いがあって、どんな方法でも、夢はかなう。
自分が落ちた学校に、スンゲー偉い先生になって、務めるってのもアリだよね。とか。
・hanaは、ママ子の誇り。本当に大好き。
愛するhanaは、ママ子の誇り。
泣いちゃうhanaを、お布団で抱きしめて頭をなでることは、
最近は、ぐーっと減ったよ。。
一年に数回かもしれない。起きてる時ははガンガン抱き着いてウザがられるけどww
不合格のトラウマ・悲しみを認めることがたいせつ。
不合格の悔しさは、ずっと消えないのかもしれない。
フラッシュバックするのかもしれない。
親として、我が子にできることは、
・hanaの気持ちを理解して、
・受け入れて、
・認めてあげる事。
つーか、それしかできない!!
試験当日、
どう考えて良いのかもわからない、すげー難しい問題を見て、
愕然とした瞬間を。
あんなに勉強した日々だったのに、持っている知識を、
瞬時に引き出し、活用することができない絶望を。
ママ子は、hanaの気持ちが痛いほどわかったし、
ママ子の想像よりも、
ずっと深く傷ついているのかもしれない。
トラウマを抱えていると言っても過言でもない。
次女nanaが、
hanaの受験した学校と同じ学校を受けたいと言っていることも、
本当は、「やめてくれ」と、言いたかったはずだ。
近くで、「あの学校」を目指して頑張る妹を見るのも辛いと思う。
ママ子も、本当は、キツイ。
2021年、中高ダブル受験を予定している娘達
長女hanaも、次女nanaも、
それぞれ自分で目標を立てて、勉強している。
次女nanaの方は目標レベルには程遠く、
実際に受験して、受かるという事は考えられない。
だけど、それでも、nanaは最後まで諦めず勉強したいという思いが強いので、ママ子は、やっぱり合格に向けて、サポートしていくつもりだ。
受験に落ちても、得るものは沢山ある。
長女hanaを見ていて、努力は決して無駄にならないという事を学ばせてもらった。
次女nanaは、また別の何かを学ぶのかもしれない。
nanaにはnanaの、感じ方、学びがあるのかもしれない。
「受検なんてしなければ良かった」
と、負の感情が大きくなるかもしれない。
それでもママ子は引き受ける。
nanaの全てを、hanaの時と同じように、
受け入れて、褒めてやりたい。
hanaが泣いたら、何度でも慰める。
不合格のトラウマには、理解と承認が大切。
結局、、ママ子の「なでなでタイム」で、
すっかり元気を取り戻したhana。
悲しみや苦しみを、傍で認めて、わかってあげることって、
すごく大事だと思う。
言いたい事をぜーんぶ吐き出して、スッキリしてもらう。
親にとっては、少し根気のいる作業だね。
トークが止まらずに、夜中の1時ごろまで話し続けた。
クラスでの事や、イケメン君の事、お友達の事や、
赤ちゃん時代のhanaの話をしたりして。
ママ子が睡魔に負け、寝ぼけてわけわからない返答をフニャフニャ言ってると、
hana:「ママー!やだやだー、まだ寝ないでよー!
hana、元気になっちゃったよ!」
と、可愛いいつものhanaのふわりとした笑顔を見せて、
ママ子を揺さぶる。
お腹の肉をブルブルさせながら、ママ子は
「あー、hanaが笑った。ママも幸せだ―!!」
って心の奥で叫びながら、
寝ぼけ眼をこすりながら、
長い夜は続くのであった。
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コメント
良い話だなぁ。家族の絆。
それに悔しさ知ってるhanaちゃん、凄い人になると思うし、もしかしたら将来、俺この子の小さい時のこと知ってるんだよ、と孫に自慢してるような気がする。そしてその頑張りを伝えてるかも。
と感動してふと横目で息子を見るとベッドで横になってイヤホンしてスマホ見ながら( ̄ー ̄)ニヤニヤニヤ
勉強しろとも言わないけれど、大丈夫か?こいつ!と言いたくなるhanaちゃんとの格差。多分精神年齢もhanaちゃんには相手にもされない男児がいました。
・フンメルノートさま
いやー、貧乏の特権って、必然的に子供との距離が近くなっちゃうんですよね。
暖房代がもったいないから一つの部屋に集まる、とか、うちみたいに、1人寝る場所がない・狭い。って(;^_^A
こんな真面目チャンだと、将来どっかで閃いて、ホスト通いにどっぷりハマっちゃったり、デイトレーダーで所持する株大暴落させたりしなきゃいいんですが・・・
きっと、優等生の仮面の裏で、hanaは、色々隠し持っている部分が蓄積されてる気がします。
将来幸せに平凡に生きていってくれれば・・・っていうのは、親のエゴですかね~。
ご子息、パパさんの前でリラックスしている証拠じゃないですか!
いやいや、うちの子、自慢の娘ですが、ママ子の娘だもんで、地頭は致命的ですよ~(;^_^A