各教科強化キャンペーンが、ズッタボロに計画倒れしているという事実。
先日、社会の学習計画を踏み倒して、「作文」の勉強をしているときの事だ。
ふと、算数という最難関教科がおろそかになっている事態に気が付き、気になると急激に不安になるという、バカ特有の「今すぐ言いたい」という忍耐力のかけらもない自分に自己嫌悪になるも、、
ママ子:「なんか・・・アレだね。hana、アンタ、植木算とか大丈夫だったっけ?算数もそろそろやんなきゃな。」
・・・
「このクソ毒親めが!!!!」
「作文頑張っているhanaちゃんに、よくそんな自分勝手な事言えますね」
「こんな奴に作文教えられるだけでも不憫なのに、さらに変なプレッシャーかけられるって、絶望的だな。」
ほんっと、やだよね。自分でもやっちまった感ある。
それなのに、熱心に作文を書いているhanaは、手を止めて
hana:「うーん・・・植木算、忘れているかなあ・・・あのね、ママ、今作文書いてるから、後でもいい??」
ご、ごめんなさい!!!!
本当に邪魔しちゃだめ。ママ子、お口チャックだよっ!
塾組、すげえええええええ!
やっとこさ作文を書き終えたhanaは、律儀にママ子の話を覚えていて、対応してくれた。
hana:「算数はね、できるのと出来ないものの差が激しいんだ」
ママ子:「そうなのか・・・今、学校で何系やってるの?」
hana:「うーん、円とか円周とか・・・図形かな」
ママ子:「授業はどう?わかるの?」
hana:「うーん、わかるんだけど・・難しいな、って思う問題もあるんだ。でもね、
塾組は、解くのが早いんだよなあ・・・」
じゅ・・・・塾だ・・・・と????
ママ子:「ねえ!塾組は、どうだっていうの?ねえ!!!」
塾という言葉に過剰反応しすぎなママ子。
hanaはママ子にブンブンと揺さぶられながら、
hana:「うん・・・やっぱりね、塾に通っている子は、スラスラ解けるんだよ。hana
が、ちょっと難しいな、って思う問題を考えている間に、もう、ササッと問題解けちゃうの。」
ママ子:「ガーーーン!!そうなのか。〇ちゃんも、〇くんも、みんなサッと解けちゃうんだね。もう、小学校の領域は勉強済みなんだろうね。でも、hanaも、考えればわかるんでしょ?授業ついていけてるのね?ね??」
hana:「そうだねえ。一応、わかってるとは思うんだけど・・・」
自分、死んでしまえ、死んでしまえと思う。
ただでさえ、塾組に引け目を感じているhanaの気持ちを逆なでするような事して。
本当にマイナスでしかない。なのに、口をついて出てくる言葉は、hanaを励ますどころか、ママ子の自分勝手な押し付けとプレッシャーでしかない。
ママ子:「ごめんね、hana、来週、算数やってみようか」
hana:「うん・・・」
素直に頷くのが、一番めんどくさくないとわかっているhana。
もはや、ママ子のキャンペーンごっこに付き合ってもらっている状況である。
今週は、算数やってみよう
というわけで、さんざん踏み倒しながらやっているこのキャンペーンではあるが、今週は算数をやってみようと。
学習計画としては
- hanaは、公約数、公倍数の応用問題が苦手らしいので、こちらをプリントで復習。
- 分数、小数計算、がい数など、「数系」を今回は中心に。わからない部分は、YouTubeなどの動画で、映像授業を見ながら確認作業。
- 適性検査で情報整理や計算っぽいものを解いてみて、実力チェック。
今回は、こんな感じのキャンペーンを展開していく。
算数に関しては、「やらないと怖い」って気持ちがずぅーっとあるわけだけど、ここは、焦らないように少しずつ潰して行き、「はじめまして問題」にどこまで対応できるか、という事を繰り返したいと思っている。
図形キャンペーンはまた別の機会に・・・できたらいいな。
コメント
こんにちは。
塾組、わかります(笑)
6年生になって最初の公開授業の時の、算数の授業を見てきました。
習熟度別に分かれていて、12人くらいだったと思います。
その中で、塾に行っていなかったのはチビとあと一人の女の子だけでした。
塾組が「こんな簡単なの要らねえ」って言っているのを、チビが
「静かにして。わたし、塾行ってないからちゃんと授業聞きたいの!」と言っていたのが印象的でした。
塾組は、とっくの昔に履修しているんですよね。
チビ曰く、授業の後先生に聞きに行く人が自分しかいないからいいわ、だそうです。
今週は算数キャンペーンですね(^.^)
応援しています。
・チビの母さま
こんにちは!
いやあ、チビちゃんのその発言、一瞬でママ子の胸を貫き、今、涙が止まらないです。
なんつーか、うん。チビちゃんが素晴らしいのもあるんですけど、本当に塾組との壁というか、ひしひしと感じるんですよね。hanaの算数のクラスも、塾組がたくさんいるクラスです。ほとんどが塾組だと言っていたので、hanaは、チビちゃんと同じような立場なんでしょうね。
チビちゃんみたいに、勇敢に塾組の男子たちに発言できたら、いいなあ。
うちのhanaは、、どうだろうなあ。ワァワァとうるさい周りの男子に埋もれて、授業のわからない部分も、聞き逃して帰って来ちゃうんだろうなあ(;^_^A