鉄緑会に通塾するご友人の生活を垣間見た。

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現在高校生の長女hana。エリート高校に通っている。
エリートの輪、エリートの人脈が広がり、なんと、「鉄緑会」に通う子ともお友達になった。
わが子が出会ったそのお友達の私生活や、学習環境について得た情報を記録してみます。

※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。

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序:6畳の子ども部屋での、異世界空間

貧乏&狭小住宅に住む我が家。

現在は6畳の子供部屋を、テキトーに2分割し、勉強部屋にしている。

完全に部屋を分けているわけではないのだが、我が家の姉妹のおうち時間は、まさに、異世界空間。

ここが、二人の人生の割れ目になるのかと、少し怖いことを考えてしまうこともある。
長女は粛々と勉強に励み、次女は隠れてyoutube三昧。
同じように育てて来たのに、全然違うことに夢中になるんだなぁ…
今の世の中、何が起こるかわからない。それぞれの経験から、得たことを受け入れていくだけだ。
人生なんて、死ぬまでの暇つぶしって、ひろゆきさんが言ってた。

狭小住宅で、幼少期から同じように愛情をこめて育てて来た二人であるが、ここまで違う生き方をチョイスするあたり、人間の遺伝子の力や環境の力に加わるプラスアルファのパワーって、すげえ影響力だな、って感心している

部活動にも熱心に取り組み、スキマ時間を無駄にせず、ガツガツ勉強する長女hanaと、
勉強しているフリをしながら、
学校から配布されたタブレットでオタ活にいそしむ次女nanaが、
この一つの空間で静かに自分の時間を過ごしている。

ゲームはデジタルアヘンだとか中国が言ってたけど、ヲタ活もデジタルアヘン、いや、ヒューマンアヘンでもって、宗教の要素を含め、かなり危険な部類にあるんじゃないかと思うんだけどな。

 中学1年生。対人恐怖症と、SNS(ネット)依存問題

完全にママ子似の次女nanaの生き方を、心配し、悲観する気持ちをぐっとこらえ、受け入れつつあるママ子。一応、nanaの中では「ネットする時間を決めている」と宣言しているので、信じるしかない。

もう、廃人になる寸前まで溺れてみるのもまた、経験から学ぶという意味では良いのかもしれないとさえ、思う。ボロボロになったら、ママ子が命かけて助ける。
きっと。死ななきゃ、なんとかなる。

アンチ1
アンチ1

バカ親のエゴで子供に中学受験させた結果だろ。反省しろよ。

アンチ2
アンチ2

遺伝の力は最強と言われておりますで、近い将来は、上のお子さんもデジタルアヘンに溺れることになるでしょう

アンチ3
アンチ3

カエルの子はカエル。あきらめろ、学歴コンプレックスで一生苦しめバカ。

ぎゃああああ!!
ママ子のメンタルのヘルスが崩壊するのを楽しんでるね、アンタたち!!
更年期&ノイローゼ気味の自分をいかにバカテンションで中和させるかってアンタ、壮絶な独り相撲やってんだからっ!!

今回は、久しぶりに長女hanaの高校生活をピックアップ。
もうね、出会う人たちが崇高すぎて、色々びっくりするんだが、「非現実」だと思っている人々と触れ合う機会もあるってもんだ。

なんと、hanaの知り合った他校のお友達が天下の「鉄緑会」に通っていたという事実。

わーお。mezaseto-daiの血が騒ぐよね。

そのお友達のスゴさや、ご家庭でのご様子などを聞いたので記録しています。

ママ子からの質問:鉄緑会についての Q & A

Q: 指定校じゃないと、入塾できないの?
指定校は、開成や筑駒など、名門校が多いけれど、年4回の入塾テスト(激ムズらしい)に合格すれば指定校の生徒でなくとも入塾できるらしい。

※鉄緑会ホームページ(指定校一覧)

ちなみに、このホームページの合格実績も凄かった!

代々木1校で、東大合格412名って・・・

受験本番にインフルエンザに罹っても受かるように仕上げてくれるっていう話は、
あながち、ウソじゃないって思うよね。

実際に鉄緑会にお子様が通塾された方のブログ「受験ラッシュ!」さま もご紹介させてください

⇒ 記事一覧(鉄緑会)|受験ラッシュ! (juken-rush.com)


Q:高校から入学する生徒もいるの?
入塾試験に合格すれば、入塾できる。
進捗度がハンパないので、高校から入塾した生徒は最初はクラスが下のほうになると聞いた。
ちなみに、男子ばっかかと思いきや、女子もけっこういるらしい。

Q:学費は高いの?
これらは詳しく書いてくださっているホームページがあったので、飛んでみてください。
※コモトピさま
⇒ 鉄緑会の指定校がどこか気になる!一覧は?月謝や評判もリサーチ! | コモトピ (common-topics.com)

思ったよりも平均的なお値段でビックリ!!

入会金22000円、一教科20000円弱+教材費って考えると、普通の塾と同じような出費??
現在、ノー塾を貫いている我が家の秀才hanaに、ダメもとで

ママ子:「鉄緑会の入塾テスト、受けるだけ受けてみる?」

と、だらしないふざけ顔で、長女に問い合わせてみたら、

hana:「ぜったい無理!!あたしの高校生活、つぶす気??」

と、冷酷な低い声で断固拒否されますた。

理由は、

高校生活エンジョイできなくなるほど、壮絶なレベルの高さと課題の量があるんだとな。

もちろん我が家は、東大理Ⅲなどという志望校を口に出すのもおこがましいレベルではあるのだが、
わが子が、そういうお友達とお知り合いになれたということが、学歴コンプレックスのママ子の立場からすると、異世界、別世界。

Q:学校の勉強と両立できてるの?

この問いは、実際に通塾されている子から聞いた話だが、
本当に頭の良すぎる子は、学校のテストも、塾でも成績優秀。

それ以外の子は、「鉄緑会」を優先し、学校の試験や勉強がおろそかになる子
もいるし、
あまりのレベルの高さに、ついていけなくなってしまい、退塾する方もいるそうだ。

本当に人それぞれではあるが、これが真実の目指せ東大、しかも理Ⅲなんだな~、って遠い目になる。

実際に「鉄緑会」に通うお子様の、日常生活

ちなみにhanaのお友達で鉄緑会に通塾している他校の生徒さまは、

部活動にも参加しながら、鉄緑会に通塾。

帰宅後も夜中の2時、遅いときは朝4時になるまで勉強し、
2時間寝てから朝6時に起床し、学校に通う、
という、死ぬほどハードな生活を送っていらっしゃる。

もちろん、東大(しかも理Ⅲとか有名医学部)に絶対に合格するという執念がなければ、そんなことできない。

ママ子は知っている。

長女hanaが、高校受験で身体を壊しながらも勉強した日々を、
血ヘド吐くほど勉強した日々を、思い出した。
あれは、狂気と言ってよいほど、凄まじい日々であったと思う。

あんだけストイックな日々を、三年間も、文句ひとつ言わず、ひたむきに、努力に努力を重ねていた。もう十分だろ、って思う。あんな壮絶な日々は人生に一度で十分だよな。

うちの子には、もう無理をさせたくない。
合格という勲章を勝ち取ってるんだから、これからは自由に自分で選んだ道を歩くべきだ。

現在鉄緑会に通塾している皆様は、想像を絶する天才であり、トップオブザトップ。
若しくは
高校生活は、すべて「鉄緑会」に支配、いや、信仰している状況なのであろうと。
わが子が、高校受験のときに塾に信仰心を抱いていたように。

一例:「鉄緑会」が中心の生活。青春やリア充に目もくれないティーンズたち。

他の生徒さまの話も、教えていただいたので、記録しておこうと思う。

キラキラした高校生活なんて、送っている場合ではないのだそうだ。とにかく、塾に通う。鉄緑会に通って、東大理Ⅲに入り、医者になってから、人生を謳歌すればよい、と。

若しくは、それを使命として、生きている人々もいるのだそうだ。

なんという、宿命なのであろうか。そんなウルトラマンとかセーラームーンのように地球を救うため医療現場で戦う戦士となるために、頑張っている生徒さまたちがいる。

もうね、もはやね、志が高すぎんのよ。

そのためだったら、学園祭だとか部活だとか、そういう行事には熱心に参加してる暇は無いんだって。

青春なんてやってる場合じゃねーよ。まずは、東大だろ、東大! つって。
講師の先生含めてみんなが当たり前に東大に囲まれてる状況って、どんなすげえ場所なんだよ。

努力できるのも才能のうち、というけれど。
勉強できる才能っつーのは、やはり遺伝が9割なんだろうなあ。うちhanaは,突然変異で残りの1割に入るわけだけど、さすがに鉄緑会さまレベルの話に並べるには恐れ多い。

もちろん、「簡単すぎて、目つぶってでも問題解けるゼ」というモンスター級の天才もいらっしゃるので、「人それぞれ」というワードがつきものなんだけど。

とにかく、トップオブザトップの世界だと思われた「鉄緑会」でも、クラスでランク分けされて、劣等感に苛まれてしまう方もいらっしゃるっていうから、学歴社会っつーのは、あからさまで分かり易いこともあるが、非常に厳しい世界なんだなあ、って思う。

鉄緑会に入る生徒さまのご家庭

あのね、だいたい偏差値の高い学校に通わせているご家庭っつーのは、総じて自分の家のお子様を、本当に大切に大切に育てているっていう印象を受ける。

箱入り娘さまや箱入り息子さま。

カラオケに行ったことが無いというご家庭があるとか、高校になって初めてスマホを与えたというお話を聞いていると、色々な思いをもって、真剣に子育てをされてこられたんだなぁ、って
ママ子も身につまされる。

その反面、

物心ついたときから、ずぅーっと塾に通わされている」

だとか、

「うちの親からは、そういうの(渋谷や原宿で遊ぶ)許してもらえない」

だとか

成績には死ぬほど厳しい

という話を聞いたりすると、
保護者のみなさまは、ハイレベルな教育や教養となる体験を施しながら、ある程度子供たちを強制的に制限し、
頭の良いご子息、ご令嬢たちは、色々と不満を持ちつつも、
将来を考えると今の選択が正しいと、腹落ちして必死に勉強を続けているという、そういう風に、ママ子は認識をした。

ご両親が優秀で崇高だと、子供たちもまた、精神的に落ち着いて物事を俯瞰できる大人になるんだろうな。

ママ子みたいに、下品で欲望にまみれた生活を送っていたら、
そりゃあ、うちの子供たちもそんな大人見せられて「ハイレベル」な将来なんか、描けるわけないわ。
ダハハ。

格差社会・階級社会に負けないで生きることの大切さ

ママ子は、、バカな故に、世の中の差別や偏見が、すげえパワーがあることを知っている。

鉄緑会というワードや、東大というワードに飛びつくママ子。ママ子は、自分の人生が学歴が無いから、勉強を怠ったから失敗して、後悔している。そういう人が、世の中にはけっこう多い。「若い頃に勉強さえできていれば・・・」という、人生うまくいかないことをすべて学歴のせいにしたりして。

そういう階級社会では、自分が底辺にいることに、被害妄想を感じたり、劣等感を抱いたりする。

現実問題、ママ子は鉄緑会に通わせてあげられることもできないし、大金持ちになってわが子を海外留学させてあげることもできない。だけど、わが子たちに、引け目として劣等感を抱かせたくないし、人生全部をバカと貧乏のせいにして、腐ってほしくもない。

ママ子が偏見を持つから、劣等感を持っているから、わが子にも伝染するのだ。。

負けない。とにかく、子供たちのこと云々よりも、ママ子自身が、自分への劣等感にサヨナラしなければならないのだ。ママ子自身が、、勉学をとおして努力しなければ。遅くきた、モーレツなハングリー精神で、自分に自信をつけることから始めなくては。

自分が上に行くだの、下に下がるだの、という話ではない。

天は人の上に人を造らず、ひとの下に人を造らず

「学問のすすめ」の福沢諭吉先生の言葉を、しみじみとかみしめる。

差別されていると感じてしまうのは、ママ子自身が、自分で階級社会をつくりあげているからである。ハイレベルだの、低レベルだのと、仕事の質や、収入、学歴でなんでもかんでも「勝ち組」「負け組」と、ランク分けしているのだ。

恥ずかしいことだが、これではわが子たちが劣等感に苛まれてしまうのも、無理はない。

どんなに差別、区別されようとも、自分が前に進むことを考えて生きるしかない。

悔しい気持ちを、ランク分けなんかで、納得させてはいけないということだ。
つーか、ある意味暴力的にこのポジティブ思考でいかないと、ママ子階級の人間は、やってけないわけだよ。

前向きに生きるってことは、現状脱却を夢見て、楽しく努力するってことなのかもしれない。

<関連記事> 大学受験生の秋…全部E判定という現実

コメント

  1. フンメルノート より:

    こんにちは。
    なかなかというかおそらく一生鉄緑会関係者とは知り合うことのないフンメルノートですww
    記事やネットとかでした見たことない鉄緑会。言葉だけは知っている。
    全く関係ないうちの家族は「赤錆び会」つくろうかなw

    • ママ子 より:

      ・フンメルノートさま
      ママ子も、長女hanaを介しての必死のこじつけで得た「鉄緑会」情報ですので、
      未来永劫、鉄緑関係者とは出会うことも無さそうですよ。
      「赤錆会」の入塾テスト合格をめざし、これからも精進させていただきます。