我が家の長女hana、現在高校1年生。ゴリゴリの進学校に所属しております。バカ&貧乏な親を持つだけでも劣等感満載なのに、最近自分のことを「陰キャ」だと言い出すようになりました。
進学校の、陽キャと陰キャの定義とは??? 学力レベルと関係するの??
我が子からの情報と独自のリサーチによって、陽キャと陰キャについて記録しています。
※「序」はご挨拶文です。お急ぎの方は、スル―してくださいませ。
序:高校デビューを華々しく飾るも、溶け込む女、hana。
かなりご無沙汰で登場の、我が家の長女hanaです。
もうね、入学当初は、めっちゃJKらしかったよ。
hana:「私、高校デビューする!」
と、突如、言い放った。
服装も、今ドキの服をチョイスするし、なんていうかもう、親が注意するような年齢でもなくなったし、「自己責任」っていうか、そういうレベルの学校だと、校則もガバガバのユルユルなもんで。
ただし、メイクは大事な時だけと決めているらしい。
男子の間では
男子:「メイクしている子はちょっと…」
と囁く秀才イケメン男子もいるらしく、hanaもそれを小耳に挟んだりして、男子ウケもひそかに考えつつ、女子高生ライフを楽しんでいる。
そうなると、毎日しっかりナチュラルメイクして、髪の毛をセットしてくる本格美人の「量産型女子」とは、やはり差が開くらしく、最初の高校デビューの勢いは、どんどんなくなって、うまい具合に馴染んじゃって、突出せず、ビミョーな立ち位置に溶け込んでいる様子である。
量産型なんだから、成功っちゃあ、成功なんだろうけど、その中でも格差があるのが女子の世界。
あぁ~、懐かしいね。こういうの(←蚊帳の外だった人w)
ママ子は完全に陰キャの青春時代だったんだろ。想像つくわw
チヤホヤされ過ぎるのも、困るんですよ、本当に…。昔を思い出しました、ごめんあそばせ。
hanaは親に似なくて良かったな。ママ子の大量生産は公害だからなw
んっもー!ドラドラドルァアアアアア!!
ママ子の暗い高校時代の話なんてノンノン♪。
今回は、長女hanaが抱える問題、進学校の「陽キャ」と「陰キャ」について、記録していきます。陽キャと陰キャの学力レベルについても、独自のリサーチを含めて、考えてみました。
進学校のクラスにスクールカーストはあるのか?
正直、ハイレベルな進学校に通う生徒さん達は、「いじめ」はほぼ皆無だし、クラスの雰囲気もそれぞれの個性を尊重し合う、和気あいあいとした雰囲気を持っているのが普通だろう。(←みんなの高校情報参照」
実際、我が家の長女hanaも「みんな、本当に人格者!イイ人ばっか」だと言っている。
その中でも好き・嫌い、合う・合わない、ってのは出て来るらしいが、そんなの大人だってあるよね。
ママ子:「ねえ、アンタの学校もさ、スクールカーストみたいなの、あるの?」
hana:「うーん、そんなにあからさまなのは、無いんじゃないかな」
hana:「でも…イケてるかどうか、ってのはあるかもね。陽キャと陰キャみたいなのとか。普通に趣味が違うとキャラも分かれるしねえ。」
へえ、そうなんだ。
hana:「でも、イケてないからといって、何も言わないよ。イジワルもないし。ただ、イケてる人がチヤホヤされたり、人気者なだけで。」
なるほどね。
壮絶なスクールカーストは無いらしいが、陽キャと陰キャ、みたいな区別は、あるみたいだ。
娘の言葉:「最近、私、陰キャになっちゃった・・・」
最近、いや、二学期に入ってから、長女hanaは、学校に行くのがツラいみたいだった。
hana:「あー、学校行きたくない。毎日休みなら良いのに!早く冬休み来ないかなあ!」
毎日荷物も重いし、通学も大変なのはわかるけどね。我が家の「陽キャ」、ファミリーカーストの最上位に君臨する、長女hanaが、どうしたんだろうな。
ママ子は本当はすごーく心配だったが、hanaの学校生活の中で思い当たる事案もいくつかあったので、見守ることにしていた。
そんなある日、我が家の長女hanaが、こんな言葉を発したのだ。
hana:「最近クラスにいるのがツライ。私、陰キャになっちゃった」
ママ子:「えぇええええ?!アンタ、あんなに楽しく学校行ってたじゃないの!!どうしたの?」
hana:「もうね、クラスにいても、誰とも話せない。疲れちゃって。」
なるほどねえ・・・
ママ子は思い当たる事案が頭によぎった、hanaが心の中でその問題をしっかり消化できていないことを考えていた。
進学校の陽キャと陰キャの定義ってなに???
ママ子:「アンタほど、陽キャっぽいのいなさそうだけど。学校の陽キャの子ってどんな感じなの?」
hana:「頭がいいんだよ。全てにおいて、頭が良いの。そのうえ、めっちゃ面白いの!!」
なるほど。
進学校の陽キャは、「面白い」にプラスして、「頭が良い」のがつくわけね。
hana:「やっぱり、頭が悪いとダメだね。陰キャになっちゃう。劣等感でいっぱいだよ」
ママ子:「アンタ、成績はまあまあ上位にいるんだから、そこまで陰キャにならなくていいんじゃないの?」
hana:「ママ、違うんだよ。育ちが、教養が全然違うの。地頭も違うし、基礎知識も全く違う」
ガーーーン・・・
教養と
基礎的な知識、
地頭の良さ
なんて、我が家の持っていない3種の神器じゃないの。
ママ子:「なるほど・・・そりゃアンタ、その定義でいくと、壮絶な陰キャに属するね」
hanaの言う陰キャは、
極度のコミュ症、
成績が悪い・教養が無い、
貧乏(家柄)、というのが挙げられるらしい。
これは、hanaの独断と偏見での印象であるが、自分が自分で「陰キャ」と定義している。
「陰キャ」を、否定してはいけないと思う理由
あのさ、自分を卑下するのは、仕方がないかもしれない。
周囲がスゴイ人たちがいるのなら、なおさらのことだ。
入学当初も、親子でだいぶ劣等感に苛まれていたのは事実だ。
ママ子は思う。「陰キャ」って思うなら、「陰キャ」でけっこう!
しかも、我が子の場合、思いっきり主観で「陰キャ」って言ってるんだよね。
色々リサーチしていると、自分が自分のこと「陰キャ」って定義してる子が多いんだよね。
自称陰キャ女子:「友達に、お前、以外と陽キャだな、って言われちゃいましたぁ~、テヘッ!」
っつーね。そういう流れもあって、急に陽キャに方向転換する子もすっげー多いんだよね。
だから、陰キャでも全然良いし、むしろ主観でどっちにも転ぶんだから、あえて否定せずに、
「陽キャ」の自分や「陰キャ」の自分をそれぞれ楽しんで欲しいって、思うんだよね!
うちの次女nanaなんて、
nana:「私は、陰キャでいいかなぁ…なんかね、気楽だし、ほっとするんだよね。」
ママ子:「そっかぁ、nanaは、そんな風に思うんだねえ。いいねえ、どっちでもママは、nanaが楽しいなら、それでいい!」
そう。我が子が楽しいなら、それでいいんだよね。
インスタで「映えてる友」を見て落ち込む謎。
ママ子は、色々な思いを抱える思春期の時期を、なるべく見守りたいと思っている。
不安な思いを吐露してくれた長女hanaに、言えることがあるとすれば・・・
ママ子:「休みの日は、ゆっくり休んで。周りと自分なんて比べても意味ないからさ。アンタは十分可愛いし、イケてるし、頭も良い子だからね。自信持てなんて、今はいわないけど。インスタ見て凹んだりするなんて、無駄だよ~w」
hana:「えぇっ!凹んでないよ、”いいなぁ~”って羨ましがってるだけだよ。別に楽しんでるんだからいいじゃん!」
あらまあ。そうなの?
昔もフェイスブックの「いいね」を気にして鬱になる、ってニュースがあったけど、今はインスタ見て友達が誰とどこで”ばえてる写真”を撮っているのか、気になるらしい。
そりゃ、「羨ましい」って思うことはあっても、ママ子ほどの劣等感の極地にいると、凹みもしないんだけどね。
思春期女子の心はジェットコースター
アップダウンも、激しいんだよね。思春期女子。
特に、穏やかな性格でおなじみの我が家のhanaですら、落ち込んだり、テンションアップする日だったり、気性が激しくなってきたように思える。
ま…まさか、この期に及んで親(ママ子)に似て来たんじゃないでしょうね…
遺伝子は年を取るごとにその遺伝性を発揮させるって安藤寿康先生が行ってた。
参考記事⇒想定IQ診断!安藤寿康著『日本人の9割が知らない遺伝の真実』
さらに、生理の症状(pms)も著しくあらわれるようになり、成長を感じて居る。
もう、高校生になったのだから、子育てはひと段落、終了かなあ・・・
って思っていたママ子であるが、
hanaの心の中のモヤモヤや、翳りがあった場合は、いつでも受け入れ態勢を整えて、抱きとめる準備はしているんだ。
いつもの傾聴とは、違うやり方で見守る、高校生の子育て
ママ子は、いつも、我が子を愛するあまり、子どもが元気がないと根掘り葉掘り聞いてしまっていたのよね。我が子の悩みをね。
だけど、今回は、
この、じわじわーっとした長女hanaの心の翳りは、きっと自分で解決しなければならない、
乗り越えなければならない部分であると、ママ子は判断した。
ずっとツライ思いを抱えて、
乗り越えられずにいる様子を見守ることって、親としてはすごく忍耐が必要なんだけれども
「hanaなら、自分で乗り越えられる」
って、ママ子は信じているっていうか、自信があるというか。
だから、ママ子からは何も言わずに、じっと見守ることにしているんだ。
今回の「陰キャ」発言も、その”hanaの抱える問題”と関わっているのはわかっているんだけどもね。
塾無し:「陽キャ」をめざして、テスト勉強を頑張る
結局は進学校に通うと、どうしても「頭の良さ」で、スクールカーストも出来上がって来ちゃうんだよね。思いっきりママ子に愚痴った数日後に、ふとhanaは、ママ子に報告してきた。
hana:「やっぱり、私、テスト勉強頑張るわ。」
前回のテストで撃沈したので、今回のテスト勉強は、頑張っているみたい。
塾に行っていないぶん、お友達に勉強を教えてもらうこともあるようだ。
hanaは「頑張ってない自分のことは、やっぱり好きになれない」って言ってた。
ママ子はもう、長女hanaの成績や大学進学については本人に任せると断言しているし、本人も、自分は自由だと思っているみたい。
どっちにしても、自分に自信が持てるように「勉強」を頑張るのは、親としては有難い部分ではあるから、努力が実ると良いなあ、って思って見守ってます。陽キャを目指さなくてもいいような気がするけどねぇ…やっぱり陽キャは、「羨ましい存在」なんだろうね。若者にとっては。
ママ子から見れば、陽キャなんて架空の存在な気がしてならない。思いっきり主観よな?
人間、陽の部分も、陰の部分も併せ持っているものだもの。
・・・
今回は進学校の「陽キャ」と「陰キャ」について、我が子の話をとおして記録してみました。
結局成績や頭の良さを重要視するあたり、我が家にとっては厳しい高校ライフになってるのね。
親子で。
貧乏人はつらいよ・・・とほほ。
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