大学生になった、突然変異的に優秀な長女。思春期に訪れるであろう反抗期も全くというほど無く、育ってきた。それはやはり、母親の存在が、彼女にとって威圧的であり脅迫的なものだったからだと、そう思う今日この頃。長女の遅い反抗期が早く来ればいいのに。大学生になった長女の心の様子を綴ります。
※「序」はご挨拶文（駄文）です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。
序：詐欺被害に遭いそうになったバカおばさん
ドスにちは。ねえ、ちょっと聞いてよ。
「自分だけは詐欺になど遭わない」という思いを持っていた。まさか、自分だけは…
前回の「序」にも書いたけど、ナレーションのバイトや声優オーディションにチャレンジしたママ子。
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そこで、本当に「オーディション詐欺」のようなものが横行していたらしく、全く同じ手口で、途中まで話が進んでいた事がわかった。次女の言っていたとおりだ。完全に騙されてた。
ママ子はお金を請求されるところまではいかなかったが、実際に講習代やら、CD作成代、レッスン代などと言って高額な金額を請求されたり、態度が急変して脅されるような口調で圧力をかけられたりした被害をネットで発見し、震え上がった…
有名なネット求人サイトでも詐欺まがいの行為を行う会社が求人募集をしていて、本当に被害が横行しているんだと知って、怖かったよ…すぐに消費者センターに連絡した。実際に被害に遭ったわけじゃないから、軽く扱われちゃったけど。
無能のバカだから、詐欺にも狙われちゃうんだろうな、ママ子。なんていうか、自分の愚かさに呆れて凹んだけど…。
みんな気を付けてね。夢を抱いた若者たちが、どうかこんな被害に遭わぬように。傷つかぬように、願うばかりだよ。
おいおい頭悪すぎるだろ、詐欺に遭う前にまともな仕事見つけろマジで。
出産子育て休暇のある大手企業で働いております。ご愁傷様としか申し上げられません
お前はマジで社会のゴミだな。とりあえず食うな。もうそれだけでいい。
アハーン、ママ子もさ、本当に自分のバカさ加減もここまでだとは思わなかったよ。まともな仕事に応募しても採用されない悲劇…女性の自立について考える今日このごろだよ…トホホ
さあ、そんでもママ子、気を取り直して今日も元気にいってみまーす！
今日は、我が家の優しいお姉ちゃん＠長女のお話。思春期＆反抗期が来てないみたいだけど‥
大学生になった彼女の新生活について綴りました。
花の女子大生！新生活は開放感でいっぱい
我が家のエリート女子大生＠長女。
大学生になって、ずいぶんと生活に変化が起きた。
まずは、「もう受験しなくていいんだ！」っていう開放感が長女を勉強の呪いから解き放ってくれた。
堂々とアニメ＆漫画三昧。ちなみに情報提供者は、我が家のエンタメ系最前線を走る次女である。
マジでうちの次女は、情報通。オタクでTwitter三昧の次女は、ある意味「なんでも知ってる」。
エンタメ系や炎上系の情報はニュー速並み。特に炎上ネタの嗅ぎつけはスゴイ。
そんな次女に素直な長女はモロに影響を受け、次女を「師匠」として崇め、色んな事を教えてもらっているのだ。一時は姉妹の仲が危ぶまれていたが、こんなに仲良くなってくれて嬉しい！！
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アルバイト＆サークル探し
そして、春休みからアルバイトも経験している。
色んなバイトをして、社会経験を積みたいんだそうだ。
春休み中は、単発のイベント系のバイトをやって、その後は、ウエイトレスにチャレンジ。
長女「ママ、バイトって色んな事が勉強になるよ！今、あたし、一番学んでる感じがする！」
バイトから帰るとぐったり疲れているのだが、お土産話が止まらないよ。
「グラス拭きがカッコよくできた！」
「覚えが早いって褒められた！」
「先輩が優しかった！」
って、すんげー楽しそう。
長女のキラキラした笑顔を見るのは、本当に久しぶりだよ。
もうさ、今までの悲しみや苦労が嘘みたいでさ。ママ子も本当に本当に良かったねえ、って思う。
母親の目を気にする娘…毒親あるある？
あのさ、そこまではいいのよ。
毎日幸せな日々を送ってる長女、ママ子も本当に本当に嬉しくてさ。
だけど、最近すごく驚いたんだけどね、
ママ子のふとした発言に、長女は過敏に反応するのだ…
メイクがあまり上手じゃない長女は、色々試行錯誤してメイクをしているのだが、どうしても濃くなったり、ハタから見るとちょっと「ギョッ」とするような赤いメイク（地雷メイク？）やハイライトの光沢が目立ちすぎたりしていて、どうしても、ね、
「元の顔の方が可愛いよ！」って言いたくなっちゃうのよ。
長女「ママ、今日のメイクどう？可愛くできたよね？」
ママ子「うーん、もちろん可愛いんだけど…もっと薄めの方がアンタの可愛さが引き立つと思うんだけどな」
などと言うと、長女は、けっこうなレベルで凹んでしまう。
これって…ママ子の発言が、長女にとって、すっげー重いってことだよね？？
洋服のコーデにしても、
ママ子「タイツが黒の時は、黒の靴の方が可愛いんじゃない？」などと言うと、その指摘が「注意された」「怒られた」って変換されちゃうみたいで…💦
母親の発言がそこまで長女を苦しめてしまうことに、ママ子はかなりショックを受けた。
今までの自分の子育てが、威圧的で命令的であったから、こうなってるんだよね？
親子関係を見直す、子離れ・親離れ。
ああ、ママ子の子育ては本当に後悔だらけだけれどさ…
もう１８歳で選挙権もあって、ほぼ成人みたいな長女に
ママ子が最後にしてやれることは、子離れを完璧にすることだと、悟った。
一時は「家から離れたい」と言った長女。その言葉を、大学卒業する四年後には、しっかりと実現すべく、ママ子は長女の旅立ちの日まで、
本来の長女が自分の気持ちを大切にできるように。
自信を持って、自分の選択ができるように。
長女の人生から、ママ子の存在を小さく、小さくしてあげなくてはならない。
もちろん、アドバイスを求められたら正直に自分の気持ちを答えるが、それ以外は長女に本気で何も言わないことを徹底しようと思った。
親は聞いてあげるだけでいいんだよね。子供の話をさ。
母の日を忘れてバイトを入れる長女にバンザイ
毎年、母の日には、姉妹でカーネーションの花束を買って、心のこもったお手紙で感謝を伝えてくれる我が家の可愛い娘たち。
だけど、今年はそれも無くなりそうである。
長女はその日に泊りがけのバイトを入れており、今年の母の日は長女が不在であると知った。
別にね、ママ子、母の日に何かをしてくれって思ってないよ。思ってない。そりゃ、花束貰ったら死ぬほど嬉しいし、手紙や動画を作ってママ子に感謝を伝えてくれたら、毎年涙流して喜んじゃってる。
だけど、何よりも、長女は自分中心で物事を考えられるようになったのだ。
周囲にすっげー気を使って、自分のケアを後回しにしたり、雑にしていた長女が、アルバイトや私生活に夢中になっているのだ。
これは、これはもう、すっげー嬉しい事なんじゃないか？って思った。長女の変化だよね。
自分の生活に没頭してくれた。まさに、これが親離れなんじゃないの？
もしかしたらやっと、長女は「ママの理想の子」になることが目標ではなく、「自分のために生きる」って事を、その自由を手に入れたんではなかろうか。
ママ子の呪縛から逃れて、旅立つ準備ができているんじゃないのか。
そう思ったらもうね、ママ子は嬉しいよ。
我が子が幸せな大人になるために。
ママ子の子育ては、ハッキリ言ってすごくダメだったと思う。
子供達への申し訳なさは、毎日、もういつも感じてる。
我が子が10代も後半になって、本当に酷い親だよね。
でもね、ぶっちゃけ、「子供の幸せのため」っていう気持ちは、ずっと一緒だったよ。子供産んでから同じ信念で生きて来た。
それが、間違ってたんだ。ママ子の独りよがりだったの。
だから、今度は我が子をよーく観察して、余計な事をしないで何を求められているのか、間違えないで考えていきたい。
今となっては、極力何もしないことが、我が子の幸せのためだと思ってる。
幼少期からの子育ては、子供の将来に大きな影響を与えてしまう。これは本当に仕方のない事だけれど、修正もできるんじゃないか、ってママ子は淡い期待を持っている。
どうか、親の呪いなんてものに負けないで生きていってほしい。
ねぇ、本当は「呪い」なんかじゃなかった。
幸せに生きていけるようにっていう「願い」だったんだけど…
そんなこと、子供にとってはとんだ迷惑行為だもんな。
親って、何なんだろうな。
人間の子育てって本当に、不思議だよ。動物なのかな。人間って。
サバイバル感覚ってシンプルなモンじゃなくて。
モラルも美徳も習慣も教養も価値観も面倒で複雑だけれども、幸福要素も大きいわけで。
親が与えるんじゃなくて、親も学ぶ事が多いから。人間の子育てって。
なんか意味わかんなくなってきちゃった。
ママ子は頭が悪いから。
シンプルに、子供の幸せのために、子育てしてんだよね。人間はさ。
みーんな、そうだよね。って、言いたかった。
優しい長女の反抗期、、まだ、、全然来ないよ…トホホ💦
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