10代、勉強より大切なもの3選。

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学歴コンプレックスの親は、子供に勉強させたがるけど(←オレ)、マジで間違ってた。子育てで撃沈し、我が子を不幸に陥れた2年後、暗いトンネルの出口に立ったママ子が、次女の近況と10代の子たちに向けた「勉強より大切なこと3選」について書き記しております。

※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。

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序:ちょっぴりあざとい偽善者ママ子

ドッスーン!(←ママ子久しぶりの登場の音~体重増加バージョン)
みなさんデブにちは。
更新無さ過ぎて、さすがにこのブログのPVも一桁台に落ちぶれ
そろそろ「ママ子死亡説」が世に出回る候、ご機嫌いかがっスか?

ママ子は、田舎出身の都会人。東京に住んで、18年が過ぎた。
あのさ、ママ子って、困ってる人見ると、すぐに助けに行くタイプなのよ。
新宿伊勢丹の地下鉄に行く階段で重い荷物とカートを持って
何故かエスカレータじゃなく階段をガコガコとカートぶっ壊れる勢いで降りてる後期高齢ほどのご婦人がいたら、「大丈夫ですか?持ちますよ」と言ってカートを担いで下まで降りる。荷物を持ってあげる。

大荷物&ベビーカーのママさんが駅の階段で困ってたら「抱っこしてあげてください(手を繋いであげてください)」と言って大荷物がぶら下がったベビーカーを担いで階下まで降りたのなんて、数えきれない。
なんか担いでばっかだなw
担ぐの好きなわけじゃないが、「ありがとうございます~✨」って笑顔で言ってもらえるとキュンとする。

これは、別にママ子が「いい人」なんじゃなくて、そんな「いい女」を演じる自分が大好きなのだ。
「今、ママ子は人助けをしている美人だ」と思い込むことで、その日一日がキラキラ輝く。一日一善っちゃあ、よく言ったもんだねアンタ。

自分の美のモチベーションのために人助けするママ子は「あざとい」女だと思う。

ママ子は三島由紀夫の小説に出てくる女性キャラが大好きなんだけど(最近は『宴のあと』の”かづ”にハマった)、そんな感じをイメージするともうね、ママ子は夢見心地になれるのよ。あぁ、ママ子って偽善者。でもさ、助けた相手も喜んでくれたら、WIN&WINだよね、な~んて思って。んふ。

アンチ1
アンチ1

キモいな。親切の押し売りは迷惑行為。ハラスメント。

アンチ2
アンチ2

困ったフリして殺人や強盗をする人もいますので、お気をつけください

アンチ3
アンチ3

ママ子のイメージ=「オバタリアン(←古)」だからなw

ちょっとー!アンタ達、米倉涼子を100回殴って20センチ縮めて30キロ太らせた感じのママ子に何てこというのよ~💢
女に生まれて良かったって、ママ子は最近つくづく思う。妄想でどこまでも行けちゃうんだから。

さーて今日は、新生活を頑張る次女と、若者たちへ。親も必見。高校生活の過ごし方は、これが正解!って思ったので、記録しておきます。

勉強ばかりしてきた小学校時代の反動。

マジで、小学校1年生から「そろばん教室」に通い、ハイレべ問題集をやらされ、「チャレンジタッチ」をやらされていた、我が家の子供達。
<関連記事>受験の弊害?そろばんのメリット・デメリット【追記あり】

いわば、勉強漬けであった。最後の方まで通塾はしなかったものの、そうとう勉強してきた。ママ子という教育虐待じみた毒親のもとで、中学受験をしなければならない雰囲気になっちゃって。

小3から通塾して名門私立中学校を受験する子達と同じくらいの学力になるまで、そうとう勉強した。

勉強の苦しさや怖さばっかり感じてしまって、「面白さ」や「学ぶ楽しさ」なんて、身についてなかったんじゃないかな。

その反動で、現在、我が家では勉強に関する話題はタブーみたいな感じである。
ママ子は、勉強に関して何も口出ししない。報告を受けた時だけ「そうなの?」とか「すごいね!」「頑張ってるね!」などと言うくらいである。

次女は、勉強している様子を見せない。ママ子が勉強しなくても怒らなくなったもんね。もう二度と、同じ過ちを繰り返したくないから、「勉強しろ」なんて言えないよ。

 <関連記事>「勉強しなさい!」と言わない親。

「(゚∀゚)大学受験しよっかなぁ~」などと言っていた次女も、今は学校に通う事だけで精一杯で、受験に対して何をどうするかなんて、全く考えていない様子である。

とにかく単位を落とさず、卒業することを目標とする。アウトローな道を歩まなければならなかった次女にとってそれが一番大切な事だ。

【進研ゼミ高校講座】

恋のパワーは、最強説。

ねえ、今、「またコイツ、バカな事言い出してる…」って思ったでしょ?
でもね、本当に結局これなんじゃないか?って思ったの。

うちの次女さま、まだ恋をした事なかったみたい。いわば、本当に人を好きになったことが無いっていうか。小学校の時、次女がモテ期だった頃も、自分は男子の事「好き」って思ってなかったのに、バンバン告白されちゃって、女子からいじめに遭うという、災難に見舞われた。
<関連記事> コロナで増加。陰湿な「いじめ」対策の一例。

だから、次女の中では恋愛=メンドクサ

と言う方程式が成り立っており、今までずっと恋愛において、避けたい気持ちが強かったのだ。

そ   れ   が

高校に入学し、次女が、学校生活を楽しむようになって‥つ、ついに、変化が訪れた。

次女:「なんか、好きな人できたかも…

キタ――(゚∀゚)――!キタ――(゚∀゚)――!!キタ――(゚∀゚)――!!

ママ子、まさか次女から恋バナを聞かされることになるとは思ってなくて、ドギマギしたんだが、どうやら好きな男の子ができたらしい。もう、見ると胸がキュンとするんだって。

キャー(*ノωノ)」などと、顔を隠して照れる姿、メン地下の推しにときめく時ぐらいしか、見たことなかったからw まさかリアルの現実の同年代の男子に恋することになるなんてね。

その日を境に、次女はオシャレに気を遣うようになった。

洗顔もお風呂も歯磨きも雑すぎるほど雑だった、次女が、肌の手入れをして、眉毛をママ子に整えさせて、髪の毛を「ハーフツインに結んで」とママ子にお願いしてきたりして…♡

ヤバイ、ファニー系次女、最強にカワイイ。

「好きな人」が全部のモチベ。

あのさ、短期的なモノかもしれないけど、好きな人がいるときのパワーってすごいよね。

特に、片思いしてる時の女子って、最強なわけです。ママ子、知ってる。女の子は誰でも、恋すると可愛くなっちゃうんだよ。もうね、「学校に行くのが楽しくてしょーがない!」って。めっちゃニコニコしてる。

マジかよ?!

学校嫌いの次女が、まさかの学校大好きっ子に変わってしまった。学校大好きっていうか、クラスに好きな子が一人いるだけで、全部のモチベになってる。

漢字検定の勉強も始めて、ほんの少しだけど、勉強机に向かう時間ができた

全部信じられない。

理屈なんて無いんだが、恋愛のパワーすごすぎ

あのさ、ずっと勉強にトラウマ持ってた次女が、机に向かってる。

勉強なんかしなくていいんだよ?

いいんだけど、色んなモチベがとにかく上がったらしい。

次女の言葉を借りれば「いてもたってもいられない♡」だそうだ。

何をしてても頭の中に彼がいるんだと。

「誰とも話さないから、まだクラスに友達いないみたい」って次女が言ってた。

次女が好きな男子は、線が細くてとても可愛らしい、静かな男の子なんだって。

10代、勉強より大切なものごと3選。

そんなこんなで、ママ子が考えた、10代に勉強よりも大切なものごとを3つご紹介。

まず1つ目。前述したとおり恋愛(←ごめんね、アセクシャル(無性愛者)の方は、2つ目以降をご覧ください!)

2つ目。他者との時間の共有。友達でも、バイトや部活の先輩後輩でもいい。心から寄り添える仲間を見つけて、時間を共有することだ。

3つ目。一人の時間を十分に持つ。2つ目とは逆で、一人の時間を持つことも、とても大切なことだと思った。べつに思考力つけて将来に役立てる、とか、そんな事言いたいわけじゃなくて。

1.「恋愛パワー」が凄いけれど、親としては心配も…

片思いでもいい。とにかく恋愛最強説!って言いたい…一般的にはそう言い切っておきたい。
あのドキドキ感、胸がギュンってときめく感覚、楽しんでほしい。マジで好きな人の事だけ考えてた。ママ子の中学校時代ww 何をするでもエネルギー湧いちゃう感じ。恋愛のパワーは、勉強も運動も、なんでも頑張れたわ…フワフワしちゃう感じ。何度も鏡みて、好きな子が気づくかな♡とか思ってヘアピンつけたりしてさ。

でも、親としては心配事が多いのも我が子の恋愛なのよね…

1つ気を付けたいのが、拗れると殺人にまで発展するのが恋愛の恐ろしいところ

一人で妄想恋愛するだけならお花畑で済むんだけど、恋愛には相手が必要であって、お付き合いしたら良い事ばかりが起きるわけではなく、様々な面で問題発生するわけだ。

この危険なところとか、失敗とか、失恋の挫折だとか、そういう壮絶な思いで傷ついたり苦しんだりすることもね、10代で学んでいったらいいんだと思う。

法的に危ない時は、もちろん親が助けてあげなくちゃならないんだけど。我が子をどこまで信じて見守っていけるのか、親としては判断が難しいんだよね。あまりにも進んだ恋愛になっちゃうと…未熟だからといって済まされない事案もあるから。そういう覚悟だけは持って、親として責任果たしたいって思うよね。

2.他者との時間の共有

もちろん、学校で授業受けてりゃ「他者との時間の共有」になるんだけどさ、まあ、それもアリなんだけど、「人となんかする」って言うだけで、一人でやるときと全然違うから。人が関わることで、面倒になったり、反対に、びっくりするぐらい達成できることがある。その感覚を体感してほしい。

ママ子は、自分の子供達に「友達とガッツリ遊ぶ」という事をさせてあげられなかった。小さい頃から習い事や勉強をさせてしまい、思いっきり遊ぶなんて感覚、教えてあげられなかったんだと思う。

子供達の中には、いつもママ子の存在があって「帰らなくちゃ」「勉強しなくちゃ」って脅迫観念みたいなものが頭にこびりついてしまったから。

無理やり勉強させることが、我が子の欲求や、自由な発想を奪っちゃったんだと思うと、本当に申し訳なく思う。

家族でも、誰でも大丈夫だから、他者と時間共有してほしい。
「他者となんかする」が、できないなら、「他者とただ居る」でもいい。ただ、そこにいるだけで、何もしてなくてもいいからさ。
無言で過ごす気まずい時間も…経験だよな。

3.一人の時間を十分に持つ

自分を見つめるって事。自分に向き合うって事。コンプレックスの塊でもいいから、とにかく自分の良いところ、悪いところを見つめてみる。感情を爆発させることも、ぼーっとする時間もすっげー大事。

なんかもうさ、若いってだけで何でもできるわけだよね。

最近はなんでもかんでも「ホワイト」なのがもてはやされて、人間の持っている感情の負の部分がどうしても隠蔽されちゃうからさ。警察のお世話にならない程度には、感情爆発させたり、休日は15時間くらい寝てボーっとしたりして、自分は何が「快」で何が「不快」なのか、しっかりと体感しておいてほしいって思う。

それって、ゆくゆくは将来の自分の仕事に繋がったり、得手、不得手の判断材料になるからさ。

いや、こんな下心を持ってちゃだめよね。若者はもっとこう、気持ちの赴くままに動いてほしいって思ってんの。それってやっぱり、大人になって守るものができたりするとさ、なかなか動けなくなっちゃうと思うんだよね。

自分で選ぼう!ってこと。選択すんの。親の意見じゃなくて、自分の頭で考えて、自分で決めるの

若いうちは、勉強なんか後回しで良い

ある意味、ママ子が言いたかったのって、「経験」ってことなんじゃないかな。

もうね、生きてるだけでその「生」を経験してるわけであって。若いあなたは、どんな自分も受け入れられるんだって思って、色んな事に興味を持ってほしい。

山田玲司さんも言ってた。勉強は、30歳ぐらいからで良いんじゃないかって。

そりゃ、勉強が好きだったり得意だったり、ギフテッドみたいな一つの事に長けたりする子も、何人もいるんだからそういう人種の方々は、どんどん勉強してもらって良いと思う。今の世の中は勉強デキる人がWINみたいな所あるからね、それはもう、好きなだけ勉強して成功してほしい。

だけど、勉強が苦痛で仕方ない子・勉強嫌いな子は、わざわざ好きでもない勉強して、自分の精神すり減らして受験なんかしなくていい。ぶっちゃけ、選り好みしなきゃ、NO勉強でも高校には行けるから。

ひぇえええ!恐ろしいザマス~!!!って思う親御さんもいるかもしれないけれど、本気でママ子はそう思ってる。

いつか「この勉強は、仕事に必要だな?」って気が付いた時が勉強する時なんだと思う。

今の学校教育は、広く学べるけど、子供の成長過程や将来設計へのリアル感が少ないから、子供の方も腹落ちしないままで、勉強する気が起きないんだよな。

他人より早く気づいて早く動いて」とか、マジでどうでもいいからね。

自分のペースでいいから。自分の気持ちに素直になって動くの。「あたしは、こうなんだ」で、いいのよ。

ママ子はこの年になって、死ぬほど勉強したいと思ってる。
酒飲みながら、覚えても覚えても暗記できない英単語、毎日繰り返してバカ丸出しなんだけど、それがママ子の人生なんだと思う。ママ子は、こうなのよ。

そんでいいの。アンタは、アンタで、それでいいんだからね。

なんだか、自分の子供達に話してるみたいになっちゃった(^▽^;)

我が子の事で悩んでるママさんとか、ママ子も含め、東京ドーム100個ぶんを埋め尽くすぐらいいるだろうから。誰かに届いてほしい。大丈夫だから。ありのままのその子の選択を、見守ってあげるって大事なことなんだよね。

<関連記事> 勉強の遅れに向き合う勇気

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