【思春期】親として一番辛い言葉をもらった

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”我が子の幸せのため”と思い、頑張って子育てしてきた自分だけど、間違えてた。子どもに伝わらなかった。我が子が思春期になると、本当に対応が難しいです。自分への戒めのために、ママ子が娘からもらった悲しい言葉を記録しておきます。

※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。

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序:我が家の、「ホウレンソウ」

マジで、うちの家族、斜めの角度から見るとホウレンソウ「報告・連絡・相談」ができてる家族。特に、「ホウ(報告)」がすげえ。

ウンコの場合は、
「うんこしに行く」
「すげーでかいウンコ出た」
「頑張ったけど出なかった」
「ぽろぽろ」
なんつって、状況説明までバッチリ。(お食事中の方、スンマセン💦)

おまけに「おなら」の報告もし放題だしさ。女子率が高い家族なので「生理きた」の報告も。

なんつーか、あけっぴろげなのよ。もちろん、、隠し事とかもね。子供たちは思春期なんだし、色々あるんだろうけどさ。

ママ子も隠し事…こっそり買った「豆大福」を誰にも見つからないように冷蔵庫の奥に隠して
家事や料理の隙にすげー勢いで食べたりするなんて、日常茶飯事。

「連絡」も、けっこうマメなのよ。
パパ男は仕事中も「雨ふるよー!」「雷注意!」などと、お天気botのように家族LINEで送ってくるし。

相談は、
ママ子:「やっぱり物忘れ外来に行った方がいいかねぇ…?」
ママ子:「尿漏れが酷すぎるって、どの程度までオッケーなんだろうねえ…?」
って、相談事も多いわけ。

hana:「ヤバ!今日の自分、ビジュ悪い!」
nana:「わー、推しのボイス買うべき?ライブ行くべき?アクスタ買う?どうしよー!」

なんてね、

なんかもう、全員が全員にどうでもいい言葉を発してる。それがママ子の家。

なんでかって???

・・・うちが狭小だからだよっ!狭いの!独り言が全員に聞こえるほどに‼うわあああああん!(泣

アンチ1
アンチ1

ママ子の独り言が圧倒的に多いな。しかも排泄関係だけだろ。

アンチ2
アンチ2

そういった下品な話題がお好きなご家族なのですね。お察しします…

アンチ3
アンチ3

娘たち、マジで嫁に行くことは、諦めた方がいいな…

ガーーン…マジで、マジで笑えない。今日ばっかりは本気で凹んでるのに、なんでこんなバカな報告をブログで全国にまき散らしてんだろ…

どうもこんにちは。
メンタルの露出狂、ママ子です。
今日は、思春期の子育て中で、最も辛い言葉を娘からもらった…その話を記録します。

細心の注意を払っていてもウザがられる現実

あのさ、思春期の子育て。自分の過干渉が悪かったって、ボロクソに反省していたんだよ、ママ子は…

 関連記事⇒ 14歳から、子育てのやり直しをしています

もうさ、何も言わず、ただ娘を可愛がれば良いんだって、そう思ってたし、困った時は、助けてあげられればいいんだな、って思ってた。

そういう、相手を尊重する子育てをしてる気満々だったよね。なんつーか、悟ったつもりっつーか、わかった気になって、おごり高ぶっていた感じもするよ。うん、するする、今思うとね。

ママ子の愛は非常に重い。どんな事があっても、我が子への愛は、そんでも消えないわけよ。

だって、大好きな気持ちは変わらない。うちの爆弾娘、本当に可愛いのよ。だから、そんな娘が悲しい顔をしていたり、苦しそうな顔をしてるのを見ると、ママ子は身を切られる思いがしちゃうの。

思いが伝染しちゃうのは、HSPの特性の一つだって言われるんだけどさ、まさにママ子もそうなのかもしれないね。

寄り添ったつもりが、怒らせてしまう…思春期の母親

だからもうさ、

娘「ふわぁあああ、どうしよう、ねえ、ママ、どうしよう~!」などと、軽めに甘えた声で話しかけられるとさ、
お!心のモヤモヤを吐き出してくれてるんだな、って思って、助けたくなっちゃうんだよね。

悩みの内容は、現状への不安&義務感との葛藤。やらなきゃならない事なのか、そうでないのかを決められないのだ。

ママ子は過去に学んだマインドマップを実践しようと、紙とペンを持ち出した。
これをやると、心の中のモヤモヤが、少しスッキリしてくるし、言葉を見える化させると、自分の心と向き合える。よし、娘の心を助けよう!

ママ子:「ちょっと頭の中を整理してみよう、一緒に考えてみようね」

と言って、話し始めると、どんどん娘の顔が曇っていった…
や、やべえ・・・やっちまった・・・

そう感じるも、時すでに遅し。

我が子の悩みを取り除く手伝いをしようと思ったが、それがママ子の驕りであった。間違いだったのだ。
娘を怒らせた。

親として、一番悲しい言葉をもらった・・・

娘は怒り出した。

娘:「なんでそうやって関わってこようとするの?

娘:「こういう事して、嫌な事を思い出させようとして、何が楽しいの?」

娘:「明日死ぬかもしれない、早く死にたいのに、先(将来)の事なんて考えられない」

娘:「今まで生きて来たこと、全てムダだったと思ってる」

娘:「だから私は毎日youtubeだけ見る事が大切だ。それ以外どうでもいい

低い声で、早口で、ママ子に怒りをぶつけた。

ママ子が自分の子育てを反省したけれど、こうやって面と向かって自分への非難を伝えられたのは、無かったのではないか…

今思うと貴重な機会だった・・・でも、言われた瞬間は「こんな悲しいことがあろうか。」って思った。
我が子を幸せにしたくて、頑張って教養や知識を身につけさせようと、勉強させた…
シンプルに、それが幸せへの最短距離だと思っていたんだ。短絡的で頭の悪い考えであるが、ママ子は当時、モロに学歴史上主義であった。

生きる希望を無くした娘を前に、ママ子は頭が真っ白になった…

ママ子;「ごめんね、本当にごめんなさい…」

娘の前では、もう泣くまいって、思っていた。
自分の泣く姿は、無言のプレッシャーだと思っていたから。でも、そんでも、ママ子の目からは涙が溢れてしまった。ギュウウウっと胸が苦しくなった。

悲しかった・・・

中学受験なんてさせなければよかった。娘には害悪でしかなかった。本当に申し訳ない事をした。
⇒ 2021年、次女nana:中学入試の結果と備忘録

親として、失格だと、最低な親だと、娘に宣言されたのだ。娘は自分の人生を否定して、これからずっと悲観的な考えを持って、廃人のように生きていくのだろうか。

その後の娘・・・と仲直り。

娘が部屋に戻ると、ママ子は、しばらく泣いた。狂うほど悲しかった。我が子の口から「死にたい」だなんて。辛い人生だったなんて…
発作が起きたような過呼吸気味な状況となり、苦しかった。だいたいママ子は、悲しみのやり場を知らない幼少期だったのだ。悲しくて辛い事は、自分の中にギチギチに詰め込んで生きて来たんだ。

誰にも言えずに。

幸せな子になってほしかった 。娘には、何がなんでも幸せになってほしかったのだ。ママ子みたいな人生、歩んでほしくないという、恐怖心が、狂気といえるまでの子育てに繋がっていたのだ。

悪かった。ママ子、悪かった。

愛する娘の消え入りそうな「ごめん」

しばらくすると、リビングに娘が来た。ママ子は、うつ伏せで顔をあげられない。鼻水も涙もぐちゃぐちゃ。ドロドロである。

娘が消え入りそうな声で「ごめんね。さっきは・・・言い過ぎた」と言ってくれた。

ママ子は、もう一度謝った。

ママ子:「違うよ、〇ちゃんは悪くない。苦しい思いをさせてごめんね」

笑顔で両手を広げて、娘を抱きしめた。娘は泣いていた。ママ子も泣いた。

娘の苦しさは変わらない、泥沼の中にいて、今は必死にもがいている。
ママ子の悲しみも変わらないけれど、そんでも、こうやって、二人で顔を見合わせる。
娘にも笑顔が見えた。

私たちは、また、笑い合えることができたのだ。

娘からもらった言葉を、一生大切にする!

ママ子は、、ショックだったよ。
我が子から死にたいとか、これまでの人生を全否定する言葉をもらって。
必死に生きて来た、ママ子の子育て人生、間違いだらけで、本当に酷かったんだなあ、って思った。
申し訳ない気持ちは、ずっとずっと消えない。

だけど、この言葉を大切にして、これからの娘の人生を邪魔せずに、必要な時に手を差し伸べられるように、ママ子は自立しなきゃいけないんだよ。

子離れして、さ。

だから、娘の言葉を忘れない。話してくれてありがとう、って思う。

一生、ママ子はこの言葉を抱えて、生きてくよ。
娘を辛い目に遭わせたぶん、ママ子は今後、ずっとこの言葉を背負っていこうって思う。
いつも、心に抱えて、戒めていかなくちゃ、って思う。

中二病?我が子の発言から、苦しさを受け取る

思春期の我が子。

ピアスを舌にあけたいだとか、
酒を飲みたい
たばこを吸いたい

そんな言葉を言う時もある。こんなの聞いたらさ、以前のママ子だったらぶっ倒れてるよなw
だけど、今は娘の社会への反発だとか、色々上手くいかない怒りだとか、そういうものの叫びなのかな、って思う。

自己主張を、そういう部分で表すのか…って思う。

娘の苦しさを受け入れる。受け取る。ママ子は全部引き受ける。

そっかぁ…そうなのかあ…って。

思春期の親。自分のメンタルケアも大事にしていこう

思春期の子を持つ親として…
子育てに翻弄され、心はズタボロだという、レポートをお送りいたしました。

ああ、書いてて、疲れちゃってアンタ。更年期で頭グラグラすんのに、最近胃の調子も悪くてさ。でも、年を取っててよかったわ、あたし。

老人になっていくって、こういう事なのかって思う。
野心も変な競争心も、魔物に取りつかれたような感覚からフッと抜け出したような感覚。

肩の力が抜けたんだよね。全部に於いて。
だから、最近派手なファッションしなくなったんだよね、実は。
黒とか。モノトーンばっかり着てる。洋服は、シンプルで小ぎれいなものを好むようになった。

ギラギラしてた時期、長かったなぁ。

長い、長い、自分の中二病も、この年になってようやく抜け出したのかもしれない。

ママ子の方が、よっぽど子どもで、よっぽど浅はかだったよな。

自分に向き合う、シンプルになるってすごく大切なことだ。

子離れして、まっさらになった自分の…メンタルケアもしていこうって思う。

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