うちの、愛する娘たち。
長女hana@中学1年生と、次女nana@小学4年生。
今日は、長女hanaの問題。
hana:「ただいま~。」
hanaが部活から帰って来た時の顔を、ママ子は、よーーく見るのが癖だ。
hanaは、すぐに顔に出るから。表情が曇っている時や、非常に悲しそうな顔をしている時、ママ子はすぐに
ママ子:「hana、どうした?何かあったの?」
って聞いちゃうの。
そう、こないだもね、帰ってきた時の顔が、すごく悲しそうだった。普段抱えている「トラブル発生!」の顔ではなくて、本当に・・・なんだか、もっと辛そうな顔。
ママ子、すごく心配になったよ。だって、hanaがそんな顔するなんて。
「タダ事じゃない」
そう思ったが。hanaは、
hana:「えー?なんにも無いよ。部活疲れたー。」
って誤魔化した。
ママ子:「ちょっと!どうしたの?hana、言いづらい事なの?ママ、すぐわかるんだからね。顔みたら、すぐ、hanaのこと、わかっちゃうんだからね!!」
すっげーしつこく聞く。巷で言うところの、「ウザい親」全開である。
hana:「ただ暑くて、部活がキツかっただけだよ。ママ、暑苦しいよ。大丈夫だよ~。」
ズンズンと迫るママ子に対して、hanaは、顔を背け、宿題を開く。
ママ子には言ってくれないのかな・・・少し寂しくなったけど。
ママ子:「言いたくなったら言いなよ。」
そう言って、その場は、我慢した。ママ子も、一応、引くところは引く。
「しつこく聞いた挙句に、聞きだせなかっただけだろ。」
「我が子から信用されていないんですね。ご愁傷さまです」
「こんなウザい親には死んでも言いたくないよな。モンペだし。」
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しばらく経ってから、ポツリと話し出すhana。
上記の会話の次の日、ポツリと、hanaは、話し出した。しかも、電車の中で。二人っきりの時に。
本当は、、昨日からずっと辛かったんだろうな。そう思うと、ママ子、泣きそうになった。電車の中で。
hana:「部活でさ、同学年の子がhanaを無視するゲームをやってる。」
ママ子:「えぇ?!なにそれ!!いじめじゃないの!!ねえ、ねえ!!」
hana:「他の子がいる時は、やらないんだけど、二人組がね、hanaと、三人になると、そのゲームが始まる。」
ママ子:「ねえ、それはゲームじゃないんだよ。hana、大丈夫??」
hana:「いいんだ・・・気にしない。」
全然気にしていないように見えない。
しかも、その二人組というのが、
①Rちゃん…陰湿といえばこの子。カメレオンガール。権力あるような、ないような。変なポジションだが、オシャレリーダー。母親は若い。すごく若い。再婚して赤ちゃんがいる。
②Hちゃん…この子も、友達が他の子にイジワルすると、一緒になってやっちゃうタイプ。スネ夫タイプ。表面は優等生。母親は、しっかり者系だけど、悪い噂も聞く。その地域のドン、って感じの人。我が子を溺愛。
まさか、部活でいじめに遭うとは。
この二人組がくっつくと、いつも誰かの悪口を言っているから、hanaは、聞かないようにしていたらしいんだけど。
ママ子:「ねえ、なんで無視するの?って聞いてみた?なんでそうなったの?何かきっかけあるの?」
きっかけなら、いくらでもある。
前からこのブログで書いているが、うちのhana、親のママ子が言うのもナンだけど・・・
可愛いし
頭いいし
モテるし
優しいし
なんかもう、絵に描いたような優等生っつーか。
決定的に女子から嫉妬されそうなネタは、学年で一番モテる王子様も、hanaの事が好きだと言う事だ。
怖いと思った。背筋がヒヤっとした。
ママ子は、「いじめられた」経験者だ。いじめられっ子。デブだというだけで、周りの子が逃げて行った。ママ子は巨漢だった。怖いぐらい、デカかったんだ。
無視、罵倒、嫌がらせ。デブだからと言って、ばい菌扱い。非常に悲しい思い出である。誰からも相手にしてもらえない悲しさ。同じニンゲンだなんて、思う事ができない。自分は自分の事を世の中のゴミだと思った。
まだ、hanaは、二人組から無視されているだけなので「いじめ」かどうかはわからないけど、ママ子は「いじめ」だと思う。ものすごく思う。
hana:「私のこと、存在消されてるんだよ。いないことになってる。」
そんな恐ろしい部活、やめちまえよ。って、言いたくなった。
中学3年生が部活を引退した後、ちょっと心配だったんだ。とってもhanaの事を可愛がってくれてた先輩達が、みーんな引退しちゃって。
hana:「なんで無視してんの?」
って、聞いても、無視されたそうだ。「居ないこと」になっているから。
ママ子狼狽。先生に言わなくちゃ!
こういう事って、すぐに言ったほうがいいと思う。
ママ子は、小学校の時から、何かあったらすぐに先生に事実確認をお願いしていた。大ごとになる前に。ママ子が「いじめ」に遭っていたトラウマから、心配で心配でたまらなくなるんだ。
「子供達のやることだから」
と、軽くみてはいけないんだ。「いじめ」は、精神を崩壊させる。本当に、どん底に突き落とされるから。絶望感、ハンパ無い。ママ子は思い出しただけで、メラメラと怒りの炎が燃えだした。あんな辛い思いを,我が子にさせるもんか。
hana:「ママ、大袈裟だよ、大丈夫だよ。私、平気だもん。」
ママ子:「だって、だって、エスカレートしたらどうすんの、アンタ?」
hana:「大丈夫だってば。ちょっと、ママ、変な事しないでよ。余計困るよ。」
ママ子:「hana~~(泣。ママ、我慢できない、アンタがそんな辛い目に遭ってるだなんて、もうね、そんな人たち、可哀想な人たちだと思って、相手にしちゃだめだよ!!ね!もう、部活辛くても、塾にもお友達いるしね!!ね!!」
必死で励ます。本当は学校に怒鳴り込んで行って、その女子二人組の胸ぐらつかんで・・・って思うけど。
すごくね、思うの。
どうして、「無視」とか「イジワル」とか、するんだろう、って。
そんな事をする人の気持ちが、いじめられっ子を経験したママ子でも、やっぱりわからない。
そんな事して、何が楽しいんだろう?人を辛い気持ちにさせて、何がそんなに可笑しいんだろう。
ママ子は、今でもずっと思っている。何か、他の事でストレスを抱えているのかもしれない。家で辛い目に遭っているんだろうか。わからないけれど・・・どうしてそんな、時間の無駄になることを。
私の、私の愛するhanaに、そんなことを。
辞めて欲しい。本当に、他人の悪口ひとつ言わない、うちのhanaに。クラスのお友達全員と仲良くなりたい、と、言っていたhanaに。
お願いだから、「いじめ」に発展しませんように。
明日は、笑顔で部活から帰って来ますように。
お願いだから。
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コメント
困った事態になりましたね。
まあ、この歳の女の子には大なり小なりありがちな話ですがね。
重松清の『きみの友だち』は読んだことはありますか?
もしまだでしたらママ子さんとhanaちゃんに是非読んでもらいたいと思います。
弱い奴ほどイジメの罠に陥る事が子供の目線で書かれていますよ。
・通りすがり様
こんにちは。
そうなんですよね・・・女子のトラブルは、小さいものだったら経験していたんですが、「無視」みたいな、あからさまなやつは、初めてです・・・
私が経験したあの恐ろしい「いじめ」は、生涯忘れません。絶対に我が子にはそんな思いをして欲しくないと、hanaや、nanaが生まれた時からずっと、人付き合いには、非常に神経を使って育てて来たんです。なのに、やっぱり人生、思い通りにはいかないものですね。
『きみの友だち』は、読んだことはありませんでした!
すごく読んでみたくなりました。
ありがとうございます。
探してみます!
うーん、心配事を引きずるのっていやですよね。
気がかりは「速攻」で解消したい派←たぶんママ子さんもでしょ?
でも、子はそういうことを自分で乗り越えた時に成長と自信、社会性を身に着けますよね。
しばらくはhanaちゃんに任せて、変わったことがあったら報告してもらうだけにする。
親がすぐ動くかも、と思われちゃうと報告もしなくなってしまうこともあるから。
なんもしないから何見なかったらなかったで報告だけはしてね、とか、普段の会話に。
そうすると異変があったときはすぐ気づきます。
・フンメルノート様
そうそう、そうなんですよ。
仰る通り、問題発生時は、「速攻」で解決しないとモヤモヤして気になってしょうがないタイプです。
でも・・・
そうですよね。
子供にはそういう事はある程度経験させてあげるべきですね。
我が子が何も話さなくなってしまったら、ママ子生きていけません(泣
でも、子離れしなくては、と。少しずつ、hanaのことは「見守る」ことにしてきたつもりなんですがね。
学校から帰ってきた娘の顔を「ジトー・・・」って見てる時点で、子離れしてませんね(;^_^A
こんにちは。
ママ子さん、大丈夫ですか。
わたしも、学校でのhanaちゃんがとても心配です。
hanaちゃんを無視する「ゲーム」ってなんなんだよ!ってそのRとHに直接聞きたいですよ!
もちろん、聞くだけじゃ済まないけどね!です。
少し違うのですが、昨夜チビと
「なぜネガティブな気持ちで盛り上がるのか」について話をしていました。
弱みを見せてくれた友達は「親友」だと思いたがるよね、みたいな。
人をいじめたり、仲間外れにしたり、表には出せない嫌な感情を共有することによってその子たちの「仲間」としての意識が高まるんでしょうね。
それにしてもその子たち、無視を「ゲーム」化していることで、罪悪感から少し距離を置いているとでも思ってるんでしょうか。
優しい子、成績の良い子、かわいい子、モテる子。
どれも嫉妬の対象になりえます。
全部に当てはまると、それを持たない子たちからしたら「嫉妬」というネガティブな感情をhanaちゃんにぶつけたくなるんだろうな。
だけど、面と向かって「お前かわいくてむかつくんだよ!」なんて言ったらそれこそただのおもしろちゃんになってしまうから、そういう卑怯なやり方で来るんでしょうね。
部活がとってもつらいと思います。
でも、その時間だけじゃないから、hanaちゃんには明るくいてほしいです。
それに、そういうバカなことをしている子は、周りから見てもバカです。
きっと、hanaちゃんを救ってくれる友達がいます。
ママ子さんも、とっても心配だろうけど、少しだけ様子をみましょう。
応援しています。
・チビの母さま
本当に、気が気じゃなかったです・・・
眠れなくなって、本気で学校に相談に行こうか、って、何度も思って、自制して。
でも、部活動で、hanaの一つ上の先輩(hanaの事を可愛がってくれていて、同じ代表委員)がいる時は、「ゲーム」がなくなるみたいです。
「3人だけ」の空間で、そういう事をやってくるみたい。特に、仲が良いグループでもないので、同じクラスですが、接触することも少ないので、今のところ、この間以降、無視されていないみたいです。
日々、ビクビクしてしまいますが、あまり心配すると、それこそhanaが何も言ってくれなくなってしまうので、ぐっとこらえて黙っています。「今日どうだった??」ってギンギンした目で聞いてるので、hanaには心配してる感じがバレバレだと思いますが(;^_^A
>人をいじめたり、仲間外れにしたり、表には出せない嫌な感情を共有することによってその子たちの「仲間」としての意識が高まるんでしょうね。
たしかに、あっけらかんと「悪口は盛り上がる~!」って言う人、見た事があります。サバサバしてる方だから、きっと憎まれないんだろうなあ。って思いましたが、ママ子は人前で悪口を言うのは好きじゃないです。
きっと、だからこそ、そうやって陰の感情の共有は、団結力も生まれるし、ママ子は、ずっとこうして孤独なんだろうなあ、って思いました。
hanaは、「平気だよ」と言っています。
下校した時の顔は、あの、「ゲーム」が行われた日ほど辛い顔はしていません。
だから、もう少し、我慢して見守ります。
いつも励ましてくださって、本当にありがとうございます。
お久しぶりです。
hanaちゃん、中学生になっても頑張っていますね!
本当にhanaちゃん、ママ子さんの気持ちを思うと胸が痛みます。
女というのは、集団になると大人でも悪口を言うことで結束しようとする生き物ですよね。私も女ばかりの職場で辟易したことがあります(>_<)
そんな人種は飽きたら相手を変え、いつまでも誰かの悪口を言っています。
ネガティブな事でしか繋がりを確認できない可哀想な子たち。家庭の影響は大きいでしょうね。
人の振り見て我が振り直せで、hanaちゃんには負けないでほしいです‼
早く笑顔になれますように。
・エリさま
お久しぶりです!!
お元気でしたか!!!
ありがとうございます。hana、相変わらず頑張っています。
まさか、うちの子が無視される事になるとは・・・いや、何が起こるかわからないんですよね、女子の人間関係は怖いです。
確かに、女ばかりの職場だと、そういう事が多いかもしれないです。
ママ子も女子高女子大でしたので、まさに、女のドロドロが苦手で(;^_^A
私も、なんとなーくですが、ご家庭の影響が大きいのかなあ、って思いました。
hanaは、言っています。
「学んだ」と。
幸い、塾でのお友達の話題が、最近はすごく多いので、そんな意味では、塾の存在が有難いと思いました。
本当に、励ましてくださって、ありがとうございます。とても救われました。
こんにちは。
うちの娘も中3のお姉さん達とは仲が良かったけど
その下の中2、同級生と合わなくて大変でした。
いい先輩でも3年生は秋にはいないから、一緒にいられるのは半年。
高校は地元の子がほとんど行かない遠い私学にしました。
〇〇部はやめて美術部にしたほうがいい、という親の直感は当たってました。
美術部だったら進学先も変わってたかもしれません。
同級生の2人組気になりますね。
「いじめの構造」って新潮新書に先生も解決できない場合が書いてあったんで
ぜひ読んでみてください。講談社新書にも同じ題名の本があるので読まれるのをおすすめです。
あまり辛い時は部活辞めてもOKでは?
塾でしっかり勉強したほうがhanaちゃんに向いてると思いますし、向上心も萎えない気がします。
親子で頑張りすぎないでくださいね。こういう相手には逃げたほうがいい場合もあります。
逃げは負けでないです。
・児童書読んでねママさま
ありがとうございます。
「いじめの構造」探してみます。
それにしても、児童書読んでねママ様のお嬢様も、辛い思いをされていたのですね。
部活は、その「二人組」以外は、とても仲良くしてる子が入っていたりして、救われている部分もあるみたいで、辞めたくないと言っています。
「仲良しの子達二人が休んだ時」が「ゲーム」の日みたいです。
とにかく、hanaが、独りぼっちの時に、「ゲーム」が始まるみたいです。hanaのお友達は習い事があったりして部活を休む事がけっこうあるみたいです。
本当に、こうやって書いているだけで悔しい気持ちが募って頭がおかしくなりそうです。
>逃げは負けでないです。
このお言葉にガツンときました。
本当に仰る通りですね。
こういう相手は、陰湿、執拗ですよね。
いろんなきっかけを見つけて、仲間をつくっていじめてきます。ママ子は知っています。
ありがとうございます。
冷静になれました。
hanaも、逃げるべき時が来たら、逃げるように覚悟しておこうと思います。