受験生。自分から勉強するきっかけ。

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一時期、全く勉強をしなくなった中学3年生の娘ですが、ほんの少しずつ勉強するようになりました。そのきっかけについて、記録しています。

※「序」はご挨拶文です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。

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序:「母親」ってさ、色々大変でかわいそう。

ドドンがドン。
どうもこんにちは、バカ&メンタル崩壊中でも明るく生きるママ子どぇっす。
なんつーか、思春期の子育てをやってて思ったんだけど。

ママ子もこの間、ものすげーどん底まで凹んだんだけどさ。
⇒ 【思春期】親として一番辛い言葉をもらった

そもそも、自分の子供のこと「大丈夫!」って思ってたら、過干渉になってワアワア騒がなくて済むんだよな?一人の人間として、尊重して尊敬してさ。そうやって思ったら、今までの自分が愚かだったし、本当に酷い親だったな、って再確認しちゃった。

母親って、我が子の事、すんげー大切にするしさ、心配するしさ。学校で色んな事に翻弄される我が子に、一喜一憂したり、慰めたり励ましたり、するじゃん。

そこの根底の部分が「この子、どうなっちゃうんだろう、どうしよう…」って不安になるから、過干渉になるんだよな。「この子の力を信じよう!」って思ってるお母さんだったら、ママ子みたいに、ここまでズタボロにならないんだよな??
結局「心配」しちゃってあれこれ口出した結果、すんげーウザがられるし、愛する我が子から嫌われるし。自分の「安心」のために、我が子を動かしてるのか?とか、余計自分を責めちゃったりしてさ。

すげえ自分がバカだし、哀れに思えて来たわ。認知の違いっつーの?認識の違いっつーの?
「母親」ってなんなんだろうな。苦しい気持ちなんて吹き飛ばして、肝っ玉母ちゃんになりたい;;

アンチ1
アンチ1

お!外見だけはバッチリ「肝っ玉母ちゃん」だぞ!

アンチ2
アンチ2

親として我が子を信頼できない事が致命的ですね。まあ、ご自分の遺伝子を悲観して、というのは納得ですが…

アンチ3
アンチ3

悲劇のヒロインぶるなよ。親ガチャがハズレで一番つらいのは子供の方だからな。

わわわー、わかってるってば!ママ子が酷い親なのは、十分にあのね、わかったのよ。だから今それを直そうって頑張ってるんじゃん!!

今回は、忍耐に忍耐を重ねた思春期の娘への対応について、良かった事、効果的だった事を見つけたので記録しています。

世捨て人になった、中学3年生。

まあ、前回の記事からもわかると思いますが、我が家の次女は、、人生に絶望しております。
⇒ 【思春期】親として一番辛い言葉をもらった

中学生のときって、自分はどんな感じだったんだろう、って思いだすんだが、ママ子の人生もハードボイルドだったので、一般的ではない。でも、なんだかんだ、毎日楽しかった気がする。ママ子みたいに天性のバカは、学校大好き人間だったんだよな。昭和の学校、なんだかんだいって、面白かったよな。職員室がタバコの煙でモクモクしてた時もあったしw 放課後に先生からお菓子もらったりしてさ。

多様性を謳っておきながら、制度でギッチギチにしている現在の文科省が悪い、なんて言えた立場でもないけどさ、うちの子にとっては、学校は非常に苦しい場所であった。

先生や大人に絶望し、友達に絶望し、孤独を選ぶことになったわけだ。
完全に世捨て人なので、未来も当然絶望しかないわけ。

そんな子が、どうやって「未来を見据えて~」とかいう高校に行けると思う?行けねえよな?

おいら、「未来を見据えて」の言葉が大嫌いになったもん。

本音を出さない、中学3年生の心を開くには…?

あのさ、そうやって中二病ちっくな「病み」を抱えている中学3年生に、本音を聞くのは至難の業だよね。

ママ子なんてさ、自分の感情がダダ漏れしちゃうタイプだから、何も言わなくても「勉強しろよ~」というオーラが漂っているらしいんだよな(←パパ男談)

だから、口を開けばケンカになるみたいな状況は、避けたかった。忍耐だよね。見ざる、言わざる、そして、ひたすら聞き役に徹するというスタンスを取ろうとした。

おしゃべり好きなママ子は、ときどき失敗して次女を怒らせることもあったんだけど💦
失敗したら、謝るし。マジで本人の様子を見て、ワガママかと思えるほど、好きなようにやらせた。

極力、「本人が嫌がる学校・勉強・進路の話は絶対に自分からしない」ということを心に決めていた。

そしたら、少しずつ、少しずつだけれど、自分のホンネの部分を話してくれる事が、、たまーにある。たまにだよ?宝くじ当たった!みたいなレア感だよ?

そこで、自分の進路について、やっと話してくれる時が訪れた。

「とりあえず、高校だけは卒業しとくか。」

おおお…
この発言を聞いて、どれだけ安堵したことか。

高校に行くことも諦めなくてはならないかも・・・って思っていたママ子であったが、高校だけは、高校だけは行く気があるみたいだ。

「早く就職したい。金稼ぎたい」という次女の思いを汲んで、
⇒ 思春期語録:人生どうでもいい。金だけ稼ぎたい

後ろ向きかもしれない動機ではあるが、高校に向けて意識が動いた瞬間であった。
この話も、雑談に雑談を重ね、忍耐を続けた結果、ワンチャンで「高校行く」発言を聞くことができたのだ。

ママ子の思春期子育てのテーマは「とりあえず生きる」である。

もう、どんな状況でもいいから、まずは生きよう、生きてれば、良い波が来る時だったある。沢山ガマンして辛い思いを乗り越えた経験は、きっとこれからの自分の味方になってくれるはずだ。

と、何度も自分に言い聞かせてきた。辛い思いをしてきた人は、逞しい。そして、とても優しい人間になれることを信じている。

我が子が勉強する気になったきっかけ

とにかく、高校に行こう、というシンプルな目標が一つのきっかけであることは事実だ。

でも、親は何も言わなかった。「勉強しなさい」とか、もう我が家では禁句ですんで。

中学受験を経験しているため、次女も「受験っつーのは、ものすごく大変なものだ」というイメージがある。壮絶な中学受検を思い出して、トラウマに苦しむことも多々ある。

でもね、中学受検を経験しておいて、良かったのかもしれない、と思う瞬間がやってきた。
次女が・・・たまに部屋でこっそりと勉強をしはじめたんだ。

ドヒャー!!!つって、心の中ではすっげー驚いたんだけど、

ママ子は、ここでもタブーな行動を慎んだ。

①大喜びしない。
②大げさに褒めない。
③内容に注視しない。

これを肝に銘じた。あくまで冷静に「頑張ってたのね」と言うだけ。

フルスロットルのリアクションが売りのママ子だけどさあ…やっぱ、そういう時代、終わらせなきゃなんないのかと思ったよ。「ママが喜ぶから勉強する」とか「ママを安心させるために勉強する」ってのはさあ…まったくもって、本人のためにならないし、本質として間違ってるんだもん。当たり前だけどさ。

もしかしたらママ子のオーラが、次女をそうさせてるのならば、今のママ子も全然ダメダメだということだな。結果はもっと後になってから、思い知らされるんだろうけど。

とにかく、勉強するきっかけを作るのは、本人の中で「どう折り合いをつけるか」っていうことなんだよ。自分で決めて、自分で動く。それしかないんだって思った。

そんで、疲れたらまた、全く勉強しなくなる時期もあったりするからね…
普通の受験生に比べたら、全然足りないかもしれない。でも、それが今の次女の精一杯なんだよな、って思う。

勉強しなくなったらなったで、それも本人次第。マジで自分の気持ちがハッキリとするまで、クリアになるまで休んでくれ、って、今では本気で思うようになった。

「勉強させる」とか、マジで考えるな

あのさ、勉強しろ!って言っても、うちの次女みたいな子は、しないんだよな。
自分で納得して、折り合いつけて動くまで、絶対にしない。

人に指図されるの、大嫌いなんだってさ。

あは・・・あはは・・・あははっはは・・・

思春期特有のアレだよな。もうね、絶好調だなオイ、思春期絶好調。

なんていうか、気持ちが良いほど尖っている次女を見るのも、ママ子は楽しみになっている。
「そうか・・・君はそうなんだね・・・」って全部受け入れる。

「子供の言いなりになって甘やかしてる」と言う人も多くいるだろう。
そういう人もね、自分の信じる子育てやっていけばいいんだよ。

ママ子はママ子で、色々経験して、血ヘド吐くほど悩んだ結果
・全ての決定を我が子に任せてみる。
・困った時には手を差し伸べる。
・いつも味方でいる。

というスタンスで行こうって、決めたんだよ。

結果的に失敗したら、しばらく凹んでから、また立ち上がれば良い。
失敗の経験が多いほど、人は強くなれるって、ママ子は自分の経験から学んできたんだからさ。

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