奇跡の通信簿。~プラマイゼロ~

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気が付けば、7月ももうすぐ終わりですよ。

我が家は怒涛の宿題ラッシュで、それはもう大変です。長女hanaは、受験勉強もあるし、次女nanaの方は、とにかく帰省の日までに全部終わらせておかないと、爆弾娘は何があるかわからないから。

昨日も、午前と午後で自由研究の実験を二つやるっつー、ものすごいスケジュール。

大変だったけど、実験って意外と楽しいんだな、って事もわかったんだよ。調べる系の自由研究より、もしかして楽なんじゃないか・・・ってママ子のぐうたら癖が顔を出しました。

「見たくないぐうたら顔だな」

「楽な方、楽な方に流れていきますよね、この人」

「そうやって何もかも中途半端にして生きて来たんだろ」

アンタたち、いつも手厳しいねっ!タハッ!図星だけど!

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遅ればせながら、通信簿の話

皆さん、通知表のほとぼりは冷めたでしょうか。

ママ子、全然冷めやらない。もうね、終業式からずぅっと冷めやらない。

長女hanaは公立中高一貫校を受検するので、報告書の点数も評価に入るんだ。五年生の時から、だから学校の勉強も一切手抜きせずに頑張って来た。五年生の時は、

担任の先生:「トップクラスの成績ですよ」

なんてお言葉頂いたりして、

ママ子の心の声:トップクラスって、1位から何位までの事言うんだろう。学年でベスト30がトップクラスだとすると・・・1位と30位の30位のほうって事もあるよな・・・

と、素直に喜ぶ事ができないママ子であったのだが、

今回、違う。

なんか、違うの。

ママ子、小学校時代は成績良かったんだけど、もうね、そんなの雲泥の差。

hanaが、違うんだよ。勢いあるっつーか。

まさか、一生分の運をここで使い果たしてないよな?ってぐらい。

 

こんな通信簿見た事ない!

バカ親の子が、こんなすげーの持って帰ってくるなんて、信じられない。

何かの間違いか、一生分の運使い果たしてしまってもうこれから先の人生絶望しか無いんじゃないかってぐらい。

とにかく、すごかった・・・

ほっとんど一番左の。

あのね、お勉強の方の4教科は全部A。それ以外もほとんどA・・・

Aじゃないのを数えた方が圧倒的に早いっつーか・・・

こんな成績表、本当に見た事が無くて、アンタ、これ、どうすんのよ。って。近所の掲示板にバーンと貼って帰って来たいぐらい。ものすごいんだけど。

パパ男に見せたら

パパ男:「うぉ?!なんだこれ?すげぇな。」

夫婦してこのボキャブラリーの無さ。とにかく、「スゴイ」ッつーことしか言えないわけ。

すげえすげえ、って何度も言って喜んだ。

ママ子:「ねえ、ここで喜ばせておいて、二学期すごく悪い評価だったらどうすんの?ねえ?大丈夫かな」

パパ男:「そんなの今話したってしょうがないじゃん」

ママ子:「そりゃそうだけど・・・これ、尋常じゃないよ、この通知表さあ・・・ヤバいよ、なんか落ちそうな予感する」

パパ男:「ママ子ちゃん、いきなり縁起悪い事言わないでよ。実力でしょ。大丈夫だよ」

ママ子は、こういう絶頂感を味わうと、急に不安に陥ってしまうタイプだ。確実にA型っぽいよな。

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今年の担任の先生との面談で

一学期に行われる面談でも、すっげー褒められたって言うかもう、「頑張っていますよ」の言葉しか言われないって感じでさ。

担任の先生:「お勉強の方は・・・特に算数は1位ですよ。総合して100点満点に直す計算で・・・100点です」

え?

マジで??

担任の先生:「はい、よくできています。他の教科もだいたいそうですね。申し分ないと思いますけど」

ママ子:「そ、そうなんですか?!あの・・・模擬試験だとボロボロなんですけど・・・」

担任の先生:「それは、問題慣れしていないんでしょうね。慣れればhanaさんだったら大丈夫だと思いますよ」

ママ子:「は・・・はい・・・頑張りますっ・・・ありがとうございます」

先生から嬉しいお言葉を頂いて、ママ子、有頂天。豚もおだてりゃ木に登る。

ああなんかもう、受検じゃなけりゃここで祭りだったのにな。

何も考えないで手放しでほめてあげられたのに。

担任の先生は、中学受検のこと、どれぐらいご存知なんだろうか。若い先生だから、そーゆーの、知らないんじゃないかな。公立の先生って、受験する子のこと、どういう風に思っているんだろう。

ねえ、一学期にこんな喜ばせておいて、二学期以降撃沈とか、それやめてよ?

こっちだって毎日必死だからね。

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自慢ばっかで「ツマンネ」って???

ごめんなさい、すんません。

バカな転落人生歩んで来て、こういうのに慣れてないの。本当に。

現実を知らない、おめでたい親でしかないのよ。ママ子なんてさ。

これがアンタ、お金持ちのエリートのご子息やお嬢様が同じような成績だったら「自慢」かもしれないけどね。貧乏でバカな親の子が、周囲の裕福なお友達からの「一緒に塾に行こ!」の塾の誘いを断って、自宅学習で努力積み重ねて、やっとこさここまで来たっていう、成り上がり的な話だよ?

でも、ここで喜んでばっかりいられない。

ここからが勝負だ。

だって、公立中高一貫の受検も、当日のテストの得点の分量が圧倒的に多いんだもんね。報告書なんてほとんど関係ないんだもんね。テストの点数期待できない分、報告書で・・・ってヨコシマな考えしてしまうけども、そんなんじゃ太刀打ちできないほど、当日のテストって重要なんだよな。

そういえば、あのコの方はどうだったんですか?

ギクリ・・・

それって、うちの爆弾娘、nanaさんの事でしょうか?

いや、あのね。良かったのよ。小3の次女のnanaちゃんも、頑張ってたよ。

だけど、面談の時の担任の先生から

担任の先生:「申し分なく良い子ですよ、お手伝いも進んでやってくれるんです。」

お、いいじゃんいいじゃん。

ママ子:「先生、あの、お勉強の方は・・・」

担任の先生:「あの・・・良くできるんですけど・・・手、抜いちゃうんですよね」

ガガーン!!

担任の先生:「あなた、もっとちゃんとできるよね?って思うんですけど、明らかに手抜いてるなぁ・・って思うんです」

ママ子:「せ、先生・・・ありがとうございます!わかりますっ!!そうなんですよねっ!!そうなんです・・・」

もう、お恥ずかしいやら、申し訳ないやらでママ子、真っ赤になったけど、よく見て下さってる先生で本当に有難いと思ったよ。

二学期からは、丁寧に学習していくこと。手抜きをしないように、しっかりとママ子も勉強の経過をチェックしてあげる事を本人と約束し、心に刻んだ。

どうしても、受験生のお姉ちゃんが優先になっちゃうから、次女nanaのこと、ちゃんと見てあげられてなかったのかな、って反省したよ。

そんな、なんつーか姉妹でプラマイゼロな、通信簿でした。

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コメント

  1. 通りすがり より:

    いいですね!出来杉ちゃんになってますね。
    素直に褒めてあげて下さい。親が疑心暗鬼になったら本末転倒です。
    褒めすぎだと思えるほど褒めまくってあげれば本人の自己肯定感になって
    益々頑張ってくれますよ!

    • mamako より:

      ・通りすがり様

      「出来杉ちゃん」だなんて、とんでもないです。ほんっとにボーっとした子なんですけどね、努力家なところは親としても頭が下がるんです。
      ありがとうございます。そうですよね、バカ親らしく、褒めまくってあげたいです!
      ・・・うちの次女がまた厄介で、やきもち焼きなので、隠れて褒めるタイミングを探すのがすごく大変なんですよ~(;^_^A

      我が子に足りないのは、仰る通り、まさに自己肯定感だと思うので、自信を持ってもらって、最後まで頑張って欲しいです。

      いつもありがとうございます!とっても励まされます!

  2. エリ より:

    hanaちゃん、すごいですね!!
    6年生での算数1位は、塾組差し置いての1位は、本当に自信もって胸はっていいやつだと思います。

    今日、志望校の学校体験でした。授業体験やら、生徒が宿題を手伝ってくれる企画など盛り沢山で、先輩の皆さんに赤裸々な受験話を聞くことができましたよ。
    もはや、塾なし合格者なんて幻か都市伝説と思ってましたが、宿題に付き合ってくれた三人中1人が完全塾なし(6年夏からパパ塾)、もう1人は6年秋から通塾、とのことでした。そして早くから通ってた子ほど、息切れするのか全滅だったとの情報も。
    出遅れ組には、何とも心強いお話が聞け、実りある学校体験だったです。

    改めて思いました。塾に行こうが行くまいが受かる子は受かるし、どれだけお金をかけて頑張っても結果が伴わないこともある。
    hanaちゃんのような基本がきちんと身に付いていて、コツコツがんばってきた子は、少しの通塾でも無理なく伸びるのかもしれませんね。私も周りの情報に惑わされず、今はコツコツ基礎固めに集中します。

    • mamako より:

      ・エリさま

      いやぁ~、私もどうしようかと思いました、うちの子がまさか学校で一番のものがあるだなんて・・・
      でも、塾に行っている子達は、学校のお勉強よりも塾の勉強を優先している子が多いみたいなので、、信ぴょう性は無いですよね(;^_^A

      志望校の学校体験に行かれたのですね!
      しかも、塾無しで合格された方に出会えるだなんてだなんて!!すごいです~!去年ママ子達もそんな方々に出会いたかった・・・

      もったいないお言葉頂いてしまって、ありがとうございます。
      我が子は、まだまだ基礎がしっかりしているわけでは無いんですが、基礎をこれでもかってぐらいやろうと思っています。
      中学高校と、勉強していく上で、やっぱり大事ですものね。

      エリさまのお嬢様も、夏期講習いかがでしょうか?
      基礎固め、これからやっておけばバッチリだと思います!頑張ってくださいね(*^-^*)

  3. チビの母 より:

    hanaちゃん!すごいです!
    チビは絶対にどうしてもどうしてもダメな教科があります。
    それは今でも変わりません。

    内申に不安があるまま本番に臨むのと、自身を持って臨むのではやはり違いますよ(*^^)
    いけいけ、hanaちゃん~~~♪

    nanaちゃんも笑 2学期からは左の方ばっかりになるように、がんばりましょう。
    でも、お手伝いをしっかりすると褒められるとうれしいですよね。

    • mamako より:

      ・チビの母さま

      ありがとうございます~。でも、実際に目の前でウンウン唸りながら問題を解いているhanaを見ていると「嘘だろ~、この子が・・・」って思っちゃいますよ(;^_^A

      どうしても苦手な教科・・・我が家は3年生の時に国語の読解がどうしてもだめで、2年生の基礎ドリルを買って来て、夏休みに集中特訓したのを覚えています。もしもチビちゃんのプライドが許してくれるのなら、一つか二つ、下の学年のものを与えてみるってのも、良いと思いますよ。まだ中一だったら、十分得意科目になりうると思うので、ママ子の分際で烏滸がましいんですが、おすすめさせてください。

      あと、nanaですが・・・
      本当にもう、こっちの方が心配です(爆
      ママ子のコピーロボット欲しいです。ママ子より有能で働き者の・・・