先日、そろばんの試験を受けたhanaである。
最後の試験だったの。これに受かれば、中学受験の勉強に専念できるはずであった。
・・・
今読み返したんだけど・・・
なんか、落ちて当たり前な雰囲気になってるな。
「試験前になにやってんだよ」
「もっとわが子の事コントロールしてあげてください」
「おいおいおい、勉強なんてやらなくて良いって泣いてんじゃねーか」
ゴーン・・・
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試験当日の早朝より、三時間ぶっ続けで試験準備するhana
試験当日の朝、hanaは、非常に早く起きて来た。三時間ほどぶっ続けで勉強している。前の日のロスを取り戻そうとしているのだろうか。
その集中力たるや、本当に必死の形相で。話しかけられない雰囲気であった。
どうしても一科目だけ、できないんだって。何度も何度も解いては、一喜一憂していた。
ギリギリまで。
本気でヤバいと思ったんだろうけど、時既に遅し。だよな。
かなり緊迫した表情で、試験に出かけて行った。
ママ子:「こんなに頑張ったんだもん、大丈夫だよ」
って言ったものの、内心少し不安だった。
合格点に達してから、少し油断してしまったのではないか。そう思っていたから。
油断していたから、前日の夜も、ビデオを見る事をやめなかったのだ。そして、ママ子も安心していた。前回の試験も受かったんだもの。頑張り屋のhanaなんだから、「もう受かるよね」そう思い込んでいたんだ。
先生からメール。一足先に次女の合格を知らされる。
もう、皮肉だよなあ。
次女nanaの合格を、知らされる事となる。
なんと、次女nana、小学3年生ですが、暗算とそろばんの両方に合格していたんだと。
「ま、マジすか?」
nana:「わーい!やったね。絶対落ちると思っていたんだけどなあ~アハハ~」
こ、この・・・・
アンタ、それをhanaの前で絶対に言うなよ?
前回とは逆だ。前回落ちたのはnanaだった。
本当にもう・・・よくもまあウマい具合に交互に落ちるなあ・・・
前回の結果⇒ 基礎固めの春休みとそろばん試験結果。
落ちグセついたりして・・・少し不安になっちゃうよ。
試験結果を知らされたhana
不合格。。
この言葉、今年度、何回聞く事になるんだろう。もう一度聞くのは、中学受験の結果発表なのだろうか。
本当に、hanaは、ショックだったようだった。
絶対に落とせない試験だと思っていたし、この6月から、本格的に受験勉強に専念できるって思っていたから。そのために、そろばんの試験勉強に時間を割いて来た。
それなのに、落ちた。
泣いた泣いた。もう、これでもかってぐらい、hanaは泣いていた。
ママ子は、わが子が試験に落ちるのは少し慣れていたし、結果を嘆くよりも、これから先のスケジュール、また変えなければいけないな・・って、困ったなあ。って、そう思っていた。
前の日の夜のビデオ鑑賞を頭にチラつかせながら、hanaを抱きしめ、慰める。
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寝る前に、hanaから聞いた言葉
とにかく泣いて、勉強もまた頑張って、そろばんももう一度頑張って。ようやく布団に入る。。もう11時だよ。明日も早起きなのに。
ショックを受けるとやる気出すという、この性格。失敗してからじゃ遅いよなあ・・・って思うんだけども。
「次からは頑張ろう。前の日にビデオ鑑賞は絶対にやめよう」
この言葉、数日後までネチネチ続くんだけど。
とにかく、お布団に入った。
ママ子:「もう、寝ようね。こんなに遅くなっちゃったね。ゆっくり休んで、また明日から頑張ろう。」
hana:「はぁ・・・」
ママ子:「よしよし、いい子。ほら、寝ましょ」
電気を消して、真っ暗の部屋。
hana:「ママ・・・夢だよね・・・今日、日曜日で、まだ月曜日になってなくて、そろばんの発表、まだなんだよね・・・」
ママ子:「あ、あんた・・・今日は月曜日で、そろばんの試験落ちたでしょ」
hana:「ママ・・・酷いよ・・・信じられないよ。落ちたなんて。夢だといいのに。」
泣きそうになる。
現実が受け入れられないんだ。
いつも怖いそろばんの先生が、今日だけは、hanaのために笑わせようと雑談したり、かなり気を使って下さったみたいだった。
有難いじゃないの。。。
強くhanaを抱きしめて、撫でてやるしかできなかった。友達関係も最悪な今、ダブルパンチでショックだったよね。
誰かhanaを助けてやって。
hanaにこれ以上悪い事が起きませんように。
子どもを責める鬼母。
絶対に次の試験では合格しなくてはならない。
hanaも、また頑張り始める。朝の時間は、そろばんに割かれる事になる。スケジュールも組みなおす。
わかっている事だけど、辛い。
ママ子、イライラが溜まってしまって、態度に出してしまう。
絶対にhanaのこと責めちゃだめって思っているのに、責めるような事言ったりして。
試験に落ちた直後は慰める余裕があったんだけど、時間がたつにつれて、どんどん悔しさが増して行った。
ひどい親なんだと思う。ネチネチと子供の不合格をせめて。
言った自分が許せなくて泣いた。hanaのお友達関係も絶望的なので、不安で悲しくて、涙が止まらなくなった。
hanaは私の分身じゃないのに。思い通りに行かない事が当たり前で、一番つらいのは、hana自身なのに。
ごめん。ママ子、本当にごめん。
またhanaの負担になるような事して。言って。
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平謝りして、次いこ、次!
hanaに謝る。
ママ子:「ごめん、hana・・・ママ、また酷い事言ったね。責めるような事言ってごめん。本当にごめんね。」
hana:「ママ・・・落ちたのは本当なんだからいいよ。」
いつもhanaは、ママ子のこと許してくれる。悲しい目をして。悲しい笑顔で。
ごめんね。こんな事ばっかりして。すごく反省してるのにな。もう二度と失敗しませんように。
ママ子、今度こそスケジュールを一日ずつ組んで、hanaのサポートするからね!
そして、今度こそ絶対に合格しよう!
二か月後の本番に向けて、再出発なのだ。
合格して、hanaの大好きな特大の肉まんを、食べさせてやりたいな!!
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コメント
こんにちは。
うわ~~ん、わたしも泣いちゃいそうです。
っていうか、去年のこの時期、チビも受けていました。
漢検2級・・・・・。
「これで小学生で受ける漢検は最後にしよう」と言って、hanaちゃんのように一生懸命勉強していました。
毎朝の30分は漢検タイムだったし、過去問に入ってからはそれこそ直し直しの嵐で、(1周目は間違えると書き直し10回なのですが、2周目で同じ問題を間違えると20回、3周目だと30回・・・です)合格点に達するまでに何周したか。
そして、その丸つけや採点を担っているわたしの心の中で
「早く終われ。6月で終われ。終わったら都立中対策に専念するぞ」と何度も何度も思いました。
だから、ママ子さんの苛立ち、hanaちゃんの悔しさ、とってもわかります。
自宅組のスケジュール、わたしたちお母さんが組むんですもん。
朝の30分が空けば作文1本書けますし、適正検査対策問題解けますもん。
計算練習ができるし、新聞も読めます。
その予定が狂うのに焦らないお母さんなんていませんよ。
hanaちゃんだって、そのつもりで一生懸命練習してきたんですもん。
悲しいし悔しいでしょう。
わたし、2か月後にまた挑戦すると決めたhanaちゃんとママ子さんを尊敬します。
次こそ合格しましょう。がんばれ!hanaちゃん。
そして、おめでとう、nanaちゃん╭( ・ㅂ・)و ̑̑
・チビの母さま
ありがとうございます~!
そっか・・・チビちゃんも、去年の同じ時期に必死で頑張っていたのですね。
漢検の勉強も、大変ですよね・・・あぁ・・・想像しただけで、クラクラ来ます。
本当に、すんごく労力いるんですよね。
また漢検チャレンジすることになったら、どうしよう、って今でも泣きそうになります。
hanaにとっては、辛い結果になってしまったのですが、「失敗しても、立ち上がって自分のペースで頑張ればいい」って、思ってもらえればなあ、って思います。
ママ子の人生なんて、失敗だらけですが、なんとかこうやって幸せに生きているので。
そろばんの試験落ちたって、死ぬわけじゃないんだし。極論ですけどねえ(;^_^A
とにかく、今回、傷口に塩塗るような事してしまったので、反省しきりです。
全ては子供のためですものね。
また頑張ります。
ありがとうございます!