我が子のために、バラエティ番組も受験勉強に採用する、ママ子の貧乏根性。
今回は、「アメトーク」の勉強大好き芸人から、読書感想文の書き方を学び、実践してみたよ!
アメトーークの「勉強大好き芸人」
我が家ではなかなか子供と一緒に見るチャンスが無い「アメトーク」であるが、
(我が子が不在時、パパ男とは、一緒に見ている)
今回、「勉強大好き芸人」の企画なので、パパ男が録画しておいてくれた。
テレビっ子パパ男、本当にこういう時、グッドなジョブをしてくれるのだ。
バラエティは、やっぱりわかり易い。間口が広いので、笑いながら勉強に興味も持てる。家族全員が楽しめる。
中田敦彦、カッコイイ!!
オリエンタルラジオの中田さんであるが、慶応大学出身のお笑い芸人。
今回、「大合格」という本を出版するらしい。(4月8日発売)
新書である。長女hanaは、新書を読むのに未だ抵抗感があり、
読破できないでいる本が何冊かあるのだが、あっちゃんの「大合格」に限って言えば
hana:「絶対に買う!欲しい!読む!」
と言っているのである。
もう、それだけで、長女hanaが、「新書」の類を読んでくれる気になってくれただけでも、
ママ子、アメトーク一緒に見られて良かったな、って思うんだよ。
もう、あっちゃんの言葉に何度頷かされたことか。
挙句の果てに、受験生からの相談で、
Q:どこで勉強するのが一番効果的ですか?
の質問に対し
中田さま:地球だぁ!!!!!!
と返答するクライマックスもあり、面白かった。
アメトーク勉強情報:小分け勉強が効果的!
とにかく、勉強は、まとまった時間やるから大変なんだ。
小分け勉強すれば良いんだそうだ。
10分を6回セットで、60分になる。
歯磨き、お風呂、通学時間・・・あらゆる時間に勉強する。
いつでもどこでも。
「一日何も食べずに、夜中の12時から、
ステーキと豚丼と寿司とカレーとスパゲッティとオムライス食べられるか?
無理だろ?
勉強も一緒だ。
英単語に長文読解、漢字に基礎解析に微分積分、物理や日本史を一気にできるか??無理だろ。」
アメトーク「勉強大好き芸人」中田敦彦さんのお言葉
って話らしいです。
だから、地球上のあらゆる場所で勉強し、
小分け勉強をマスターすれば良いのだという返答に至ったようだ。
あっちゃんのトークのテンポの良さに、
笑いが止まらず、圧倒されながらの視聴であった。
『桃太郎』で読書感想文を書いてみよう
読書感想文の書き方は、誰しもが頭を悩ませる問題ではあるのだが、アメトークでは実に楽しい例を見せてくれたのだ。
出演者が読書感想文を書く。
ゲストのニコルちゃん → ほとんどが「すごいです」「いろんな」「~すごいと思いました」など、感想系文章や抽象的な言葉が多かったのに対し、
カズレーザーさん → あらすじを完結にし、感想、そしてこの物語から学んだ事を、さすがの語彙力たっぷりな文章で表現してくれた。原稿用紙一枚分くらいであろうか、非常に真似したくなるような言い回しっぷりだ。
中田敦彦さま →「この世には二種類の人間がいる。一つは◎◎でもう一つは△△である。」という書き出しから始める。採点者を意識しての文章で、どんな作文の書きだしにも使えておススメだと仰っていた。採点者は、「桃太郎は・・・」という書き出しの文章を飽きるほど見ているので、変化を欲しがっている。そこへ、この書き出しを持ってきて、インパクトで採点者に本文を読ませるのだそうだ。
もう一つ重要な事は
本の内容をしっかり理解しているかどうか
なんだそうだ。
自分で考えてすべて書かなければならないわけではなく、その本の中のあらすじをいかに理解して、感想につなげるのかがポイントなので、読書感想文には自分の意見や感想だけでなく、あらすじを読み手に上手に伝えるのも重要だと。
なるほど、目から鱗である。そして、なんて面白いんだ。
nana:「ママ、原稿用紙あったよね??nana、やってみたい!!」
hana:「私もやりたい!!」
ママ子:「おおお!!いいねいいね、ママも今、頭の中に文章が飛び交ってきたぞ!!やろうやろう!!」
という事で、テレビを視聴した後は(録画なので、勉強大好き芸人の企画だけを見て、終了)自分達で『桃太郎』の読書感想文を書いてみよう!というイベントが発生したのだ。
桃太郎作文のルール・やり方
- 白い紙に下書きした後で、原稿用紙に書く。
- 今回は読書感想文としての提出よりも、遊び心の入った自由な感想文でオッケー。とにかく書く事を楽しむ事。
- なるべく原稿用紙一枚分くらい。
- できたらみんなの前で発表。
以上である。
一番最初にnanaがペンを走らせる。
hanaは、ドリルを終わらせてからの参加。ママ子は前日の丸付けを終了してからの参加である。
ママ子、ふざけた文章を書くのは大好き。このブログも不真面目感極まりないので、いつもの調子でガツガツと書く。原稿用紙に文字を書くなんて、久しぶり過ぎてワクワクする。
「おお、原稿用紙半分の200字って、思ったより多いんだなあ・・・」
って思って書き進めて行くと
「おいおい、もう400字かよっ!!一枚じゃ収まりきれないよ~」
などと、わが子が作文を書く時の気持ちがよくわかる。字数制限の問題を解くのってこんな感じなんだろうな。すげえ大変だな、hana・・・
そう思いながら、『桃太郎』について熱く熱く語る。
hanaも、遅ればせながら図を書くところからスタートして書いている。
hanaはいつも図説派なんだよなあ。
→引っ張ったりしながらストーリーを考えているらしい。(今で言う、マインドマップ)
実践!我が家の「桃太郎作文!」
次女nana
「考えもつかなかったこと」を連発!たくさんの発見があったようだ。
そして、退治された鬼の家族の事などを想像し、両方の気持ちを考えるというものであった。文中には「考えもつかなかった」という言葉が連発されており、可愛さで爆笑であったが、「現代では川に桃が流れてくるなんて事、考えもつかない」と言ったnanaには、ママ子、感嘆したのであった。
冷静に考えりゃあ・・・ほんとだよな・・・・
ママ子
「きびだんご」に着目。
鬼ヶ島への距離感に対し、兵糧としてのきびだんごが、あの量で機能するのか、若しくはそれ相応の栄養価としてはどうなのか、という想像を楽しむとともに、桃太郎のリーダーシップにも着目。「きびだんご」一つで、仲間に命をも差し出させ、あらゆるキャラクターを統率し、一つの目的を達成する点においては、現代でもまさに有能なリーダーと言える、と言った話。
ぶっちゃけ「兵糧」としてのきびだんごを言いたいがために、面白おかしく論説文風に書いてみた。語彙力は乏しいので、あくまで「〇〇風」であるのが残念である。
長女hana
推理小説風解釈。
原作の桃太郎は、ハッピーエンド、非常に良い物語として書かれている話であるが、実は読み方によっては、非常にミステリーであると。そういった切り口から始まる文章である。桃を包丁で切ったとあるが、包丁を使えば、中にいる「桃太郎」は確実にケガをするであろう。それなのに、桃太郎はケガをしていない。おじいさんとおばあさんは、中に桃太郎がいるのがわかっていたのではないか、知っていたうえで桃太郎を桃から取り出した。と言うことは、おじいさんとおばあさんは「魔法使い」だったのでは、ないか、という推理で展開していた。
ふざけているので、本文よりも自分の考察の方が多くなってしまったので、読書感想文の練習とはいかなかったのだけれど、子供達がとっても楽しく文章を書いていたので、これは、やって良かった!と心から思ったよ。ちなみに、パパ男は不参加。仕事を頑張ってくれてるんだ。ママ子の家は、休日も母子家庭状態なんだよね。パパさんもご興味あれば是非!
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家族みんなでやってみよう!「桃太郎作文」
桃太郎作文、なんだかゲームっぽいし、気軽に取り入れられるし、超おススメ。
ガッチガチに受検勉強している受験生にも、息抜きにチャレンジしてほしいな。
休校中、お休みの日、お時間のある方は、ぜひ、家族でやってみると楽しいと思います。
久しぶりに原稿用紙に文章を書くのは、ちょっと受験期を思い出しほろ苦い気持ちになったり、文字数の緊張を思い出し、ちょっとドキドキしました。
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