幸運なことに、現役東大生とランチする機会に恵まれました!
どさくさに紛れて、色々インタビューしちゃったので、ご報告。
▼目次
- 前説:今日も元気にバカブログ(飛ばし読み推奨)
- 崇高な人が集まる、崇高なお土地柄
- 衝撃の出来事!ある日突然、声をかけられるママ子
- うちの近所に東大生がいた!!!!!
- 東大生が我が家にやって来た!
- 東大生のお姉さんに受験インタビュー!
- 本物の偏差値82を目の当たりにする。
- 本物の現役東大生と会った我が子達
今日も元気なバカブログ
雨降らないで!って時に絶対雨降るとか。
最近つくづく思う。自分、雨女じゃなかろうか、と。
デブ女は自覚してるけど、雨女は認めたくないよね。
・・・
「嫌なモンばっか背負い込んでるな。」
「ネガティブ思考はいけません。常にポジティブな言葉を発していれば問題ありません。」
「まずはこのブログの無価値さとレベルの低さを認めろよ。」
ンモー!認めてるよ!!
いつもバカばっかですんません。
今日も元気にバカブログいってみまーっス!
今日はすんげーよ、なななんと、東大生とのランチのお話!
崇高な人が集まる、崇高なお土地柄。
いつ書こう、いつ書こうって思っていたんスけど。
ママ子の身バレにより、お相手にまさかの飛び火があったりしたら、
本当に申し訳ないんで、数年前の話になります。
「hanaが中学受検する~!」
と言って塾無しで頑張ってる、その辺の頃の話になります。
実は、このバカママ子、東大生のお知り合いがいるんです。
ただ単にご近所さんで、顔見知り程度なんですけど。
お会いしたら挨拶する程度の、ほーんと、全然、なんでもないご関係。
以前より、ママ子の住んでいる界隈、とにかく崇高な方々が多いのね。お聞きすると、素晴らしい人たちが、どんどん出て来る土地柄。
この界隈、「すげえ人ホイホイ」なんです。
ママ子も、まさかその「近所のお姉さん」が東大生だなんて、知らなかったんだよ。
高貴な高校に通っているんだろうなあ・・・ってのは知っていて、いつの間にか、大学生になったのかなあ・・なんてね。
衝撃の出来事!ある日突然、声をかけられるママ子。
ある日のこと。
「近所のお姉さん」と下校してくる、長女hanaの学年の男子に
ママ子:「おかえり~!今日はこっちから帰るんだねぇ、気をつけてね~!」
などと、オバちゃん丸出しの声掛けと、近所のお姉さんに「こんにちは~!」とご挨拶。
いつもはそれで終了なんだが、
ほうきを持って玄関付近を掃除しているママ子のそばに、人影が。
「ご近所のお姉さん」である。立ってる。ママ子の目の前に立ってる。
ママ子、思いっきりキョトン顔。
戸惑いながらも、ママ子、大人の対応。
ニッコリ笑顔で、
ママ子:「今日は天気も良いですね。どこかお出かけだったんですか?」
と、とりあえず世間話をふってみる。
近所のお姉さん:「ああ、はい。ボランティアで数学を教えて来たんです。よく呼ばれるモンで・・・」
ママ子:「うわあ、それはそれは、すごい!!優秀なんですね。そういえば、お姉さん、冊子に載ってましたよね!!何年か前に、作文で賞を取ってましたよね?私、あまりに立派な作文でびっくりしちゃって!!すごいですよね!」
近所のお姉さん:「ああ、見てくださったんですか、シャーっと書いただけなんですけどね。アハハ」
ママ子:「さぞや優秀なんじゃないか、って言っていたんです。」
近所のお姉さん:「優秀かどうかはアレですが、一応、東大行ってるんです。」
!!!!!
マジすか!!
衝撃が走った。
学歴コンプレックスのママ子、東大生を目の前にして、卒倒しそうになった。
うちの近所に東大生がいた!!!!!
なんだろう、もうさ、ママ子の驚きが異常だったのか、お姉さんも引くよね。
興奮でアワアワしているママ子に、
近所のお姉さん:「あの、大丈夫ですか?東大だからって別になんでもないです。フツーですよ。」
ママ子:「い、ふ、フツーなわけないじゃないですか!まさかこんな近所に東大生がいらっしゃるなんてもう、私もう・・・スゴイですよね。ご両親、教授とか立派なお仕事なさっているんですか?御親戚にも東大出身の方が多いんですか?」
もはや、大迷惑の質問攻め。それなのに、お姉さんは笑顔で丁寧に答えてくださる。
近所のお姉さん:「いえいえ、ぜーんぜん普通のサラリーマンですよぉ・・・親戚にも東大出身の人なんていないんです。」
ママ子:「そ、そりゃあ、合格した時は、祭りでしたよねー?」
近所のお姉さん:「そうですね(笑)祭りでした。会った事もない親戚のおじさんから電話がかかってきましたw」
ママ子:「な、なるほど・・・」
近所のお姉さん:「もしよかったら、勉強教えますよ?いつでもいいんで、昼間とか夕方とか。ピンポンして来てください。」
ママ子:「う、うわ、そんな!!急にそんな!!いいんですか?!うちの子達、喜んで行っちゃいますけど、でも・・・タダでなんて無理ですし・・・」
近所のお姉さん:「いや、お金頂く気ないんで。いいんですよ。今ちょうど暇な時間あるんで。」
ママ子:「そんなそんな!東大生に勉強教えてもらえるのに無料だなんて、できませんよっ!!そしたら・・・今度ご飯食べに来てください!是非、うちの子達とおしゃべりしてやってください!!」
ナンパかよ・・・
って勢いで、お姉さんとランチの約束を取り付けた。
お姉さんは、hanaとnana、うちの姉妹が家の前で遊んでいるのを見てくれてたみたいで、「可愛いなあ」と思っていて下さってたんだそうだ。
グッジョブ!!うちの娘、グッジョブ!!
家の前の狭い道で、虫やら雑草やらをしゃがみこんで観察してた娘達、グッジョブである!
お姉さんは、快くオッケーしてくださって、メアド交換。数日後に東大生とランチが実現することになったのである。。
東大生が我が家にやって来た!
年末か?っつーぐらいの大掃除。
家族総出で大掃除である。
「東大生が来る!」
っつー、現実ではありえないこの状況。夢かもしんないって何度も自分をビンタしてみても、夢じゃない。もう、来ちゃうのである。
当日のママ子のランチメニュー
- なんちゃって油淋鶏
- ハーブとガーリックを使ったご飯。
- エビとアボカドとブロッコリーとゆで卵のサラダ、
- クラムチャウダースープ
- パウンドケーキ・・・あと、何作ったかな。
- トマトとチーズとオードブルみたいなやつ。
盆と正月とクリスマスが一緒くたになったんじゃないかってぐらい、頑張った。
何度も言う。東大生が来るんだ。
アロマを焚く。古い家は、けっこう変なニオイがするっていうし、自分の家のニオイってわからないもんね。ママ子は景品かなんかでもらったアロマを、久しぶりに出して来て、焚いた。
お姉さんがやってきた。
ママ子:「ほーんとに狭くてごめんなさいね、どうぞ、どうぞどうぞ。」
どうぞを何回言った事か・・・
玄関から直結のリビング。壁のホワイトボードも見られちゃった。棚にはズラーッと中学受検の参考書や問題集。
お姉さん:「わあ、お勉強されてるんですね」
ママ子:「いやあ、お恥ずかしながら、中学受検するんです・・・」
うちの娘達hana&nanaは、家ではワアワアうるさいけれど、人見知りの恥ずかしがり屋。
お姉さんが来てくれても、恥ずかしがって何も話そうとしない。
ンモー、しょうがないなあ。ママ子がお姉さんと話をするところからスタート。
ママ子とお姉さんの会話が続く。頭の良い人は、早口で、言う事がスマート。よくぞそんなに語彙力があるなあ、博学だなあ、と、感心の嵐であった。
ママ子のようにバカそうにのんびりとした話し方する東大生なんて、実在するのだろうか、とか考えたりしながら。
東大生のお姉さんに受験インタビュー!
ご飯を一緒に食べながら、勉強の話になった。お姉さんが「お役に立てるなら何でも聞いてください」っておっしゃるので、お言葉に甘えて質問してみた。
《 質問 》
①お姉さんは中学受検したのか?しようと思ったのか?
②勉強はどんな事をしていたのか?
③ぶっちゃけ、塾に行っていたのか?
④聞きづらいけど・・偏差値どんぐらいだった??
《 回答 》
①中学受験は、しなかった。する気も全然無かった。受験してしまうと、同じような人ばかり集まってしまってつまらないから。地元の中学は、色々な環境の人がいて、色々な価値観が学べるから、と言っていた。
②勉強は、あまり頑張っていない。漫画が大好きだった。本も大好きだった。学校の先生と仲良くなって、普段は、ずぅーっと学校の先生と話している事が多かった。
③塾にはほとんど行っていない。中学の時に、親に頼んで集団塾に通わせてもらったが、「これなら自分でできるからいいや。」と思って、すぐに辞めてしまったそうだ。
④偏差値は・・・・脅威の80以上!!
とまあ、こんな感じ。
地頭が良いというのもひしひしと感じた。
けれども、勉強頑張っていないのに、東大に行くなんて、まさかね。
きっと努力してたんだよね。
きっと同じことをやったって、ママ子にとっては物凄い努力なんだろうけど、
お姉さんにとっては、そこまでの努力ではなかったのかもしれない。
情報処理能力の違いかな・・
「能ある鷹は爪を隠す」って言うものね。
お姉さんは、東大で出されている、今の課題の勉強の方が大変だと仰っていた。
東大の課題ってどんなのだろう・・・想像するだけで怖い。
お姉さんは、ノって来てくれて、一時帰宅し、
模試の結果丸ごとファイルで持ってきてくれた。
本物の偏差値82を目の当たりにする。
お姉さんは、分厚いファイルを持ってきてくれた。
とってもきれいに整理されているそのファイルは、さすが東大生、と思った。
もうね、圧巻。全てが「さすが」である。
すっげ。
マジで、こんな成績あるんだ!!
ママ子:「・・・あの・・・偏差値80って、やっぱお姉さんすごいです。すごすぎます。」
お姉さん:「いやあ、なんでしょうね。一応、やる事はやってましたけど・・・
周りがみんな、そうだったので。」
もちろん、お姉さんの出身校は、都内の上位と言われている学校の1つである。
学年で一位。その、上位校の中でも一位である。そんな成績表を見せてもらって、
ゴクッ・・・・
ママ子も、hanaも、nanaも息をのんだ。
hanaの表情を見ると、瞳孔が開いているような、目を見開いて、しっかりとその成績表を目に焼き付けているようだった。
数年後、自分も学年で一番の成績を取る事など、思ってもみなかったよね。
まあ、hanaは地元中学で、都内の上位の高校ではないけどもさ。
本物の現役東大生と会った我が子達
ママ子が、一生目の当たりにする事がなさそうな、模試の成績。
お姉さんは、嫌な顔ひとつせずに、答えてくれた。
その後、学園祭に行ったりして、交流は細々と続いていた。帰省の時のお土産のやりとりもしてた。
ご近所ってすごく良いよね。
会えば挨拶する。会話を交わす。
最近はなかなか会えなくなって(たぶん、そうとう忙しい時期なんだろうな)、どんな仕事に就きたいのか、とか、そういう話はしていないけれど。
hanaとnanaには、近所に東大生がいるって事が、何よりもすごく影響力があったみたいで、しばらく東京大学への興味がハンパなかった。
『mezaseto-dai』を、理想として掲げているママ子であるが、
本当にこの先、我が子が東大を目指すかどうかなんてわからない。
モノホンの東大生は、ハンパ無く優秀であった。すごすぎた。
だけど、やっぱり心の底から、東京大学、東大生には永遠に憧れるんだろうな。
ママ子、心からそう思った。
ママ子の人生において、現役東大生とランチした事は、忘れられない思い出になったんだ。
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