勝つ子、負ける子。~小5hana~

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蒸し暑い。洗濯機がありえない場所にある我が家は、いっちょ前に乾燥機付きのものを購入したことにより、サウナ状態。むさくるしい。自分が。

今日も、小5のhanaの話です。

「最近手抜きばっかだな」

「ネタ切れですよね。このブログももう終了にしたほうが・・・」

「まさか、裏でガツガツに受験勉強頑張ってるわけじゃないだろうな?」

イヒヒ、相変わらずhanaは頑張っていますよ。もう後が無いからね

小学5年生、10月。

当時、必死こいて塾に行けない自分と戦っていたなあ、悔しがっていたなあ、って思う。

周囲のママさん達:「あの子やあの子達が、受験するのよね」

ご近所さんのおばあちゃん:「あの子は去年中学受験に落ちて地元の中学に通っているのよ」

中学受験の話題が持ち上がっている。

頭も良く、スポーツもよくできる子のママさんが
ご近所ママさん:「うちの子も受検(←公立中高一貫校のね)させようかな・・・」

などと言い出すと、

ママ子の心の声:「おいおい、ただでさえ振り落とされる可能性高いんだよ。地元の中学行くって言ってたのに、どうした?」

心の声パート2:「あなた様の子が同じ土俵に立っちゃったら、うちの子完全に負けますから」

無駄に焦り、人間の醜い心丸出しにしているママ子の胸の内。

別に、近所のデキる子が受検するからといって、倍率の高さにゃあ、変わりないのにね。バカだよなあ。

昔っからママ子は「勝つ子」「デキる子」に対してコンプレックスを持っている。

みんなそう???

自分がどんなに頑張っても、「一位」になれないのだ。

いつもデキる子が輝いているのだ。

ママ子はそれを教室の隅から指を咥えて、いや、忌々しいという嫉妬心でずぅーっと見つめていたタイプだ。

負ける子=ママ子

非常にシンプルなんだけど、負ける子ママ子は、いつも

自分の為に頑張ろうとしていない

・親に褒めて欲しいから
・みんなに羨望の眼差しで見て欲しいから
・栄誉が欲しい、一目置かれたい
・「みんなひれ伏せ、これがママ子だ」と自慢したいから

「課題」について頑張ろうとはせず、その先にある地位と名誉、名声が欲しいだけだから、「課題」を頑張ろうとしていなかった。だから達成できず、いつもよくわからないまま中途半端な頑張りをして、負ける。

勝つ子は、最強にポジティブ。

なんでも「やりたい!」のである。「課題」をこなすのが楽しいのである。
そしてその課題をやり切るチカラを持っている。
やり切るためにどうすればよいか、本気で考えるから、成功までの道のりにたどり着くのだ。

論理的に話せばわかる事なんだけど、実際問題、成功体験が乏しいので「課題」の内容もわからず、結果的につまらないのだ。
やりたくないものを頑張ってやる、っていう、このツラさ。

運動会前日に、五年生hanaの紛失物で大激怒してしまい、その日の夜、悪い夢を二連続見た。
目覚めの悪い朝四時に、ムクムクと起きて、お弁当作り。

子供達も、悪い夢を見た。
瞼もむくんで、かわいそうに。泣き腫らした目をしている。

徒競走の結果は、絶対に一位をめざせ、それ以外認めないというものすごいプレッシャー。
パパ男は子供達に、一位をとったらディズニーランドに連れて行くと、ニンジンをぶら下げた。

結果はもちろん、一位ではなかった。それどころか・・・

子供達にとっては、不本意なものだ。

このままでは、hanaもnanaも「負ける子」「落ちる子」になるであろう。完全にそのルートの特急列車に乗って走り出している。

ママ子は、自分の愚かさに気が付いていながらも、どうしてもプレッシャーをかけてしまう。

自分が不安だから?自分が一番大事なのか?
自分を責めてばかりだった。

だけど・・・

運動会は徒競走だけではない。

組み体操や、ダンスなど、その他の競技もある。

hanaとnanaは、ものすごくキラキラした笑顔で、競技をやってのけていた。
遅れている子を助けたり、お世話したりもしていた。
あたしは、その笑顔と、真剣な顔を見て、反省したし、誇りに思った。

これでいい。

徒競走で一位になるのを見るよりも、こうやって、親だけが見つけてやれる我が子の良い所を見てやる。
それができた。

思いっきり誉めてやった。

「ママ、感動したよ」「運動会、楽しかった?」

笑顔で「つかれたーーーーーー」と言う、hanaとnanaを見て、勝つとか、負けるとか、そんなのどうでも良くなってしまった。

受検に受かれば嬉しい。
だけど、「勝つ」ともまた違うよなぁ。

勝負だと思うから、ギスギスするんだよな

あたしは、いつも何かに追い立てられていた。

親に?
最高の自分を見せてやりたかった。
ただ、親に褒めて欲しかった。

周囲に?
友達が少なくて・・・寂しかったから、みんなに認めて欲しくて負けたくないって思っていたのかな。

 

運動会も終わって、学校説明会ラッシュが始まるこの時期

焦ると、自分を見失う。

誰の受検だよ???

誰のための受検だよ???

自慢したり、羨望の眼差しが欲しいわけじゃないだろ?

我が子の為に、サポートするんだろ?

もう一度、自分に言い聞かせる。

愛する我が子の頑張りが、届きますように。

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是非また息抜きに遊びに来てくださいね。

ママ子拝

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