2021年入試直前期。新春スペシャル第2弾!
ほぼ塾無し(ちょびっとだけ通塾)の、公立中高一貫校をめざす次女nana。
中学入試直前期の親の関わり方・サポートについて、綴っています。
すんません、我が家の爆弾娘・次女nanaのシリーズなんで、「親の苦悩」が多めに綴られています。
※高校受験(通塾派)・中学受検(ほぼ塾無し派)の入試直前期の親のサポートについて、
パターン別に分けて、お送りしています。
第1回はこちら
⇒ 2021年。高校入試直前期の親のサポート【謝罪あり】
※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。
序:今年もバカ全開な受験ブログをスタートします!
愛すべき、希少なこのブログの読者の皆さま。
いつもこんなブログを読むことにお時間を消費させてしまったこと、
誠に申し訳ないながらも、恐悦至極に存じ奉ります。
初めてこのブログをクリックしちゃった皆さま。
直帰率99%を誇るかもしれないバカブログにお越し頂き、この僥倖に巡り合えました事、心から感謝申し上げます。
このブログは、地位も名誉も学歴も無い無能の貧乏なバカ親が、
格差社会に負けずに、我が子の受験勉強を全力で応援する日々を綴ったブログです。
エリートの皆さまは、優越感にお浸りになって頂き、ママ子と似た境遇のお方様には、戦友・仲間としてご共感頂ける内容を、綴っていきたいと思っております。
・・・
「うざいな。敬語の乱用は、バカを露呈させるって知っててやってんだろうな?」
「誰に対してのアピールでしょうか。この期に及んで、新規の読者を集めようだなんて…」
「おい!気をつけようぜ!このブログはバカがうつる呪いのジンクスがあるからな!!」
ギャー、んもー!!
アンタ達、新年早々フルボッコにしてくれちゃって!!
勝手に新春からバカばっかなママ子ですが、本年もよろしくお願い申し上げます。
今回は、ママ子にそっくりな我が家の爆弾娘@次女nanaとの、ほぼ塾無し受験勉強の日々の記録。
中学受検を目前にした次女の変化や、
入試直前期の様子とともに、
母親としてのママ子の苦悩の末のサポート内容を記録しています。
小6@冬休み中の学習時間(ほぼ塾無し)と課題
中学3年生の長女hanaは、冬期講習。バリバリの通塾生活をこなしているのに対し、我が家の次女nanaは、ほぼ塾無しの冬休みを過ごしておりました。
中学受検直前期も、ほぼ塾無し。ざっくりとした我が家の次女nanaの、冬休みの生活をご紹介。
1日の学習時間は9~10時間程度。
午前:過去問や模試演習
午後:午前中にやったぶんの解き直し
夕方:基礎・計算練習・チャレンジタッチや作文練習など
夜間:解き直しの続き&類題演習
ほぼ塾無し派nanaの、冬休みのタイムスケジュール
本当は、午前と午後に過去問を組み込んで、直前期だから演習重視の学習計画を立てていた。
しかし、ものの見事に計画倒れ。
理由は「解き直しが終わらない。」から。
難しい問題が理解できない→わかるまでやる
というスタンスが崩せないnana。なかなかバリバリと演習をこなすことができない。
課題:「捨て問」の取捨選択に四苦八苦
入試直前期は「難問は捨てよう」ということは、受験生であれば当然のセオリーであろう。
我が家が直面している問題は、いわゆる、捨て問の見極めだ。
nanaの場合、理解できない問題が多い。
だから、
「捨てすぎて得点できる場所が無い」という致命的な展開に陥ってしまう。
焦るし、できない問題ばかりが積み重なっていくことへの焦燥感は、ハンパない。
捨てずに問題を解こうとすると、時間が無くなる。
ミスが増える。
誤字脱字が増えて、得点源の問題まで減点されてしまうという、負のスパイラルに陥っていた。
親子バトルを経て、直前期の過去問演習のポイントを確認
入試直前期になっても、大なり小なりの親子バトルは勃発しまくり。
親子バトルは、時間を浪費する。
非効率なので、最低限の損失で解決できるよう、工夫をすることも大切だ。
だいたい、こんだけ数多くのバトルを重ねて来ると、パターンが決まっている。ムカ―っときた感情的な思いの中で、いつも冷静な自分がもう一人心の中にいて「バトルの収束を計算している」というやり方がママ子の常だ。
1時間で収束させよう。などと、終わりをね。ケツカッチンをね。決めているの。
得点源を絶対に落とさないことだけ考えろ!
とにかく、直前期の演習ポイントは、合格最低点を意識することだ。満点を目指す必要はない。
だから、「取れる問題を、絶対に落とすな!」ということだけ伝えた。
解けない問題は、直前期には「全部捨てる」。
難問に食らいつくよりも、「絶対にミスをしない」ということを意識してほしいと伝えた。
次女nanaは、少しほっとしたような、諦めたような顔で、涙で濡れた頬を震わせ、頷いた。
中学入試直前期までの、ママ子の苦悩の日々
長女hanaの中学受検を経験して、少しはママ子も「受験」に対して「経験者ヅラ」できるようになったかなって…思ってたとこ、あった。
正直、そういうおごり高ぶった時代、あった。
不合格だったこの反省を生かして、今度はもっと質の高い自宅学習・受検勉強をやってやろう!!って、そう思っていたんだ。
中学受検勉強を始めた、初期の頃はね・・・
だけど、もちろん、姉妹で全然違う性格。ウマく行くはずがなかった。
ママ子も、ストレスの限界近くまで我慢するのだが、葛藤の末に
「合格する学習のためには、言っておかなければならないこと」を伝える使命がある。
塾の先生がいないぶん、ママ子は、我が子に言いたくない事も言わなければならない。
ついこの間も親子バトル勃発しました。
⇒塾無しあるある→親子の衝突
このブログに書いたことは、ほんの一部で。
トラブル勃発なんて、もう、数えきれない。
憔悴しきって絶望することも、何度も「中学受検をやめよう」って思ったし、次女nanaとも話し合って来た。
親子の「相性」を見極めて、受け入れることの難しさ
親子の相性って、本当にある。難しい。愛しているのに、少しボタンを掛け違うと、すぐに悪い方向に向かっちゃうの。
受験勉強中に、ママ子が辟易したエピソードを3つほど、記録しておきます。
受験勉強中、ママ子似が露呈したエピソード3選
・テスト隠蔽事件
公立中高一貫校が志望校なので、学校のテストだけは頑張れと言っていたが、100点以外のテストは全て隠蔽。低学年の頃から勃発している事件なので、ママ子ももはや、探すことも諦めた。
通知表を見て「やっぱりあたしの子だな」と思えるところまで、悟りを開いた。
・YouTube事件
我が子がYouTubeの動画で学習し、授業を受けたり勉強していたと思い込んでいたが、
実際には、アイドルの動画や、ちょっといかがわしい動画(←もう、似すぎて泣く)にまで趣向が発展し、思いっきりYouTubeをエンジョイしやがっていた事が判明。ショックで立ち直れなくなり、さすがに憔悴した。(春~秋ごろ)
・性格の不一致
もう、結局最後はね、これだって思う。
「うちら、主従関係になれないね」ってこと。
次女nanaは、たぶん、驕(おご)ってる部分ある。
こういうとこ、ママ子にそっくり。おごり高ぶるとこ、すげーある。
だから、「エセ」なママ塾の先生に、ママ子は、なれなかったってこと。(←バカだから当たり前だけど)ママ子の頭が悪くて、次女nanaには、見下されてしまい、尊敬してもらえなかった。
師として、ママ子は失格だったのだ。
貧乏で実現しないけれど、通塾させたらどんだけ良い結果を生んだんだろうか、というほど、次女nanaは、「コントロール」のやり方を間違えたらダメな子どもだと・・・
そゆこと、学んだ。
苦悩の末、少し楽になったきっかけ。
ママ子、上記のこと以外にも、nanaとの受検勉強がうまく行かなくて、ずっと悩んでた。
だけど、そういう事件が勃発して、本気で絶望して、落ち込んだ時、
気が付いたことがある。
「ああ・・・あたし、自分にもかなり厳しいことしてるなぁ」
そうだ。母親の自分自身、自由な時間も作らず仕事と家庭と、子ども達のために駆けずり回って、必死に情報収集したり、作業したりして。
大好きな酒もやめて。
ずぅーーーーーっと、つらかった。
そりゃ、ぺしゃんこに潰れる・・・って思った。
ママ子、得意なこと、もう一つあった。自分をいじめることだ。
誰も褒めてくれない、労ってくれない中で、お金にならない事ばかりやって。
みじめでみじめで、つらかった。
そろそろ、年も取ったし、自分のこと大切にしてあげても良いんじゃないの?
って、ふと・・・思えた瞬間が来たの。すっごく落ち込んでた時に。
なんだか自分でも驚いたけどね。
ママ子の最後の思いを込めたお説教
上記のYouTube事件の時に、ママ子は憔悴しきった後で、次女nanaに、こう言った。
ママ子:「ねえ、nana、アンタは、自分を大切にしてる??」
ママ子:「ママ、もう、アンタにYouTube見るなって言わない。言うのやめた。」
ママ子:「見たいなら見れば良い。だけど、そのYouTube見た時間、あんたの夢は?志望校は?どうなるの?それって、アンタのためになるのかな?」
ママ子:「もうアンタに何言っても無駄だと思うからうるさく言うのやめる。
これからは自分の悪い欲望が出て来たとき、自分で決めて欲しい。
”これは、自分のためになるのかな?” ”人のためになるのかな?”、って、自分の心と相談して決めて。」
ママ子:「お願いだから、自分のこと大切にして、生きていって欲しいの」
ママ子:「あたし、酒やめてたけど、それをやめる。
ママも、自分のこと”お疲れ様”って、労うから、お酒、少しだけ解禁するよ」
nana:「うん・・・わかった」
nanaは、そのときばかりは、素直に頷いてくれた。
おいおいおい、自分が酒飲みたいだけかよーーー!!!!
って、皆さんからの怒号が飛んできそうですが、
ママ子は、自分にもご褒美としてお酒を買って来た。
ストロング系は、ママ子の身体とは相性が悪いので、
ウィスキーだとか梅酒だとか、ワインだとか、そういう”身体に害悪が少ない”ものを、少しだけ呑むようにしようって思う。
酒は、ママ子の危ない要因なので気をつけなくちゃね。
⇒ 実はアル中寸前。母親という存在。
自分の事を大事にしてあげるって、
本当に、今この時期だからこそ自覚しておくべきだよな、って思うんだよね。
親子バトルも多いけど、我が子を心から愛していることは、必ず伝えておきたいことだよね。
中学入試直前期の親のサポート5つ(ほぼ塾なし派)
実際に、ほぼ塾無し派として、我が子をサポートしていくのは、本当にキツイ。
さらにハンディなのは、塾無しのくせに、親の頭が悪いことだ。
しかし、頭が悪くても、「学ぶ」姿勢を我が子に見せることは、やめなかった。
バカから這い上がるには、絶大な苦労が必要なのだということを見せることが、ママ子の役割だ。
直前期のママ子のサポートについて、主に5つ、ご紹介させていただく。
・学習計画の相談
・消しゴム入れ・解答用紙の作成・コピー
・丸付け
・作文添削
・休憩の相手(散歩・トランプ)
以上。
1,学習計画は、親子で相談して決める
ママ子は学習スケジュールを立てる時に、いつも、ムリが無いか・進捗が合っているか、を次女nanaに聞きながら立てているのだが、
入試直前期の学習計画については、特に念入りに、我が子に確認して、
小間切れにスケジュールを立てるようにした。
入試一か月前にもなると、もうやることは限られているから、そういう部分も取捨選択が必要になってくる。
あと○日、という迫りくる時間の中で、最後まで自分のチカラを、実力を引き上げていこうという気持ちを大切にした。
2,事務的作業(消しゴム入れ・解答用紙作成・コピー)
ママ子は、事務作業だけは、しっかり怠らないように気をつけた。
消しゴム入れ
問題用紙に印をつけて読むので、毎回消しゴム入れは欠かせない。
どこに印をつけているか、細部まで配慮しているかをチェックしながら消しゴムを入れる。
銀本の解答用紙の作成
ワード・エクセルを使い、グラフや図はスキャンして画像を張り付けた解答用紙を作成した。47都道府県やり遂げた。
参考: 銀本を購入!!我が家での使い方。
志望校などの過去問のコピー
銀本の問題用紙のコピーと、
【送料無料】 2021年度受検用 公立中高一貫校適性検査問題集 全国版 公立中高一貫校適性検査問題集シリーズ / みくに出版編集部 【本】
過去問の解答用紙(声の教育社)の拡大コピー。これが一番楽チンな作業w
直前期になって、やっと解禁された「丸付け」作業
しばらくの間、親の「丸付け」を拒絶し、自分で丸付けを行っていた次女nanaであった。
バツをつけられることが、嫌で嫌でしょうがなかったのだ。
しかし、「他人が丸付けすることの大切さ」「客観的な採点の大切さ」を何度も話し合い、どうにか納得してくれた上で、ママ子がようやく丸付けできるようになった。
ぶっちゃけ、遅すぎる。
だけど、仕方がない。
ママ子は、細心の注意を払って「アドバイス」を行う。怒った口調にならないように、客観的に間違いを指摘することだけを実施。
丸付けしながら絶望する日々ではあるが、ママ子が丸付けすることで、時間の節約になるとともに、本人が気が付かなかった弱点を、改めて確認できているのだ。
親にとっては、超「苦行」の作文添削
本当に、我が子の作文の添削をすることは「苦行」に近い。
何度言っても直らない事・改善されない事が多すぎて、発狂しそうになる。
ここでも何度がバトルが勃発したのであるが、現在、直前期において、もはやバトルどころではなく、最低限の、ルールを課した。
誤字脱字だけはしないでくれ。
頼むから、無駄な失点をしないでくれ。
それだけをお願いしている。
作文が改善されている手ごたえは、残念ながら一進一退。
字が丁寧に、キレイに書けるようになったことだけが、改善点だ。
そこを、思いっきり褒めるようにしている。
休憩相手も、大事な「親のサポート」
我が子のリラックスタイムにも、親が出動する。
会話といえば、ママ子かパパ男。
ママ子とパパ男は、nanaの休憩タイムに、学校で流行っているトランプゲームをしている。
冬休み中は、ママ子はnanaと二人で歩いて散歩に出かけた。
近所を歩くだけという、シンプルな散歩は、ママ子にとっても癒しの時間だ。
「空がきれいだね」
「今日は寒いね」
「この家は、今夜はカレーだね」
などなど、他愛のない会話ができる。
何より、nanaの笑顔が見られる大事なひととき。
休憩時間には「勉強の話はタブー」だ。
勉強の話になると、途端に、nanaの顔が翳ってしまうから。
とってもわかり易い、カワイイ我が子である。
ほぼ塾なしで挑戦する入試。親も適切なサポート方法を!
ママ子も、毎日が試行錯誤である。
子どもの性格によって、サポートの方法はさまざま。
ママ子も、こうやって記録しているが、正解かどうかなんて、わからない。
ただ、同じように苦しんで頑張っているママさん達に、
「こんなやり方しちゃってまーーす」って、一例を示している。
孤独じゃないよ。
って、そう言いたい。
ママ子が、自分に対して、そう言いたいだけなのかもしれません。
長い記事になってしまいました。ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
皆さん、入試まであとちょっとだね。辛い事も多いけど、絶対に努力は報われる。
一緒にがんばりましょう!!
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