思春期語録:人生どうでもいい。金だけ稼ぎたい

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一般的に、思春期の子供たちは、将来の夢などあるのだろうか。「自分の人生なんてどうでもいい」という我が子。うちの娘は高校になったらバイトで「金を稼ぎたい」らしい。推しのためだけに金を稼ぐ人生なんだと。高校受験、大学進学はどうすんだ?ますます進路選択がカオスになってまいりました。

思春期の我が子を観察しながら、学んだことを記録していきます。

※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ

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序:激安スーパーで日本の斜陽を感じた日

毎日ママ子は、値上げラッシュに「げっ!」って絶望しながら激安スーパーに足を運ぶ。「買う?買わない?」の、どっちなんだい?!って中山きんにくんを心の中で何百回もリピートしながら、酒だけは欲望に負けて買っちゃう日々。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

あのさ。ママ子の生まれは、バブル絶頂の手前、1970年代。日本がさ、すんげー元気だった時代なんだよね。家がちょびっと裕福だったこともあって、ピアノやらエレクトーンやら、ピンクレディのグッズやら、任天堂64やら。頼んでないのに家にあった。学校では休み時間に校庭で男子と野球、ドッジ、サッカーっつって。父親に鬼特訓されながら、ピッチャーの役割を果たしたこともある。なんつーか、もうちょっと自由だった気がしてさ。まあ、幸せな小学校時代も、ママ子にはあったんだよな。ほんの少しだったけど。
今、うちの子がそういう子供時代の幸せな時期を過ごしていなかったこと。中学受検に全振りさせてしまったことを、激烈に後悔してる。しかも不合格だったんだから。
⇒ 奇跡は起こらなかった。実録!不合格の受け止め方。

毒親世代。ママ子は、無邪気で毒親傾向に近い雰囲気の親に育てられて、価値観が常軌を逸するほどの競争社会主義となった。それってさ。しんどいよなあ、って思うんだよな。なんで日本は、みんなが幸せになろうって思う感覚が無くなってるんだろうなあ。ってさ。なんで罪のない子がいじめに遭って、学校嫌いになって、鬱状態で動けなくなるのか。死んだように毎日眠れない日々を抱えてネット中毒みたいになってるのか。

あーもう、色々頭がぐちゃぐちゃになりながら、激安スーパーを何周もグルグル回って。卵がついこの間までは100円出せば買えたのに、今は300円近くするんだよ。おいおい。日本マジで、死ぬぞ?物価が上がってんのに好景気になってねえぞ?バブル時代なんか、ウェイウェイだったよな?うちの母親、値段見ずにバンバン買い物してたよな?

うう・・・今日はまとまりない会話でご免っス。

・・・

「日本がダメなんじゃなくて、諸悪の根源は、お・ま・え・だ・ぞ。」

「僻みは、何も生みませんよ。少しでも仕事のスキルや能力があればよいのですが…」

「お前の愚痴ブログなんて、誰も読まないから、閉鎖しろ、閉鎖!!」

あーもう~!!

わかってるよ!!自分が一番みじめなのはわかるんだけど、あまりに値上げラッシュで生活苦しくて、みんなどうやって生活してんの?ってさあ・・・(泣

こうやって貧乏貧乏って、ブログに書いてたら、我が子に貧乏神が乗り移り、お金のことしか考えなくなったようです…

思春期の我が子の発言から、高校受験の進路選択や、ママ子が考えたことを綴ろうと思います。

将来の夢や希望なんて、クソくらえ。

あのさ。最近、意識高い系でキラキラしている若者とか、将来に向かってスポーツとか頑張っている若者を見ると、涙が出て来て鬱状態になっちゃう。

まぶしすぎて。

同じ人間なのに。まあ、金持ちと貧乏もそんなもんだけど。格差あり杉。

うちの娘が、勉強で沢山ガマンして、辛い思いをして、友達関係で傷ついてきて、再起不能の状態になって。少しずつ回復しているけれども、それでもやっぱり、トラウマは消えなくて、体調不良の日々が続いている。

いつも辛そうな娘を見るのは、心がイタイ。マジでイタイ。オタ活の時だけだよ、幸せそうな顔すんの。オタクの話だけだよ、笑顔になるの。

「人生は推しに捧げる」

というような事を彼女は言った。

「自分の人生なんてどうでもいい」んだそうだ。

母親として、これ言われたらかなりショックっつーか、また自責して泣くんだけどさ。
泣いても悔やんでもどうにもなんない。

将来の夢なんて無い。あ、あるか。オタ活して遠征することだけだ。

将来の夢・・・オタ活かあ。それも彼女の幸せなら、見守るしかないかなあ。就職とかするのかなあ。

「あたし、すっごいバカだから」「高校とか、受かる気がしない」

某塾で、クラス内1位を取ったことも、もはや彼女の中では苦しかった出来事の一つでしかないのかもしれない。

マイナス発言ばかりの娘をさ、オイラは、無念な気持ちで受け止めていくしかないんだよな。

思春期をどうやって過ごすのが正解か?

ママ子は思った。ガリ勉できる人ってのは、遺伝子がそうなっているのだ。

ここまでは、だいぶ昔に理解ができていた。勉強ができたり、スペックの高い人間は、もはや遺伝子レベルで絶望的な劣勢であるオレ達とは異次元の世界であり、超えられない壁があることも知っていた。

それでも尚、その現実をどうにか覆そうと、希望が欲しくて、

つーか、そんな現実が受け入れられなくて、我が子に学ぶ喜びを伝えようとした時期もあったが、大きく間違っていた。 勉強できること=良い成績を取り、良い学校に行くことという刷り込みは、成長期の我が子に多大な被害を及ぼしたんだよ。

だから、親っつーのは、子育てに熱くなっちゃだめなんだ。ママ子みたいな学歴コンプレックスのバカ親は特に。

じゃあ、思春期はどうやって過ごすのが正解なのか・・・

考えてみると、やっぱり、ムダな事やって、沢山失敗することだ、って思う。
無秩序でも良いかもしんない。人生狂うほどの過ちにならなければ。いや、ある意味人生狂わせるほどの選択もアリなのかもしれない。

一番大切なことは、子ども自身が、自分で決めて行動すること、だよな。

親の喜ぶこと、じゃなくて、自分がやりたいように。むちゃくちゃでもいいんだよ。

高3になって初めて知った、長女の夢

うちのエリート長女は、高3になって初めて自分の夢を口にした。
「アイドルになりたかった」「演劇やりたかった」と、つい最近言い出した。

でも、年齢的に手遅れだと、絶望していた。アイドル業界は小学生あたりから、発掘されるらしいからな。

ママ子:「大学に入ったら、演劇とかミュージカルやってみたら?」と言ったが、

もはや大学受験すらやる気も失せるほど勉強に対するモチベーションは下がる一方だ。

本当は、勉強なんか、やりたくなかったんだな・・・ってはっきりとわかった。

申し訳なさでいっぱいである。

そんな思いを抱えているなんて、知らなかった。あたし、我が子の何を見てたんだろう。

ママ子は、ドラゴン桜の「バカとブスこそ東大に行け!」という言葉に感銘を受けたけれども、それを我が子に押し付けるなんて、言語道断であった。

だったら自分が東大受験して合格すればいいだろ?このバカ親が!!

と、自分に罵詈雑言を浴びせる日々である。後悔先に立たず。

毎日ママ子は、自分の子育てに後悔している。我が子の人生、大切な10代を、台無しにしてしまったんだから・・・

やりたいことが、見つからない。若しくは手遅れだと絶望していて、進路選択がおざなりになっている。何のためにあれだけ苦労して勉強させていたのか・・・ママ子は心底自分が憎い。好きなようにさせてあげればよかったと、後悔ばかりしている。

自分で選択し、茨の道を歩く、次女

推し活に命を捧げているのは、我が家の次女である。波乱万丈の10代を駆け抜けている。不幸なこともあったけど・・・ぶっちゃけ、アウトローな彼女。すっげー人生選択して、今生きている。

心配で心配で仕方ないけれど、それでも笑顔が増えて、自分の言いたいことを少しずつでもいえるようになった次女は、なんだかとても強みを身に着けているような気がする。

起伏が激しく、家族がビクビクする事もあるけれど、思春期を荒々しくも、苦しみながら進んでいる気がするのだ。

生きてるだけで、毎日学んでる。

ネット中毒、ゲーム中毒、スマホ中毒、SNS中毒、って世の中で危惧されて、子どもへの注意喚起が日々ニュース沙汰になっているけれど、課金や詐欺、性被害などの危険性をしっかり理解してもらった後でなら、子ども達がどんな風にネットを使うかは、本人たち次第じゃないのかな…

つーか、もう、ルール地獄でがんじがらめにしていた、ママ子だから言えるのかもしれないけどね。家庭のルール決めても、ダメなモンはダメになってくよ、って事。

思春期は、今までの人生ぶっ壊すくらいのパワーがあるんだもんな。

株などで稼ぐ力も、少しだけ学んでおり、普通の中学生とは違う意味で、だいぶオトナな一面も持つ。

人間不信で、今は友達がいらない、嫌いだ、と言う彼女であるが、コミュニケーション力は、推し活により磨き上げられており、人は多くの事柄から学ぶことができるんだなあ、って感じる。次女を見ていると。

自分の人生は、「どうでもいい」が、好き嫌いがはっきりしていて、割と考え方がハッキリしていて理論づいている。
本人は将来の夢なんかクソくらえ!って思っているけれど、それで良いよな。

ママ子も、なんでもいいから、どうにか生きていければ、それで良いんじゃないか、って思えるようになった。

他人に言えない悩みが増える、思春期

親としては、子どもが成長すればするほど、他人、若しくはママ友さん達には言えない、深刻な悩みが増えていくと、実感している。

若しくは、わが子を尊重して育てて来て、子離れできている保護者の皆さまは、悩みを持つことすら無いのかもしれないなあ。

子どもが大きくなってから、親の悩みは誰に相談すればいいの?

これ、深刻に悩んでるんだけど・・・

心配することすら、子どもにとっては「ウザい」んだろうけどね。

ママ子は、話を聞いてもらえる無料相談を利用しまくってる。
ある意味、自分も更年期のうつ状態も抱えてるからさ、とにかく、話を聞いてもらえる場所を確保してる。スクールカウンセラーの先生だとか、公的な無料のサービスを利用してる。

それでも全然気持ちが落ち着かない時もあるんだけど、婦人科に行って、、ホルモン量を計測してもらおうかな、って思ってるよ。

王様の耳はロバの耳。

うちは今、こんな悩みを抱えてまーす!っつって、こうやってブログに苦しいことをまき散らしたりしてるわけなんだが。

とにかく、発信すること、ノート等に書き出すこと、身バレせずにアウトプットしてくことが、親のメンタルを保つための秘訣だと思う。

だって、将来に絶望している娘二人を持つって、けっこう・・・辛いよね。

あんだけ子育てに人生かけて頑張ってきたのにさ。

最近はママ子、自分の子育て人生否定することしかしてないよ。

だから、ね。こっそりとここで、愚痴を吐かせてもらっているのです。

身の無い話で申し訳ないけれど。

思春期の子育てで悩んでいるママさん達に届いて、「こいつバカだな~w」って笑ってもらえたら、それで本望よ・・・

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