リモート授業がつらい。娘が鬱気味になりました【都立高校】

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2021年、5月末。政府は、緊急事態宣言を何度も延長し、東京都民は疲弊しきっている状態である。都立高校は、分散登校とリモート授業を実施。イベントは中止の嵐、部活動も大会前の部活以外は禁止。

今春、死闘の末に憧れの高校に入学した、学校大好きっ子@長女hanaであるが、この我慢、我慢の生活に何度も心を折られてしまい、とうとう、精神にも異常をきたしはじめた。

メンタルのヘルスがおかしくなってきている。

今回は、hanaの体調不良と鬱気味の現状について、都立高校と私立高校の現在の青春格差とともに、リモート授業の弊害、学校での対面授業の大切さを綴ってみました。

※「序」はご挨拶文です。お急ぎの方はスル―してくださいませ。

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序:社会への憤りをドラマ視聴による号泣で発散するママ子

久しぶりの更新になってしまって、本当にごめんなさい。
ママ子、自分の時間を確保できず、パソコンを自由に使える時間もすげー少なくなっちゃって切実ッス。(←スマホでブログ更新できない人)

みなさまお元気ですか?
ママ子は、物忘れと体重が増えてますが、元気まん丸です。

が、
普段、酒とスナック菓子さえあれば生きていけるママ子ですら、この日本の状況には「勘弁してくれ!!」と不満が爆発しております。

首都圏の緊急事態宣言の延長が決定しそう。もう、3回目?何回目?

真面目人間のママ子(←w)は、不要不急の外出を控えまくっている。
もうちょっと我慢すれば、あとちょっと我慢すれば…って。

別の仕事も激減するし、長女hanaのリモート授業で、古いパソコンが思うように使えず通常の仕事もうまく進まないし、大好きな街ブラもできないしで、ストレスが溜まる。

ママ子も文句言いたくなっちゃうよね。
コロナウイルス撒き散らして、さ。
政府が水際対策しくじって日本に蔓延させて、
中途半端な自粛と休業要請と緊急事態宣言を繰り返して効果薄れて。
ワクチン手配も接種方法も要領悪くってダメダメなうえに、オリンピックの準備も「バカなの?」っていうパブリックビューイング会場設営とか。

ああああ、くそ!くそ!

って思っている時、救世主が現れた。岡田将生クンが良すぎて爆死。

フジテレビのドラマ:「大豆田とわ子と三人の元夫」を見ると、毎回号泣。メンタルデトックス。

更年期障害もあいまって、泣きすぎて嗚咽がひどい。

ママ子ったらもう、このドラマ見てる時間だけは、本当の自分に戻れる気がする。

『カルテット』も大好きだったけど、こっちもすげえ好き。もうそろそろ松田龍平ファンを認めなくちゃなぁ~(デレデレ

・・・

「肝心の英検準1級の勉強は、壊滅的に進んでなさそうだな」

「コロナ禍でも仕事はできます。怠けずに働いたらどうですか。松田龍平ファンはあなたとの唯一の共通点ですね」

「無能なやつは、何もしないで文句ばっかだな。バーカ!」

ぎゃわわーん、英検の勉強、ちょっとはやってるってばぁ~( ;∀;)

今日は、緊急事態宣言延長で、ついに我が子が体調を崩し始めた話。

あー、そりゃ鬱状態にもなるよねぇ・・・

「こんな人もいます」という一例を、書き記しておきます。

死闘の末、入学した都立高校で、「ガッカリ」の嵐

勘違いしないで頂きたい。

とにかく、学校自体は、すっげー良い学校なんだと思う。
生徒の皆さまも、素晴らしい御学友ばかりである。

入学後、hanaは、この上ない最高の笑顔で通学したのだ。数週間だけだけど…

その後、

緊急事態宣言に入ると、都が導入したマイクロソフトの”Teams”でリモート授業開始。

週に何度か分散登校が行われる。

全てはコロナウイルス蔓延に伴う、中止・禁止の嵐。
そして、「ガッカリ」の嵐。

イベントは、ことごとく中止になった。

我が子が、ものすごーーく楽しみにしていたものや、途中まで準備を進めていたものも中止。

マジか。

問答無用で中止 and 中止。

そして、部活動も特別な大会がある場合を除いては、禁止。

入学後、悔し涙を流しているhanaを、ママ子は何度も見て来た。

憧れの学校に入って、この上なく楽しい青春を過ごすはずだった我が子が、毎日辛そうにリモート授業を受けている姿を見るのは、本当に親としていたたまれない。

ストレスが溜まっているだろうに、hanaは、周囲にその憤りを当たり散らすわけでもなく、ただ、ただ、ひっそりと、涙を流すだけだった。

私立高校との青春格差が激しすぎる!!

それがもうね。
hanaのお友達の私立高校は、時間差はあるにしろ、毎日学校に行っているし、部活もオッケー!!

さすが私立、独自の教育方針を貫き通すのがモットー。高いお金支払うだけのメリットは、あるよね。

hanaは、お友達の楽しそうな様子・・・

サイゼでご飯食べたり、
イベントや部活等の華々しい様子をインスタグラムで見て、
いっそう凹むという、SNSによる現代病も引き起こしてしまっている。

hana:「わぁあああ、私立の子、いいなぁ!めっちゃ楽しそう!!」

hana:「何よ、この青春格差!!!」

hana:「ママ~!!なんで都立だけ、こうなるのぉ~・・・・ひどいよぅ・・・」

ママ子:「そうだよねぇ…でも、仕方ないよ、小池さんの傘下なんだからさ、都立高校は従うしかないよね…」

ちょっと前に、都立高校生がカラオケボックスに寄り道してクラスターになったことが原因かな…なんて脳裏によぎるけどさ。

hana:「この生活、いつまで続くのかな・・・」

そんなことをポソっとつぶやくhanaに、ママ子はもう、どんな風に慰めてあげて良いかわからない。

たまに、メイクの練習をしたり、クラスメイトの話をしたりして、元気を取り戻せるようにしているけれど、それでもやっぱり辛そうだ。

何度も希望や期待を裏切られ、延長に延長を重ねる緊急事態宣言とリモート授業に、

我が家のhanaが、とうとう

体調不良を訴えた。

※メンタル系関連記事はこちらです

 中学受験後の燃え尽き症候群と不合格の半年後。

 受験後の燃え尽き症候群?~新高1:女子の症状~

コロナ鬱か?体調不良を訴えた長女。

【hanaの現在の症状】

・笑顔が少ない

・泣いてばかりいる

・口数が、すっごーーーく減った。激減。

・食欲がなくなった

・腹痛を訴えるなど、体調不良になる

症状としては、上記5つだ。

現時点では、「コロナ鬱気味」という判断で良いのではないかと思っている。

病院を受診するのは、本人が嫌がっているので、少し様子を見る事にした。

「鬱状態ではない」と判断した理由

鬱気味であって、「鬱ではない」と判断できることといえば、

学校に行くことを楽しみにしていることだ。

みんなに会いたい!
という思いが強いということは、
他人とのコミュニケーションを強く望んでいるので、
まだ、鬱の特徴である「無気力」の状態にはなっていないと判断した。

大学生のコロナ鬱を彷彿とさせた。分散登校でもツライ…

ちょうど1年前の、大学生のような状態を彷彿とさせた。
せっかく大学に入って、バラ色のキャンパスライフが台無しになった。悪夢だよな。

なんでこの時代に、こんなことが・・・って、あてどもない怒りや悔しさが込み上げる。

もちろん、都立高校の場合は分散登校させてもらえているので、週に数回は(すっげー少ないけど)学校に行くことができるので、去年の大学生よりは、恵まれている。

それでも、精神的にダメージを受けて、苦しんでいるのは確かである。

まさか、我が子もそんな状況に陥るとは。

東京大学のコロナ対応をチェックしてみますた!

大学の現状も、現在の高校生の状況と同じと考えて良いのかな。

ママ子、バカだから大学っつーとすぐ、東京大学さまを検索しちゃう。

現在は、対面授業は少ないものの、実施できるものもあり、大半はリモート授業を実施しているようだ。

授業については、オンラインでの実施を中心にしつつ、対面で実施するほうが教育効果の高い授業は、最大限の感染防止対策を講じた上で、対面(オンラインとの併用を含む)で授業を行います。学生の課外活動については感染拡大に最大限の配慮をすることを条件に、一部の課外活動を許可します。

5月7日に国が4都府県の緊急事態宣言を延長したこと及び学内の感染状況等を踏まえ、当分の間「レベル準1」を継続することとしました。

東京大学ホームページより「新型コロナウイルス感染症に関連する対応について
東京大学の学生のみなさんへ」

リモート授業の弊害(イヤなところ)を考える

もちろん、ウイルス感染対策において、やむを得ずリモート授業を行っており、すべての子ども達が参加できるように、手配してくださったことには、国にも都にも先生方にも、すっごーく感謝してんのよ?

だけど、リモート授業で体調を崩すほど、我が子がツライ思いをしているので、やっぱり改善点は考えていくべきだと思うんだよな。

とにかく、高校の先生って、面白い先生、多くなかったですか?

授業が楽しかったイメージが、すごくあんのよ。

ママ子なんて私立の女子高だったから、もう、公共の場で発言すると怒られるような、先生の持論展開して授業で盛り上がったり、カッコイイ先生のために頑張って100点取るとかさ、そういうの、あった。

「高校の先生っておもしれーーー!!」

って、ママ子はすごく思ったし、授業もとにかく楽しかったんだよな。

hanaの学校にも、もちろん魅力的な先生がいるらしく、リモート授業になっても色々と工夫を凝らしたりして、生徒を楽しませようと頑張ってくださっている。

だけど、やっぱりリモート授業には、限界があるし、弊害もある。

長女hanaに、どんなところがイヤなのか聞いてみた。

高1女子が思う、リモート授業の弊害ランキング

咄嗟に長女hanaにインタビューしてみた。
リモート授業のデメリットについて、大きく3つ、挙がった。

ランキングで表示させていただく。

1位、孤独である

2位、学習内容を習得しているかどうか不安である

3位、つまらない

以上。

1位,孤独である

もうね、これ。

我が家のhanaは、学校が好きで好きでしょうがない、「学校大好きっ子」なので、リモート授業で、資料や先生の顔しか見られないという、孤独な状況は、耐えられないらしい。

クラスで、周りに生徒がいる、「友達と一緒に学ぶ」という感覚が、彼女にとっては非常に重要らしい。

モチベーションも下がるし、何より、授業によっては、
「クラス全体で作り上げる授業」、「アクティブラーニング」的なものが皆無となるのだから、それはそれは、つまらないよな。

2,学習内容を習得できているかどうか不安になる

対面授業だと、授業中や、授業後の質問がスムーズにできるのだが、リモート授業では質問がしづらい。

しかも、対面授業では、自分の疑問点だったり、周囲の授業中の反応が見えたり、聞こえたり、自分で感じる事ができるが、リモートでは、ボイスやチャット機能だけで意思表示をするので、なかなか難しい。

どんどん授業が進んでいき、「自分はきちんとついていけてるだろうか、大丈夫だろうか」という強い不安を感じていると、彼女は言った。

学校で先生に質問して、ダイレクトにコミュニケーションをとるという事は、子供にとって非常に大切なことなのではないか、と、感じた。

3,つまらない

もうね、これ言ったら本当にもう、しょうがない、ごめんなさーい!!

って思うんだけど、やっぱり、対面授業と比較すると、クソつまんないんだそうです…

難しい&つまらない・・・ってなると、勉強をやる気が全くなくなるよね。

対面授業だと、教室を移動して、実技教科の授業があったり、授業ごとに変化が感じられるんだけど、リモートだと、パソコンの前で何時間も座学・・・しかも、受動的な授業が多い・・・という事になると、

たしかに、そーとーつまんないよね・・

リモート授業で、臨場感を出すための方法・改善点

ママ子が思う、リモート授業での改善点は、「微々たる顔出し」である。

チラっとだけでも顔出し・声出しをさせてもらえると良い。
たとえば、発表する人だけ、とか、グループや個人でのワークをする場合は、顔出しでやる、のはどうか。

全員が顔出しすると、すっげー重くなるので不可能という情報があるので(ヤフー知恵袋だけどw)、
本当に少しだけ。「いるよー!」っていう存在感が欲しい。

都立高校のリモート授業は、個人情報保護法の観点から、顔出しがNGらしいのだが、もう少し一体感というか、子どもたちが孤独を感じない工夫も欲しいな、って思う。

リモート授業で「楽しく学ぶ!」は、難しい。

一週間とか、短期間なら良いと思うのよ。通学しなくて良いし、新鮮だしね。

だけど、1か月も2か月もこの状況を続ける事は、学生・生徒にとっては、すごく酷だと思う。

N高みたいに、オンラインが良い!って子や「学校が好きではない」という子には、今の状況がベストなのかもしれないけれど。

リモート授業で「楽しく学ぶ!」は、すごく難しいなあ・・・って思ったよ。

日本政府、頼むからワクチン無駄にするとか、手配が遅くてワクチン接種が来年になっても終わらないなんてことにならないように、頑張って欲しい。

だれか若いホワイトホース、出て来てくれないかな。

ママ子の願いは、ひとつ。

もとの生活に戻りたい。
密が大好きなママ子の心の叫び。

高校生・大学生たちにも、
1日も早く通常授業に戻って、
イベントや部活を思いっきり楽しんで、
青春を謳歌してほしい。

だって、そのために、たくさん頑張ってきたんだもの。

コメント

  1. 闇狩人 より:

    ママ子さんこんにちは

    hanaさん大変ですね。

    愚息は私立中学なので授業は通常実施ですが、学外の行事は軒並み中止となってしまっています。
    ただあまり落ち込んでないので、聞いてみると
    昨年の緊急事態宣言で、塾が急遽リモートになった時よりはましだそうだ。
    愚息の塾は初めは動画配信のみ→その後200名(いつも一緒のクラスの子でまとめてくれていない)のZoom(ほとんど意見も言えない)→やる気が落ちてしまった。
    ※最後の志望校別の授業もZOOMでした

    その上、ZOOMって先生の能力によって面白さは変わるし、先生が生徒をあてたりしないと臨場感がなくなって、楽しくないから、外れ引くとやる気が出ていないように見えました。

    仕事の場合でもある程度は同じですが、基本リモートワークできないと判断される人はリモートワークを許可していないように見えるので、またましですかね(大人が行う仕事ですしね)

    • ママ子 より:

      ・闇狩人さま
      お返事が遅くなってしまい、ごめんなさい!!
      申し訳ございませんでした(泣

      コメントありがとうございます。
      ご子息の塾の最後の状況を拝読して、驚きました。
      日本のオンライン後進国を目の当たりにしましたよね。
      長女の塾のオンライン授業も一方通行のもので、モチベーション下がりまくっておりました。

      オトナの仕事のほうも、当初はどうなる事かと思いましたが、
      ママ子は対面よりもリモートの方が冷静に会議で発言できるという利点も発見したので、あとは技術専門の皆さまに頑張っていただいて、システムの効率化を待てば、もう少しまともに仕事できるのかもなあ。。。なんて思ったりしてます(;^_^A

  2. たしかにね、リモートは嫌だって息子が言ってた。ただ、去年リモートでみんな嫌だっていいはり、その後は緊急事態宣言でもずっと通学してます。部活は短縮。イベントは中止ですけどね。

    中学2年の学年閉鎖は1回だけありましたがねインフルでも毎年数クラス学級閉鎖になるので、例年よりは少ない 問感覚だそうです。

    おやじも去年はリモートにして、数人の幹部社員だけ車で通勤繰り返していたけど、これはストレスだった。でも自宅リモートばかりの社員からも「出社させろ」コールで、今はなんどきも通常出勤です。もちろん飲食店出入り、飲み会、多人数会食はご法度命令が出ているので、みんな仕事だけして帰る日々が続いています。幸い1000人近く社員がいるのに感染者ゼロ。それがかえって「1番なりたくない」という圧力がかかっているようで、超まじめな社員たちになってます。

    もともと人間が好き、やりたいことがある人にとってはストレスのかかるリモートに、この時代にしか経験できない青春の1ページをびりびり破られている子供たちは本当にかわいそう。

    五輪ビューイングだぁ? だったら部活震歓迎合宿もokやろ! とかおもいますもん。
    プロ野球も野球も観客入れてやっているのに、なんで部活制限するのよ!
    大学は授業がリモートなのに、スポーツ練習もリーグ戦も実施っておかしくないか? どっちが優先やねん。

    と本当にストレスたまりますよね。

    なんとか乗り切ってほしい。

    • ママ子 より:

      ・フンメルノート様
      ほんっとに、ほんとにお返事が遅くなってしまって申し訳ございませんでしたぁッ!!!

      え?え?
      私立って、「嫌だぁ!」って言うと、通常通学できるように学校が対応してくれるんですか??
      さすが私立のパワーですね。
      その自由度や、臨機応変なご対応を拝読すると、やっぱりそれ相応の金額を支払っている立派な保護者の方々がいるという最大のメリットが得られるのが私立なんだなあ、と。。

      公立のデメリットダメージをこんなに受けると思いませんでした~(泣

      って泣いて文句ばっか言ってる貧乏人ママ子、度肝を抜く事がもう一つ。
      フンメルノート様、どんだけすげえエリートなんっスか!!
      おやじ様の会社、どんだけデカいんですか!!
      そんなエリート第一人者のフンメルノート様が、こんな汚いバカブログにお立ち寄りくださるだなんて、もう、ママ子、”だんだん腹”がつっかえて苦しくなるほどひれ伏すマインドですからね。
      しかも、みんなルール守って未感染守り抜いてるってスゴイ!
      「1番になりたくない(笑)」社員の皆さまも素敵ですね。

      >もともと人間が好き、やりたいことがある人にとってはストレスのかかるリモートに、この時代にしか経験できない青春の1ページをびりびり破られている子供たちは本当にかわいそう。
         ↑
      まさにそうですよね…
      こちらは、延長後は、学校に行ける日が伸びましたが、部活は禁止です。

      その後、娘は学校に行く日が増えて来て、笑顔が戻って来ました。
      先日、部活のほうも初めての顔合わせがあったみたいで。
      ほんっとに、久しぶりのキラキラした笑顔が見られて少しほっとしたママ子です。