貧乏人の中学受験。我が子に通塾させてあげたくても金がない。ボンビー受験生の保護者代表、ママ子です。
今回は、ほぼ塾無しで勉強をしている時の「大手塾サマ」の活用法について、記録しています。
独学受験「あるある」
独学で、通塾無しで中学受験の勉強しているお子様のご家庭には、二種類ある。
・ご両親が高学歴。塾に行く必要もないほど、教養を育む環境に恵まれ、さらに、子育てにも熱心。
・本気で貧乏家庭。学歴コンプレックスの親が必死こいて自分と同じ人生を歩ませぬよう、悪あがき。教育には、一応、熱心なタイプ。(←我が家はこっち)
今回のお話は、エリートな成功者の親御さんの話は、出て来ません。
貧乏で、知識もテクニック・スキルも身に着けていない、という保護者向けの内容になっております。
ちなみに、エリート一家のご家庭は、遺伝子もエリートなので、スムーズに学習が進むであろう。通塾経験のある親御さんも多く、知識も豊富(自分もエリートなので経験を教えれば良い)なので、当たり前のように模試で上位を記録できちゃったりする。
一方、学歴コンプレックスの我が家は、遺伝子なんてクソくらえ!という、遺伝子の話で言ったら受検する事自体、絶望的。ゲノムのバカ!染色体のバカ!
という、恨み節を抱えての、受験勉強。
学習中も、バカで短気なママ子に教えられ、卑屈になる子供たち。
ママ子のお説教や、親子バトルで、2時間も3時間も、学習時間を無駄にしてしまうなんてことが、頻繁に起こる。
だけど、しょうがない。大手塾に、年間約150万円も支払うなんて、通塾、マジで無理だもん。親のあたしが、なんとかしてあげるしかないのよ・・・
1.塾の無料模試を、活用しまくる
塾の公開模試は、我が家もお世話になっている。
四谷大塚
四谷大塚さまの無料模試は、本気で有難い。継続して受けると、成績の推移や、志望校の合格判定なども、とにかく丁寧に記録してあるので、我が家では小6の6月までは、ほぼ毎回、受験していた。
偏差値も、母体数が多いので、けっこう信用できる。
なんで6月の模試までなのかって??
単にスケジュールが合わずに断念したの。小6の11月、受検三か月前って、けっこう忙しいのよね。
コロナ禍、緊急事態宣言で休校中の時は、いち早くオンラインで授業をやってくれていたのはさすがの対応。
栄光ゼミナール
こちらの栄光ゼミナール様には、低学年の時から、理科の実験教室でお世話になっていた。
無料でここまでやってくれるのか!!という実験キットと、少人数制でやってくれていたので、子供も、ものすごーく楽しんで参加していた。ミニテストで現段階での学力をチェックしてくれていたのも有難かった。
模試にも、4年生の年度末から参加。
「公立中高一貫校オープン模試」なるもの。
内容は、比較的難易度が低め。我が子も、ポっと受けて偏差値70を記録することもあったりするので、信ぴょう性の程は、薄いと申し上げておく。
早稲田アカデミー
早稲アカでも、都立難関校向けの模試を実施してくれている。これがもう、難しいのなんのって・・・
我が子も、思いっきり凹んで帰って来ました。
でも、テスト後の添削をしっかりしてくれることと、データがすごく丁寧なので、評判が良い。
しかも、テスト会場が広く、早稲アカの受講生も一緒に模試を受けるので、すっげー人が多かった。
コロナ禍、模試も自宅受験が多かったので、我が子もかなり緊張していた・・・っつーか、変にテンションが上がってた。塾にほとんど行かずに、独学でやってると、「同じ時期に勉強しているライバルたち」と出会う事が非常に少ないので、この機会はすごく良い影響を我が子に与えたよ。
2.塾の保護者説明会、志望校別のイベントを活用する
塾の保護者会や、志望校別の説明会は、塾側も、顧客確保という最大の目標があるので、けっこう本気で良いイベントを提供してくださっている。
ママ子は、塾の説明会に行くとき、だいたい決まった行動をとるので、ご紹介します。
塾の保護者会・イベントに出席するときのポイント3つ
- 質問したいことをあらかじめ準備しておく
- 最前列に座り、先生と目を合わせて説明を聞く
- 必ずメモを取り、子供と情報を共有する。
この3つは、エリートの皆さまなら当たり前にやっていることと思いますが、ママ子のように、貧乏で通塾する気が全くなくても、最前列の良く聞こえる場所で、情報を貪るという貧乏根性を炸裂させていただきたい。
質問したいことをあらかじめ準備する
何も質問が思い浮かばない場合も、ネットで検索すると、ウヨウヨと質問事項が出て来る。
・塾での面倒見の良さ
・現段階での進捗状況
・1クラスの人数(クラスごとの雰囲気)
・併願校の決め方
・我が子のタイプと塾のタイプのすり合わせ
・子育て相談
などなど、本当に何でも良いので、聞いてみたい事を準備する。
この行動には、非常に良い効果もある。
現段階の自分達の状況を冷静に客観的に考える機会を得ることだ。
最前列に座り、先生と目を合わせて説明を聞く
座席が自由だった場合、是非、最前列に座って、先生の表情を見ながら聞く事をおススメする。
マスク着用が必須となった今、少し難しいのが、先生の表情を見ること。
塾の無料イベントに出席しまくっているママ子は、そうやって先生を見つめてじっくり話を聞く事で、だいたい、言っている内容の真意、普段の生徒への対応はどんな感じでやってるのか・・ということが想像つくのよ。
もっともらしい、熱を帯びた素晴らしい演説で、
「今すぐ通塾しちゃいたい!!」
という親の思いを引き出すのは、プロ中のプロ。聞いてる方は、脳内でなんだか気持ちの良いホルモンが分泌されちゃってる感。宗教をも彷彿とさせる弁論に、涙が止まらない保護者が続出するといった事態を目の当たりにしたこともある。
マスク着用が必須となった今、少し難しいのが、先生の表情を見ること。
塾の無料イベントに出席しまくっているママ子は、そうやって先生を見つめてじっくり話を聞く事で、だいたい、言っている内容の真意、普段の生徒への対応はどんな感じでやってるのか・・ということが想像つくのよ。
もっともらしい、熱を帯びた素晴らしい演説で、
「今すぐ通塾しちゃいたい!!」
という親の思いを引き出すのは、プロ中のプロ。聞いてる方は、脳内でなんだか気持ちの良いホルモンが分泌されちゃってる感。宗教をも彷彿とさせる弁論に、涙が止まらない保護者が続出するといった事態を目の当たりにしたこともある。
漫画『二月の勝者』の読者は、塾の「課金ゲーム」に興ざめすることもあるんだけど(;^_^A
とにかく、親の方も元気をもらって帰って来れる。これが、塾の保護者会の良さだ。
必ずメモを取り、子供と情報を共有する
そんな素晴らしい先生方の説明を、ポヤーっと圧倒されて聞くのも良いんだけど・・・
最も大切なことは、
その言葉をメモって、我が子に情報を提供し、共有するの。
「〇〇塾では、こうだって言ってたよ!私たちのやっていること、間違ってないよ!!すごいね!」
とか。
「〇〇塾では、ここまで進んでるって!!もう少し頑張れば、追いつくよ!すごいね!」
という、浅はかではあるが、やる気スイッチを押してやる、みたいなテンションで。
独学は、親も子も孤独だから、そういった外部の情報というものは、子供にも良い影響を与える。
新鮮だし、ママ子のバカな持論よりも、よっぽど信ぴょう性があるのだ。
塾の無料イベントにはどんどん参加してみよう!
ママ子も毎回参加させてもらっておいてなんだけど、無料のイベントだから「塾に申し訳ない」と、思っちゃうことも多い。
だけど、我が子が中学校に進学したとき、さらに、大学受験するときなど、通塾する可能性は、大なのだ。そう考えると、リサーチしながら、モチベーションをアップできるのは非常に良い手段である。
本番まで、あと三か月!!頑張れ、受験生!
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