読書で感動しない子~読書好きは、成績アップに直結するか?~

この記事は約9分で読めます。

今回は、我が家の爆弾娘@次女nanaさんの「読書で感動しない」というカナシイ発言をピックアップ。

姉妹で全然違う本の好みや、「読書は、成績アップに直結するのか?」
という問題について、ママ子の少女時代の国語の成績をふまえて綴っています。

※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。

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序:更新を滞らせた、バカママ子の謝罪

放置プレイなんてするつもり無かったんです。
更新が滞ってしまって、本当にすみません!!

そんな横柄な態度取るような人間じゃないんです。

人間のクズ。ゴミ。デブ。バカ。
ママ子の形容といえばこれ。

このブログの読者の皆さんをお待たせするなんて、身の程知らずも甚だしいんです。

ごめんなさい、すんません。
料理が出てこない居酒屋のお客みたいにイラついてましたよね?

もう、謝罪しても謝罪しきれません。

あのね、ただいま。ママ子、帰って来ましたよ。

・・・

「おいおいおい、安心しろ。誰も待ってなかったぞ!」

「アクセス数でお気づきかと思っておりましたが…ご自分の価値を過大評価しているのではないでしょうか」

「いい加減にしろよ。キモイ愛されキャラだと思い込んでる場合じゃないぞ。もう一度地獄に堕ちろ」

ンモー、わかってるってば。
この独り言に近いバカブログですが、いつもお付き合いありがとうございます。

春っすね。花粉症でお鼻のおクソ様がありえないデカさで生産される春ッス。

今日も元気に行ってみます。
テーマは我が家の爆弾娘、次女nanaの読書観と、「読書は国語の成績と直結するのか?」という問題について、ママ子の少女時代の読書観とともに綴っています。

読書で妄想する事が大好きだった、少女ママ子

あのね。
ママ子も、読書が好きだったわけ。

バカだけど、本だけは昔から大好きだったの。
マジで心の友だよ、本。
キャプツバっぽく言わせて頂くと、「本は友達」ってレベルで本が好きだった。

エロい小説は好きじゃないんだけど、
やっぱ思春期とか、エロな漫画が友達の間で出回っている中、
ママ子は小説の中に出て来るちょっとしたエロに心惹かれ、
中学生が興奮するような、漫画とか写真の画像ではなく、
妄想にてあれこれ考えるのも大好きだったわけである。

通称でいうと、「ムッツリス〇べ」だったかもしれないけれど、
言葉で表現するそーゆーエロスとかって、スンゲーですよ。

あ、ちがう、エロじゃない。真面目な話してんのにもう。
久しぶりだからってサービスしすぎ。バカ炸裂しすぎですんません。

読書が好き=国語の成績が良い?

読書好きが国語が得意という理論が成り立つか?

って言われると、ママ子としては即座に「YES!」と言えない。
しかし、絶対に「NO!」ではない。
むしろ、やはり読書好きなのは、国語、いや、全教科に有利だということを主張したい。

ママ子、国語の成績は「良い時と悪い時の差が激しかった」っつーのが正直なところ。

理由は、

国語の文法の理解ができず、足を引っ張った。
物語文(たまに説明文にも)に、どうしても自分の主観を入れちゃう

読書好き=国語好きと言えない理由

しかし、読書が好きだったおかげで、国語の勉強に嫌悪感が無かったことも事実。

古典文学も、妄想好きとエロ好きが高じて(←すんげー下品な性格)、
けっこうすんなり入り込めた。

大学受験直前期には、奇跡的に国語の偏差値70っつー、信じられない記録をたたき出した事も事実。

あ、国語だけね。
他の教科は、勉強してもできないっつー、バカのまま突っ走ったから
地方の私立の三流大学、いや、四流大学出身のママ子です。

総じて考えると、読書好きな人は、国語の成績上げやすいって思う。あと、他の教科でも、問題文読むの苦痛じゃなかったりするので、意外と数学の証明とか好きだったりするよね。ママ子もそのタイプ。

「読書の趣味が子どもと合わない」という問題。

やっぱり、そういう上記に挙げた考え方からすると、

「我が子にも本を読んで欲しい!」

って思うんだよ。ねぇ。

良い本に出会って、すげー衝撃受けたり、感動したりして欲しいって思う。

今まさに次女とは、「親の読書の趣味と、子供の読書の趣味が全然合わない
っつー問題にぶち当たってるわけ。ママ子が。

ママ子と長女hanaとは、比較的好きな本の傾向が似ている。
美しいストーリー。ヒューマンドラマ系。
恋愛系や青春系。描写もキレイで、ハッピーエンドが大好き。

しかし、次女nanaの好きな本は、
理科実験系と、ホラー系。(学校の怪談系が大好き)探偵系。
ミステリー冒険系。シリーズ系大好き。
でもなぜかハリーポッターは絶対読みたくないと言い張る。
ベストセラー系はあまり好きじゃないかも?)

なんか、読書の趣味がほぼ男子のnanaである。
恋愛系とか青春系とか、全然興味無いっぽいんだよな。
ママ子も、あえて自分の好みをおススメしないようにしている。

毎晩、本の読み聞かせを実施。

子ども達が赤ちゃんの頃から、寝る時には必ず、「本の読み聞かせ」を日課にしている。

読む本も、小学4年生になると大作になってくるよね。
先日は、寝かしつけの時に毎晩義母さまから全巻頂いた、
上橋菜穂子さんの「精霊の守り人」シリーズを読んであげていて、

守り人シリーズ(全13巻セット) 軽装版完結セット+短編集、作品集、大長編 [ 上橋菜穂子 ]


最近やっと全巻読了したのだが、ママ子だけがやたら読む力ついちゃったりしてる。

無理やり本を薦めて、

あたし、読書大嫌い!」って言われたらそれこそ、困っちゃうよなあ。

小4女子,毎日の自宅での読書時間。

学校では、一人で読書をすることもある、次女nana。(←ぼっち経験豊富w)

日々の、家での読書時間といえば、
ママ子の本の読み聞かせ前に、nanaが好きな本を読んでいる程度だ。
15分程度だろうか。
少ない読書時間ではあるが、読まないよりは毎日読む習慣がある方が良いかな、って思って。

コメントでもおススメ頂いた、
重松清先生の『小学五年生』。

小学五年生 [ 重松 清 ]

その後、ママ子自身は読了して大泣きし、子どもに絶対に読んで欲しい本としておススメしたい!

モーレツに読ませたいと思っているのだが、
我が子の興味ソッチ方向に持って行くのが難しい。

「本読んで感動したことない」次女からの強烈な一言。

今回、重松清さんの本を次女nanaにおススメするために、
ママ子が立てた作戦は、
重松清さんの「小学五年生」を図書館のパソコンで検索して、探して借りてみる。という戦法だ。

「宝探し」的なアクションを加えて、楽しさを演出する。

しかし、うちのnanaさん、
精神年齢が低いのか、感受性が乏しいのか、
本を読んで心を動かされる事が無いのか、読んだ本の感想を言いたがらない。

なんだか心配になっちゃうよ。語彙力や表現力も乏しいのかもしれない

先日、重松清さんの「流星ワゴン」をあっという間に読み終えた長女hanaが、泣きながら

hana:「ママ~・・・泣けたよ~」

ママ子:「だよね~!!絶対それ泣いちゃうんだよ、アンタ、ママぐらいの年齢になるともうね、シクシク泣くどころじゃなく、嗚咽交じりに泣いちゃったからね。これヤバいよね~!」

と、ママ子にhanaが、読書の話題で盛り上がっている時、

nana:「ねえ・・よく本読んでそんなに泣けるよね?

     あたし、本読んで感動したことなんて回も無いわ!」

と、言い放った。

一瞬、時が止まったような感覚。時空間がおかしくなる感覚を味わった後に、次女nanaを見る。

「え・・・」

感動しない読書とは? 読書の価値観の違い。

ママ子とhanaが絶句する。

フン!」っと鼻息荒くそっぽを向く次女nana。

ん?ジェラシー?姉妹のジェラシーが発生してんのか?

ママ子:「アンター!!!そりゃ人それぞれあるだろうけど、あの泣ける話を読んで何とも思わないなんて。ある意味スゴイよね・・。っつーかnanaは、どんな事で心を動かされるんだろうね。」

今度はnanaを抱きしめてヨシヨシするママ子。
もう、姉妹のジェラシーを感じ取るのはお手の物なママ子である。

だけど、事実、nanaは本を読んで泣く事が無い。
「幽霊」とか「怪談」ばっか読んでるので、泣けっつー方が無理だろうけど。

いや、読書に感動を求めていないのかもしれない。
情報収集や、エンタメ・娯楽のための読書というのも、あり得る。

読書の価値観はひとそれぞれで良いのだ。

次女nanaは、本当は繊細で優しくて、人の痛みをわかってくれる、とても優しい子

涙もろいのが良いわけじゃない。
全然そうじゃない。
だけど、本を読んで感動できる幸せを味わって欲しい気持ちもある。
親としては、読書のすばらしさに気が付いて欲しいの

小学四年生。物語文の読書が嫌いな理由。

思春期に片足突っ込んでいる次女nana@小学四年生(4月から五年生)である。

あまり、親の言いなりにはなりたくないのかもしれない。食わず嫌いかもしれない。

ママ子:「あのね、アンタが青春モノや物語に興味が無いのはわかる。いいんだよ、それで。
アンタが嫌いなもの、無理に読ませて感動させたいなんて思わない
だけどね・・・
受験では、そういう物語文を読んで、登場人物の心情とか言い現わさなくちゃならない事もあるんだよ。だから、中学受検をしたいなら、受験勉強として、嫌な本も読んでみるようにしたらいいと思うんだ」

nana:「うん。受験のためなら仕方ないもんね。読んでみるけど。登場人物の気持ちとか、正直、どうでもいいんだよなあ・・・」

ママ子:「こ、コラ!!アンタ、そんな気持ちで読んだら読み取れないじゃないのよ!!
いい?想像力って大事なんだよ。
アンタだっていつも話してるじゃない、クラスの子の気持ちだって察してるでしょ!!それと一緒だよ!!」

nana:「あーあ、めんどくさ。でも、しょうがないよね」

やる気無いんだけど((;^_^A

とりあえず、ヒューマン系・青春系の本も読まなきゃな、って思ってくれたみたい。。

我が子の読書観だとか、「他人の気持ちには興味がない」という思いを吐露してくれたことが、
新しい発見で、喜ぶべきことだと思った。

だってまだ10歳。これからどんどん成長していくんだもん。

子どもの思いを受け入れるって、たいせつだよね。

読書は、子どもの成長の糧になり得る!

我が子の成績をアップさせるために読書を強要することは、ナンセンス。

だけど、読書の楽しみを知ってもらいたいなぁって、親としては思うわけ。
読書は、長い目で見ても、絶対に子供の成長の糧になる!!

今回、ママ子は、次女nanaとの読書観の違いを発見っできて、次女がハッキリと自分の思いを主張してくれて、本当に良かったと思う。

読書を通じて子供の思いや、感じた事を大事に覚えておいてあげたい。
10歳の今、読書が死ぬほど「つまんない」と思っていても、
12歳になったら本を貪るように読み、感動することも、あるのだ。

nanaの好きな本の傾向も、ガラリと変わった。
ホラー系から、洋書や日常系シリーズが好きになった。

※2020年現在、次女nana@小学六年生

『赤毛のアン』シリーズに夢中になり、全巻読了しました。

ママ子:「アンタ、青春系の読書、嫌いって言ってたよね?」

nana:「アハハ、そんな時期、あったねぇ。あたし、認識が遅いんだよ。
小2になって、やっと”自分”という意味っていうか、一人の人間っていう認識とか感覚ってのがつかめたから。」

え?!

『われ思う 故に 我あり』

デカルト

ママ子、驚愕。
アンタ、デカルトかよっ!!

この子、哲学者になるかもしれない!!
って思ったら、子育てって面白いなあ、って、すごく感じたんだよね。

 文武両道に育てたい~育て方のヒント~


コメント

  1. yocchi より:

    わはは。下のお嬢さんのファンタジー嫌い、私も仲間です。ハリー・ポッターだめでした。

    理科に関する説明文とかの方がお好きかも。「中学受験に出る名作100」などの中から、自然科学系のものを選んだ方がいいかもしれません。スポーツがお好きなら、バッテリーとか一瞬の風になれとか?その前に
    ごんぎつねとか 動物が主役の童話の方がいいかもしれません。ドリトル先生は? 昔、日能研の保護者会で「釣りの好きな子なら、釣り雑誌でもいいのです。名作を読ませる必要はありません。本人の好きな物を。」と言われたのを思い出します。

    それから、コミックもいいと思います。けっこう高度な「大人の語彙」が出てくるものもあるので。
    スラムダンクとかガラスの仮面(前半)とかクラシックバレエ漫画。そこで身につけた大人の語彙が、漢字検定の問題に出てくれば、すんなり頭に入りますよね。集中して読む癖がつけば、ホラーでもなんでも、
    本人の興味のあるところからが一番いいと思います。

    • mamako より:

      ・yocchiさま

      おおお、yocchiさまも、ハリポタだめだったんですか!!
      いつもありがとうございます。「中学受検に出る名作100」って良いですね!検索してみます。

      漫画は、ドクターコトー診療所を三年生の時に読んで、それで「お医者さんになりたい!」と強く思ったところもあるみたいです。
      ドラゴン桜とか、二月の勝者とか、なんか受験モンばっかり家にあるので、そういうのはザーっと勝手に読んでいました。
      やっぱり漫画はとっかかり易いみたいです。
      スラダンも、ガラスの仮面も、私も大好きな漫画なので読ませてみたいです。

      >集中して読む癖
      ・・・ついているんだか、いないんだか(;^_^A
      確かに集中して読むのって大事ですよね。本を夢中で読んでる時って一番幸せだし・・・ママ子も本に夢中になって時間を忘れてしまう事があるので。

      春休み中に、nanaにとって大好きな一冊が見つけられるよう、本屋さんや図書館に通ってみようかと思います。

  2. コワコワ教育ママ より:

    うちは私のおすすめと、本人の読みたい本をかわりばこで1冊ずつ読んでいくルールです☆
    本人の読みたい本の方が私も実は好きなんですが、うちも心理描写に関する問題に弱くて…。
    重松さんの「十字架」を、二人で読み終えたところです!
    少しずつ区切って内容を聞いたり、解説するといいみたいですよん。

    うちの子に勉強の主導権握らせると、偏差値60割ってしまうので
    勉強内容に関してはほぼ本人の意向は聞きませんけれど、
    疲れてそうだなーってときは、好きなジャンルの暗記物をさせています。

    • mamako より:

      ・教育ママさま

      なるほどー!良いですね、一冊ずつ交互に読めるって・・・

      重松清さんの「十字架」は読んだことがなかったと思うので、探してみます!!

      つーか、偏差値60越えをキープされてるなんて本気で尊敬します!!!
      やっぱり我が家とは地頭が違うので、同じことやっても成績が上がるとは思えないんですが、
      少しでも偏差値がお近づきになれるよう、バカなりにガンバってみますね。

      やっぱり暗記物は、我が家も休憩用にやらせていますが・・・退屈みたいで寝ちゃいます。頭にも入ってないみたい・・・

      アドバイスありがとうございます。アメとムチの読書方法、nanaに提案してみます!

  3. コワコワ教育ママ より:

    ネットで見るノウハウ系はあうあわないありますよね。
    いろいろうちも試しています。
    はっきり言ってそんな賢い子ではないですし。・・・

    地頭というより、圧倒的に勉強する量と時間が少ないだけかと…

    • mamako より:

      ・教育ママさま

      確かに勉強する量と時間は、目標を作っても到達しない事が多いです。
      「このくらいの量をやらなければ終わらない」といつも思いながら追い立てられています(泣

      本人に合う学習を続けていると、受験なんて夢のまた夢なんですが・・
      やっぱり試行錯誤で本人の様子を見ながら少しでも志望校に近づけるような学力をつけられたらと思います。悩ましいです(;^_^A