伝わるんだよな。
伝わる。
ママ子が心を入れ替えて、昨日はお酒を飲まなかった。
「おいおい、アル中っつーか、ただの酒好きのデブだろ。」
「いちいち大袈裟なんですよね、この人。人格を疑います。」
「安心しろ、誰も翻弄されてないからな。」
アンタ達!ママ子が一世一代の決意してるときに、クールダウンしないで!
今日は、うちの爆弾娘、次女nanaのいい話!
ついてきてよ!!ついてきて!
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同じように中学受験に飛び込む覚悟を決める。今度こそ。
長女hanaが、中学受験不合格で、地元の中学校で新生活始まって、どっちかっつーと、ママ子はhanaの事が心配で心配で。
辛い気持ちをこらえて頑張ってる姿を見るのも、ひとりで卒アル見ながら泣いている姿も、身を切られるほど辛かった。ママ子が代わってやりたいだとか、こんな辛い目に遭わせてしまったママ子自身を、責めて呪って。
次女nanaの事も、同じように育てているつもりだったが、nanaにとっては、辛い日々だったのかもしれない。ママ子は、hanaと同じように、nanaにも接しているつもりであったんだけど、伝わるんだよな、そういうの、伝わる。
放置しているつもりではなく、むしろ、二人分の事を平等に考えようとして、それがまた自分で自分の首を絞めてしまって。お酒飲んだりして、nanaの学習計画が計画どおりに行かなくなくって。
思い通りにならないから、ママ子はイライラする。戸惑うnanaは、ウソに嘘を重ねて、ますますママ子に怒られたり、失望したような顔されたりして。
nanaが辛かったのは、「ボロ雑巾」みたいになったママ子を見るのが辛かったのかもしれないと、そう思った。ママ子は隠していたつもりだが、辛い気持ちがダダ漏れしていたんだろう。
そして、nanaの「中学受験をしたい!」という思いも、なかなか・・・受け入れてあげる事ができなかったんだと思う。
nanaにも、申し訳なかった。
ママ子は、転んだらすぐに起きる事ができない性格なのか。年取ったからなのか。ずいぶんと、立ち上がるのに時間がかかっちゃったね。ツライ思いをさせて、ごめんね。nana。
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誠実な気持ちは、伝わる。腹を決めたママ子の気持ちが伝わった?!
学習計画を、もう一度練り直し、無理のないタイムスケジュールにして、nanaに渡した。
蛍光ペンで区別したり、時間を細かく区切った学習計画表を見たnanaは、素直に喜んだ。
nana:「ママ、ありがとう!!忙しかったのに、ありがとうね!」
笑顔でそう言った。ママ子の作った計画表を、朝、昼、晩と、常に自分のそばに置いて、計画どおりに頑張るnana。
nana;「ママ、計画表見せて!」
こう言ってくれる事の幸せ・・・ママ子、涙が出そうになった。
休憩タイムですら、
ママ子:「nana、休憩時間だよ、休んでいい時間だよ。メリハリつけるために一息いれなよ。一緒に折り紙でもやろうか?」
nana:「ママ、大丈夫だよ!私、こっちの勉強終わらせたいから、もう少しやっちゃう!」
。。。
なんとなく、飛ばし過ぎのような気がするんだけど、明らかに違うんだよな。今までの、イライラして勉強を雑に終わらせようとするnanaではなく、今度こそしっかり頑張ろうとする誠意が感じられた。
ママ子:「最初っから飛ばすと、疲れるからね、無理しないようにね」
nana:「うん!大丈夫だよ!計画表どおりにやると、時間が余ってすごく良い!!」
ママ子の改めて作成したスケジュール表を、気に入ってくれたようだった。
nanaだって、長女hanaとは全然性格は違うんだけど、すごく頑張り屋さんなのだ。
むしろ、頭の回転の速さとか、やる気になった時の行動力、問題解決能力、情報整理などの力は、十分に持っている子なのだ。
nana:「ママ、今日は眠くならないの?」
ママ子:「ママ、今日お酒飲まないから、眠くなってないよ。やる事いっぱいあるから、お酒飲むのやめたんだ。」
nana:「そっか!すぐに丸付けしてもらえるから、早く進むよ!」
nanaは、嬉しそうに笑った。
長女hanaが塾に行っている時間は、nanaの勉強をガッツリ見てあげられる時間なのだ。
この時間を使って、漢字検定とそろばんの試験が終わった6月から、ホワイトボードで授業をしながら受験勉強を進めていこうと思う。
ママ子が、素直にnanaの事を見つめて、考えて、行動すると、それが伝わるんだろうか、nanaも、人が変わったように、お手伝いをする。
食事が終わった後は、テーブルを片付けてすぐに勉強モードに入るようにテキパキと働いてくれる。
ああ・・・
そういえば・・・
こうだったっけ・・・
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中学受験の学習スタイルが、蘇ってきた。
そうだった。
四年生は、あれをやって、これをやって・・・
自分の中で、何をどうすれば良いか、頭の中に色々な計画が浮かんできた。
今までだって、nanaのために色々と考えていたつもりであったが、漠然としていた。四谷大塚の通信に頼る事も考えたが、nanaは、通信だけでは無理だ。今の状況では、説明を読んで自分で理解できるレベルではない。塾にお世話になりたいけれど、四年生からは絶対に無理。破産である。
今、具体的に、四年生の間にやるべき事。とりあえず全教科全範囲の基礎を終わらせておかねばならない。5,6年生で、受検勉強に入るには、早く全体像をつかまなければ。
繰り返しが大事なので、何度も反復練習。暗記物は、どうするべきか。
色々と、考えなければならない事が溢れて来て、ママ子、この遅れを取り戻すのに、どれぐらいかかるかって、青くなってきたよ。
朝の勉強も、ものすごくスムーズで、いつもよりも早く登校できたnana。
規則正しい生活って、素晴らしい。
こんなに完璧なのって、なかなか無いだろうけど、このペースをつかんで、ブレ過ぎないように続けていけば・・・
今度こそ。
年間予定表を急いで作り直そうと決意するママ子。
nanaの穏やかな笑顔が、何よりも嬉しかった。
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コメント
昨日の記事を読んで、介護保険もない時代に、介護をなさっていたお母様、お酒でも飲まなきゃやっていられなかったのでしょう。
私の実母は、お酒は飲まなかったけれど、娘(私)に向かって夫(父)の悪口ばかり言っていました。
夫婦げんかばかりしていましたね。
子育てにおいて最悪なのは、子供の前で配偶者の悪口をいうことだそうです。両親が仲良く楽しそうに晩酌している分には、お子さんは困らないのでは?(なんだか私自身の酔っ払いおばさんぶりを正当化している気もしますが。)ママ子さまは、ブログで拝見する限り、ご主人と仲よさそうで、大丈夫かと思います。
お酒を飲む時間が早すぎるとやるべき事が終わりませんね。私は 車で塾の迎えに21時過ぎに駅まで行くか、
塾講師として、22時半以降に帰宅かどちらかだったので、週末以外は21時過ぎにしか飲めませんでした。
その分 夕方 がっつりおやつか 仕事に行く前に夕食を食べ帰ってからビールとおつまみという、太りやすいパターンですが。
GWに帰省していた息子達が下宿やアパートに帰って、「淋しいなあ、もっと楽しそうに機嫌良く子育てすべきだった。どうして日能研の成績に一喜一憂し、ガミガミ言いながら暮らしていたんだろう。」と思いました。いつも夫と楽しく晩酌していたのですが、Nの復習をしている時や、成績が判明したときは・・・。
下の子はNに入ったのが小4の夏期講習からで、それまでは栄光ゼミナールで 中学受験・算数だけとっていました。つまり、国語 理科 社会は半年遅れで勉強を始めたのですが、特に支障はありませんでした。
・yocchiさま
ありがとうございます~・・・
そして、母の気持ちも慮っていただいて・・・
yocchiさまも、辛い経験されていたのですね。
我が家は・・・そうですね。夫婦仲は、良いほうだと思います。
子どもの前では、主人の悪口は絶対に言わないと心に決めているので、子供達も今のところ「パパ大好き」と言ってくれています。
ただ、残念ながら我が家のパパ男は、お酒が弱くて、普段はあまり飲みません(;^_^A
私一人が楽しく呑んで、眠ってしまってる間は、パパ男が食器を洗ってくれるという、本当に情けない話です・・・
ご子息は、離れて暮らしていらっしゃるのですね。
そっかあ・・・子供達が大きくなると、寂しく思う事もありますよね。
ママ子も・・・
あまり気負わず、子供達との楽しい時間を重ねていきたいです。
・・・とは言うものの、我が家の遺伝子では、必死こかないと、公立大は絶対に無理なので、悩ましいところです・・・
こんにちは。
わたしも飲みます(^.^)
夕ご飯の時に缶チューハイ飲んで、ゴロゴロしていると「お母さん、足乗ってあげよっか?」となり、そのまま寝かしつけられてしまう時もあります。
以前、姉妹で話をしているところを聞いてしまったのですが
「ちょっと待ってて、お母さんのこと寝かせてくるから(足のマッサージしてくるからの意)」と言っていました(笑)
ママ子さん、根がとっても真面目なんだと思います。
子どもたちががんばっているんだから自分もがんばらないと、って一生懸命です。
そういうの、子どもにはわかりますよ(*^_^*)
うちは「お母さんは子どもの頃にがんばったからいいわ~」と、ただの邪魔な大人です。
ああ、だから寝かしつけられてしまうんですね。
・チビの母さま
素晴らしいお嬢様たちですよね!!!
夕飯時に寝転んでいられることが許される、そんな和気あいあいのご家族・・・すごく羨ましいです。足のマッサージも習得させているとは、さすがチビの母さま!!
我が家は、そのまま夕食を食べたリビングで学習が始まるので、(寝転ぶスペースもないけど(笑))ゴロゴロする事も許されず・・・
たしかに、自分で自分の首を絞めているというか、がんじがらめになっている感じはありますね。
こんなにギッチギチだと、子供達も疲れてしまうんではないかと・・・ソッチも心配になったりして、困っちゃいますね。
自由になりたいと思う反面、自分のような低レベルな人間にだけはなって欲しくないという、必死さがケンカしてしまい、コソコソとキッチンでお酒を飲んだりしちゃうんですよね。
次女nanaが中学校に入ったら、子供達の人生にも、自分の人生にも諦めがつくような気がします。もう少しの辛抱かな(;^_^A
ママ子さま、こんにちは。
nanaちゃんもママ子さまもニコニコで良い感じですね(^^)
我が家も、長女の勉強(内容)には踏み込まないことにしました。その方がお互い楽でした。
「四年生の間にやるべき事。とりあえず全教科全範囲の基礎を終わらせておかねばならない。」と
ママ子さまが書かれているんですが、基礎の内容にも依るかも知れませんが、
きっともう普通に今年から受験勉強を始めても大丈夫ですよ!受験勉強自体が先取りですから!
私立受験の勉強なら、特に算数は塾での4年生の学習範囲が5年生の基礎になりますし。
(塾にも依るでしょうが、5年算数は進度・深度ともにエグいです)
公立中高一貫オンリーの学習方法だと、違うのかも知れませんが。
的外れだったらすいません。。。
・ひなさま
ありがとうございます~!
受験勉強そのものが、途中までほぼ独学だったため、何をどうするか、去年の自分達の経験を生かして考えておりました。
さらに、都立の学習範囲としては、「小学校の教科書で習う内容」が出るため、また、小学校の学習を定着させるために6年までの基礎を固める取り組みをしようと考えています。もちろん、都立対策(算数は私立向けを学習した方が有利)をしないと、無理なんですけどね(;^_^A
でも、そうですね。今から塾は無理だとしても、四年生からの「受験勉強」として始めていくのが良いんだと思います。
ありがとうございます。漢字検定が終了するまでに、もう一度考えてみます。