PTAで、とある役割を引き受けてしまった、ママ子。
先日、なんだか劇的に上手く対応できたことがあったので、分析してみました!
PTAでお困りのママさんの役に立てたら嬉しいな。
序:がはははは。PTAで、大失態。
先日、絶望的大失態をかましたママ子。詳細?あまりにレア過ぎて公表できねーわ。できねーわよ。こんなのやる奴、ママ子しかいねーわよ。
もう、PTAとか、ほんっともう、無理、行けない!おしまいだ、本当にもう、おしまいだ・・・
などと自己嫌悪でぶっ潰れておりました。
マイナススパイラルはお手の物。ママ子です。
・・・
「受検どうなってんだよ、受験」
「やっぱり、こういう人がPTAやっちゃうと、子供の受検どころではなくなるんですよね」
「合格のお百度参りどころか、毒親ポイント上昇中だな」
今日は、ママ子のPTA活動での処世術を、1例としてご紹介しております。
「こーゆーバカも、いるんだな」っていう、皆さんの踏み台&息抜きになれたら嬉しいッス。
バカな人と思われた方が楽チン
あのね、結論から言っちゃう。バカになろう!!
貧乏でバカなママ子が、委員長だなんて、アンタね。
周りに金持ちしか住んでいないこの東京砂漠でアンタ。
スクールカーストの下の下の下のママ子なんか。
もともと「できる人」とは人種が違うわけだから、もう、
ここは素直にバカさらけ出して、
「ごめんなさい、すんません」っつって、覚悟決めてみんなの前でへこへこ。
委員長なのに、なんだかもう、皆さんに失礼のないよう、細心の注意を払って行動。
バカがバレないように必死。
いや、違う、もうバカなんだからここはもう、
ええかっこシイをしないで、「ありの、ままの、姿見せるのよ。」
意外と楽チンよ?
バカに何言ってもしょうがないもんね。
すると・・・
ママさん達が優しい!世の中捨てたもんじゃない。
普段なかなか話せないようなちょっとお知り合いのママさん達が、
一人ひとり、ママ子に声をかけてくれるようになった。
「できる事があったら、やるから」
「無理しないでね」
「ママ子さん、笑いました。面白かったですよ(←先日の大失態に対して)」
こうやって、ほんの少しずつだが、ママ子、他のママさん達と交流を持てるようになってきたのだ。
うそでしょ。
心の広いママさん達の対応に感動…嬉しすぎる。
なになに?あの人、すんげー良い人だったじゃん!!
ママさんハーレムじゃねーかコノヤロー。
イイ人いっぱいいるだろうよ!!
こんな嬉しい事あったら、またママ子、調子乗っちゃうじゃねーか。
豚が木に登っちゃうじゃねーかよ。
PTA事案。仕事を理由に欠席された時の対応の1例。
もちろん、平日に色々な会議が入るわけだ。当たり前だけど、欠席される方もいる。
イヤイヤ役員さんを引き受けた方も、多いであろう。
ママ子、ここでも考えた。
いや、お仕事やってる方の言い分すげーわかるし。一応ママ子も少し仕事してるわけだから。
とにかく、会議に出ないということは、会議の議題へのご意見だけでも伺っておきたい。(勝手にすすめちゃうと不都合があるかもしれないので)
ご多忙ママさんに、思い切って、ダイレクトにお電話。
もちろん、電話攻撃って、すんげー引かれるよね。
テレアポのバイトも経験しているママ子、知ってる。
もうね、ガチャ切り覚悟の電話だよね。
なんかね、メールでも良いのだろうが、冷たい交流をするよりも、
せっかく委員さんでご一緒するんだったら、ちょっとでもお相手を理解したい。
ね、年度の最初だから、勇気出していこうよ。
電話でお相手のママさんのお声を聞いてみようじゃないか、
って気になったのだ。
<「仕事で会議を欠席します」のママさんにお電話。の巻>
トゥルルルル トゥルルルル
お仕事ママさん:「・・・はい」(←少し、いや、かなり不機嫌)
ママ子:「◎◎さまですか?△△の委員長のママ子と申します。この度は欠席のご連絡、ありがとうございます~!お忙しいところ、本当にすみません!
少しお時間頂いてもよろしいですか?」
このノリである。全身全霊で
「ぜーんぜん、欠席するあなたを責めてなんかいませんよ?」
「ただ、一緒に委員をやるからアナタと仲良くなりたいだけなんです!」
という熱い思いと、地の底までへりくだる丁寧なノリで、お相手の心を解かしていこうじゃないか。
雪解け作戦である。
とりあえず、今後の委員活動において、
お仕事ママさんのご希望を聞く事になった。
会議の議題もご説明。(返答が必要なものがあったので)
電話で話しているうちに、けっこう良いテンポでお話でき、なんだか相手のママさんの声が優しくなっていく・・・挙句の果てに・・・
驚愕の逆転ホームラン。ご多忙ママさん、仕事調整して、会議に出席!!!
お仕事ママさん:「ちょっと・・・私、会議出られるか、会社に聞いてみます。お休み取れるかもしれないから、ママ子さん、また連絡しますね」
ママ子:「え、えぇえええええ!!
い、いいんですか?
あの、今、色々会議の事お話できたから、大丈夫ですからね、
ご、ごご、ごむりなさらず!!!お忙しいところ、本当にすみませんでしたーーー!
あまり無理なさらないで、楽しくいきましょうね!!お会いできるのを楽しみにしてまっす!」
お仕事ママさん:「おほほ、ありがとうございます。また連絡します」
後日・・・「仕事の都合がつきました。出席します」
と、ご多忙のお仕事ママさんからメールが!!!
まーじーかーーーーー
すっげぇ、マジすか。
心が通じ合った瞬間が嬉しかったし、
何より、この電話を機会に、
「お仕事ママさん」の気持ちが少し変わってくれた事が・・・本当に嬉しかった。
ママ子流・PTAでも使える、「北風と太陽の法則!!!」
ここで、ね。
重要な会議を欠席する方々に対して、
「あなた、絶対出席って書いてあるじゃないですか!!」
「みんな都合つけて出席しているんです!」
「来ないなら来ないで、〇〇の代表の役割お願いしますよ!」
などと、脅しまくりの強気な言い方だと、
ますます「欠席ママさん」は拒絶するであろう。
当たり前である。そんな怖い役員会なんて、行きたくないよな。
だけど、ママ子、PTAなんて、イヤイヤやるもんでない、って思うんだ。
もちろん、ママ子は最初、
「しょうがなく〇〇委員長になった」
って思っていた。
思っていけれども、一度腹をくくって、一年間頑張ろうって決めたら、
フシギな事に、意外と気持ちが楽になったのだ。
PTAは、大嫌い。だけど・・・
「嫌だな・・・」って思いながら始終モヤモヤを抱えるよりも
「よっしゃ!がんばる!」って思いながらやると
いっしょに委員のお仕事やる方々からの、
ものすげー優しいお言葉とかね、胸に刺さるのよ。
みんな大変な中やっているって思うと、なんだかこう、戦友っていうか、絆みたいなものも、生まれるんじゃないかな。
いや、たぶん、ママ子のその時のメンバーが、物凄く良い方々だった、という、そういう運が良かっただけ、といえばそれまでなんだけど。
相手を思いやる気持ちが芽生えると、仲間になれる。
本当に、有り難いなあって思った。
本当に、話したこともない、色んな方々がね、声かけてくれんのよ!!!
仲良くなると、またまた輪が広がって、もっと声かけてもらえるのよ!
「あれ・・・やろうか?」だの、
「〇〇くらいならできるよ!」とか、
本当に、色々な場面から
「全力でサポートするよ!」なんて嬉しいお言葉まで・・・
ママ子より、ずっとずっと有能な方々が、どんどん集まってきた!
本当に不思議だと思う。
気持ちの持ち方で、こんなに違うなんて。
アンタ、イヤイヤやるなんて、もったいないよ!!これ、すごい。
結局、PTAは、メンバー次第?
もちろん・・・メンバー次第である。それは仕方のない事だよな。
何度も言うが、ママ子が住んでいる場所は、裕福な方々が多い。いや、経済状況とか、関係あるんかな。わかんないけど、この界隈、すげー良い人ばっかりなんだよな。
一度心を開いてくれた「お仕事ご多忙ママさん」たちは、
打って変わって、お忙しい中協力してくれたりして、本当に有難い存在になった。
まだまだ始まったばかりのママ子のちょっとしたPTA参加であるが、
「災い転じて福となす」を身をもって体験した。
ママ子流・PTAの人間関係あたため作戦!
名付けて、「北風と太陽」法である。
①まずは仲良くなって、(相手が心を閉ざしている時は無理しない)
②相手の事を考えて行動してみること。
③自分の主張は後回し。相手がどうしたいのかを聞いてみる事。
④その後、ほんの少しずつこちらの主張を出していくこと。
これをやってみると、不思議と円満に事が運ぶのだ。
もちろん、万事にこのやり方が通用するとは言えないけれど、もしもPTAで困っているママさんがいるのならば、ほんの少し参考にしてみても良いんじゃないかなあ、なんて思ったりして。
・・・ん??PTA、なんだか勉強と一緒だな!!
なんかさあ、イヤイヤやると頭に入らない。
面白くて夢中になると時間忘れて打ち込む・・・
とかさ、勉強とそっくりだよな。
いや、なんでもかんでも、イヤイヤやるのは良くないっていう話だ。
だから、PTAの役員決める時は、
もっと楽しい雰囲気で「はーい」って手を挙げられるような持っていき方できるといいのにな。
一人ひとりの負担を軽くして、「それなら私にもできるよー!」って、自分から言えるような組織だといいのになあ。
役員さんの仕事もさ、すんげー大変だと思うよ。
毎日のように学校に行って、かわいそうだよ。
都合つけたり色々抱えてたりする人達もいるんだしさ、
役員やってくれた事に、心から「ありがとう」を言いたい。
専業主婦にPTAの仕事押し付けるのも、違うと思う。
仕事していない人だって、
精神的に負担ならやらなくたっていいんだよそうしようよ。
PTAはさ。「専業主婦ばっかり押し付けられて」
って考えながらやるのはカナシイし、不公平って思う気持ちもわかるし。
もっと楽しくコミュニケーション取れたら、いざこざも減ると思うんだけどなあ。
日本のPTAは、時代にそぐわない。
いざこざの原点は、
PTAの時代に合わない制度と、
コミュニケーション不足なんじゃないかと、つくづく思った。
ママ子は、以前から、「PTAは無くて良い!」ってずっと思っている。
やりたい人だけがやるのが良いと思っている。「これくらいなら、できるかな」という一人一人の思いを、プラスの思いを集めた方が絶対に良いのに。
ブラック企業並みの仕事で、「お役に立てれば」という善良なママさんの思いをぶっ壊さないで欲しい。
ママ子、今回、いろんな方々と電話だったり話をしてみて、そう思ったんだ。
「ありがとう」が増えるPTAだといいのにな。
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コメント
こんにちは。
ママ子さん、それはラッキーなんかじゃないと思います。
ママ子さんの人柄、作戦勝ちです。
すごいな~って思って読んでいました。
わたしも、北風で来られると思いっきり防寒です。
ぶ厚いコートに目だし帽にサングラス、マスクまでする感じに警戒します。
正直に書くと、「仕事休んでいく価値あんの?」って思っています。
そこには、
行っても非効率的な話し合いしかしないんだろうな。
行っても始まるまでに時間かかるんだろうな。
行ってもなかなか決まらず終わる時間が押すんだろうな。
行っても何も決まらないんだろうな。
っていう「どうせ行ってもね」的な考えもあるんです。
仕事を休んで、都合つけてまで行く価値のあるものだと分かっているなら、少しがんばって出席する人いると思います。
だから、ママ子式の太陽で来られると、きっと初回から半そで半ズボンで出席し、二回目以降は貝がらにワカメで出席です。
そういう人が委員長だと、みんなやり易いと思います。ほんとに。
・チビの母さま
ぎゃははははは!!!
>二回目以降は貝がらにワカメ
↑
すんません、吹き出しちゃいました。
やっぱり、気持ちの在り方って大事だなあ、ってつくづく思いました。
ワーキングのママさんと、専業主婦のママさんと、ママ子みたいにちょっとだけ仕事やってるママさんと、立場違う方々が共存するには、「仲良くなって相手の事を思いやる」事が一番なんですよね。
ママ子の学校では、極力「無駄な時間をつくらない」って方向なので、雑談などは、会議終了後に話したい人が話しているような状況です。
ママ子、無駄に声デカいんで、雑談かき消し「はじめまぁーす!」みたいな感じで、時間になったらすぐに開始(笑)
ママ子は、ミスばっかりしてダメ委員長なんで、一年間で終了させていただく予定だけども(←やっぱりPTAの役員さんの負担の大きさがすごくて「来年も!」の勢いはありません。)少しずつ仕事を減らして「楽チンPTA」にしてゆるやかーーに、楽しくいやっていけるといいですよね。
ママ子さん、こんにちは!
PTAの委員長お疲れ様です(^^)
ママ子さん、ラッキーなんかじゃないですよ。ママ子さんが素敵だから周りも素敵な方が集まるんです!
実は私も今年PTAをやることになりました。ママ子さんの様に委員長ではなく、ヒラです。
まだ委員の集まりが何もないので、どんな雰囲気か分からず戦々恐々としてます(笑)時代に合わないPTAに不満もありますが、ママ子さんを見習って1年間前向きに頑張りまーす!
・ましゅまろ様
こんにちは!
おおお、すごいですね!ましゅまろ様も、PTAやる事になったんですか!!!
同志ですねっ!なんだか全然違う所で頑張っているましゅまろ様の事思うと、ママ子も勇気出てきます。
「時代に合わないPTA」には、本当に不満が募りますよね。
ママ子も同じ気持ちです。本部の方々が毎日のように作業されたり、問題抱えているのを見ていると、かわいそうだし、「自分には絶対にできない・・・」と、改めて思います。ここが悲しいな、って思います。
でも、今年1年、ママ子なりに頑張ります。ましゅまろ様のPTA活動が、楽しく充実したものになるよう、良い出会いがありますよう、心からお祈りしていますね。一緒にがんばりましょうね。