夏の自由研究、書道や読書感想文、学校の作文…
今年は、次女nanaは、ぜーんぶ選ばれなかった。
ガチで選ばれに行って、ダメだった時の悔しさを肌で感じたnana。
我が子への必死の対応を記録しています。
※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。
序:本音「勉強なんてできなくたって生きていける」
忙しい日々。ママ子の楽しみは、酒とドラマ。両方とも一人の時間を楽しむモンばっか。
ドラマはいいなあ。現実ぜーんぶ忘れてアンタ、あわよくば妄想の嵐でアンタ。ママ子の思いは誰にも侵略できない。
勉強なんかできなくたって生きていけるのに。
もうやめてやれよ、高望みばっかしてると娘グレるぞ
そうですね。身の丈に合った生き方があると思うんです
酒浸りの母親を目の当たりにしている娘達が不憫だな
あーもう、凹む事ばっか言わないでよー。
良いこと1個も無い。2019年の幕開け、幸先悪すぎるぅぅうううう。
そんな中、読書感想文や、自由研究など、「せーんぶ選ばれなかった」と、落ち込んで帰ってきたnanaに、ママ子は、またショック。
でも、悔しさを味わうことって大事な事なんだよね。
悔しさを悶絶しながら味わったあとの、
立ち直り部分まで、記録しています。
「賞」に選ばれるために頑張ったバカな母親
あー、きつかった。
自由研究も、読書感想文も、書初め書道展も、もうさ、ぶっ通しでママ子、寄り添ったんだけどさ。
一個も選ばれなかった。
今年、全然ダメだった。
長女hanaは、もう、
hana:「ママ、塾とかで忙しいから、私自分でやるね」
つって、ほとんど自分で頑張っていたので、いいんだよ。
もういい。hanaは、だいぶ前に賞をもらった経歴あるしな。
次女nanaの方は、親のママ子がけっこう関わった。
夏休みだとか冬休みだとか、
長期休暇に付き添って頑張る事が、
その後に良い経験になるし、教養にもなるかなあ、な
んて思ったりしてね。
親がバカ⇒努力したけど選ばれない
頑張ったんだよ。一応、
・ママ子も下調べした(インターネッツ&図書館)
・nanaに企画・手順を自分でしっかり立てさせた
・かなりのテクニックと、授業の反復を行うnana
いや、この時点でびっくりだったよ。
ママ子よりわかってることが多くて、
器用。
この子、テクニックあるわぁ~!って自負しちゃってた。
だけど、だめだった。
甘かった。
4年生になると、
自由研究が本格的になっちゃって、
理系出身のパパさん達が本気出して頑張っちゃってたりするんで、
ママ子、そりゃあもう、全然太刀打ちできないよなあ。
それに「この子はできる」っていう、先生の主観とかね。
書道なんて、特にそう。
落ち込んで、どんどん自信を無くす次女。
泣きそうな顔で
nana:「選ばれなかった~」
というnanaの姿を、必死で励ました。
ママ子:「そっかあ!クッソー!残念だったねえ。でも、いいじゃん、すっごく頑張ったし、前より色々できるようになってるし、アンタ、前よりすごく良くなったと思うよ。次もまた頑張ろうよ。選ばれるためじゃなく、スキルアップのためにさ!!」
そうだ。
なんかもう、あんだけのクオリティ、ぶっちゃけ
「すっげー頑張ったでしょ?」
ってママ子も思っていたし、nanaも、
「これはイケる」
って思ってたみたいなんだけどね。
贔屓目だったかもね。
「選ばれていた姉hana」を見ていたnanaだったから、余計辛かったかもね。
良いモンは良い!大切なのは、本人の努力を認めてあげること。
落ち込んだnanaを、家族で励ました。
だって、本当だもの。選ばれなかったことなんかよりも、nanaの成長を喜んだ。
ママ子達家族にとって、nanaの頑張りは、快挙と言えるものだった。
パパ男:「nanaが、ここまでできるなんて、本当にすごい。
よくやったよ」
hana:「ほんとだー!すごいよ、nana!
私が小4の時、こんなに頑張ってやってなかったよねえ?ママ?」
どこか納得いかないnana。悔しい気持ちは心の糧。
悔しいよな。
nanaは、長女よりも、悔しさを感じることは少ない。
長女は、大泣きしたりして、かなり派手に悔しがるのだが、
nanaは、、
一応、残念がるのだが、シレーっとすることも多いのだ。
だけど、今回は、本気で選ばれることを狙ってたので、
かなーーり、悔しいんだと思う。
仏頂面。(ぶっちょうヅラ)
悔しがり方も、なんつーかこう、受け止める方も、
抱きしめるべきか、頭なでなですべきか・・・戸惑っちゃう。
そうだよな。どれも最高の出来栄えだった。nanaにしては、本当にがんばった!とってもよくできてた。本当に。
上手く行かないと、
いつもすぐに機嫌悪くなっちゃうnanaがさ、
根気強く頑張ったのも偉かった。
作文だって、自由研究だって、書道だって。
「これはイケる」っておもったんだどな。
ママ子たちが、そう思ってたたら、きっといいんだよな。
うちの子、頑張った。
誰が何と言おうと、ママ子は良いと思ったんだもの。
それはうそじゃないよね。
ママ子:「そそそ、そうだよ!去年のと比べてごらん!ほーら、こんなにできるようになってるよ。それって凄いことだよ。nanaが、成長したってことだよ。自分がわかってればいいの!ね!
ママも、パパも、お姉ちゃんも、アンタの進化をしっかりと見届けてるよ!!」
必死の家族の励ましに、
怒ってるんだか、笑ってるんだか、変な顔になりながら、
nanaは、頷いた。
悔しい気持ちは、確実に心の糧になるし、
何よりも選ばれなくても、本気で挑戦した事実は、
確実になかったという
失敗は経験値。自己肯定感を取り戻せ!
頑張れnana!
今、nanaは、「簡単で解くのがいやだ!」と、
見栄を張ってブーブー言っていた、易しい基礎レベルの問題集を、
ヒーコラ言いながら解いている。
それでも、100点は取れない。
つきっきりで解説する。
また解きなおす。間違えたり、理解できないものもあって、
本人も悔しさと恥ずかしさでイライラしてしまう。
今までの失敗は、すべて経験値となって、nanaの身体に、心にしみついていくものだ。
だから、簡単な問題集もバカにしなくなった。
イライラしても、勉強を続けられるようになった。
nanaは、確実に成長してる。
nanaのプライドだけ高くなってしまったのは、ママ子のせいだ。
「できるはず」と、思ってしまったママ子のせい。
願望を押し付けたママ子のせい。
もう、押し付けるのはやめにするから。
だから、自分を好きになって、
素直に自分で自分を褒めてやれるようになってほしい。
たくさん経験を積んで強くなろう。
頑張れ、nana。
本気で頑張った経験・
選ばれなかった悔しさは、
これからの人生、nanaの経験値となって、絶対にnanaのことを助けてくれるんだ。
流した涙の数だけ強くなれる(by ZARD)
ママ子も、心を入れ替えて頑張るから。
また一緒に、色々なことにチャレンジしようね。
コメント
もし、(体操の)内村航平が東大を目指し、林修がバイオリニストを目指し、葉加瀬太郎が体操でオリンピックを目指したらどうなっていたでしょう?
下のお嬢さんは何が得意ですか? 私の母もママ子さんみたいに、世間から娘が褒められることばかり望んでいる人間でしたが。大学入試で力つきた私より、大学のランクはワンランク落ちるけれど、大学時代に勉強して、国税専門官(経済学部出身)、裁判所の書記官(法学部出身)保健婦(地方公務員 看護学部出身) 教員 市役所や県庁の職員になっている友人たちの勤続30年以上 配偶者子供ありの人生の方が、はるかにいい人生に思えます。頑張るのは大学時代の専門の勉強です。上の子の同級生も、大学時代に専門学校にも通い、公認会計士になっている子が何人かいます。小学生で、褒められる必要は全然ありません。
・yocchiさま
わはは、世間から褒められる事を望んでばかりいるようなお母様と私がそっくりなんですかね。
確かに、小学校時代褒められる必要はないんですが、小さいうちから「自己肯定感」をどうにか持ってほしくて頑張ってしまいました。
ママ子は父親から蔑まれ生きて来たので。
もちろん、ママ子はビシバシってよりは、子供と色々な経験をして教養をつけて・・という方向で頑張っていたんですけどね。
ハタから見たらyocchiさまのお母様と私は同じですね。
なんせこの界隈、国家公務員や著名人やら教授やら、とにかくエリートの皆さまがひしめき合っている場所なので、少しでも努力しないと、すぐに落ちこぼれてしまいます。マイペースと言ってやりたいですが、一定のレベルでいないと、すぐに周囲からランク付けみたいな目で見られてしまうので、なかなか難しいです。
選ばれなくて悔し涙を流しているnanaを、私は誇りに思いましたし、嬉しくも感じました。
努力した、選ばれなかった、悔しいという感情を味わう事で、乗り越え方や、気持ちの処し方等も身に着けて欲しいと思っています。
自由研究ってパパも参戦するほどなの?今の時代。
うちも今の時代の子だけど、僕が昭和の人間だからかな。←矢印もうすぐニ元号前をの世代(´つω・`)
提出だけちゃんとしろよ、の一言でほったらかしでした。しかも選別されるとか知らないし、あったのかな?
実は小学校の運動会も一度しか行けてませんでした。小学校とはほぼ関わらないまま。妻は持ち回りの役員とかやってましたが。。。
僕が息子の小学生の頃に関わったことは、夜中に怖い森にカブトムシ採りに行ったこと。トカゲやカナヘビを採りに行ったこと、電車を乗り継いで一日中電車に乗るのを付き合ったこと、遊園地、公園、散歩、キャッチボール、幼稚園前は自転車練習特訓や逆上がり、縄跳び、徒競走スタートダッシュ練習など。
勉強や宿題、研究?は見たこともありませんでした。
もっと関わってやれば良かったかなぁ。
中学に上がると逆に関わって欲しくないモード全開で過ごしてるので、結局何も関わってないことが不安になってきました
・フンメルノートさま
そうそうそう!そうなんですよ~!!
私が住んでいる地域が、とくにそうなのかもしれないですが、「熱いパパさん」が多いこと多いこと・・・
娘の自由研究につきっきりで。
理科の実験や、調べものなどは、本当に一つの論文ですよ、いや、卒論?ってぐらいのクオリティもあります。
やはり、そういった術を持っているご家庭ならば、子供も自然とそういうテクニックを身に着けて、どんどん興味も深まるんだろうな、って羨ましく感じました。
フンメルノート様も、すっごく頑張った良いパパさんじゃないですかー!!!
うちのパパ男は、トカゲやカナヘビを採りに行くのとか、すっげー嫌がりますよ。アウトドア嫌いだから(;^_^A
だから、そういう連れ出してくれる系のパパさんは、心からうらやましいです。
一日中電車に乗るとか、まるで映画みたいじゃないですか。
ご子息、素晴らしい経験されてきてますよね。
確かに、親の関わり方って千差万別ですね。
そんでもって、中学校になると・・・もうほとんど親の手は必要なくなりました。一緒です、我が家も・・・
今のnanaとの時間を大切にしようって思える事ができました。ありがとうございます。
お久しぶりです。
nanaちゃんが可哀想だなと思ったので出てきてしまいました。
nanaちゃんが泣きそうな顔で選ばれなかった…って言うくらい気にするのって、悔しいのもあるのかもしれませんが、お母さんが何かに選ばれるかを気にしているの感じるからnanaちゃんも気にするんじゃないですか。
関わるのは大事ですが、寄り添いすぎて、期待をすごく感じて、プレッシャーあったんじゃないですか?
自由研究は大きな模造紙に対しての配置とか難しいから手伝うし、研究内容によってもちろんサポートはしますが、どう発表するか、まとめるかは基本おまかせです。読書感想文も書道は放置です。やり方が分からないとか、危ないということで工作は手伝うこともあります。でも、手伝う程度です…
だから、娘は気軽です。自分で作り上げる喜びを感じて、それを私がすごいねって褒める。そして、忘れたころに、こんな参加賞もらったよ!って、喜んで帰ってくる。
一つの作品を作り上げることが大事なのであって、賞を取る事はオマケみたいに思わないと、そこを親が選ばれるかどうか分からないあやふやな審査員の感性に左右されやすいコンクールに対して気にしすぎると子供がプレッシャーかかるだけで、自己肯定感を育てたくてといいますが、逆にプレッシャーもあって、自己肯定感が下がるように思います。もっと気楽に参加させてあげてほしいです。
自己肯定感を高めるなら、作品を作り上げた時に作り上げたことを褒めるだけに留めるので十分。自己肯定感はコンクールとかの提出物だけでしか上げられないものではない。
適性でない問題集で自己肯定感を下げるより、適正な問題集で自己肯定感を上げたほうがいいと思います。
・これから受検予定さま
ありがとうございます。
nanaのこと、そういうふうにフォローする気持ちで見てくださって、本当に。
そうか。
なるほど。
私は「選ばれる」という事に関して学んで欲しいわけじゃなく
「練習すると、こんなにできるようになるんだ!!」
という喜びを感じて欲しいと思って、色々と寄り添ってきたわけですが
お姉ちゃんを見て来たnanaにとっては、とても大きなプレッシャーとなっていたかもしれませんね。
「選ばれる事が大事じゃなくて、こんなにできるようになったことがすごいことなんだから、大丈夫なんだよ」
と、伝えましたが、
私の思いが逆効果だったかもしれません。
色々と考えさせられました。
ありがとうございます!!