つつつ、ついに、我が家の爆弾娘の入学式に行ってきますた!学校やお友達にトラウマを持つ次女。楽しい学校生活になりますように!入学式の様子をレポートします。
※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。
序:ダブル入学式。何を着ていくか問題。
このブログも始まってから8年程度経過してるんだけど、当初からずぅーっと変わらない事がある。
そそそれは、我が家がボン&ビー(貧乏)であることだ。
あのさ、大都会東京で子育てしてて思う。貧富の差。格差社会。ビシバシ感じちゃう。特にママ子の住む界隈は、周囲の人が裕福なのよ。家とか車持ってる方や、近くに実家がある方とかだと、本気でもうね。自分の貧乏が泣けてくる。お付き合いするのに気を使わせてしまう。こんなジリ貧のママ子に対してもすごく優しくしてくださって、みんなすっげーいい人だし。なんでオレたち東京にいるんだろ…本当に人生って何が起こるかわかんないよね。まあ、パパ男の仕事関係なんだからしょうがなかったんだけどさ。
そんなこんなで、3月ぐらいから、入学式何着てく問題がママ子の中で最大の悩みとなった。
だってアンタ、ママ子も娘たちの色んな問題にぶち当たって悩む中で、洋服の事とか、死ぬほど後回しになってたからさ。もう、お金もないし、家にあるもので何とかしよう、って結論に達した。何年も前に買った上下ツイードのスーツ(激安の5900円)。次女の小学校入学の時だったか。10年前ぐらいのやつ。
それをまた利用する?若しくは、長女の卒園の時に買った紺の上下。式典はだいたいこの二着でまわしてる。たまに大学時代の黒のスーツもあるんだが、それは長女が大学の入学式で着ることになった。長女のブラウスは、ママ子がバーゲンで買った1900円のリボンブラウスが役に立った。華やかでカワイイ。っつーか長女はママ子に似ず美人なので何着ても似合うのだ。
2024年の記念すべき入学式は、洋服代0円で乗り切るっス!!
ツイードがリバイバルして今シーズンも少し流行ってた事が幸いで、ママ子はツイードのジャケットと黒パンツをチョイス。もうそれで卒業も入学も一緒くたである。結果的に長女の卒業(←寒くてコート脱がなかった💦)入学、そして次女の入学と、全部その服で乗り切ったぜ✨
最大の悩みが入学式の服装の悩み?いいから早くパートに出ろ。
毎回式典にはスーツを新調する私からは…何も申し上げられません。
10年間、体型変化無しか…ずーっとデブだったんだなw
アァンッもう💢節約根性に磨きがかかってるママ子に余計なこと言わないでよ!
今日は、なんとうちの可愛い爆弾娘が帰って来た!!
次女の入学式について、記録しています。
次女がついに、高校生になりますた!
入学式の数日前、いや、もう高校合格した日から、すっげー不安を抱いていた次女。
次女「どうしょう、私、友達とかできるかなぁ…」
次女「あと〇日で入学式だ!わぁ~、どうしよう!!緊張で死にそう」
次女「一緒に下校することになったらどうしよう…やっぱヤダな…」
次女「うぁあああ!もう、ガマンできない!なんならもうさ、今日入学式にしてほしい!!」
などと、ムチャクチャな事を言いながら、待ちきれない様子であった。
前日も何度も持ち物をチェックして、もうバッチリ!と言って眠りについた。
ちなみに4月からは、次女は子供部屋で眠ることになったので、ロフトベッドを購入し、自分の居場所を確保している。(長女は就職したら家を出るので、ママ子と一緒の部屋で寝てもOKと確認済)
ママ子もだいぶ子離れしたね。
そしていざ、入学式当日。
2年ぶりの学校。
朝も、早い時間から準備して、学校にも早めに到着。
次女は、こういう時だけすっげーテキパキと動く。
10代の2年って、大人の10年分あるよね…
もはや、うちの次女がどんな子だったかなんて、関係ない。
「ゼロからのスタートという事で、赴けば良いのだ。」
そう思って入学式にパパ男と参列した。パパ男も張り切ってさ、普段なかなか休めない仕事を休んだ。
「入学式」っていう看板の前で、新品の「スクバ(スクールバッグ」を持って写真に写る次女。
まさかこんな日が来るなんて…
人生に絶望して「死にたい」と言っていた次女が、笑顔で桜の下でⅤサインしている。
あぁ…長かったなぁ…。
もちろん、また学校が苦しくなってしまう事があるかもしれないから、手放しで喜んだわけじゃないけど、そんでもやっぱり、一瞬でも次女が将来に希望を抱いて、前に進もうって思ってくれたことが、本当に嬉しかった。
2年ぶりの同級生との関わり、クラス。
あのさ、入学式って、いきなり教室に登校すんだよね。
もうその時点ですげーハードル高くて、次女は当日マジで緊張してガッチガチであった。
当日を振り返り、「死を感じた」と彼女は言っていた。死ぬ気で教室に入ったんだろう。その勇気に拍手だよな。
もう緊張しすぎて、すげえ早く学校に到着したから、保護者席は、めっちゃ前の方に座ることができた。
待ち時間にパパ男とくだらない話をしていたが、アノ席って、ビンビンに後ろの人の会話聞こえるんだよなw
なるべく小声で話してたんだけど…
周囲からは、このバカ夫婦とお近づきになりたくないという視線をビンビンに感じた。
いよいよ生徒入場の時に、次女の顔を見たら、すげー暗い顔してた。髪の毛ボサボサになってて、前髪で顔が見えなくて、怒っているような目つきで入場してきたので、ママ子とパパ男は震え上がった…
ママ子「…ねぇ、すんげーヤバイ顔してたよね。なんか辛い事あったのかな」
パパ男「緊張してんじゃねーの?」
ママ子「緊張しすぎて具合悪くなっちゃったかな…」
ママ子の心配はMAX。まさか高校の入学式でこんな緊迫した気持ちになるなんて思わなかったけど…
どんな顔で励まそう。
次の日から学校に行きたくないって言われたら、受け入れなくちゃね。
などと、心の準備をして入学式終了まで長い時間を過ごした。
あ、ちなみに「君が代」の合唱タイムでは誰よりもデカい声で歌ったママ子。別に愛国主義者とかじゃないんだけど、声のデカさしか取り柄のないママ子は、この場を自分のリサイタルタイムだと思って、気持ち良く発声するタイプね。
入学式が終わり、退場の時には、次女がママ子達を見つけて笑顔になってくれたので、死ぬほどホッとしたよね。ママ子なんて、嬉しくて興奮して手まで振っちゃったよ。小学校の入学式か!っつーの。
HRの時間が終わり、やっとのことで次女と話す時間が持てた。
次女「ママ、お友達ができた!」
ええええええええええ?!
マジで?すっげーじゃん!トイレに行く時に話す事ができたんだって。
実は「コミュ力おばけ」の次女である。えらい、よく頑張った!!
ママ子、笑顔の次女をもう、むしゃぐしゃに撫でまわした。
ああ、マジで良かった…良かった…良かったよぉ…✨
その後も、学校に行く度に楽しい土産話を持ち帰り、機関銃トークで興奮して話してくれる次女を見ながら、そういえば小学校の入学式もこんな感じだったなぁ…って、思い出した。
でも、今回は心から嬉しそうな次女の笑顔が印象的だった。
2日目にはもう、お友達と集団で下校して、同じ電車の男子と一緒に帰って来た。
3日目、さらに新しいお友達と仲良くなった。クラスのほぼ全員と会話することができた。
しかも、担任の先生も物凄く良い先生に当たったみたいで、中学校時代は「先生大嫌い」だった次女が、嬉しそうに担任の先生の話をしてくれたことには、マジで驚いた。
心配していた事が嘘みたいに。
次女は、キラキラした笑顔で、その日あった出来事を話してくれた。
小学校低学年の時以来だな。こんな光景。
次女の策略:高校時代をどう生きるか
次女は、策士だと思う。
ママ子に似て妄想ばっかしている事に加え、ママ子に似ず、思考力がある。
「もう失敗したくない」「もう、辛い思いをしたくない」
そんな思いを抱いた次女は、次女なりに高校時代をどう生きるか、考えていたようだった。
次女の策略はざっくり言うと、以下の3つだ。
1,優等生を辞め、バブキャラで生きる
2,勉強は頭の良い人に教えてもらう
3,ヲタは隠し通す(BL、メン地下関連は絶対に秘密)
次女の高校時代の生き方
1,優等生ぶらない。とにかくボケ専門で行く
中学1年生までは、ゴリゴリの優等生キャラだった次女。学校では姉の功績(エリート校進学)がきっかけで有名人となり、先輩や保護者からも声をかけられるフィーバーぶりであった。
それが、学年の女子の嫉妬を買い、いじめに発展し、暗黒の中学時代を送ることになった。
このトラウマは、たぶん一生消えないだろうし、その経験もまた、彼女の生き方を考える上での指標になったのだから、悪いことだけではなかった…と今のママ子なら言える。
優等生で頑張った挙句「バカのくせに」などと罵声を浴びされるのなら、いっそのことバブみを出した方が得策なのだと、次女は考えた。バブみとは、いわゆる赤ちゃんキャラ(バブバブ)、何もできない乳児といったところだろうか。
幸い、世話好きなお友達が数人、次女を気に入って仲良くしてくれて、お互いwin-winの関係を築けているらしい。
男子と友情を築くことができる次女の強み
ぶっちゃけ、色気のあるタイプではないと思う。
ファニー系の次女は、可愛いマスコットタイプと言った感じだが、
もちろんその姿は次女の演技により成り立っているキャラである。
昔から次女は男子と仲良くなることが多かったが、今回は下校ルートが一緒なのが男子だけ、という特殊な状況で、男子グループに紅一点の次女が混ざり、楽しく下校しているのだという。
なんていうか、思考が男子に近いので、「恋愛に発展する気がしない」と本人が言うほど、
男子と話すのが楽なのだそうだ。
なんつーか、次女は周囲の状況を察して、全員が気持ちよく会話できるように気を配るタイプ。
褒めるのも上手いし、よく笑う。男子側も小さくてファニー系の次女と一緒に居るのが楽しいのかもしれないね。
2,勉強は頭の良い人に教えてもらう
何度も申し上げて恐縮だが「優等生」キャラを辞めた次女。
勉強も課題をやった1日以外、全然してないので、最初のテストの点数は撃沈しているであろう。でも、それも次女の想定内。
<関連記事> 勉強の遅れに向き合う勇気
クラスの中に何人か「この人は頭が良いだろう」という目星をつけているらしく、そのお友達に勉強を教えてもらおうと思っているそうだ。
とにかく、積極的に勉強する気は全く無いらしい。それなら大学進学も無いと思っておいた方が親としても有難いんだけど、「大学に行こうかな」などというドッキリ発言を気まぐれにしてくるのが、我が家の爆弾娘。
いや、大学に行こうと言ってくれることは嬉しいが…今回の長女の受験で、万が一私立の大学への進学をするとしたら…我が家の破産を意味すると知った…😨
まあ、先の事はわからないが、「頑張らない」という次女の考えは、うつ病を患った人ならば誰しも正解だと思うであろう戦略である。
3,ヲタは隠し通す(BL、メン地下関連は絶対に秘密!)
現代社会で「ヲタ」はだいぶ広く浸透していて、「あたしオタクだからぁ~」なんて言う若者が多くいらっしゃるのは周知の事実である。
しかし、筋金入りのヲタである次女は、自分が喪女であると言う事実を絶対に知られたくないらしい。
次女の勝手な思い込みであるが、ヲタは、やはり引かれると思っているらしい。
特にBLヲタと、メン地下ヲタ(メンズの地下アイドル)であるという秘密は、死んでも知られたくないと。
次女の行く学校は、確実にヲタ指数が高めであると思うんだが…ソッチ系のお友達も作った方が楽しいと思うんだが…どうやら、ヲタの世界はそんなに甘くないらしい。
絶対に自分の本性を明かさない会話テク
とにかく、自分の事を話さずとも、お友達とコミュニケーションは取れる。
次女「あのね、いつも質問する側にいれば、自分のこと話さなくていいんだよ。けっこう良いアイデアでしょ?」
と、得意げ(^_^;)
お友達とグループで話している時は、いつも質問側。質問が一周する頃に、さらに質問を重ねるらしい。相槌は、深く、深く。そして話を膨らませ、盛り上げるのは次女の得意分野だ。素晴らしいファシリテーション力。彼女は、どんな話題にも対応できるほどの情報をX(旧Twitter)で毎日収集している。もちろんヲタ活のためであるが、それが功を奏して今のところ、ウマく行っているらしい。
毎日夜中まで、全国のネッ友と電話していた会話スキルが、ここで役に立っているかもしれない。
高校生活、幸先は絶好調!
なんだか嬉しくて、色々書いてしまったんだが、とにかく学校が楽しいって。
楽しいって、次女が言ってたよ~(ノД`)・゜・。✨
担任の先生が言ってた「とりあえず学校が”楽しい”のが大前提。そうじゃなきゃ勉強する気なんて起きませんから」
おおらかなお言葉に、ママ子も安心感を頂いた。
もしかしたら、もしかしたら、5月ぐらいに調子を崩すこともあるかもしれない。
学校に「行きたくない」って言いだすかもしれない。この覚悟は、いつもママ子の心にある。
そしたら、絶対に休ませてあげよう。
もうさ、どん底経験したママ子は、腹をくくってる。
どんな未来も受け入れるって決めてるし、いつだって次女の味方であることには変わりないから。
だから、安心して学校を楽しんでほしいな。
あーまた長くなっちったけど。おかげ様でここまで来た。来れた。
皆さま、いつもありがとうございます。
こんな日が来るなんて、思わなかったぁ…マジで。
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