小学4年生の次女nana。我が家でも、中学受検をするかどうかの話題が上っていた時期である。
この界隈では、中学受験する子が多いので、クラスでも受験の話題で盛り上がるらしい。
序:隙間風にさらされて、朝が寒い。
朝晩寒くなって参りました。
バカは風邪ひかないんで、ママ子は引いてませんが、エリートの皆さんは、風邪など引いておりませんです?
或る夜、義母サマの突撃電話では声のトーンがオクターブ上がる。
パパ男のお母様なのだから、敬うのは当たり前なんだろうけど、
いつも「天然」という名の、恐ろしいナイフでズタボロにママ子’sメンタルが傷つけられてしまう。そんでもって、防御しようとすると、めちゃくちゃなテンションで電話に出てしまうってわけ。
ママ子のママ:「そりゃあ、アンタ、その声で付き合ってたら疲れるわ。」
義母さまとの電話を聞いていた、ママ子の母が、帰省の時に言ってたっけ。
世の中から「苦手な人」をなくしたい。
みんなを理解して、みんなを受け入れられたら素晴らしいんだけどなぁ。
そんな博愛主義者ママ子、今日は、小4@次女nanaの周囲のお友達の、中学受験の暴露話を聞いて、大慌てしたことを、記録しております。
暴露話が炸裂!中学受験の話で盛り上がる、小4女子たち。
受験する子の親は知らないと思うんだけど。
子供達の会話って、めっちゃ恥ずかしい事言われてるのね。
nana:「〇〇ちゃんは、中学受験しないって言ってたよ。」
ママ子:「ほんとにー?塾にも行ってるのに?。」
nana:「うん、頭も良いし、受験したら絶対合格するとおもうんだけどねえ。中学受験は嫌なんだって。〇〇ちゃんのお母さんは受験してほしいみたいなんだけどね。すごくプッシュされるんだって。」
ママ子:「あらま、そうなの?」
この間お話した時は、
〇〇ちゃんのママさん:「うちの子は受験なんて、ぜーんぜん!」
と、仰っていたような・・・ああ・・・なんか色々お子さんに暴露されて気の毒。
nana:「うん、、受験させようと必死みたいで、色々話してくるらしいよ。すごく嫌だって、〇〇ちゃんが言ってた。」
ガーン、そこまで言われてるだなんて、本当に子供達の会話って怖い・・・
ママ子:「も、もう、いいよ。言わないであげて。それ以上言わないであげて・・・」
その〇〇ちゃんのママさんの気持ちもわかるし、なんつーか、これ以上聞いたら申し訳なくて心が痛い。こんな暴露話が、学校でされているだなんて、親の方も気を付けなきゃならないね!
以前も書いたが、nanaの所属するグループの女の子たちは、優等生の子ばかり。
絵に描いたような「良い子」たちの集まりである。
五人グループの中で、四人は塾に通っている。
すなわち、nana以外の子が、全員通塾組である。
長女hanaの時もそうだったが、何故にそこまで
「塾に行かせない」
で通そうとするのか、自分でもくじけそうになるほど、通塾する子が多い。
そして、6年の夏を過ぎると、偏差値70だの志望校が渋渋だの、特待生だのって、雲の上の話を平気でするほどになり、予定通りに合格して羽ばたいていくんだ。
知ってる。ママ子は塾のスゴさを知っている。
だけど、hanaの塾代で我が家はぶっ潰れそうなため、次女nanaまで通塾なんて、本当に一家離散するんでないかってぐらい無理なんだ。
塾に行って、裕福で優秀で。そういう育ちの良い子たちと同じグループで、nanaは、日々どんな思いで彼女たちとつきあっているのか。
nana:「やっぱり塾に行くのは無理だよね」
一度だけ口にして、それ以降口にしなくなった言葉。nanaも、我が家の家計は嫌というほど知っている。
志望校をお気軽に暴露。
受験組は、今のところnanaのグループ5名中3名(nanaと、サピっ子二名)だが、明らかに残りの二名も、親御さんは中学受験をさせたがっているようである。
志望校の話もポンポン出て来るんだそうだ。
nana:「Ⅿちゃんは、T中学(御三家)でしょ、Sちゃんは、都立中らしいけど、私立も何個か受けるって。(H中学とか色々)」
ママ子:「あ、アンタまさか、志望校言って無いよね・・・?言った??」
nana:「あ、うん。フツーに言っちゃった(てへぺろ)」
マジかよ!!!
ママ子:「「アンタ!!!すっごいねえ、そんな、そんな、言っちゃって大丈夫なの?」
nana:「うーん、だって。私だけ言わないのも悪いし・・・」
そ、そりゃ、そうだ。
好きな男子言うよりも、志望校暴露の方がハードルが低いのか、小学生女子は・・・
好きな男子を絶対に言わないnanaだが(好きな子がいるのかどうかもわからないけれど)、志望校は、ペロっと言っちゃうんだよな。この子は。
何故か、優等生で通ってるnana。実力は、ママ子から見ても「そうでもない」んだが、姉御肌だからか、見栄張ってるんだか良くわからないけれど、優等生グループの中でも「しっかり者」と言われているらしい。教頭先生に名前を覚えられている。長女hanaが優秀な生徒だったから、という七光り効果もあるのかもしれない。
やる気だけ見せる次女には、警戒してしまう。
本だけ買って、放置とか。
やる気だけ見せて、疲れて何もやらないとか。
ビッグマウスでいつまで経っても何もやらないとか。
勉強しようとノート開いて、数文字書いただけで終了とか。
nanaを見ていると、
「やる気はある。やろうとしているんだけど、勉強やりたくない」
という事なんじゃないかと。
口だけ「受検する」と言っていて、本当は周囲のお友達に流されているだけなのじゃないかと。
そんな気がした。
ママ子は何度もnanaに確認をした。
「受検したくないならしなくていいんだよ」
「本当に受検したいの?ママが喜ぶからって理由で受検しないでね。」
プライドが邪魔するんだろうか。
nana:「地元中には絶対に行きたくない」
と、nanaは言っていた。ちょっと怒った顔で、そう言っていた。
なんでだろうな。良い中学校だと思うんだけど。
そりゃあ、この間、志望校の都立中の学園祭に行ったら、地元中との違いに二度目の衝撃を受けたけれど。
思ってるだけじゃ、中学受検なんて合格できないぞ。
そんな焦りも出てきたりして。
気持ちを固める事と、受験勉強を進めて基礎固めをする事と。同時進行。
四年生の二学期、こんなんで大丈夫か?って、不安にになる。
親には、何ができるだろうか。
受検勉強を、自分でやろうって思ってくれるように仕向けるのは、本当に難しい。
そして、やる気でもやらなくちゃならない、って思ってても「できない」って気持ちも、わからなくはない所が、辛いところだ。
子供のやる気を引き出すって難しい。早稲アカの講師の先生の研修とか、受けてみたいよ・・・トホホ。
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