日能研への憧れを先日お話したんですが、今日は続編。
→ 日能研リュック。
いつも以上にくだらない話なんで、お時間の無い方は、決して読んではいけませんからね。
バカがうつります。
アハ、自分で言っちゃった!
拝啓、日能研さま
うちの界隈はなんなんだ?
先日、次女のnanaとお買い物していると、
ママ子の目に、まぶしい「N」の蛍光が目に飛び込んできた。
「N」だぜ・・・日能研・・
くっそー!!忘れた頃に出てくるなあ。
日能研リュックめ。
せっかく諦めていたところにまた、
可愛い女子二人が、日能研リュックを背負って信号待ちしている。
今日はダブルかよ。
日能研リュックをダブルで。目の保養と焦燥感の助長。
楽しそう・・・suicaか・・・電車に乗って行くんだね?
日能研に。
今から勉強するんだろ?
授業は楽しいか?
クラス分けとかストレス抱えてるのにその笑顔か?
頭いいんだろうなああ。
どんな授業するんだろうなあ。
もやもやもや・・・未知の世界を妄想して、もあもあもあ・・・
当時1年生の次女nanaも、日能研に反応!!
日能研への憧れ。
いいの、わかってる。
ママ子には手の届かない世界。
遠くから眺めているだけで、ママ子、いいのよ・・・
日能研への勝手な妄想をあれこれ繰り広げるママ子・・・
ハッと我に返ると、となりでnanaがじぃーーーーーーーーーーーーっと・・・
見てる。
すんげー見てる。
日能研リュックを!!
nana、まさか、日能研のリュック、知ってるのかな・・・
ママ子だけの心の中の事だと思っていたが、
まさかnanaまでも、
この日能研のリュックのカッコよさに気が付いたのかな・・・
あえてママ子からは何も言うまい。
何も言うまい。
買い物をひととおり終わらせた後の帰り道、nanaが一言。
nana:「今日、英語の青いバック背負ってた子がいたね。えむ?」
ママ子:(かぶせ気味に)「Nだよっ!エーヌ!!」
nana:「あのリュック、なんだろう。。」
nana・・・アンタ、ママ子に言わせるんだね、この言葉を・・・
ママ子には、声に出すのも烏滸がましい、この塾の名を・・・
ママ子:「に・・・日能研だよ・・・」
厳かな顔で言うママ子に・・・nanaも・・・
nana:「えっ!!!!ニチノウケン!!!!!」
すんごいリアクション。
小学校一年生が日能研に対して、ママ子と同じ、印籠を出された顔になってる!!
ママ子:「そうだね・・・nana・・・アンタ見たね・・・日能研のリュックを・・・」
nana:「・・・ゴクッ・・・・」
日能研に過激な反応をする貧乏親子。
「行きたい あのリュック欲しい 」
などと、口が裂けても言えないといった表情の娘に、
またしても申し訳ない気持ちでいっぱいになる・・・
日能研さま・・・・陰ながら憧れています。
ママ子には決して手の届かないエリートな塾に・・・
いいんです、
ママ子達なんて、
足元に及ばないで、
血の滲む思いで、ノン塾で勉強しようと思っていますが、
やっぱり全然太刀打ちできません。
完全に敗北ですが、それでも諦めず
お天道様の当たらない場所で、頑張っています・・・
貧困の連鎖を断ち切るんだ!
ハッキリ言って、我が子が「中学受験をしたい」と言うまでは、、、
この世に「格差社会」って言葉が存在することすら、知らなかった。
そんなママ子であった。
子どもを産んで、初めてその恐ろしさに、貧困の連鎖があるという事に愕然としたのだ。
貧乏から脱出するには、勉強するしかない。
色々な事を知る事、広い社会を見る事。出会って欲しい。未知の世界に。
お金稼ぐのって大変だなあ・・・
お金持ちって、すげえなあ・・・
いつもそう思っている。
若かりし頃、
ママ子の親がガンガン稼いでいた事を、
能天気に当たり前の事だと思っていた自分を恥じるとともに、
知らなかった事を、親に、申し訳ないと感じる。
もっと勉強しなくてはならない。
子どもと一緒に、ママ子もね。
子どもに教える。
失敗しても、貧乏でも、絶対に人生を諦めない事を。
努力は、決して自分を裏切らないという事を。
引き続き貧乏受験ブログのまとめ記事はこちら
→ 貧乏と受験
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