ねえ、暑い。
すんごく暑い。脇汗のみならず、パイプ椅子を尻汗でベトベトにする迷惑なオバサンの名は・・・。
んもー!ママ子の尻のライン浮き彫りにさせて。もうやめて。版画かよ。どんな辱めだよ。
もうさ、夏とかさ。今からこんなに暑かったら、ママ子の夏どうなるんだよ。デロデロのドロドロだろ。
真夏の料理中使いたくないスパイスがクミン。蒸し暑い時のクミンの香りとか、マジでアレだよな。人混みの中で、どこからともなく香って来る夏の日のアレだよな。
あーもう、暑いとイライラするよねっ!!ドラえもん、どうにかしてっ!
「暑いだけじゃなくて、腹減った時もイライラしてるだろ」
「清潔感ゼロの方とはお近づきになりたくありません」
「ここまで下品なオバサンの前にはドラえもんも現れたくないよな」
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お友達トラブルのその後
先日、非常に悩みに悩んだ小6@絶賛中学受験生hana。
家族総出で相談に乗り、本気でアドバイスをして、その日の夜はもう、夜中何度も起きて心配し、hanaの寝顔を見て切ない気持ちになったりして・・・
ほんっと気をもんだの。
その次の日下校してきたhanaは、
けっこうスッキリした顔で
hana:「Ⅿちゃんとは、別のグループになったよ。私は、Bちゃん達のグループになった。」
と、サラっと答えた。
ママ子:「おお!そうなんだ!んで?んで?大丈夫だったの?先生は?Ⅿちゃん、泣いてなかった?」
一日アンタ、この事で頭がいっぱいだったママ子。思春期が大嫌いな「親の質問攻め」をオーソドックスに実行。
hana:「ああ、Ⅿちゃん泣いてないよ。自分からそっちのグループに行くって言った。」
ママ子:「んで?んで?あんたは?アンタそっちに行かなくて大丈夫だったの?え?先生にちゃんと自分の気持ち、話できたの?ねえ!」
hana;「ママ・・・疲れた・・・先生と話したよ。・・・でも、秘密。」
ママ子:「あっ・・・・アンタ・・・・」
絶句である。とりあえずおやつを用意するため、台所に引っ込む。
怒りと悔しさと、なんだか拍子抜けと、色んな感情が沸き上がって来た。
くっそー!あんなに昨日の夜、親身になって相談したのに、その答えがそれかよっ!!!あたしたち、なんだったのよ!
その後の話無しかよーーー!!!
深呼吸だ、深呼吸。
詮索しない、という、苦行。
ギャグ漫画を途中で取り上げられる。
恋愛ドラマのラブシーンの途中で停電。
もう、続きが気になって気になって仕方なかったのに、この仕打ち。
わかってるよ、親なんてそんなもん。死ぬほど子供の事考えて心配して心配して、これでもかってぐらい誠心誠意子育てしたって、結局邪魔な存在になっていくんだよ。子供の心の比重は、どんどん世の中の大海原に旅立って行くんだよ。
詮索しちゃだめだって思った。
「来るときが来てるんだ。少しずつ船出しようと頑張っている時期なんだ」
ママ子、もう一度深呼吸。
もう、聞かない。詮索しない。
hanaの笑顔が戻ったんだ。それでいいじゃないか。もしかしたら、親にバレたら都合の悪い事でもあったのかもしれない。
でも、hanaの事だもの。自分で解決するし、たぶん、自分の胸に抱え込んでおきたい事なんだろう。
すんげー知りたいこの欲望を、我慢する。まさに苦行。ママ子、苦行の時である。
信じて見守るのが、親だよな。
なんかあったら、またいつでもママ子の胸を貸すよ。眠れなくなったら、話に付き合うよ。
もう、投げっぱなしでもかまわないんだ。話してくれるうちは、ママ子、「お母さん」として、少しは必要としてもらっている時期なんだから。
結果を教えてくれなくても。その後のhanaが、どんな風に思っているのかわからなくても、それでも、良いんだよな。
ママ子、知る必要がないんだよな。「お呼びでない」んだよな。
切ないよなあ。親って。そんでも、小さい頃のあの笑顔を思い出せばさ、、一生分の親孝行してもらってんだ。
なんかそう思った。
苦行だけど。
ママ子みたいに、野次馬の塊みたいなオバサンにとっては、非常につらいけれども、親としての役割をもう一度考えてみたんだ。
日々成長する娘たちのために。
ママ子もそうやって、「お母さん」として学んでいきたい。
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