2018年中学受検終了組の、我が家の長女の記録。
2017年、新小6hana、3月の模試の結果です。
先日受けた2つの模試のうちの1つの結果が返却され・・・
二つの模試を同時期に受けたいというhana。
十分にやる気満々。
⇒ 塾をハシゴ!模擬試験2連発~模試の前にやるべき事って何だ?~
今回、そのうちの1つが返却された。
爆弾だ。
吹っ飛ばされた。すごい破壊力で。積み重ねて来たものが。「こっぱみじん」
hanaが、ママ子が・・・ぺしゃんこになった。
模試の結果、第一弾。enaの適性検査テストの結果
先日の二連続模試の第一弾目が返却された。
適性検査1の偏差値:46.8
適性検査2の偏差値:55.7
総合:51.2
合格可能性:20%
に!!!20%だ?!
ってことは、不合格可能性80%だよな???
「今おまえ、80%、落ちるぞ」って事だよね。
全然勉強しないで行ったわけじゃない。
一応、勉強してたんだよな?頑張って積み重ねて来た結果が
「おい、落ちんぞ」なんだよな。
何しに行ったんだっけ?あ、あれ?テストってなぁに?
ここはどこ?ママ子はだぁれ?
もちろん、解き直しした時点で、ズタボロ加減は覚悟していた。
知っている。身の程知らずの事だってのは、知っていたはず。
でも、改めて認識させられると、
これほどまでに可能性の無いものにチャレンジしなくてはならないのか、と。
こんな「負け試合」みたいなの、やっていい事なんだろうかと。
地頭とかね、全然良くないわけだから、そもそも適性しないんだぞ、と。
もっと自分達にふさわしい場所ってモンがあるんじゃないかと。身分相応でいいじゃないかと。
わが子の生きる場所はそこじゃなかったんだと。
もっと普通に楽しく元気に外で遊んで笑って、好きなテレビ見て家族でゲラゲラ笑った方が幸せなんじゃないかと。
いつも思っていた。
ママ子が小さい頃、死ぬほど嫌だった親の圧力。勉強への圧力。
⇒ 父親の存在。
そんなもの、わが子には味合わせたくないって思っていた。
だから、好きに生きて欲しいって思っているんだ。
中学受験から逃げたい。
ママ子、逃げたいよ。嫌だよ。
hana、山に行こうよ、海に行こうよ、アスレチックしに行こうよ。
こんなのもう、ママ、辛すぎるよ。。
涙が出る。
勉強なんか、しなくったっていいじゃないか。
もう、いいよ。ねえ、もうやめようよ。
やってもできない事、あるじゃない。
やめよ、ね。私たちには似合わないよ、こんなこと。
ママとお菓子作ろうよ。ピアノも教えてあげるから。
ね、もう、受検なんてしなくていいってば。
次々と飛び出してくる言葉を飲み込むのに必死だ。
普段ウザいくらいに四六時中しゃべっているママ子の口から・・・
言葉が出てこない。
hanaの表情も放心。模試の判定の悪さに絶句だったが…
封筒を開けるのが怖かったhana。
もちろん、テストの結果が悪いのは自覚していたはずだ。
hana:「ママ~、怖いよ。開けるのやだ」
ママ子:「ほら、ハサミ。hanaが開けて先に見るんだよ。しっかり見るの。」
そうやってhanaが見た成績表。
その次に、ママ子が成績表を見て、上記のように葛藤している間、
hanaも放心していた。
顔から表情が消えていた。
目が少し赤くなってきた。
泣きたい気持ちを抑えているのだろうか。
ママ子が苦し紛れに
ママ子:「わ・・・わかってたもんね。だからこの間国語キャンペーンやったんだもんね。大丈夫だよ。もうさ、いっそのこと、・・・」(「受検やめてもいいよ」って言葉が、口から飛び出しそうになる)
hana:「国語と作文・・・もっとやらなくちゃ」
・・・ん?え? まだ、受検諦めてないの???
ママ子:「hana,大丈夫?できるの??いいの??」
この先、勉強したって、絶望しかないかもしれないのに、まだあきらめないの?
hana:「うん、もっと、頑張る。ママ、プリントコピーしてくれる?」
ママ子:「う、、うん、はい。後でやっておくからね。そしたら、それまでそろばんやっててくれる??」
そろばんの試験も近いので、hanaは、受検の勉強とそろばんの試験準備と両方やらなくてはならないのだ。
参考: 受験の弊害?そろばんのメリット・デメリット【追記あり】
どうしよう、まだ受験勉強続ける気だ・・・
中学受験を諦めようなんて、言えない。
ママ子は、逃げたいって思ったけど、hanaは、違う。
1パーセントでも可能性があるのなら、最後まで頑張ろうとしている。
言ってはいけない。
「諦めよう」「もう、やらなくていいよ」なんて、
言ってはいけないんだ。
すごすごと、国語のプリントをコピーしに行くママ子。
きっと、この国語の問題もズタボロだ。
何度も、ズタボロを繰り返したら、良い点数取れるようになるのだろうか。
いや、アドバイスをしながらではないと、無理だよな。ママ子がアドバイスを考えなくてはならない。良い導き方なんて、わからないけれど。やるしかない。
合格可能性20%…でも、志望校を諦めておりません。
今度は、「物語文」のポイントをつかめるようになろう。
心情の描写の抜き書きや、説明がわからないhana。
着目点がズレてしまうのだ。
そこじゃない、って所を書きぬいてしまう。
ドンピシャで書き抜きもできないし、心情を拾い、説明する事ができない。
負け試合に臨むのも、hanaと一緒なら、最後まで頑張れる。
いや、違う。hanaが頑張れるように、支え続けるんだ。ママ子が。
hanaのやる気に引っ張られながらでしか、動けない自分が、本当に悔しい。
コメント
こんにちは。
模試!!!!!
チビが都立中を受けることになるまで、中学受検の模試の偏差値なんて見たことがなかったので、実際にあの数字を見てクラクラしました。
ただ、チビは最初の模試がひど過ぎて(その後しつこくしつこくいつまでも、お互いがネタにできるくらいのひどさです)
「これ、今から上がるしかないっていう、すっごい成績だよね~~~」と盛り上がりました。
合格率80%ばかりの子が不合格でもおかしくないのが都立受検です。
反対に、一度も80%なんてもらったことないけど合格しちゃったよ!の子だっているじゃないですか!
模試の判定なんて、都立中に関してはそんなに信用しなくていい気がします。
大事なのは「○○を強化しよう!」「○○を克服しておこう!」の方だと思います。
応援しています!
・チビの母さま
ありがとうございます~(ToT)
何度も模試で撃沈して、慣れているはずなのに、実際にあの合不合の数値を目の当たりにすると狼狽しますね…
でも、そうですよね、現在の結果を卑下するんじゃなくて、どうにか克服しなくてはならないですよね。
都立受検、確かに、あの倍率で突破できるのは一握りですものね。
気を取り直して、頑張ります~!!
先日 コメントしたyocchiです。
2人の子供の中学受験に際し N研から言われたことは
「小6の9月より前の模試の偏差値は気にしなくていいです。」ということです。
国語ですが 大和出版 ふくしま式「本当の国語力が驚くほど伸びる本」をご存知でしょうか?
このシリーズで200字メソッド「書く力が身につく問題集」などもあります。
実は 今年度初めて 小6の生徒に 「公立中高一貫校」受検の作文指導をしたのですが、
生徒は1次試験で落ちてしまい(小6の9月から受験勉強始めた 遅すぎる~。」作文まで進めませんでした。
公立中高一貫用 作文のテキストはよくできていますね。
山崎直子さん(宇宙飛行士)や澤穂希さん(女子サッカー)の自伝の一部があって、その後
「あなたの夢と その夢を持ったきっかけを書きなさい。」などの問題がありました。
テキストの最初の方は 「くやしい」という言葉を使わずに 学校生活の中でくやしかったことを書きなさい。「うれしい」という・・・以下同文。などの問題がありました。
こちらは千葉で 都立の受験には疎いのですが、
国語と算数を苦手な分野がないようしっかり学習
理科 社会は小6の夏以降に 日能研のメモリーチェックで総復習なさるといいと思いますが。
この春休みは 重松清の 短編集 「小学5年生」を読んでもらえたらうれしいです。
・yocchさま
なんと!!!具体的なアドバイス、本当にありがとうございます~!
早速「ふくしま式」を検索してみました。
そして・・・すぐに欲しくなりました。
そうなんですよ、まさに、わが子は「言い換え」が不得手みたいで・・・
どうやって克服しようか悩んでいたところです。本屋さんに行って改めて読んでみたいと思います。
作文の問題集は、早稲田進学会のものを使おうとしているのですが(←まだ数題しかこなしてませんが(;^_^A)、200字メソッドも魅力的ですね。
やっぱり・・・理社はもう少し後でもなんとかなるんですね。
春休み、国語と算数に力を入れて頑張ろうと思います!
課題図書まで・・・有難いです!図書館で探してみます!!
yocch様のアドバイスで、落ち込んでいた私もやる気でてきました。ありがとうございます!!