今のママ子を作った、原点。源泉。
父親の存在は、すごく大きかった。
昔はすごーく怖くて、悲しい思い出ばかり、思い出すんだけど、
ママ子が親になった今、父親の思いがよーくわかるし、
感謝してるし、やっぱり父親のこと、大好きだった。複雑だよ。
「昭和の父」のハードなやつ。
うちの父は、
今でこそ年を取ってダダっ子みたくなっていますが、
(未だ迫力ある怒り方するときあるけど)、
一言で言うと「こわい」。
バイオレンスありありの。
もちろん、ママ子達がケンカしたり、
ちょっとだけ悪い事したときに殴られる事の方が多かったけど、
父親の機嫌が悪い時は、
質問しただけでズタボコにされた事もあった。
一度や二度の話じゃない。
前のブログで、父母との関係は少し話しているんだけどね。
怖かった父。だけど、たぶん、愛されて育った。
うちの父親がほんっとにキャラ立ちしてるっつーか、
マジで怖かったんだよ。
厄介なのは、「子供に対して愛情があったっぽい」ところがまた、
憎めないっていうかね。
田舎で少しだけ金持ちだった我が家。
塾に勝手に入塾させられ、
習い事は一週間びっちりだったし。問答無用で通わされた。
父と母の共通点としては、「見栄っぱり」なところだろうか。
親のメンツの為に、塾や習い事に通う
〇〇家として、お家を大事にし、その家に生まれて来たからには、
勉強も運動も何でもできる子として育てたかったんだろうな。
自慢したかったんだろうな。
もちろん、大人になってから役に立つから、
教養を身に着けさせてあげたい、って
親心は確実にあったんだろうけど、
無理やり習い事や塾に行かされ、
ちょっと失敗したり成績下がると、すんげー怒られるんで、
「塾とか習い事、いきたくないな」
ってずっと思ってた。わかんないんだもん。
娘を「頭が良い」と思いたかった親
あのね、うちの親、
ママ子が「頭がいい」って勘違いしてたんだよ。たぶん。
いや、あのね、「頭が良い子」だと思いたかったんだよな。きっとな。
ママ子は長女なの。
キョウダイ、みんな同じ習い事や塾に行かされたが、
下の子達はいつの間にか脱落していた。
頭の良い子を演じるバカなママ子
そんで、
「頭良い風なのって、あたししかいないじゃん?!」
みたいに、勝手に自分が頭良い風を演じちゃってたの。
テストの点数も嘘ついたり、良い点数の時しか見せなかったりしながら。
親は、勉強を教えてくれなかった。
いや、父親に「教えるぞ」とか言われても、バカばれても困るし、
すぐ機嫌が悪くなって怒り出すし、
怖いから絶対にイヤだったけどさ。
疲れるけど、
喜ぶ父親の顔を見ると、やっぱりこのまま演じ続けなきゃならないって思ったし、
「頭が良い子」だと思われるのって、気分いいんだよな。
「頭良いからいいよねー!」とかさ、
「学級委員偉いよねー!」とかさ。
優等生だと思われるって、気分がいいから、
自分でも本当に自分が「頭が良い子」だと勘違いしちゃったりしてね。
どうしよう。虚構の自分から、本当の自分が遠ざかっていく
田舎だから、
地元の中学に進んで、
ママ子が初めて受験を経験したのは高校受験であった。
成績?上のほうっちゃあ、上のほうだけど、そこまで上じゃないよ。
普通よりもちょっと良いぐらいのレベル。
虚構の優等生。成績・学年順位。
なのに、周囲から「優等生」だと思われているので、
学年ではテストの成績順位が一桁台だと思われている状況を作って来たママ子。
現実は、最初のほうなんて、60番くらいじゃなかったっけなあ???
今思うと、嘘の塗り替えをこんだけやってて、大変だったなぁ。。
って思うわけ。
嘘つくのって、疲れるんだぜ?
嘘はどんどん膨れ上がってく。
つじつま合わせに頭はフル回転。
そっちの才能の方がありそうだな。
「嘘つきの才能」な。
前にも書いてるけどさ。
本当にママ子、めんどくさい人生歩んできたな。
結局高校受験は、滑り止めの滑り止めでぎりぎり進学できた。
親が見栄張って、その土地で一番頭良い高校とか受けさせようとするんだもん。
もちろん、父親が
「うちの子は〇〇高校受けることになったんだ」を言いたいだけがために・・・
「お前ならできる」
とかさあ、言わないでよね、何も知らないくせにさあ。
偏差値なんて見た事も無いくせにさあ。
ママ子の嘘でがんじがらめにした、
うわべだけの言葉ばっか鵜呑みにしてさあ。
子供は平気で親に嘘をつける
これって、マイナスの意味じゃない事もあると思うの。
嘘ついても、
親は自分の事見捨てないってわかってるから嘘つくんだと思うんだ。
逆に、親を喜ばせるための、大量の嘘もつくの。
ママ子みたいに。
そして、疲れ果ててどん底に落ちちゃう人もいるんだけどね。
ママ子みたいに
確かに、父親は、怖かった。今も怖い。
だけど、確実に、ママ子のこと、愛してたんだよ。
私たち兄弟の事、愛してたの。でも、不器用だったんだよね。きっと。
ただ、あんなに暴力ふるったり怒鳴ったりしなかったら、
もっとママ子は父親と理解しあえる関係というか、
もっと父親の事好きになれたのになあ。
いや、違う。褒められるとすごく嬉しい。
本当は、大好きだったのかもしれない、って大人になってから、思う。
昔から、父親のこと、嫌いじゃなかった
嫌いじゃない。
むしろ、大好きだった。
だけど、父親に怒られて、
暴力ふるわれて、そうすると、すごく悲しかったんだ。
今も、「見栄」だとか「名声」が大好きな昭和のおじさんだなあ。。。って思うの。
少し悲しくなるけどさ、
ママ子も、今、自分の子供に良い大学に入って幸せになって欲しいって思う。安定した生活を送って欲しいって思っている。
自分も「父親と同じじゃないか?」
だよね・・・
ママ子は自分のメンツのために、hanaを「mezaseto-daiドットコム」にしたいわけじゃないんだ。
ママ子は、今、貧乏を知って、貧乏からは抜け出せない事も知った。
だからこそ、こっち側へ来てはだめだと思う。
ママ子は「受験したい」だなんて言う子じゃなかったけれど、
hanaの子がもし、「受験したい」って言い出したら、どうする?
塾に行かせてあげられない、
行きたい学校に行かせられない財力だったら、
こんなに悔しい気持ちになるんだよ?
ピアノとか、水泳だとか、習わせてあげたいと思ったら、どうするの?
って思ったら、やっぱり、きちんと教養つけて大人にならせてあげたい親心。親の気持ちが今になってわかる。痛いほど。
ママ子の二の舞になって欲しくない。愛する我が子へ。
ママ子の話をちゃんと聞いてくれるのって、今のうちだよね。
思春期全盛期になってからじゃあ、きっと反抗期乗り越えるまでは、
聞いてもらえないと思う。
だから、今。まさに。
ママ子のジュニア版を作らないように、努力したいと思っている。結局ママ子みたいな大人にならなきゃいい。
反面教師として生きてくしかない。
だからこそ、今、寄り添ってあげたいし、
hanaとnanaに愛情いっぱい伝えていかなくちゃって思うなあ。
反抗期終わって、成人式過ぎたら、
一緒にお酒飲めるようになるかしら。
ママ子と一緒に、お酒飲んでくれるかなあ。
「泥酔して暴れるから断られるぞ」
「お酒は適量守ってくださいね。嫌われますよ」
「大声で騒いで通報されるんだろ」
だ・・・だよな。
コメント
こんにちは!
突然のブログ移転ビックリしました。そして新しくなって毎日更新されてるのですね~エライ‼
厳しいお父さまだったのですね。良家の責任みたいなものも背負ってらっしゃったのでしょうか…
うちは子供のことノータッチ、ほとんど家にいない、つねに女遊びしてるような破天荒オヤジでした。が、ママ子さん同様、父のことがなぜか嫌いになれないんですよね~底にある人間くささとか、いざという時の頼りがいとか尊敬するところもあって。今思うと昭和の親父は一癖ありましたね(笑)
私も田舎育ちで、へたに優等生でした(笑)塾もないし、親も進路とか職業とか一緒に考えてくれることはなかったので、その後伸びることもなく…
hanaちゃん、nanaちゃん、うちの子たちは、親に真剣に将来を考えてもらってる、私たちは自分の親を反面教師に、子供の心に寄り添える親になろうとしている…
もうそれだけですごくないですか!?なんか悩んでばかりだけど、ママ子さんもきっと私も、頑張ってるなぁって自信持っていいような気がしました!結果として、子供にもいつか幸せだなって思ってくれたら、ついでに合格もくっついてきたらいいですね♪
私も子供との晩酌楽しみです(^.^)
・エリさま
突然のブログ移転にもかかわらず、またこうやって遊びに来て頂いて、嬉しいです!ありがとうございます。
エリさまのお父様も、、エリ様も、色々と思い悩んだりしながらここまで生きてこられたのですね。色々な人生。人それぞれですね。
ほーんと、昭和のオヤジは一癖ありますね(笑)
なんだかんだ言っても、懸命に私たちのために生きて来たのかな、とか、愛してくれてたのかな、って。衝撃的なエピソードとともに思い出しちゃうんですよね。ちょっと苦笑いしながらね。
私たちの子供達・・・エリ様が言うように、少しでも「幸せだな」って思ってくれたら、すごく嬉しいですよね。
きっと、私たち、けっこう頑張ってますよね!!
エリ様のコメントを見て、少しそう思えるようになりました。
更新は、今は引っ越したばかりで必死ですが、すでにネタ切れで(;’∀’)
くだらない内容ばかりで申し訳ないんですが、また是非遊びに来てくださいね。