2021年春、新高校1年生になる、長女hana。見事に、高校の一般入試は全勝。第一志望のエリート校に進学することとなった。中学3年間ガッツリと通塾生活をしてきたが、経済的な理由で、大学受験勉強は塾無しでスタートすることとなる。
「塾」信仰者が、だよ?
塾の言うことさえ聞いていれば勝利に導いてもらえると信じていたhanaがだよ?
その最強のツールを無くしてしまった。
hanaの不安でいっぱいの状況を脱すべく、
新高校1年生として、やるべきことをリストアップしてみました。
※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。
序:一般入試の高校受験は、親にとって拷問ですた
正直言って、拷問だった、2021年のダブル受験。
特に、高校受験は推薦入試から2か月。
すっげー長かった。
こんなのが3年後、もう一回あるだなんて、命がいくつあっても足りないよ!!
子どもの泣く顔も見たくないし、不安で不安で怯える姿も見たくない。
何より、ママ子のメンタルのヘルスのメルトダウンにより、
我が家の平和がことごとく崩壊しますから。あーあ、つかれた。
・・・
「お前マジで、何もしないで娘にストレスばっか与えてたよな?」
「難関私立の中高一貫に進学したので、高校受験の事はわかりかねます。」
「一番地獄だったのは、ママ子の八つ当たりと塾代支払わされたパパ男だろ。」
ギャーん、そうだよねぇ・・・
もう、パパ男には本当に苦労かけたよ…
高校受験と大学受験になったら、本当に我が家のボン&ビーが、太刀打ちできないよねえ・・・
そんなわけで、新中学1年生@次女nanaが通塾し、新高校1年生@長女hanaは、塾無しでのスタートとなります。
大学受験を見据えて、新高校1年生の春に「やることリスト」を作成したので、記録しました。
その1:受験の休息と、春休みの課題
まずは、「高校受験、ホントにお疲れ様!」というのが、親としての気持ちであった。
だから、親としては、しっかり休んで、エネルギーチャージしてもらい、
高校から出ている春休みの課題をやっておけば、とりあえずオッケー!だと思っているんだよね。
心の休息として、今まで思春期のね、ティーンのウェイウェイした浮世から遠のいて生活していたので、お友達と思いっきり遊んで欲しいって思ってる。
そして、hanaの進学する高校からの課題ができれば、もう、とりあえず良いんじゃないかって思ったんだよね。
合格後の精神状態3ステップ
なんか、ブログの更新もできなくなっちゃって。
姉妹の入学手続きやら、
いつもの突発的な問題発生(受験の不合格から50日経過⇒近況といじめ対策の一例)により、
色々忙しかったのもあるんだけど。
<燃え尽き症候群の記事はこちら>
今日までのママ子とhanaの精神状態の経緯を綴っておくと
1.抜け殻期(約7日~)
2.不安期 (約10日~)
3.立ち直り期(←これが今日のテーマ)
というステップを踏んでおります。
死ぬほど勉強して、完全燃焼したhanaと、ダブル受験の壮絶で長期的なストレスと戦って来たママ子は、もう、抜け殻になっちゃって。気が抜けちゃって。
んで、3月後半からようやく立ち直って、現在に至る。
春休みの課題と、入学後のテスト勉強
現在、「立ち直り期」のhanaは、春休みの課題も終わり、結構元気だ。
ウワサでは、膨大な量の課題だと聞いていたが、hanaは数日で終えて、入学後のテストの勉強も、なんとなーく終えたと話している。
受験期ほどの5分の1、いや、もっと少ない勉強量なので、親としては、見ていて少し心配だけれども、今は休息の時だと思い、
ママ子:「入学後に困らないようにしときなよ~」
という一言に、ママ子の思いを全部込めちゃう感じにしている。
「アンタ、エリート校で深海魚だとますますツライからね!!」
「周りが全員優等生なんだから、遺伝子に恵まれない、地頭が悪い子は苦労するよ!!」
「頼むから、最初のテストで躓かないでよ~!!通塾させてあげられないんだからさぁ~…」
いっていう心の声。
「王様の耳はロバの耳」のように、この場で吐き出してすんません。
その2:文系?理系?学部のリサーチと文理選択の準備
とにかく、高校1年生のうちは、たぶん通塾しない長女hanaである。
そうなると、大学受験までの3年間をどう過ごすか、自分の未来の方向性を少しでも把握して、安心したい部分もあるみたいだ。
情報収集として、我が家では
・本(情報誌・河合塾に資料請求してゲットした大学情報誌)を読む
・イベント参加(インターネットで検索して参加)
という2点を重点的に行う事にした。
学部選びや、共通テストを理解しよう!
我が家では、まず、本屋さんで学部選びの本を購入した。
もちろん、hanaが、それを望んだからである。
螢雪時代4月臨時増刊 全国大学 学部 学科案内号(2021年入試対策用)
文系か?理系か?
すぐ決まる人は、圧倒的な得意科目や不得意科目がある人。
でもさ・・・将来の事を考えると
「今の時代、、プログラミングやエンジニアが重宝されてる・・・そうすると理系だよな、うちの子、リケジョにしといた方が良いかな・・・」
などと、漠然としたイメージをめぐらせちゃう親心。
将来の進路は、もう親が口を出せる事じゃないけど、ね。
情報収集のお手伝いに役に立てればと、ママ子も、勝手にリサーチしてみたよ。
塾の公開模試や、講習の無料イベントの資料請求をバンバンやりました。
塾無しは、自分のポジションの把握が難しいので、常に模試で立ち位置を確認したい。
イベントに参加して、先輩達の話をどんどん聞こう!
先日、とあるシンポジウムを拝聴。
そこでは国立大学院を卒業し、働いている若者の話を聞く事ができた。
「理系を選択することは、選択肢が広がる」
「理系は、将来的に文系就職でも強みになる!」というお話も伺った。
上記の理由は、営業職ひとつ取っても、理系で学んだデータ分析や論理的思考が、取引先に提示する資料として役に立ち、お互いにwin-winの関係で助け合っていくための戦略となるんだそうだ。
今回は、「理系推し」のお話だったが、実際に学んでいる先輩達の話を聞いて、自分で質問してみたりすることは、将来を考えるうえで、ダイレクトに自分の中に入って来る。
親があーだこーだと、うるさく言うよりも、素敵な先輩達の話を聞いて、胸をときめかせたほうが良いに決まってるよね。
その3:学校を知ろう&友達を沢山つくろう!
悲願の志望校へ、進学が決まったからといって、入学する学校のことを全て知り尽くしているわけではない。
まず、やっておきたいのは、
進学する学校をよく知ることと、
友達をつくり、エリート界を知るということ。
ママ子達貧乏人とは全く別の世界のエリートと、ご学友として生きていかなければならない。
先輩やお友達から教えて頂く事も多くなるが、そこで自分がどうやったら役に立つのか、機能できるのかということも、考えるきっかけになれば良いと思う。
貧乏人がエリート校で、どうやって生きていくか。貧富の差を、何で埋めていくのか。
ママ子も今後、保護者会に出席し、エリートママさん達と関わっていかなければならないわけだから、学んでいきたいって思ってる。
まだ入学式で出会ってないのに、SNSで会話!!
そしてこの春、ママ子が驚いたのは、SNSのネットワーク。
#春から〇〇
という、ハッシュタグで検索し、同じ高校に入学する子達が、既にコミュニケーションを取っているのだ。
ギャハ―・・・最近の子達って、マジでスゴイ。本当にやる事なすこと、流れが速すぎる。入学式にはスムーズに友達をつくることができるし、多くの情報共有ができるということか。
時代に乗っかって、最前線を行くことが常に正しいとは言わないが、
塾無し&親がバカ&貧乏の我が家は、ゴーイング・マイウェイが自殺行為に当たると確信している。
だから、hanaには、お家柄も人格も素晴らしいであろうご学友と仲良くなってもらい、成功者としての生き方を垣間見て欲しい。
また、通塾組はどのような生活を送っているのか、学習の進捗度は、どのくらいの努力量で追いつくのか、という所も、知っておきたいよね。
一番こっちが教えて欲しいのは、
この家のダメなところ
この家の改善すべきところ
をリサーチして来て欲しい。
もうさ、「金が無い」って言う絶望的な部分は諦めるとしてさ、
ママ子達は、少しでもhanaが困らないように、バカな我が家の怠慢を軌道修正していこうと考えている。
大学受験を見据えたスタートを切って、楽しい高校生活を!
塾無しでスタートする高校生活。
しかも、エリート進学校。
我が家の場合、親子共々、劣等感に苛まれるのは、予想が付くんだよね。
だから、とにかくやっておきたい事を書き連ねた。そうすれば少し安心するかと思って。
でもさ、あのさ、
もう、なんだかんだ書いちゃったけど、とりあえず楽しんでくれ!!って思うわけ。
高校時代の青春は、一生モンだもの。
hanaには、苦しんだぶん、楽しくて幸せな高校生活を送って欲しい。
大学進学のことは、多くの人々の影響を受けて、沢山自分で考えて、進路を見つけて欲しい。
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