もう、波乱万丈の我が家の受験生。高校3年生の長女。辛い心のうちを、吐露してくれました。
まだまだ子供だと思っていた娘と、離れて暮らすことになるかもしれない。
子供の成長って、早いんですね…とっても。
※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。
序:2023年11月。高校・大学W受験の我が家
あらやだッ!気が付けばもう11月。
焼き芋の美味しい季節になりますた。ドスにちは。ブゥブゥのママ子です。
受験生を抱えたご家庭は、毎日ピリピリしたり、「s〇べる、〇ちる」などの禁句ワードを言わないように細心の注意を払ったりしてるんでしょうか。
我が家はもう、カオスですよ。ママ子の心は地獄絵図。
一人は、部屋に引きこもり、ゲーム&youtube三昧…たまにネッ友との通話でギャアギャア。
もう一人は、瀕死の胃痛に悩まされながら、絶望的な思いで大学受験勉強を続けている。
3年前は、二人とも無茶クソに勉強頑張っていたっけな…(遠い目)
次女にとっては、拷問だったのだろうな、って改めて後悔の念が再燃するけれども。
今となっては、次女はママ子に受験の相談もすることなく、着々と高校への準備を推し進めている。
ある意味、逞しく育ってくれているんだよね。
問題は、山積み。ママ子のお腹は、段々積み。
長女がグレるのも時間の問題だな。
親として劣悪な状況を放置しておいて良いのでしょうか…
親も親なら子も子だなw 中学受験さえしなきゃ次女もまともだったのになw
ああほんとに。後悔先に立たず。覆水盆に返らず。ママ子は一生この十字架を背負うしかないんだよね。現実から目を背けずに、ママ子、頑張っていく。何が起きても、子供達のこと、見守っていきたい。
今日は、こんな状況に耐えられなくなった長女から、衝撃の一言が飛び出た話です。
心の病気と、その家族
えーっと。
詳しくは書けないけれど、次女は今、病気療養中である。心の病と言えばそうなのだが。
勉強も中1で止まってる。あのね、都立高校のスピーキングテストとか、受けないかんね。
マジで浦島太郎状態。完全にアウトローである。「嫌われ松子の一生」という映画を思い出すほどに、人生転落するのって、あっという間だな、ってすげえ思ったここ数年。
『嫌われ松子の一生』オフィシャル・ブック
だけど、そんでも、苦しい中頑張ってるの。うちの子、頑張ってんの。彼女なりにね。
不安定な時期も、すげえあって…正直、翻弄されてしまうことも多いよ。精神疾患って、サポートする家族も、物凄く大変なんだな、ってよくわかった。ママ子、こういう世界知らなかった。マジで。
人生、何もかも勉強だって思ったわ…この年になって、マイノリティで生きていく人々の存在のことを、改めて知った。本気で、自助グループを探してるんだ。同じ苦しみを持つ人たちと繋がりたいって強く思ったりする。
もちろん、一番辛い思いをしているのは、本人、次女本人なんだから、そこは肝に銘じておかなくちゃね。共倒れにならないように。ママ子もこの数年で、だいぶ変わったんだよ。成長したの。
「きょうだい」としての苦悩
そんな精神疾患を抱える次女に、優しい理解者としてずーっと寄り添ってきたのが長女である。
本当にこの子は…
次女を散歩に連れ出したり、一緒におでかけしたり、話を聞いてあげたり…
優しい優しい「お姉ちゃん」として、サポートしてきた。
だけど、まだまだ思春期の高校生。
耐えられないことも多々あった。
家族全員が、次女に対して腫れものに触るように扱っていた。
そのうち、次女は家の中で王様状態となる。家の電気の明るさも、見るテレビも全て次女の好きなもの。次女の要望が、最優先とされた。
起伏の激しさ、暴言、八つ当たり…次女が怒りをあらわにするたびに、長女は少しずつ精神をすり減らしていった。
しょうがない。病気なのだから。しょうがない。
ママ子は、
長女に「ごめんね、〇は、病気だから、治るまでガマンしてね。本当にごめん」
そう言って、やり過ごすしかなかった。次女を叱る人は、我が家に誰もいない。
次女は、察しの良い子だから、悪い事はあまりしないけれど、精神が病んでるときは、塞ぎこんでしまうことも多かった。暴言は、長女にだけ、浴びせられる。優しいお姉ちゃん。唯一、甘えらえる存在だから…なのだろうか。一番優しくしてくれる姉に、次女は、暴言を吐いた。聞き流すことができない長女。次女の言葉を、スポンジのように胸の奥で吸い込んで、溜め込んで…
そうして…ついには…プツリと、長女の中のガマンの糸が切れてしまったのだ…
長女は「家を出たい」と言った。大学生になったら、家を出たいのだと。
「もう耐えられない」と…ママ子に、涙ながらに打ち明けてくれた。
もしかしたら、ずっとこうやってガマンしていたストレスが、受験にも影響していたのかもしれないな…
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突如訪れた、長女とのお別れの準備
正直、びっくりした。
長女は、「ママっ子」である。だから、結婚するまで、いや、就職するまでは、一緒にいられると思い込んでいた。ママ子と離れて暮らすなんて、「家を出たい」と考えているとは、露も思っていなかった。
でも、ママ子もパパ男も受け入れたよ。
「よく話してくれたね。ありがとう。もう、自由になっていいからね」と伝えた。
正直、精神的DVだったのだと思う。暴言で傷ついた長女の心を救うには、やはり離れる、距離を取ることが一番良いのだと思う。今は、それが、姉妹両方にとって、一番良い方法だ。いくら、病気だからといっても、サポートする側が心を病んでしまっては、道理が違う。
受験が終わったら、長女は、家を出るのだ。
あと数か月…ママ子は、長女との時間を過ごせるのは、あとちょっとだ。
どうしよう、って、ママ子は思った。
愛して愛して愛してやまない、ママ子の大事な長女である。すっげー寂しい気持ちになるよね。こうやってブログ書いてる間も涙が出て来て、今ティッシュで鼻水拭いたとこ。
でもね、不思議と、嬉しい気持ちも湧いている。
だって、一人で生活しようって、思ってくれたってことでしょ?
「一人で色んなことやってみたい!」って思ってくれたんだよね?
甘えんぼの、ママ~って未だにハグを求めてくる長女が…😿
やっぱ、嬉しいよね。そう思うと、ママ子も少しね、ワクワクしてきたんだ。
寂しさは、横に置いておいて、長女と離れる日まで、目に焼き付けておこう。
可愛いうちの長女のことをさ。あと数か月…長女が巣立つ日までね…。
次女の心のケアと、脱・王様状態にチャレンジ。
次女は、次女で、ずっと苦しみ続けている。対人恐怖症。人間不信。
陰で泣いているのも知っているし、夜中に眠れずに苦しんでいることも知ってる。
だから、心のケアはまだまだ必要なのだと思う。
だけど、家の中で「王様状態」でいさせることは、良いとは思えない。
病気だから、しょうがないとは思うけれど、こちら側の苦しみだったり、理不尽だと思う事は、伝えていこうと思う。次女だって、わかっているハズだから。
少しだけ改善していきたいと思ってるんだよね。
高校生になったら、幸せな生活をしてほしいな。
受験生たちを応援!あと3カ月だよっ!
世の受験生の皆様とは、少し違うタイプの戦いだとは思うんだけど。・・
ママ子も、戦ってる。うちの可愛い娘たちも、色んな思いを抱えて、頑張ってる。
まさかママ子、こんな受験シーズン迎えると思っていなかったよ。三年前はさ。
あのまま何も起こらずにいたら、
模試の結果でアップダウンしたり、判定に一喜一憂しながら、内申書の心配したり、偏差値の心配して気をもんでたのかなw
今のママ子は、憑き物がとれたみたいに、穏やかだと思う。
ある意味、一瞬翻弄されるけど(笑)とりあえず、受け入れる。けっこう上手くやれてると思う。
もう何が起こっても、大丈夫だわ。失敗しても、なんとかなるわ、ってわかったわ。
一応、ここ数年、だいぶ色々な泥水飲んでるしな。ハハハ。
親は、事実を受け止める。そんだけの、ことなんだよな。
何はともあれ、あと3カ月!!受験生、頑張れ!!ママ子は、今でも、ひたむきに頑張る受験生を心から応援している。
勉学は、宝だよ。知識は、君を、裏切らない。
今でもやっぱり、そう、信じてる。
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