入試まで20日を切り、、もう我が子との受検勉強生活も、最後になる。
足りない偏差値と、絶望的な倍率、プレッシャー。
過去問の点数も合格点に届くかどうか。そんな崖っぷち状態の、次女nanaである。
その最中、親として、必死にサポート・見守ろうとしていたママ子はイヤな夢を見た。
我が子が学校のテストを隠していたことが、バレる夢。
リアルすぎて、自分の戒めになると思ったので、記録してみました。
イヤな夢を見た ⇒ 受験直前期、自分が狂ってきたという自覚
ママ子、笑っている状況ではないことが、判明した。
受験の直前期は、
家庭での居心地が良いように、明るく我が子に接していよう。
我が子のストレスになることは、やめよう。
体調管理を徹底して見守ろう
そう心に決めて、守っていたハズなのに、
親としてのストレスと心配が原因なのか、イヤな夢を見てしまった。
入試直前のストレスMAX・・・夢の内容
ママ子の夢は、
次女nanaの、学校の悪い点数のカラーテストが大量に発見される夢だ。
小6の今。
非常にリアルであった。
「ああ、だから、通知表の成績が下がったんだね」
と、
「受検、この点数では、無理だろうなあ・・・」って、呆然とする夢だった。
実際に、低学年の頃から、悪いテストを隠していたnana@爆弾娘である。
参考:ガーン!60点?!~ランドセルの底に、ぐちゃぐちゃに入っていた答案~
テストを隠す理由は、ママ子がテストの点数に一喜一憂するからだ。わかっている。
表情に出さないように、気を使っているが、バカなママ子は、あからさまに残念な表情をしてしまうんだと思う。
しかし、公立中高一貫校をめざす以上、報告書・調査書のためにも、通知表は少しでも良い成績をとらねばならないことも伝えていた。
「隠していても、通知表には記録されるし、自分の間違いをごまかすことになる。良いことは何もないんだよ」
と、我が子に何度も伝えて来た。
しかし、見せてもらえるテストがあまりにも少ないので、現在も
「たぶん、悪い点数は隠しているんだろうな」って、もはや確認することも諦めていたんだ。
実は、報告書に記載される「通知表の成績」が悪かった…
実際に、次女nanaの、小6の2学期の成績
(報告書に記録される通知表の成績)は、イマイチであった。
1学期よりも成績が下がっていた。(←1学期が良すぎたんだけど)
正直、通知表を渡されたときに「積んだわ・・・」と思った。不合格がチラついた。
テストを見せてもらえない⇒成績が下がった
ということで、ママ子は我が子に何も言わずとも「カラーテストの点数、悪かったんだろうなぁ」と、感じていたんだ。
「私は姉のような優等生にはなれない」という妹のことば
こんな夢を見たのは、前日の次女nanaのコトバが原因だった。
ママ子:「お姉ちゃんの受験校も倍率高いけど、nanaの受験校なんて、もっともっと倍率が高いもんね。たとえ落ちたとしても、大丈夫だからね。できることをやろうね」
nana:「あのさぁ、落ちたとしても、私はhanaみたいな優等生にはなれないよ。先生とも仲良くできないし、成績だって、塾にだって、あんなふうにはできない」
妹のnanaにとって、
姉hanaの超人的な凄まじい成績と圧倒的な「優等生」としての存在が、
どれほどの重圧なんだろうか。
ママ子は必死でnanaに向き合った。
ママ子:「も、もちろん!!アンタがお姉ちゃんみたいになれ!だなんて、言わないよー!!勉強がイヤなら塾にだって行かなくていいし。成績だって、1番になる必要ない!」
お願いだから、自分をそんなに卑下しないで!!
ママ子は、必死で言葉をつないだ
ママ子:「そ、そりゃあ、アンタの将来の夢が、大学に入学することが必要なら、進学校を選べばよいし。アンタ、高校はね、トップ校だけじゃないんだよ!!
他にも都立で良い学校だって、いっぱいあるんだから!!」
頼む、アンタだけは、私のようなバカな人生歩まないでくれ。
ママ子に、そっくりなアンタは、少なからずコンプレックスがあるはずだ。
自由に、楽しい、幸せな学びに、出会って欲しい。
学ぶ事は、楽しいことなんだと、そう感じて欲しいんだ!!
ママ子:「私立は学費が払えないかもしれないから、都立高校に入って欲しいっていうお願いは、しちゃうと思うんだけど・・・それ以外は自由だよ!!」
ママ子:「部活だって、楽しんで欲しいし!」
ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ
ママ子の思いが溢れた。止まらない。伝わって欲しい。
人生、勉強ばっかじゃないんだ。
学ぶことの喜びに出会って、いつしか面白い!と思えることに出会って、人生を楽しんで欲しい。
熱弁をふるうママ子をよそに、既にノートに視線をうつし、自分の勉強に戻ってしまっていた。
小さく頷きながら。
受検に落ちるのを前提で本人に話してしまった部分、ありますた
もうね、受験生抱えて二人目になると、
ママ子も、不合格を経験しちゃってる身分になっちゃってるわけだから
参考: うちの子が不合格になった理由。
倍率の高い公立中高一貫校を受検する場合、
不合格の時の対処法も、メンタルの守り方も、すんげー鍛えられてる部分、あるよね。
「落ちても、大丈夫だから!!」っつって、次女に、上記のような熱弁をふるってしまい、
ナンか・・・もう落ちる前提みたくなっちゃった??
安心して欲しかっただけだが、
あまりに守りに入ってしまったママ子、少し反省している。
ダブル受験する場合は、親のメンタルケアもたいせつ
ダブル受験のご家庭は、親のストレスも、倍増するよね。
親としてのメンタルのケアは、自覚しておかなくてはならないと、思う。
とりわけ、我が家みたいにギリギリっていうか、
成績が崖っぷちな子と、
「本番に弱いタイプ」の子
がいる場合、なおさら、親としては両方の子どものケアが必要になる。
不安を吐き出す場所も無く、
ママ子は、イヤな夢を見るという事で、自分のストレスの大きさを自覚した。
『2月の勝者』で中学受験界の真相をズバッと言い当てた
中学受験は父親の経済力と母親の狂気
『2月の勝者』1巻
って言葉があるけど。
まさに、自分が狂っている。おかしい。って、自覚しちゃう。
情緒も不安定になるし。
感情的になる自分を、抑えられなくなることだってある。
なるほど、母親は、狂うなぁ・・・って、実感しちゃった。
我が子に対しての、親の愛が歪むだなんて。
我が子への大きな愛があるからこそ、周りが見え無くなる事、あるんだよね。きっと。
「自分のご機嫌は、自分でとる」
って、良い言葉だよね。
ああ、あたし、狂ってるわ。
って、自覚するだけでも、ほんの少しは気持ちが落ち着くよ。
「少し、落ち着こうね。一緒に我が子を信じようよ。」って自分に話しかけてみるの。
子どもは、思い通りに育たない。だから、自分を責めないで。
もう、子どもは思い通りになんて、育たない。
文武両道に育てたい、
頭の良い子に育って欲しい、
偏差値の良い学校に入って欲しい、
貧乏な苦しみを味合わずに、裕福になってほしい・・・
子育てを15年もやってきていると、あきらめがつく。カエルの子はカエル。
自分のIQが低くて、学歴コンプレックスがあって、我が子には、
そんな苦しい思いをして欲しくなくて頑張ってきたけれど、
遺伝子が絶望的なルールで人間の能力を決定してしまう事も、科学的に証明され始めている今、
もう、十分頑張った、って思える。
悪あがきも、ここまでかなぁ。
ママ子も、子育て、死ぬ気で頑張った・・・と、思う。
バカなりに、死ぬ気で。
だから、もう、自分を責めるのは、やめようかな、って思えた。
どんな結果が待ち受けていようとも、受け入れて。
受験に全力で立ち向かった我が子たちを、心から称えようと。
受験直前期のイヤな夢は、、自分と向き合う良い機会
受験直前期にアンタ、
「おいおいおい、そういう絶望的な夢見るとか、勘弁してくれよ~」
って、思うよね。ママ子もぶっちゃけ、ショックで、
また家族に、我が子に害を与えそうになった。
グッととどまることができたのは、ブログに吐き出すという行為ができたからだ。
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そして、自分と向き合う機会をつくることができた。
イヤな夢を見たら、自分がどれだけストレスを抱えていたのか、
そして、今本当に大切なことは、自分が頑張ったことを認めてやることだ。
「なるようになる」。
崖っぷちの我が家が、そうなんだ。地の底に落ちたら、這い上がるしか、ないんだもん。
他人と比較しないで、我が子だけを見つめる。受け入れる。
そのために必要なエネルギーを、
親として、我が子を笑顔にして引き上げる準備は、しておかないとね。
一番大変なのは、我が子、本人なんだもんね。
コメント
ママ子さん
ママ子さんの気持ち良くわかります
受検は相対評価になっているので仕方ないですが
絶対評価をするようにすると少し気持ちが晴れると思います
世の中競争社会ですが、なにもみんなが同じルールやレールの上で戦う必要はないですよ
昨日や1年前の自分と比べたらどんな子供も進歩しているはずです。
自分が輝けるレールを探し出すことができるためには
日々進歩することによって(場合によっては退化したり、回り道する事によって)得られると思います。
人生において無駄なことなんて何もないと思いますよ
(何もしない事も必ず何かの為になっているはずです)
まとまらなくなってしまいましたが、我が家も同じように成績が崖っぷちなのですが
そんなことを考えて淡々と毎日を送っています
後2週間余りで本番です
親としての希望は一番は本人が一生懸命やったという感覚を得て、自分の実力を出せたと思える(出せなかったというのも経験になりますが)状況ができればよいと思っています
個人的にはそれで受検は成功だったと思います。
・闇狩人さま
コメントありがとうございます!!(泣
そうですね。本当におっしゃるとおり。
他人と比較され、評価されなければならない「受検」に挑んでいるからには、仕方ないのですが、
やはりここは、
親である私たちが、我が子の成長を称えるべきなんですよね。
アドラー心理学の本を熟読しているつもりですが、
やはり自分のこととなると、全て忘れて(←ママ子がバカってこともあるんですがw)、途方に暮れちゃいました。
闇狩人さまも、入試直前期、色々お考えになっておられるのですね。
親が淡々としていることが、安定した心持でいることが、子どもにとっては何よりですよね。
あーほんと、完全に「狂気」と化してしまっている自分が情けないのですが、
あと少し、
自分を取り戻して頑張りたいと思います。
>親としての希望は一番は本人が一生懸命やったという感覚を得て、自分の実力を出せたと思える(出せなかったというのも経験になりますが)状況ができればよいと思っています
>個人的にはそれで受検は成功だったと思います。
すごい!素敵なお考えですね!
ハッとしました。
本人が「頑張った!」って思えれば成功ですよね。
おかげさまで、前向きに考えられるようになりました。
本当にいつもありがとうございます!!
ちなみに、我が家も学校を欠席させて、体調管理を万全にして、当日の試験に臨むことにしております。
闇狩人さまのコメントに救われました。
心から感謝しています。ありがとうございます!!