そろばん教室に通っている我が子。珠算と暗算を習得中。しかし、「筆算」を学校で習うようになってから、計算方法が違うから、混乱してしまうようだ。
果たして、そろばん教室は、受検の弊害となってしまうのだろうか。
そろばん教室のメリット・デメリットを綴っています。
「序」は雑文です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。
序:今日もママ子は、食欲旺盛!
バケツをひっくり返したような雨の日、外に出るの嫌だから、在宅の仕事ばっかりで。
眠くて頭の中整理できずぐちゃぐちゃなもんだから、チョコでも食べて目を覚まそうっつって。
森永ダースのチョコ、気づいたらガチで一ダース食べ終わった時の脱力感。
一歩も動かずして、甘いカロリーを所望する、我がBODY。
次、しょっぱいお煎餅が恋しくなる、我がイマジネーション。
誰かこいつをどうにかしてくれ!聞いてるだけで胸やけするわ。」
そろそろ糖尿病の心配もした方が良さそうですね
バカだな。菓子代節約すれば塾代すぐイケるんだろ。
受験に対してのそろばんの弊害について考えてみた。
以前より、コメント欄でアドバイス頂いておりまして・・・
受験を本気でしたいならば、そろばん辞めた方がいいんでないか?
ついでに漢字検定も辞めた方が良いんでないか?
ママ子も、色々と考えました。
「中学受験を本気でやるのなら、そろばんは諦めたほうが良い」
この意見には、ごもっともだと思うんですよ。だって、中学受験の勉強しなきゃ、志望校に合格しませんからね。当たり前の話だよね。いくらそろばん頑張ったって、受検には勝てない。
インターのエデュ様の掲示板のぞいてみると
・そろばんやるよりも、図形問題解いた方がいいんじゃないか。
・難解な文章問題を解くためには、そろばんのやり方が邪魔になる事がある。
・基本的な計算は他のやり方でも身につくから、そろばん以外の事に注げる部分を注いだほうが良い
インターエデュ掲示板より
などと、書かれていたりもして、非常に悩んだ事もあった。
我が子をそろばん教室に通わせた理由。
そろばんを習わせたのは、近くに安く教えてくださる先生がいらっしゃったのが、一番の理由である。安易に「そろばんできるとカッコいい」っっていうね、ママ子文系だから、理数系に対して苦手意識を持たないように。
それぐらいの理由であった。ママ子はバカだから、短絡的なんだよ。
もちろん、そろばんのメリットもたくさんあるよ。
一般的に言われているそろばんのメリット、
全珠連の公式ホームページには、
計算力
集中力
忍耐力
全珠連ホームページより
が、養われると、ざっくりご説明頂いている。
右脳を使うんだとか、頭の中にそろばんが入っていて、計算の時は自動的にそれを思い浮かべながら計算できる。とか。
小学生で段位を取っている子も非常に多いみたいで、そこまで到達できるならば、他の能力も優れていそうだな、って思う。
ママ子自身が実際に習わせてみて思う、そろばん教室のメリット
実際に我が子をそろばんに通わせてみて、感じたメリット
- 朝、晩の学習習慣が早い段階から身に付いた。
そろばんは、習慣づけすることが大事だから、毎日やらないといけないんだよね。
だから、何があっても毎日やる、っていう習慣づけをすることで、
hanaが小1の時から、朝と夜の学習習慣が身に付いた。
次女nanaも、
「そんなもんだ」と思って取り組んでいたので、
自然と学習時間が確保できたのだ。 - 試験のスタイルに慣れる。現実をシビアに感じる。
今回、次女nanaは、暗算の試験に落ちまくっているんだが
、
「やらないと、合格できない」
という事がリアルに感じられるのだ。
どの程度頑張らないと合格できないのか。
今度は合格できるのか。
自分の頑張り方を見つめなおして、試験に合わせて練習する。
この、試験に対する、「なんちゃってPDCAサイクル」
を実現できている事は感謝すべき事かな。
でもまあ、これって、通塾している子達も同じだよね。
テストのために計画して勉強して、結果出て反省して、プラン立てて・・・ってね。 - 根性がつく。
もうね、今どき、ド根性が大事だとか、
そういう時代じゃないのかもしれないんだけどね。
ママ子は「継続は力なり」を信じているんだ。
やっぱり、「やるぞ」と決めたら、最後までやり抜く事の大事さ。
「1級まで取るんだ!」って決めたら、最後までやりきる。
hanaも、6年生までかかってしまったけど、
暗算と算盤の1級を取ってから、そろばん教室を辞めた。
できなくて毎日泣いた日々。
それでもそろばんを辞めずに頑張った日々を思い出すとね。
やっぱり、中学受験は不合格だったけれど、そろばん辞めなくて
良かったって、思えたよ。
上記を見て、わかると思うんだけど、計算力云々は、あまり期待していない。
わが子が「続けたい」と言ったから、続けさせた。そんだけ。
ママ子も、やらせていて、デメリットばかりではないと思う。
そろばんの3級からは、
伝票やら、
価格の割合計算、
因数分解、
食塩濃度の問題、
面積の問題など、
算数系の応用問題にも触れられて、非常に良いな、って思った。
受験に効果があるとは、断言できないんだけどさ。
東大生のアンケートでも、「そろばん教室」が一位を獲得
参考:東大生アンケ―ト:「やってて良かった習い事」第一位は・・・?
中学受験とそろばん教室の両立を考える
ぶっちゃけね、両立は難しい。
中学受験も、愛するわが子が「やる」って言ったから、やってるんだよ。
ママ子は勉強してくれること、非常に嬉しいけども・・・
小学校では、まだまだ自然の中で色々な発見したり、沢山身体を動かして遊んで欲しいって、今でも思っている。
だけど、やっぱり、中学受験するからには「合格するために勉強する」という事が大事だとも思う。全てを投げうって、合格する道を選ぶのか。滑り止めの私立を受験させて、絶対に合格というご褒美を与えてあげられたら・・・
いや、それはアンタ、格差社会。我が家は私立中の受験ができないのだ。
明らかに、あからさまに貧乏なのだ。
義務教育してもらえるうちは、地元の中学校にも進学できるという現実があるうちは、
やっぱり私立の学校に行かせてあげられないし、都立中学校受検の高倍率を前にして、
「100%、絶対に合格する!」なんて事は言えないのだ。
試験当日インフルエンザになったら、終わりだもんね。
その事を考慮する。せめて、そろばんを続けていれば、この子の将来、役に立つかもしれない。
右脳を鍛えれば、地頭がよくなるかもしれない、ってことも、考慮する。
そろばんを継続するかどうか、次女と話し合った
次女nanaと、話し合った。
ママ子:「nana、受検勉強のために、そろばん辞めてもいいんだよ?
本当はやめたいんじゃないの?」
うつむいたnana。
この子は、表情を見せない事がちょくちょくあるんだよな。
大事な話をするときは、いつも下を向いてしまう。
nana:「辞めない・・・やる・・・」
消え入るような小さい声だ。いつもなら50メートル先まで響くドス声なのに。
ママ子:「何回も落ちて、その勉強を繰り返すんだったら、少しでも中学受験の勉強をした方が、合格に近づけるかもしれないんだよ。お姉ちゃんが1級まで取ったからって、アンタまで同じようにしなくてもいいんだよ。アンタはアンタなんだから。」
nana:「ちがうよ。私も、1級まで取りたいんだよ。ママ。お願い。続けたい。」
ママ子:「もう、ママ、暗算の試験料出せないよ。三回落ちてしまってるし、今度はnanaがお小遣いから受験料出すんだよ?それでも続けたい?」
nana:「うん・・・続けたい。最後までやる。お小遣いで試験料払うから、やらせて!」
そう言うのだ。漢字検定においても、同じである。
ママ子は「やらなくても良いよ」と言うのだが、本人は引っ込みがつかなくなったのか、「絶対にやる!」と言い張ってしまった。
意地になってしまってるんだろうか。
ママ子:「わかったよ。続けるのね。じゃあ、そろばんに合格するためのお勉強と、漢字検定と、受験勉強と、たくさんになっちゃうよ?そんなのできる?もしも、本気でやりたいのなら、ママ、もう一回スケジュール組んで、nanaがやれる範囲で、精一杯できるようにしてみるよ。」
すると、nanaが、
nana:「うん。ちゃんとやるから。全部やりたいんだよ。」
と、顔を上げて、キリリとした眉毛に似合わない、つぶらなまぁるい瞳をようやくママ子に合わせてくれた。ホッペが落っこちそうだ。目が合うと、ママ子はホッペを触って
ママ子:「うん、わかったよ。一緒に頑張ろう」
と・・・言う事しかできなかった。
結果→ そろばんも、漢字検定も、続けます!
アドバイス下さった皆様には本当に申し訳ないのですが、きっと、次女nanaの受検の後に、「ほら見ろ。」って事になると思うんですが。
ママ子は、どうしても子どもが「やりたい」という気持ちを、そのまま大事にしたい。
「ママが言うとおりにやってればいいのよ!!」
なんて、言えないんだよなあ・・・ママ子自身がダメ親だからさあ。
もしも万が一、中学受験が不合格だったら、
そろばん&暗算の一級と、
漢字検定で頑張ってきた事は、資格として残るから、
って、そういう予防線みたいなのを張っているのかもしれない。
ママ子はマイナス思考だからね。
中学受験不合格で、そろばんも漢字検定も、何も残らないんじゃ、本当になんかもう、可哀想に思えちゃってさ。
だから、本気で中学受験を考えている皆さんは、そろばん教室を継続しないほうが良いのかもしれない。両立は、死ぬほど大変ッス。
我が家も、本当は5年生までになんとか1級を取って卒業させてやりたいと夢見ていたんだけど・・・どうやら現実になりそうもないんだよなあ・・・(;^_^A
最後に「あの時、辞めなくて良かった・・・続けてて良かった・・・」
って、遠い目をして思い出してくれたら、嬉しいな、って思う。
逆だったら、すげー悪い事したなあ、って思うけどさ。
「あの時、なんで無理やり辞めさせてくれなかったのよ!バカなママなんて嫌い!!」
なんて言われるかもしれないしね(;’∀’)
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追記:2019年、次女は、そろばん教室を辞めました
その後の話になって、すみません。
次女nanaは、1級を取得する前に、そろばん教室を辞めました。
理由は、両立ができなくなってしまったから。
「受験勉強に集中したい」という、次女nanaの思いもあった。
ずぅーっと、ずっと、言い出せなかったんだと思う。
長女hanaが、1級まで取得している珠算を、自分が辞めるだなんて、言えなかったんだ。本当にかわいそうなことをした。
ママ子が「辞めてもいいんだよ」と、言ったら、泣きながら頷いた。
悔しくて悲しかっただろう。
根性で続けてたぶん、すごく辛かっただろうと思う。
ママ子は、そんなnanaを、心から尊重するし、応援していきたいと思っている。
コメント
ママ子さま、こんにちは。
限られた時間、資源の中で受験勉強を頑張る。それで良いのではないでしょうか?
正解はないと思いますよ。何年後かに振り返ったときに後悔しないように過ごせれば良いのでは?
長女は、nanaちゃんに比べたら習い事はしてないに等しいのですが、
ハムスターと遊んだり、家事や下の兄弟のお世話しながら、自由に受験勉強してもらってます。
ウチも塾を辞めなきゃ成績がもっと上がってたかな?とか考えたりしますが、
塾代高い上に、睡眠時間が異常に短くなったり宿題で押しつぶされたりするのは本末転倒だと思って、退塾。
現在、家の中が色々助かっているし(私が仕事で帰宅が遅いのです)、
長女なりに自分で計画立ててやっているので、予シリ・ベネ自学で頑張りますという感じです(^^)
まあ、成績は現状維持ですが。
あ、でも算数が本当に正解率が高くなってきました!
辞めた塾では応用ばかりやって苦しんでいたんですが、
今はベネ(6年3月号まで進みましたよ!)で自分で基本を学んで攻略ワーク解いて
予シリ・演習問題集をやると基本問題はほぼ完答、練習問題も正解率7割近くになってきました。
しかも、本人が満足そう&無理がないみたいです(^^)
きっとウチもこのライフスタイルで後悔しないと思います。
人生は中学受験後も続くわけですから、(^^)
・ひなさま
ありがとうございます~!
お嬢様の普段の生活・・・惚れ惚れするほど素晴らしいですね!自分で計画を立てて無理なく学習されていて、それが着実に身についておられて
。算数だけではなく、これからどんどん成績も上がって来るんじゃないですか?
算数の解説を自分で読んで解けるのは、そうとうすごいと思います。
うちのhanaは、四年生の頃、ベネッセの中学受験講座の算数は、難しくてヒーコラ言ってやっていました。だから、ひなさまのお嬢様は、それ以上に予シリもされているので、我が家からしてみたら、雲の上の存在です。
無理なくできるのが、一番ですよね!
我が家のhanaは、今現在も塾から帰宅して、向かい側で学校の宿題をやっています。部活があると、宿題をやる暇がなく、このままどうなってしまうんだろう・・・って少し不安に思うのですが、今の生活をとても楽しんでいるようなので、様子を見ています。
後悔しないやり方を模索しながら、自分の子にとって一番良い方法を見つけていくこと。
こうやって、親も試行錯誤しながら、進んでいくしかないんですよね(;^_^A
励まして下さって本当にありがとうございます!勇気が湧いてきました。
こんちは〜〜
そんだけやりたいと宣言するなら、やらせてみるしかないですね。目標を作ったら、それを達成するための期限管理をしっかり決めないと、いずれ受かればいいや、となってしまう人もいるので、何月の試験で何級、一年後に何級、とか大目標の期限、小目標の期限をそれぞれ決めてやらせてみてください。
それを実現できるなら、中学受験でも結果出せるはずですよ。
大変そうだけど頑張れー!
・フンメルノート様
いばらの道を選んでしまいました。バカのくせに。
せっかく親身になってアドバイス下さっていたのに、本当にすみません。バカ親の子に産まれた我が子たちが不憫でなりませんが、こんな風にしか、ママ子は対応できませんでした。
>何月の試験で何級、一年後に何級、とか大目標の期限、小目標の期限をそれぞれ決めてやらせてみてください。
↑
そうですね!!!!(゚∀゚)さすがフンメルノート様です~!!!!
やるからには、ダラダラ何回も試験に落ちていては、いけませんよね。ここは肝に銘じて、頑張っていきたいと思います。
ああ・・・
次落ちたらどうしましょ。(;’∀’)
ママ子さん、初めまして(^o^)
最近このブログを見つけていつも更新楽しみにしています。
うちは上の子が横浜市の公立中高一貫校に通ってます。
上の子は小さい頃からピアノとそろばんをやっていて今も続けてますよ。
勿論受検時も継続していて、受検日の前日のピアノのレッスンも休まず行きました。
(ピアノの先生が休まないんですか⁉って驚いてました)
皆さん受検前に辞めたり、秋位から休止されていたりしていたようですが、本人がそんな考えが全くなく普通に通わせてました。
学校の先生にも公立の中高一貫校はどんなに頭が良い子でも確実に合格できる保証はないから、不合格だった時に「不合格だったけど、自分は受検勉強もそろばんもピアノも全部頑張った」って自分自身に言い訳ができると言われました。
逆に辞めさせて不合格だった時のダメージが心配だとも。
なので私は本人が続けたいと言うなら続けさせてあげればいいと思います。
陰ながら応援していますね♪
・るんるん様
はじめまして!
コメントありがとうございます!!とっても嬉しいです!
横浜の公立中高一貫校に、お子様が通学していらっしゃるとは・・・本当に素晴らしい!尊敬します。
何度、銀本で横浜の学校の問題を解いたことか・・・(遠い目
あの難関を突破して合格を勝ち取ったんですね。
お子様がそろばんとピアノをやっていらしたとは!それもまたびっくり。
きちんと両立されていたのですね。本当に頭が下がります。
>不合格だった時に「不合格だったけど、自分は受検勉強もそろばんもピアノも全部頑張った」って自分自身に言い訳ができると言われました。
逆に辞めさせて不合格だった時のダメージが心配だとも。
↑
このお言葉で、私とnanaの選んだ道に、少し自信を持つことができました。
応援ありがとうございます。
高校受験で、我が家も志望校を勝ち取って、長女hanaの笑顔を見られるよう、私も頑張ります(*^-^*)
次女nanaの事も・・・気持ちをもっと通い合わせて、後悔のないよう、頑張りたいと思います。
ママっ子さん!私もそろばん続けて何が悪いの?って感じです!私の従妹はそろばんとピアノを続けながら難関中高一貫校へ、そして、知り合いのお友達は公文を塾も両方してました(^^)
私の会社で、そろばんの得意の人がいて、その人は本当に凄いですよ!確かに、中学受験にはそろばんは必要ないだろうし、これから受験勉強するのに、そろばんに通う時間や労働が大変になるかもでしょうが、スポーツしていた男の子は灘に入学となりましたよ(^^)
うちの娘は英語が得意で、もうすぐ3級検定をチャレンジ!!私立中学受験を検討してるのに、英語の勉強に時間を使ってます(笑)
それぞれの目指すところ、方向があるので、どれが
自分の家族に合っていて、どう進むのかはママっ子さん達が決めた事が正しいのですよ(^^)
学ぶ!事に弊害なんて…無いと…思うのですが…。
私はママっ子や可愛いハナちゃんナナちゃんを一生懸命も応援してますね!
たくさん悩みながもお互い進みましょうね(^^)
・いちご様
ありがとうございます~!バカな選択だと思いつつ、やっぱりこういう結論に達しました(;^_^A
それよりなにより・・・お嬢様、すごいですね!!!
四年生で英検3級にチャレンジとは!うちの子・・・アルファベット大丈夫かな・・・(~_~;)
英語がそれだけできるって事は、絶対に武器になりますよね。検定は自信にもつながるだろうし、本当に羨ましいです。受験の時に、有利になるとも聞いています。
お嬢様も、頑張っていらっしゃるんですね。
うちのnanaは、去年に引き続き、合唱もやりたいと言い出して、もうトランス状態です。
ママ子、なるようになれ~!って、脱力してしまいました(;^_^A
それもまた人生・・・ですよね。
もちろん、受検勉強も頑張ります。
本人が、少しだけ逞しくなってきたような気がするんです。
やりたい事ばっかりやってるからなのかもしれませんが・・・
これで、もう少し勉強の方が上向きになってくれたら最高なんですけどね(;^_^A