勉強嫌いの子が自学自習するまで。

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勉強嫌いの次女nana@小学5年生。小6の入試の日は待ってくれない、排水の陣。
いよいよタイムリミット。
最後の、受検するしない問答で、nanaの気持ちが変化した。

ママ子の最後の作戦とは?
試行錯誤の末に、次女nanaと本気で向き合った記録です。

※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。

序:アラフォー女子、本気の転倒

ドッスーン!!
ママ子、本気で死ぬかと思った。今、負傷中。両足に傷当てパッドと湿布して。骨折れてないみたいだから病院行かないけど。貧乏だからアンタ、病院行ってる場合じゃないけど。

「すっ転ぶ」という行為を、誰よりも華麗に具現化した様子を見た現場の皆さん、おめでとうございます。ママ子が公衆の面前でアンタ、膨張してる身体を乗せた自転車がツルっと。バナナ踏んずけたみたいな、あのツルっと感を自転車でアンタ。

ドーンとスっ転んだところに、クロネコのヤマちゃんがアンタ、ママ子の後ろで急ブレーキ。
完璧なスーパーマン・ポーズのママ子、
顔だけは守って必死にアゴあげた。

バカなポーズから動けないでいると、
クロネコボーイが駆け寄って来て、「大丈夫ですか?」つって。

ママ子の可哀想な自転車を起こしてくれて、
すんげー優しく接してくれた・・・

幸い、歩ける、自転車に乗れる。
すげえーママ子、この体重にして救急車を呼ぶことなく生還。

手袋破れただけで済んで良かった・・・

レインコート着てたから、
普段買えないユナイテッド・アローズの一張羅のコートは守り抜いた。
(2,3年前にバーゲンで買ったやつ。)

膝がドクンドクン、ジンジンしてるのに、会議に出席。
しかも、すんげー早く到着しちゃってんの。

なんでだよ。ズタボロの状態で早く着いて。

内容全くわからないのに真剣顔もお手の物。

・・・

「おいおい、本題はいつ始まるんだよ」

「前置きが長く、内容は非常に稚拙ブログというのは周知の事実です。」

「肉布団が役に立ったな、乙!」

あーほんと、前置き長くてごめんなさーい!!
つーか、この話止まんないよ。続きあるのになー!アッハ!!
なんつって、今日も元気にいってみます。
中学受検勉強を塾無しで頑張っている、次女nanaチャンのお話。
小学5年生3学期から、急に自学自習が定着してきました!

その原因と、変化について、記録しています。

小5の2学期スタート時(9月)⇒まだ勉強嫌い

小5の2学期は、いつも通りの再スタートを切った次女nana。

「いつも通り」っていうのは、勉強する時間は、
ママ子が見てる時だけ
あわよくば韓流アイドルのCDやDVDを見たり

「二月の勝者」っつー中学受験漫画を読んだりしているnana。

小2の頃とほぼ同じ過ちを繰り返す小5女子

そして、
2学期の最初の方のテストは、
100点がちょっとで、
後は、90点台、80点台、さらには75点という、
受験生としてはあるまじき点数が!!
しかも、100点はすぐに見せるくせに、
他の点数のものは、
しっかりとランドセルの中の秘密のファイルにゴターっと溜まっていた。
たまたまママ子がお友達に頼まれ、
時間割チェックしようとランドセルを開けたら発覚したのだった…

なんか、同じこと、数年前にもあったよね???

100点のテストをもらって帰って来る時に、

ママ子:「テストは返ってきたらすぐに見せなさいよ~!
溜め込むと後がめんどくさいし、
自分のためにもならないよー!」

と、再三言っていたのに、隠すというチョイスをしちゃうあたり、
さすがママ子の娘だね。

なーんて、感心している場合ではない。
非常にマズいでしょ、
今のままじゃ、中学受検の「ちゅ」の字も無いわ!!
つーことで、ママ子は一念発起!!

ママ子、「ゴルアァあああ!!!」という怒号をぐっとこらえた。

さすがに学校のテスト75点は、ショック。

受検勉強は、6年生の範囲に進んでいたし、
しかもnanaの得意の理科でその点数は酷いと・・・。

公立中高一貫校を目指す場合は、学校の成績が非常に大事になって来る。本当に、その志望する学校にもよるが、
オール5、すべてが一番良い評価
くらいの成績を取っておかなければ、合格は難しいのだ。

少なくとも、我が家はそう。

長女hanaの時にも実感したが、
学校のテストは「基礎だ」と安心したり、
どんなに熱心にプリントやったところでも、
月日が経過すると学習した内容は忘却の彼方。忘れてしまうのだ。

学校のテスト前に「やること」も提示していたのに。

繰り返し基礎を確認することは大切だと、
ママ子は痛いほどわかっていたつもりだった。

次女の時は、しっかりと対策を取っておこうと、
「テスト前にやること」も提示していた。

学校の授業で単元が終わるごとに、
進研ゼミの「テストばっちり問題集」をやって、
教科書等と照合して学校のカラーテストは高得点を狙いたかった。

しかし、nanaの言い訳によれば、
抜き打ちテストも多いらしくて
テスト対策をいつやるべきか把握することが難しかったらしい。

うわぁああん、授業ちゃんと聞いておけよー!!と、突っ込みたくなる言い訳である。

子どもを責めず、チェックシート作戦。

ママ子は、思った。
やっぱり、心から合格する!っていう意思が足りないんじゃないかと。

ハッキリ言って、それに尽きる。

塾無しで勉強しているから、孤独・情報も無い・ライバルもいない。
このハンデを背負って、受験勉強をしていくのは本当に大変なのだ。

二回目だから、よくわかるんだよ。


nanaは、「どうせ自分は無理」だと思っているのではないかと。

そんな気持ちでは、勉強も捗らないし、ましてやあの難関都立中に合格できるわけがない。

ママ子、考えた。
根本からの意思確認をせねば、ずぅーっとnanaは、苦しい気持ちと焦燥感だけで、中学受験が終わってしまう。ツライ気持ちと、ツライ結果で終わらせるわけにはいかない。

【 ママ子の勉強意識改革大作戦 】

とにかく、責めない。怒らない。
どっちかっていうと、
「チミが、受験したいって言ったんだよね?」
「誰のための受験だったっけ?」
「つーか、そもそも本当に受検したいのかい?」

っていう3つを確認したかった。
そして本気で覚悟を決めるには、今回がタイムリミット。

①我が子の気持ちを再確認チェックシート

覚悟を決めるきっかけになるよう、
ママ子は「チェックシート」を作り、項目ごとに、
現実を把握して努力できるかどうかを、
もう一度考えてもらうようにしてみた。
下記のような項目を作って、チェックボックスにチェックを自分で行うことで、しっかりと自分と向き合え、意思を明確にすることができる。

「受検勉強のためには、大好きな韓流アイドルを我慢しなければならないことが多く出てきます。あなたは韓流アイドルより中学受検を優先できますか?」

「日々よく頑張っているのですが、現在の学力では志望校のレベルに届きません。こなす課題を増やさなければ合格のレベルに到達するのは難しいです。それでも中学受検をするのですか?」

姉と同じ人生を歩まなくて良いのです。
勉強以外でも、あなたがやりたい事を、
母は、全力で応援したいと思っています。
それでも受検をしたいのですか?」

ママ子の受験意思確認チェックシート(一例)

など。他にも具体的な項目を挙げた。

ママ子は、中学受検推奨派ではない

そもそも、ママ子は、nanaに受験させたくなかったのだ。

ママ子の「絶対に中学受験をさせる!」という意思もなく、
本気でnanaが合格するという意思がはっきりしないまま、
中学受検の勉強を続ける事は不可能である。

今のまま突っ走って、
「合格判定Ð」
「志望校を変えた方が良い」と、
自己肯定感がどんどん低くなってしまうのは避けたいと思ったのだ。

公立中を満喫して、
自分のレベルに合った高校に行くことは、自然なことだし、
nanaにはそれが合っているように思えるからだ。

②「なぜ100点が取れないか考えてみよう」

ママ子は、100点が取れない理由をしっかり考えるべきだと、
お手本を示そうと思って、本気で文章を書いた。

nanaの現在の気持ちをママ子が推測し、以下の目的を挙げた。
・100点という点数に固執する事は重要ではなく
・本物の理解を得て欲しい

「その都度100点を目指すのではなく、学習範囲を理解し、応用できる力をつける事が一番大事だ」

というような内容を、
色々検証したり偉いセンセーの文章を簡単にして小論文を書いた。

今後のことを、親子で一緒に考える

nanaにも一緒に考えてもらおうと、
空欄を作り、意見を書いてもらった。
A4一枚分程度。
理解できるかどうかを段落ごとチェックマークをつけてもらい、
難しいと思う部分は口頭で話をしてみた。

「議論が必要」という部分も設けて、
nanaがどう思うかを聞きながら、
一方的にならないよう、話をしてみた

このチェックシートと小論文を、ママ子はnanaに渡した。
チェックシートを音読してもらい、チェックしてもらった。

nanaは、やっぱり、それでもまだ、中学受検をしたいと。

そういう答えが返ってきた。

nanaの涙。ママ子は、毒親か?

ツライと思う。
矛盾してると思う。
本当は勉強嫌いなのに、
ママ子のために無理しているのかもしれないと思った。

「毒親に合わせなければいけない娘の話」とか、
最近本で読んでいるよ。
nanaにとって、ママ子は毒親なのか。
ママ子のための受験なら、本当に、本当にやらないで欲しい。

タイムリミット。最後の「受検するしない問答」。

ママ子:「本当にそれでいいの?受検勉強やめたっていいんだよ?アンタが幸せになれる事なら、ママ、応援するんだよ?勉強だけじゃないよ?」

nana:「受検勉強続けたい・・・」

蚊の鳴くような。聞き取れないような声。
本当にそう言ったのかもわからない。

ママ子:「ん?今、なんつった?大きい声で言ってごらん。
大丈夫だから」

nana:「受検したいんだよ。地元の中学には行きたくないんだよーー」

泣き出した。

ママ子:「お姉ちゃんの行ってる地元の学校は、すごくいい学校だよ?アンタだって、きっと楽しいと思うよ。
近いし、ママも安心だよ。それなのに、遠い学校に行きたいの?」

nana:「あの学校がいいんだよぅ・・・」

大粒の涙がポロリ。
ふっくらとした頬を流れる。
こんなに可愛いほっぺちゃんを泣かせて、
ママ子、何やってんだろ、って思う。

でも、たぶん、
自分の現状把握と、
意思を見える化することにより、
自分の中のモヤモヤがすっきりしたんじゃないかな。

それからのnanaが、ママ子が驚くほど、変化したのだ。

2学期後半のnanaは、凄かった・・・

2学期も後半になると、
nanaは、自分で計画を立て、
スケジュール表に書き込んだ。

ママ子の示した学習計画表のカレンダーと照らし合わせ、
「できること」
「改善したほうがいいこと」
自分で考えてママ子に交渉してきた。

nana:「ママ、〇〇問題は、
もう一つ単元進めそうだよ。
その代わり、こっちの国語は、もう少し時間欲しいな。」

ママ子:「オッケ!!じゃあ、国語はママと一緒にやろう。
少しでも進められるといいね。作文もあるしね。」と、対応。


漢字検定4級は、2月の頭に受けるので、
その学習も合わせてやっていかなければならない。
漢検4級の受検はnanaが自分から受けたいと言い、
11月から少しずつ勉強してきた。

驚異のその後、100点ラッシュ!

計画を立てて学習することが、少し楽しくなってきたみたい。
ダイソーで買ってあげた、スケジュール帳が、真っ黒だ。

その後のnanaは、
カラーテストは100点がほとんど。
95点だと、非常に悔しがるようになった

もちろん、都立中を目指している子達は、
成績表の評価のために、カラーテストは常に100点が当たり前で、nanaは、まだまだ受験できるレベルに到達していない。
それはわかっている。

だけど、自分で学習したことが結果となってあらわれる事が、とても嬉しいようだ。
学校の先生も、塾に行っていないnanaの家庭学習帳を、
丁寧に見てくださって、遠まわしに褒めてくれる。
たまにはこっそりとほめてくれる。それも、本当に有難い事だった。

本当の意味での、自学自習をめざす。

ママ子の願いはただ一つ。
nanaが、自分で「学ぶことは楽しい」と思ってくれることだ。

受験勉強は過酷で、なかなか「楽しんで学習」だなんて、悠長なこと言っていられないけれど、
「今の自分に必要である」と納得して勉強するようになってくれたんだと思う。

また、スランプの時期が来るかもしんない。
いや、絶対来ると思う。

ママ子は今回、
雷を落とすことなく、やり場のない怒りやくやしさを、
チェックシートと小論文を作る事にぶつけ、、nanaに提案してみた。

すぐに感情的になるママ子は、本当にダメな親だし、
もっと他に良いやり方があるのかもしれないけれど、

nanaへの向き合い方も、長女hanaの時と同様、
試行錯誤でやっていくしかないと思う。

ママ子の試行錯誤が、少しでも子供のためになればいいな、って思う。我が家の中学受検の学習は、
自己肯定感をしっかりと持てるようになることが目標だ。

「自分はダメだ」なんて思わない勉強を、続けていきたいって思う。

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