つつつ、ついに!ママ子、派遣のお仕事をすることになりますた!ブランク約20年。子育てや家事と両立できるのか…期待と不安で豊満なボディが揺れてるっス。今回は、面談から初出勤までをレポートしていきます。
※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。
序:ネット上のハイスペ保護者を見て落ち込んだ話
我が子の情操教育に完全に挫折し、受験戦争なんて事柄は遠い世界になっているママ子。
もうね、学力だとか受験だとか、そんな事を口に出すのもおこがましい。
そう思っていたわけよ。
そんでもやっぱ、某Xとかでさ、教育ネタが出るとアンテナが働いてしまい、ふと「戦記」様とか「knockout」様とかのポスト見ると、やっぱ筋金入りのハイスペック保護者様はちげえな!!とか思うわけであります。
遺伝子だよ、遺伝子と財力。諦めてるけどさ、この格差はさすがに埋まらねぇな、って思ったわ。絶望したわ。こんなバカ親が、我が子の中学受験やろうとかトップ校に入学させようだとか、考えたらダメだったんだな。我が子をコントロールして自分の思い通りにしようだなんて、本当に最低だったよな。なんでママ子は当時、「できる」「イケる」って思っちゃったんだろう。
うん、知ってる。自分がバカだから。自分を客観視できなかった。推測・予測というものができないのよね。
当時から読者全員がムリだとわかっていた。安心しろ。
思い出して落ち込む暇があったら、働きましょう。
知ってた。身の程知らずの親が教育虐待してる毒親ブログだろ?
アァーン、きっつい言葉を並べないでよ…ママ子、いつも過去の自分の過ちを悔いて落ち込んでるんだからさぁ😿
なんて…凹んでばかりもいられない。
ド貧民ママ子。老後だとか我が子の今後の学費だとか、色々経済的に厳しくなってきておりまして…やっと…派遣登録して働くことにしましたよっ!
アラフィフ未経験で、採用してもらえるんか?!面談から採用、初出勤までを記録しています。
賃料アップ?労働者不足?派遣の時給が高い件。
あのさ、ママ子、ずぅーーーっと外で働いてみたくて、求人サイトを見てたのよ。もう、10年以上も閲覧だけはしてたの。無料登録も。
そんで、最近すごく思うの。
派遣の時給、すげえ高くないか?東京だからなの?時給1800円の仕事とか、マジで夢が広がるっつーの。
ママ子の場合は家庭の事情があってフルタイムで働くことができないので、単発の事務の軽作業などをすることになるから、そこまで高い時給にはならないけど、そんでも1300円とか、1400円とかさぁ。
昔に比べると賃金高くなってるよね?高齢化社会で労働者不足してるんかな。介護業界なんて、即採用されるって、ママ友さんも言ってたよ。
ちなみに、時給1800円系の職種は、専門職、総務、事務やコールセンターが多い。未経験でも派遣会社によってはこの時給で採用してもらえる。
アラフィフ未経験なので、ハードルを下げました
ママ子はアラフィフの未経験っつー、ポンコツ中のポンコツなんで、いきなり時給1800円には飛び込めない。やっぱり、低い所から少しずつステップアップが大事だよね。
他の派遣の応募で「経験ありまっす!」って言えるように、一番最初の仕事は、あらかじめ希望の時給を1300~1400円ぐらいに下げて、簡単な事務作業系の派遣(しかも短期とか単発狙い)に応募した。
・未経験OK
・初めての派遣OK
・短期間
こんな感じで応募してみた。
ちなみにママ子は大手の派遣会社ではなく、少し小さめの会社に応募した。
理由は、希望の職種がその会社だったから。
慣れて来たら、大手の派遣会社にも登録しようと思っている。
手続きは書類はメールで送信。面談はzoom。
事前にメールで履歴書と職務経歴書を送信する。そして、Web面談が行われた。
家にいながらにして面談できるのがマジで有難い。
Zoomは、会議などで使い慣れていたので、安心。
ママ子のスペックとしては
・コールセンター経験あり(ブランクあり。20年以上前)
・パソコンは会計ソフトなどの入力ならできる(1分間に300字程度)
たぶん、これだけ。こんなポンコツで採用されるのか、すごく不安だったけど、面談時に即採用された。たぶん、小さい会社だったのと、タイミング的に「急募」していたのであろう。
5年前からほんの少しお仕事に近いことをやってるんだけど…こっちはフリーランスなのでお金稼げるかっていったら雀の涙ほど…、だから、企業で仕事するのは結婚後初めて。
<関連記事> 40代の社会進出。貧困主婦の旅立ち。
※採用された理由として挙げられるならば、ここ数年で取得した資格がまあまあ多いことと、ボランティア経験があるという事かなぁ…と勝手に思ったけど、どうだろうね。面談では「できる範囲で(笑)なんでもやります!やらせてくだせぇ!」みたいな熱意は、伝えておいた。
ラッキーとしか言いようがない。人によってはアラフィフは「落とされる」とか聞いた事があるから覚悟していたけど、高齢化社会の現代において、アラフィフはもはや「若手」と言われる年代なのかもしれないと思った。
世のアラフィフママさんは、勇気を出して応募してみて欲しい。とくに東京は、採用率高いと思うマジで。
ドッキドキの初出勤。同僚や先輩、社員さんの雰囲気
もうね、ママ子、死ぬほど緊張した。
電車と地下鉄乗り継いで、初出勤。満員電車でもみくちゃにされた。人とあんなにくっついたの久しぶり(^▽^;)
通勤時間はドアtoドアで1時間。
今度はマジで、ちゃーんと仕事した時間のぶん、お給料が貰える仕事だ。
最初の印象。「これでお給料もらえるの???」
マジでびっくりしたんだけど、これでお給料もらえるの?ってぐらいの軽作業。
PTAの仕事を思い出したよ。あのさ、PTAの仕事は時給出した方がいいぜ、マジで。
そのぐらい、PTA役員の仕事と比較しても、楽な仕事であった。
ママ子の場合は、事務系の軽作業だったんだけど(封筒開封とか)、マニュアルもあったし、説明がすごく丁寧で、一つ一つ先輩派遣の方が教えてくれたし、仲間にも確認しながら進められたので、本当に良かった。
間違えないようにだけ気を付けて丁寧に仕事すれば大丈夫だよ。
最初はゆっくり、少しずつ仕事を覚えていけば大丈夫。
なんてすばらしい世界なんだろう、って思った。
こんな楽しい事、もっと早くやっておけばよかったって、すごく思った。
派遣先の雰囲気は?人間関係は???
派遣先でのトラブルもあるというのを、色んな媒体を見てチェックしていたので心構えをしていたが、ママ子が行った場所は、とてもあたたかな職場であった。
基本的に社員さんは派遣の皆さんにすごく優しかったし(軽作業で派遣の人数がすごく多いからかも)
同じ作業をする派遣仲間の皆さんも、マジで天使のように優しかった。初心者のオバサンに、こんなに優しくしてくれるんだ、って嬉しくなったし、何よりも同年代っぽい女性の皆さんと、こんなに楽しくおしゃべりできるなんて久しぶり過ぎて…孤独な日々を過ごしていたママ子は、嬉しかったよ~(泣)
同僚の皆さんに、「けっこう仕事ありますか?」とか、「他にどんなお仕事してるんですか?」とか、色々聞いてみたりしてね。
少し冷たく感じるような人もいたけど、悪い人じゃなさそうだし。挨拶のみで、こっちから話かけなければOKな感じだから、ママ子は全然気にならなかった。
派遣のランチタイムの過ごし方。
軽作業系で大人数なので、基本的に自分の席で食べる。
外にランチをしにいく人も多くいるし、もう仲良しグループができているので、グループで食べる人も多い。
ママ子はボッチ飯が全然平気な人間なので、おにぎりかサンドイッチを家で作っていき、食べる(食費も節約)。若しくは、その場で仲良くなった派遣さんとご一緒させてもらうこともある。
お昼の休憩時間は、
株の状況をチェックしたり、本読んだり勉強したりして過ごす。
若しくは一緒になった派遣さんとおしゃべり。どっちも楽しい。
お昼以外にも休憩が入るから、なんかもうね、すごく時間が早く過ぎてく感じがすんの。
家でダラダラしてるより、ずっといいわ。
何よりも短期間で終了ってところがもうね。しがらみも無くて有難いよ。
しばらくしたら、また別の派遣に申し込んでみようかな、って思いますた。
ワーママにとって一番つらいのは、家事。
あのさ、仕事に出て思ったんだけど、家事がマジでつらい。
毎朝5時起き。いや、4時50分かな。
ママ子、もともとご飯つくるのが、けっこう苦手って言うか…料理が好きなわけじゃないので、苦しいながらも毎日ご飯作ってたのよ。家族の健康のために。
だけど、派遣の仕事を始めたら、掃除も洗濯物干しも、食事作るのも、マジですごく大変になった。
掃除は玄関のタタキだけは拭きたいって思ってたけど、それも無理な日もあるし。
掃除機かけるのも朝の時間に余裕があったらかけられるけど、時間なければその日はかけられない。
けっこうそれがストレス。
パパ男は昔からごみ捨て担当してくれてて、洗い物もやってくれる時はあるけれど、仕事で早い日とかはもうね、ママ子がワチャワチャやらなくちゃならない。
おかずは、作り置きできるものは作り置きしたりしてみたけど、難しいんだよなぁ~。うち、みんな大食いだから、足りないんだよ…💦
結局、業務スーパーの冷凍餃子やシュウマイ買ってみたりしたけど、あまり美味しくなかったしなぁ…
スーパーのお惣菜買ったこともあるけど、高いよね(号泣)
ご飯問題が本当につらい(ノД`)・゜・。
フルタイムで毎日働いてるママさんを尊敬するよ…
マジでご飯とかどうしてんの?
ネットで調べて「夕飯は1品だけ作る」戦略でいってみる
結局、ご飯問題の解決法をネットで調べて、ママ子が真似できそうなものは、
「1品だけ作ってみる」ってこと。メインでも副菜でもいいんだけど、茹でるだけとか、そういうのでいいから、とにかく1品だけは手作りしようって決めた。
あとは、買ってきたトマトを切って出す。レトルト使う。総菜買ってくる。
そうやってやり過ごすしかないよね。
あと、朝食に焼き魚の日を増やしてみた。(魚はまとめ買いして冷凍、前の日に冷蔵に入れて自然解凍)我が家の朝食はお昼の「おにぎり」持参する人のために和食なんだけど、味噌汁とご飯と、焼き魚(その他メインになるのが、納豆や目玉焼き、絹上げ素焼き)と超テキトーなサラダ。
もうさ、子供達も高校生と大学生になりゃあ、何食べても良いような気もするんだけど…
健康だけはね、ママ子が子供達にできることの最後の砦みたいな気がして、できることは、やってるんだよね。
未来のために、少しずつ働いてみる
今までは、子育てに全身全霊注いできちゃったけど、さすがにこれからは、自分の未来のため、そして、次女が万が一「進学したい」って言った時の学費のために、働いてみたいな、って思ってる。
でも、扶養から外れると税金と保険と住民税が高くなったりするし💢
日本は、女性を働かせようとしてる割に、所得制限だとか規制や縛りが多くて、全然自由に働けないところが辛いんだよね。
でも、それでも今回、働いてみて良かったって感じてる。
何よりも、社会に出たことで、少しでもお金を稼げたことが、自分の自信につながった。ポンコツで、デキる仕事も少ないけれど、自分も稼げるんだ、って思えたところが本当に良かった。
子供達が巣立ったら、マジでフルで働きたい。
こうなったら70過ぎてもバリバリ働けるように、スキルアップを頑張っていきたいっす。
マジでボケないように気を付けないとなぁ…
※後日談 最終日に社員さんにお声がけ頂いた話。
えーっと、無事、短期間の派遣の仕事が終わりまして…
単発で短かったけど、すごく良い企業さまで働かせていただいた。社員さんは優しいし、派遣の先輩方も、びっくりするぐらい良い方々ばかりで、ママ子の人生の運を全部使い切った気がする…そんな日々ですた。
中盤からは、自分のやりたい仕事もやらせてもらえて、マジで生きてるって実感した。男尊女卑からの脱出。女性の社会進出。本当に仕事が楽しかった。
派遣の最終日、驚くことが起きた。
一つ目は、一緒に働いていた派遣さん達から付箋にメッセージを頂いたこと。ファイルにこっそりくっついてて、びっくりした。本当に素敵な方々に出会えて嬉しかった。朝からウルウルしちゃった。一人にはお返事書けたんだけど、もう一人は前日が最終日だったらしく、会えずにサヨナラ…派遣って一期一会だよね。また会えたらいいのにな。
そ、そ、そ、そして…二つ目は、
社員さん:「次の仕事…決まった?もし良ければ、ママ子さんにお任せしたい仕事あるんだけど。週5で●カ月、働かない?」
ええええええええええええ?!社員さんから直々にお声をかけてもらった!!
ウッソ?こんなこと、あんの?マジであんの??
アラフィフのポンコツ。社会不適合者&社会のゴミ=ママ子に、そんな好条件のオフィスワークのお仕事を紹介してくれんの?スキルアップのチャンスじゃん!!
ねえ、社員さん、神?マジでサイ&コー。この出会いに感謝!!
もうね、すぐにイエスって言いたかった。そんなプロポーズ、人生最大のモテ期かと思うほどの嬉しさとともに、マジでイエス。ママ子的には、ヘドバンするほどのイエス。
人生、そんなにうまくは行かないのよね…
だけど…実は、私生活で、ここ最近で色んな出来事が起こったのよ。マジで、ママ子の人生、ウマく行きかけるといつもこうだ。改めて、ママ子が立ち向かわなければならない問題を抱えることになったんだ。
ママ子は、週5も、家をあけられない。それはもう、仕方のない事だし、責任の問題だし、なんていうか、ママ子自身ではどうにもならないことだ。
だから、社員さんには本当に感謝の言葉を申し上げて、泣く泣くお断りをしますた。
これでいいんだ。ママ子に選択肢は、無い。女性が子供産んでバリバリ働くって、やっぱ難しいんだわ。色んなものを犠牲にしなきゃならない。ママ子みたいに、色んなシガラミっつーか、責任抱えて生きる人にとっては、とてもとても、難しいんだわ。
さて…またいつものぐうたら生活に、戻るか…
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