いじめ初期、先生に相談した結果…

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高校入学後、次女がクラスメイトの女子に無視され始めた。いじめの始まりか…?
どう対処したらいいの?前ブログの続編として、いじめ対策のほんの一例ですが、ご紹介しています。今、苦しんでいる、どこかの誰かのヒントになりますように。

※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスルーしてくださいませ。

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序:ママ子、酒を控えようかと思ってる話

べべんべんべん♪
デブにちは。皆さま、ご機嫌うるわしゅう。

ねえ、ちょっと聞いて。
最近いや、ここ1年かな、毎日酒飲んでた。油断してたわ。料理しながら酒飲むっつー、キッチンドランカー。
最低な母親だとお思いでしょうが、酒は薄めて飲んでるし(水とハイカロリーのジュースで)べろべろになるまでは酔わないので、まあ、自分では、それだけが癒しの時間っつーかね、晩酌のつもりで飲んでたのよ。両はまあまあ多いけど。

そんなある日、ママ子は急遽、証明写真が必要になった。SNSマスターの娘たちが不在だったので、仕方なくパパ男に撮影を依頼した。我が家の白い壁をバックに、パンツ一丁+上だけリクルートスーツっていうバカみたいな姿で、iPhoneで撮影してもらったのよ。

写真に映った自分の顔を見て愕然とした。いや、すげー悲鳴上げちゃった。

顔が、顔があぁああああああああ

なんつーの?自分の老いを客観的に見せつけられた。ううん、そんな生易しい言葉じゃ表せないほど、顔が汚かった。老化現象どころか、どこか病気なんじゃないか?ってぐらい、目の下のクマとか、くすみとか。フルメイクばっちりしてたのにもかかわらず、だよ?

本当に驚いた。顔が汚いオバサン…誰これ?あたし、こんな汚いの?
ショックでショックで、マジで色白美人のママ子の顔がドス黒くなってて、絶対これは酒のせいだとピンときた。

酒飲むと肝臓が悪くなる⇒顔がドス黒くなる。って聞いたことある。ちょっと今、本気でお酒を控えようかと考えてる。
ママ子、自分でも驚いたけど、美容>酒、ってことらしい。

アンチ1
アンチ1

どさくさに紛れて自分の事を色白美人と書く時点で不細工決定だなw

アンチ2
アンチ2

月に一度のエステと高級美容液で美白ケアをしております。もちろんお酒はたまに…たしなむ程度です。

アンチ3
アンチ3

酒以外にも大量のスナック菓子とジャンクフードも控えろよw

アーン、そんなに禁止されたら、ママ子の好きなもの全部だめになっちゃうじゃん(つд⊂)エーン
大好きなお酒も度を越して飲むのはダメだよね。
ちょっと控えてママ子のお肌を改善できるように、依存度を減らそう!って話。
さて今日は、我が家の次女の人間関係について。

いじめ初期の対応って、先生によって全然違うことを実感したよ。
今回はほんの一例をご紹介。こんなケースもありました、という事実を記録しておこうと思います。

いじめや学校の人間関係で苦しんでいる人のヒントになるといいな…

友人関係の悩みを、先生に相談すべきかどうか

前回のブログ⇒ 何故うちの子はいじめられるのか?

こちらで、次女はすごく悩んだし、過去のいじめのフラッシュバックに苦しめられ、鬱状態に逆戻りしそうになってた。

いじめの何が怖いかって、「またいじめられるかもしれない」という恐怖と警戒感で、冷静さを欠いてしまい、マイナス思考に陥る。いじめの恐怖は、子供の心を壊し永遠にその恐怖を抱えながら生きていかなければならないことだと思う。

いじめに発展する前の段階で、次女はクラスメイトの女子から無視されていたわけだが…

「無視された」ことを検証し、確信に変わるまで。

次女は、何度も何度も無視されている事が本当かどうか、検証した。
いじめのトラウマを抱える自分の思い込みではないのか?
自分の思い過ごしかどうか、検証すべく、毎日無視する子に挨拶をしたし、話しかけた。

すごく、辛い辛い検証であったが、何度も次女は確認したらしい。無視する女子(H子)の眼つき、態度。
繰り返すごとに、それが確信に変わっていった。

びっくりするほどあからさまに、、無視され続けたのだ。

もうこれは、黒だ、と、次女は思ったそうだ。そして、ついに、自分で行動にうつすことにした。

信頼する担任の先生に、自分で相談しに行った!!

なんと、ママ子も驚いたのだが、次女は、自分で職員室に行って、担任の先生に相談をした。

高校入学で一番ラッキーだったことは、担任の先生に恵まれたことであった。次女は、担任の先生が大好きであった。学校の先生を「いい人」だと言ったのは、高校生になって初めてだ。それまで次女は、歴代の担任の先生に心を開くことはなかったし、先生たちには不信感しか抱いていなかったのだ。

その先生に、「H子さんに無視されている」と、打ち明けた。

先生は、彼女の家庭が複雑で問題が発生しており、現在、彼女自身がストレスを抱えて友達と話したくないと思っているらしいという事情を、話したが、次女は、食い下がった。

何度も検証した。自分だけが無視されている

という事実を先生に話して、理解してもらった。そのうえで、先生は本人に話をしてくれると約束してくれたんだそうだ。

なんだか、うちの子、強くなったよね…
もう二度と、辛い目に遭いたくない、過去の自分に戻りたくないという強い意志があったからこそできた事なのかもしれない。勇気を出して、頑張って自己主張して、本当に偉かったと思う。

無視されていることを先生に相談した結果…

今回は、本当に初期に気が付いて、対処したことが功を奏したのだと思う。

先生が加害者H子に話をすると、H子は

誤解ですぅ~!全然そんな事してません!誤解を解きたい!」と言っていたそうだ。

H子は、クラスの中で「良い子」を演じていたが、先生もそこは見破ってくれて「明らかな無視を胡麻化している時点で黒だな」と思ってくれたらしい。

次女は、

「自分の事を嫌うのは仕方がないが、みんなの前で無視するのはやめてほしい」と主張した。
担任の先生は、この言葉を伝えてくれたのだと思う。

相談後、変わったこと…

次女が先生に相談して、先生が加害者H子に話をした次の日から、次女へのあからさまな無視が、なくなった。H子は、次女を無視しなくなったそうだ。

H子は、本気で次女の事が好きではないor気に入らなかったが、周りを巻き込んでいじめをしようとは思っていなかったのかもしれない。

まだまだ今後、いじめに発展するか、嫌がらせがどうなるかはわからない不安は続くが、とりあえず、いじめに発展しなかった事が幸いであった。先生に相談して良かった一例として、記録しておきたい。

H子のようにちょっとしたイジワルだったら、初期の段階でいじめの芽を摘むことはできるのかもしれない、と、思った。

いじめ対策は、ケース・バイ・ケース

ママ子、今回のことでいじめの初期段階の対策として、先生に相談することもやはり大事だと思った。

小さな事でも、子供の人権侵害に関わることだと思うなら、相談すべきだと思った。

信頼できる先生なら、子供が先生に直接相談するということも、我が家では良かったと思っている。

親が関与する時の注意点

ママ子は今回、この問題に関与しなかったことが、良かったと思っている。

でも、どうしても本人の口で言えなかったりして、親から先生にいじめ相談をするケースも多い。

ここでママ子は、いじめ問題初期段階において、親が関与する場合の注意点を挙げておきたい。

・先生と生徒の信頼関係を崩さないように、気を付けること

・誤解が生じないように、先生と話す内容は、子供と十分に打合せを行うこと

先生への「いじめの相談」に親が関与する場合の注意点

この2点を特に気を付けておきたい。

過去の反省を話しておくと、

ママ子が関与すると、どうしても大事になるし、娘との意見の食い違いだったり、先生からの伝え方のニュアンスが変わることで、娘と先生との信頼関係が崩れてしまう可能性があるのだ。

捉え方が違っているまま、子供と先生との間に入ってママ子が説明をする場合、本当に誤解を招いてしまったことがある。そして娘は、先生に敵意を抱いたし、心配してくださる先生の思いも、娘にはまったく伝わらなかった。

そして、娘のいじめ問題は、解決しなかった。担任の先生の力量もあると思うのだが(自分の保身に走る先生が多い)、難しい問題であるがゆえに、先生に相談すべきかどうかは、子供が信頼している先生かどうか、というところを見てから考えた方が良いのではないか、と思った。

この先生だったら、相談したいな…」という先生に出会えるかどうかは、本当にもうさ、ガチャだよね、運としか言えないけれど。

それだけいじめ問題は、深刻化するし、隠蔽されやすい事案である。

記録をとって、証拠をつかめるなら証拠をつかんで、これ以上傷つかなくて良い状態に

持っていけるよう、全力で自分を守ってほしい。

一人で抱え込まないで!!

とにかく「いじめ」や、いじめ初期段階の状態で悩んだ場合は、一人で抱え込まず、相談できる場所に相談しよう。しかも、一か所ではなく、色んな場所に相談してみてほしい。

ママ子は、娘がいじめに遭っていた時、学校や教育委員会では埒が明かず「人権相談」に電話相談した。
そこでは「学校がいじめを認めないと動けない」と言われたことが、とても悔しかった。

学校が認めないと動けないだと?じゃあ、学校が対処してくれないときはどうしたらいいんだ?と。

それでもあきらめず、色んな所に電話をして、話を聞いてもらった。

結局、中学時代のいじめ問題は解決できず、苦しい思いをしたが、ママ子は学校側に文書を書いて先生たちに訴えたよ。我が子の無念を、訴えた。いじめ調査は、これ以上傷つきたくないという娘の希望で中止したんだけど、それでも我が子はこんなに辛い思いをしたのだということを、学校側に訴えた。

なんの意味もないし、ただのモンペと思われたかもしれないけれど、それでも「いじめがあった」という事実を、先生に訴えた。動いてくれる先生なんて、誰もいなかったけどさ。そりゃ当たり前か…

学校から逃げても、いいから。

とにかく抱え込まず、色々な場所で話を聞いてもらう事が大切だ。知恵を貰えるところからは、知恵を貰って。そして、解決しない場合は、逃げて欲しい。死ぬほど苦しい思いを抱えて行く価値のある学校なのかどうか、考えて欲しい。命を削るほど苦しいのならば、逃げてくれ。

マジで、命が大事。

死を選ぶまえに、親も我が子を守ってくれ。マジで。

我が家は、学校から逃げた。

そして、大事な娘の命を守った。

今は、本当にそれでよかったって、心から言える。

過去の愚かなママ子だったら、顔をしかめるような偏差値測定不能の高校に入学した…
そんでも、
素晴らしい先生にも、素晴らしい友達にも出会えた。偏差値なんて、クソくらえだと思ってる。今はマジでそう思ってる。

だから、今、学校でいじめを受けて苦しい状況にあるのなら、逃げて休んで、自分を労わって、傷ついた心を癒してほしい。

元気になるまでは、傷ついた心を守ってほしい。いつかかならず、動き出せる日が来るから。

それまでは、親も子も、「これでいいんだ」って、悔し涙を流しながらでも今の状況を信じて生きて欲しい。

今の日本では、悲しいけれど、いじめ被害者を排除して加害者を守るいじめ対策しかできてないから。

この国の愚かさを、認めつつ、負けないで生きて欲しい。
いじめ加害者がのうのうと推薦もらって普通の優秀な学校に進学して、幸せに暮らしてる、そんな世の中だよ。日本は腐ってる。
でも、
幸せをつかむべきは、君たちの方だよ。いじめ加害者じゃない。

絶対に。絶対に。

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