PTA問題については、熱く思いを噴出させているママ子。2021年、現在のPTAの必要性や、役員をやった時のメリット・デメリットを日本テレビ『スッキリ』のPTA問題特集と、独自の調査を含めて、まとめて記録していきます。
※「序」はご挨拶文(駄文)です。お急ぎの方はスル―してくださいませ
序:エリート校のPTA役員・委員決め
愛すべき皆さま、ブヒョにちは(こんにちは)。
尿漏れパッドの消費が冗談抜きで止まらない・・・
いつも何らかの理由で家計を圧迫しているママ子です。
やっぱさ、エリート高校だと、委員決めも、びっくりするぐらいスムーズに決まるんだよね。
つーか、高校生の保護者ともなると、子育てに落ち着いていたり、色々経験して、既にPTAを理解していらっしゃる方も多いので、ママ子は憤慨することなく、シレーっと、この「委員決め」のコーナーをやり過ごすことができた。
エリートママさんって、やっぱカッコいいよね!!
特にPTAの仕事内容も聞かずに(若しくは上のお子さんが在校生なのかも)
エリートママ:「あ、やりまーす。」
みたいなさ。
周囲のママさんから「おぉおおお」
パチパチパチ・・・・っつって、拍手が起こる。
もう、これの繰り返しでササーっと、決まっちゃったわけ。
「誰もいなけりゃ、ママ子だって・・・・」
と、前夜に腕上げとセリフの練習してた自分がすげー恥ずかしいわ。
・・・
「ママ子がエリート校のPTA役員だとォ?不信任票が殺到だな!!」
「やめてください。組織の品格が問われますので、静かにしていて頂けませんか」
「どうせ自分が仕事できなくてPTA撲滅しろ!とか騒ぐんだよな?バカは引っ込んでろ!」
あーん、もう、
ママ子だって、自分から火の海に飛び込むような事しないってばぁ~!
来年も、ワンチャンあるかもしれないので、前夜の腕上げ練習だけはしとくかな!!w
今日は、保護者にとっては、最大の脅威・・・PTA問題について!
2021年4月、日本テレビ『スッキリ』のPTA特集からの情報と、PTAの必要性、役員さんのメリット・デメリットを記録しています。
日本テレビ『スッキリ』で「PTA役員決めに不満続出!」
録画で視聴した、日本テレビ『スッキリ』のPTA問題の放映。
だいたい、
15分~20分くらいの尺だったので、
短くて「もっと聞かせて~!!」と思ってしまったんだけど…
毎年恒例の役員決めについて、やはり今年も、以下のように保護者の不満が爆発していた。
「役員が決まるまで教室から出られない」
「決まらない場合は問答無用でくじ引き」
「ポイント制で、必ず役員や委員などをやらなければならない」
「役員ができない理由を全員の前で説明&承認を得なければならない」
2021年4月27日放映:日本テレビ『スッキリ』PTA役員決めに不満続出!より
など、
いまだにPTAという組織は、任意のボランティア団体とは名目だけで、強制的な組織であるという意見が多い。
何度も申し上げているが、ママ子は、現代のPTAという組織には、かなり疑問を抱いている。
関連記事はこちらです
⇒保護者案件・PTAまとめ
解決策としては、難しい問題だが、
「お金をかけて業務委託」
「地域の人を巻き込んで、保護者以外の人にも関わってもらえるような体制をつくる」
『スッキリ』番組内で出たPTA改善案
などという意見が、ママ子的には賛成意見であった。
PTAの業務委託については、何年も前からママ子が声を大にしてお願いしている件である。
一方、大塚玲子さんというPTA関連のジャーナリストの方の意見に、
「PTAの活動は、その都度募集する、人が集まらなかった場合は廃止」
というものがあった。
これには、
「誰が募集すんの?」といささか疑問が湧いた。募集すんのにも手間がかかるよね?
募集する文書作って、集計とって・・・
PTA会員を統制して、都度募集する団体を作らなければ、役員だけが負担が増えると思われる。
お手伝い・役割の振り分けや、その都度募集する機関がなければ、
結局役員だけがお手伝いや企画運営を強いられてしまうという事態になる。
これだけは、絶対に避けて欲しい。
なーんつって、
もしかしたらこの意見は、大塚玲子さまが依頼されて事前に文書で出してくださったコメントだけの紹介だったので、
大塚玲子さまのほうにも、補足事項があるかもしれないよね。
PTAのプロでいらっしゃるんならね。
そもそもPTAって必要なの?
ママ子は、以前からこんな怖くて理不尽な団体、
大嫌い!不要!
だと思っていたのだが、(詳細ご希望の方は過去記事参照してください)
⇒貧乏と奉仕の心~PTAに思うこと~
よーくよく、調べてみたら、一概に大声で「PTAは不要!」とは、言えなくなりました…トホホ
PTAって、政治的発言権がある、って、知ってた?
自分の子どもの学校のPTAは、それだけの団体じゃなかったってこと。
地域のPTAをとりまとめる、デカい団体があったの。
PTA連合だとか、PTA協議会とか、そういう団体があったの。
そういった団体が、地域のPTAの声をまとめて、教育委員会に要望を出せるんだ。
学校の施設(クーラー設置とかトイレの修繕とか)を、
予算から出してもらえるように、
要望を出せる、っていうモンがあるらしい。
マジか・・・
クーラー無いと、子ども達大変だもんね・・・
って思うと、なんだかPTAという団体そのものを
全否定しづらくなったママ子がここにいます。
子ども達や、先生方・学校内を”見守る”役割
いじめ問題や、学級崩壊など、閉鎖的な学校を、見守るという役割が、
保護者やPTAだとすると、
これが全て無くなったら、不安・・・だよね。
老人ホームの虐待事件のような事案が起こってしまう可能性もある。
学校側がどんな教育を行っているか。
子ども達がどんな様子で授業を受けているのか
しっかり見守り、コミュニケーションをとっていくことは、保護者・PTAの役割なのかなあ・・・って気もする。
しかし、これについては、
学校側がセキュリティ対策をしっかりしたうえで
「いつでも学校の様子を見に行ってもオーケー!」にするのはどうか。
今は、コロナ禍ということもあり、学校内がすっごく閉鎖的なんだよな。
授業参観も中止になるから、保護者としては、ものすごく不安。
教育活動の風通しをよくしてもらう事で、
地域社会の中にある「学校」の位置づけを見出しても良いんじゃないかな・・って思う。
必見!PTA役員のメリット・デメリット
PTA役員をやるうえで、メリット・デメリットを、一例として明記しておく。
ママ子が今まで読んだ本や雑誌、メディア・討論などに含め、独自の侵入調査(ママさん達の雑談等)をひっくるめて総まとめしてみたので、記録していきます。
PTA役員のメリット
それではメリットから話していきます。
あのね、圧倒的なデメリットの酷さを乗り越えて、このメリットだけでPTA役員できる!って方がいらっしゃったら、スゴイと思う。
ママ子、尊敬しますよ。
一般的なPTA役員のメリットは、
・先生と顔見知りになれる・会話が増える
一般的なPTA役員をするときのメリット
・学校の様子や仕組みがわかる
・ママ友や地域のお知り合いが増える
(公道等でも声掛けしてもらったり、子どもを見守ってもらえる)
など。
でもね、ママ子が思うPTA役員のメリット。
もう少しありそう。
ぶっちゃけ、
メリットの面からすると、「中学生の役員はメリットがある」という声もある。
その理由は、明確。
内申点へ、遠回りのアプローチだ。
もちろん、学校によってさまざま、先生方個人によってもさまざまなので、明確に断言できることではないのだけれど、ママ子が侵入調査して話を聞いてみると、やはりこういったアプローチでの成功者(PTA役員経験者)も存在するようなので、一応、記録しておく。
先生とのコミュニケーションを取りやすくすることで、成績や進路の相談をする、話しやすい雰囲気を作るのだ。
役員の活動で先生方と会うたびに
「この保護者は、学校のために尽力してくれる、貢献してくれる人だ」
というイメージを先生に植え付けられる(ように、しっかり努力もする)
もちろん、役員やってるからといって、横柄な態度でオラオラの立ち振る舞いをしてしまっては、
「うるさいモンペ」と、先生方に思われてしまう可能性もあるけども。
某先生:「役員の保護者と生徒の名前は、しっかり覚えています」
と話す先生も存在するので、
生徒数の多い学校や、
顔と名前を一致させるのが難しいと思う場合は、
デメリットをよーーく考慮したうえで、
腹くくって
役員にチャレンジしてみるのも一案だと思います。
PTA役員のデメリット・・・ありすぎて爆死
もう、言わずもがな。
これはもう、どの本を読んでも、インターネッツの凄惨なエピソードを見ても、こころが痛い思いであります。
・保護者同士のトラブル
・無償労働
・人権侵害
・搾取・搾取・搾取の嵐・・・
PTAに片足突っ込んだ経験のあるママ子ですが、
本当にきつかったのが、無償労働と、時間の搾取でした。
仕事と両立とか、マジ無理。(←特にママ子はバカだからかもしれないけれど)
マジで、自殺者出てもおかしくないほどに、精神的苦痛を強いられることもある、
情報収集する中で、そう、本気で思った。
しかし、
ママ子がまだ幸せだったのは、一緒に頑張った仲間が良かったという幸運があったので、不幸中の幸いだった。
メンバーによる!という、正解。
PTAやるんだったら、メンバー次第ってところ、ある。
気心知れたお友達と一緒にやったり、
「あの方、素敵だな。仲良くなりたいな」
と、思ったメンバーがいる場合は、チャレンジしてみる価値はあるのかもしれない。
なんかもうね、全部結局は、メンバーなのよ。仲間次第なのよ。
イイ人が一緒にやってくれると、自然とプラスの空気がながれちゃったりするのよ。
結論:PTAは一度壊して組織のあり方を全面的に変えるべき!
結論として、PTAは、「一度全部ぶっ壊して、現代に見合ったカタチに変えるべき!」である。
ママ子の現時点の考えは以下である。
(上記のスッキリで出た改善案も参考にさせていただいています)
・業務委託(NPO団体・文部科学省などで組織をつくる)
保護者に丸投げ状態の現実を見直す。・保護者が役員をやる場合は報酬制
役員さんにはお給料を支払って、「お仕事」として労働してもらう。・保護者だけでなく、地域全体の人々が参加できるようにする
・やりたい人だけやる
強制無し。以上。
入社試験とか実行して、すごい立派な組織を作れば、
よっぽど、地域の優れた良い人材が、集まりそうなんだけどなあ・・・
子ども達に、質の高い教育を提供してあげられると思うんだけどなあ・・・
教員の、先生方の、負担が減ると思うんだけどなあ・・・
片寄った考えや、色々な主張が氾濫しているPTAを改革するには、国が動かないと、ダメだと思います。
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